JP4414589B2 - 電気コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レセプタクルコネクタとプラグコネクタの嵌合状態を保持又は解除するロック機構を備えた電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電気コネクタは機器側に装着されるレセプタクルコネクタと該レセプタクルコネクタに嵌合可能なプラグコネクタとから成っており、該プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタとの嵌合状態を保持又は解除するためにロック機構を備えているものがある。
【0003】
図6〜図9は、従来のこの種の電気コネクタが示しており、図6及び図7はレセプタクルコネクタ1を示し、図8及び図9はプラグコネクタ2を示している。
【0004】
前記レセプタクルコネクタ1は、金属製で略円筒形状のシェル3の奥側に絶縁ケース4を圧入し、該絶縁ケース4に所要数(図7では8本)の雄端子5の保持部6を圧入し、構成されている。前記シェル3の手前側には、所要数(図7では3個)の球7が半径方向に移動可能な状態で保持されていると共に内側に突出したキー突起8が形成されている。また、前記シェル3には、中央部分にフランジ部9が形成され、該フランジ部9より奥側にワッシャ10を介してロックナット11が螺嵌されている。すなわち、前記レセプタクルコネクタ1は、前記フランジ部9と前記ワッシャ10で機器側の取付パネル(図示せず)を挟持し、前記ロックナット11を前記フランジ部9側へ締付けることにより、前記取付パネルに固定される。
【0005】
一方、前記プラグコネクタ2は、金属製のシェル12の先端側に絶縁ケース13を圧入し、該絶縁ケース13に所要数(図9では8本)の雌端子14を圧入し、構成されている。前記シェル12の外面には所要数(この例では3個)の凹部15が形成されていると共に前記キー突起8が嵌合可能なキー溝16が形成されている。そして、前記シェル12の外周には、金属製で略円筒形状のコード管17が固着され、該コード管17より先端側にスプリング18を介して金属製で略円筒形状のリング19が軸方向に摺動可能に設けられている。また、前記コード管17の基端側は絶縁材料製のブッシング20により覆われ、前記コード管17の先端側、前記スプリング18及びリング19は金属製のスリーブ21により覆われている。前記スリーブ21は前記リング19と共に軸方向に摺動可能であり、前記リング19の先端側への摺動範囲は前記スリーブ21の内面に形成された段差部22により規制されるようになっている。さらに、前記リング19と前記シェル12の間には円筒状の嵌合空間23が形成されている。
【0006】
このような構成において、前記電気コネクタを取付けるには、前記キー溝16が前記キー突起8に合致するように、前記プラグコネクタ2を前記レセプタクルコネクタ1に挿入する。前記レセプタクルコネクタ1側のシェル3は前記嵌合空間23に嵌合し、前記球7は、前記プラグコネクタ2側のシェル12により内側への動きを拘束されるため、前記リング19に当接し、前記スプリング18の弾性力に抗して前記リング19を基端側に摺動させる。前記プラグコネクタ2をさらに挿入すると、前記球7は、前記凹部15に嵌合し、内側へ移動する。これにより、前記球7と前記リング19との当接状態が解かれるため、前記スプリング18の弾性力により、前記リング19は先端側に摺動し、前記段差部22に当接し、前記プラグコネクタ2は前記レセプタクルコネクタ1にロックされた状態となる。
【0007】
一方、前記電気コネクタを取外すには、前記スリーブ21を基端側に摺動させる。前記リング19は前記スリーブ21と共に前記スプリング18の弾性力に抗しつつ基端側に摺動し、前記リング19の先端が前記球7より基端側に位置すると、前記球7は半径方向の動きの拘束が解除されるので外側に移動する。これにより、前記球7と前記凹部15との嵌合状態は解かれるため、前記プラグコネクタ2を前記レセプタクルコネクタ1から抜脱させることが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した従来の電気コネクタでは、ロック機構が複雑であり、構成部品点数が多く、コストの低減化が図り難いといった問題があった。
【0009】
また、上記した電気コネクタは凹凸の多い複雑な形状を成し、内部にはスプリング設置のための空間や嵌合空間23等を有し、複雑な構造をしている上、液体が内部に浸入し易い構造をしているため、液体がコネクタに付着したり、或いはコネクタ内部に浸入した場合に、その液体を除去するのが極めて困難であった。また、コネクタに付着したり、コネクタ内部に浸入した液体により、金属部分が腐食したり、絶縁部分が劣化したりするおそれもあった。
【0010】
そこで、本発明は、斯かる課題を解決すべくなされたものであり、ロック機構が単純で、コストの低減化が図れ、また、コネクタに付着した液体の除去が容易な電気コネクタを提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、レセプタクルコネクタとプラグコネクタの嵌合状態を保持又は解除するロック機構を備えた電気コネクