JPH0722482U - 離脱機構付きコネクタ - Google Patents

離脱機構付きコネクタ

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JPH0722482U
JPH0722482U JP5817393U JP5817393U JPH0722482U JP H0722482 U JPH0722482 U JP H0722482U JP 5817393 U JP5817393 U JP 5817393U JP 5817393 U JP5817393 U JP 5817393U JP H0722482 U JPH0722482 U JP H0722482U
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connector
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mating
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detachment mechanism
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徹 橋口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相手側コネクタとの嵌合を離脱させる際、相
手側コネクタが離脱方向への慣性力によってフレームか
ら抜け落ちるのを防止した離脱機構付きコネクタを提供
することにある。 【構成】 コネクタ3は相手側コネクタ2に接続される
複数のコンタクト11bを配設したベースインシュレー
タ11と、ベースインシュレータ11に組み合わされ離
脱機構部を備えたフレーム31とから形成され、フレー
ム31は相手側コネクタ2を嵌合離脱方向に案内する案
内溝33a,34aを設けたガイド部33,34を有
し、ガイド部33,34の案内溝33a,34aに相手
側コネクタ2と弾接するバネ部33d,34dを形成し
たことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、嵌合状態にあるICカード等の相手側コネクタを離脱する為に用い る離脱機構を有したコネクタに関し、特に離脱時に、ICカード等の相手側コネ クタの飛び出しを防止する機能を有した離脱機構付きコネクタに関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の離脱機構付きコネクタ(以下コネクタという)として、図6に 示すコネクタが知られている。このコネクタ1は、相手側コネクタに接続される コンタクト11bを配設したベースインシュレータ11と、ベースインシュレー タ11に組み合わされる離脱機構部を備えたフレーム12とから形成されている 。
【0003】 この離脱機構部はフレーム12内にスライド可能に組み込まれたプレート13 と、同じくフレーム12内に中央部が軸着され回動自在に組み付けられたレバー 14と、フレーム12の一側に相手側コネクタの嵌合離脱方向に、移動可能に組 み付けられた離脱用のイジェクタ15とからなり、レバー14の一端をプレート 13に、他端をイジェクタ15にそれぞれ軸着して構成されている。又、プレー ト13には、その先端部に相手側コネクタの嵌合先端面と係合する爪部13aが 設けてある。
【0004】 図7(a)は相手側コネクタ2をコネクタ1のフレーム12の挿入口12aよ り挿入し、ベースインシュレータ11に嵌合させた状態を示している。この状態 から図7(b)に示す如くイジェクタ15を嵌合方向に押すと、レバー14が回 動しレバー14に係合されているプレート13を離脱方向に移動させる。 この時、プレート13の先端に形成された爪部13aが相手側コネクタ2の嵌 合先端面に係合し、コネクタ1から相手側コネクタ2を離脱させることができる 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の離脱機構付きコネクタによると、コネクタ1から相 手側コネクタ2を離脱させる時、相手側コネクタ2が離脱方向への慣性力によっ てフレーム12内を移動し、フレーム12の挿入口12aから飛び出し、抜け落 ちて破損するという不都合があった。
【0006】 本考案は上述したような欠点を解決する為になされたものであり、相手側コネ クタを離脱させる際、相手側コネクタが離脱方向への慣性力によってフレームか ら抜け落ちることのない、飛び出し防止機能を有した離脱機構付きコネクタを提 供することにある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
本考案によれば、相手側コネクタとの嵌合を離脱させる離脱機構を備えた離脱 機構付きコネクタにおいて、上記離脱機構付きコネクタは上記相手側コネクタの 嵌合離脱を案内する案内溝を設けたガイド部を有し、上記案内溝に上記相手側コ ネクタと弾接するバネ部を形成し、上記相手側コネクタの飛び出しを防止した離 脱機構付きコネクタが得られる。
【0008】 以上の如く構成された本考案の離脱機構付きコネクタでは、上記相手側コネク タを離脱させる際、相手側コネクタが離脱方向への慣性力によって上記ガイド部 を移動しようとすると、上記バネ部と相手側コネクタとの弾接によって生じた摩 擦力が相手側コネクタの離脱方向への移動を阻止するため、相手コネクタがフレ ームから抜け落ちることのない飛び出し防止機能を有した離脱機構付きコネクタ を提供できる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図1乃至図3を参照して説明する。図において 従来例と同一形状、同一目的のものについては同じ符号を用いてその詳細な説明 を省略する。
【0010】 本考案のコネクタ3は、相手側コネクタ2に接続される複数のコンタクト11 bが配設されたベースインシュレータ11と、ベースインシュレータ11に組み 合わされ離脱機構部を備えたフレーム31とから形成されている。この離脱機構 部はフレーム31にスライド可能に組み込まれたプレート13と、同じくフレー ム31に中央部が軸着され回動可能に組み付けられたレバー14と、フレーム3 1の一側に相手側コネクタの嵌合離脱方向に移動可能に組み付けられた離脱用の イジェクタ15とから構成される。
【0011】 又、フレーム31は連結部32と、連結部32の左右両側に設けられたガイド 部33,34とを有し、ガイド部33,34の対向する内壁面には、プレート1 3及び相手側コネクタ2を嵌合離脱方向に案内する案内溝33a,34aが形成 されている。 ガイド部33,34の側壁33f,34fは連結部32の後端側から後方へ延 出し、その先端にベースインシュレータ11に係合する係合腕35,35を延設 している。
【0012】 案内溝33a,34aの上壁33b,34bの係合腕35,35側に、嵌合離 脱方向に沿って切り欠き33c,34cが設けられ、この切り欠き33c,34 cによってバネ部33d,34dが形成されている。バネ部33d,34dは基 端側を残して上壁33b,34bから切り離され、相手側コネクタ2の厚さ方向 に弾性変位可能に形成されており、先端には案内溝33a,34a内に突出する 突起33e,34eが設けられている。 尚、突起33e,34eと案内溝33a,34aの底壁間の寸法dは、相手側 コネクタ2の厚さ寸法bよりも小さく設定されている。
【0013】 又、フレーム31の連結部32の先端側には、レバー14の中央部に設けられ た軸孔が嵌合しレバー14を回動自在に軸着支持する支柱36が設けられ、且つ 、一方のガイド部34の側壁34fに隣接して、イジェクタ15を相手側コネク タの嵌合離脱方向に移動可能に収容保持する収容室37が形成されている。レバ ー14の一端の長孔14aとプレート13の突起13bが枢着係合し、また、レ バー14の他端はイジェクタ15と軸着係合しており、これにより、イジェクタ 15の移動とプレート13の移動とがレバー14の回動を介して連動する。
【0014】 図3(a),(b)はコネクタ3に相手側コネクタ2を挿入した状態を示す平 面図、及び側面図である。即ち、相手側コネクタ2をプレート13上に重ねるよ うにしてガイド部33,34の案内溝33a,34aに差し込んで行くと、相手 側コネクタ2の先端がバネ部33d,34dを弾性変形させつつ突起33e,3 4eを上方へ押し上げ、突起33e,34eを通過した後ベースインシュレータ 11に嵌合する。
【0015】 次に、相手側コネクタ2とベースインシュレータ11との嵌合を解除する際は 、イジェクタ15を嵌合方向に押すことによりレバー14を回動させ、プレート 13を離脱方向へ移動させる。この時、プレート13の爪部13aが相手側コネ クタ2の嵌合先端面に係合し、ベースインシュレータ11から相手側コネクタ2 を離脱させる。その場合、相手側コネクタ2が離脱時の慣性力によってフレーム 31内を離脱方向へ移動しようとすると、相手側コネクタ2にはバネ部33d, 34dの突起33e,34eとの弾接によって、移動を阻止する方向に摩擦力が 働き、フレーム31から相手側コネクタ2が脱落するのを防ぐことができる。
【0016】 図4及び図5は本考案の他の実施例を示している。 即ち、図に示したコネクタでは、ガイド部33,34の案内溝33a,34a の側壁33f,34fにバネ部41,42を設けたものであり、バネ部41,4 2は、背面側に形成された切り欠き43,44内へ撓むことによって、相手側コ ネクタ2の幅方向に弾性変形することができる。尚、バネ部41,42の先端に 形成されている突起41a,42a間の寸法cは、相手側コネクタ2の幅寸法a よりも小さく設定されている。
【0017】 図5(a),(b)は相手側コネクタ2がフレーム31内に挿入された状態を 示し、バネ部41,42が相手側コネクタ2の側面に弾接している。 その為、相手側コネクタ2をベースインシュレータ11から離脱させる際には 、バネ部41,42と相手側コネクタ2との弾接によって生じた摩擦力により、 フレーム31から相手側コネクタ2が抜け落ちるのを阻止することができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案は以上の説明から明らかなように、相手側コネクタが挿入されるガイド 部の案内溝に、相手側コネクタと弾接するバネ部を設けたものである。これによ り、相手側コネクタを離脱する際、相手側コネクタが離脱方向への慣性力によっ てフレーム内を離脱方向へ移動しようとすると、相手側コネクタには上記バネ部 との弾接によってフレーム内の移動を阻止する方向に摩擦力が作用する。この為 、相手側コネクタを離脱させる際、離脱方向への慣性力によってフレームから相 手側コネクタが脱落する恐れのない、相手側コネクタの飛び出し防止機能を有し た離脱機構付きコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す分解斜視図
【図2】本考案の実施例のコネクタを示し、(a)は一
部断面した平面図、(b)は一部断面した側面図
【図3】図2のコネクタに相手側コネクタを挿入した状
態を示し、(a)は一部断面した平面図、(b)は一部
断面した側面図
【図4】本考案の他の実施例のコネクタを示し、(a)
は一部断面した平面図、(b)は一部断面した側面図
【図5】図4のコネクタに相手側コネクタを挿入した状
態を示し、(a)は一部断面した平面図、(b)は一部
断面した側面図
【図6】従来のコネクタを示す斜視図
【図7】(a)は図6のコネクタに相手側コネクタを嵌
合させた状態を示す斜視図、(b)は相手側コネクタを
離脱させた状態を示す斜視図
【符号の説明】
1,3 離脱機構付きコネクタ 2 相手側コネクタ 33,34 ガイド部 33a,34a 案内溝 33d,34d バネ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側コネクタとの嵌合を離脱させる離
    脱機構を備えた離脱機構付きコネクタにおいて、上記離
    脱機構付きコネクタは上記相手側コネクタの嵌合離脱を
    案内する案内溝を設けたガイド部を有し、上記案内溝に
    上記相手側コネクタと弾接するバネ部を形成し、上記相
    手側コネクタの飛び出しを防止したことを特徴とする離
    脱機構付きコネクタ。
JP1993058173U 1993-09-22 1993-09-22 離脱機構付きコネクタ Expired - Fee Related JP2597283Y2 (ja)

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JPH0722482U true JPH0722482U (ja) 1995-04-21
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030076911A (ko) * 2002-03-23 2003-09-29 엘퍼스크 주식회사 착탈형 스마트 카드 리더

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JPS63241887A (ja) * 1987-03-27 1988-10-07 三菱電機株式会社 外部機器用コネクタのicカ−ド受入構造
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JPH01219979A (ja) * 1988-02-29 1989-09-01 Nippon Chemicon Corp Icカード排出時の保護装置

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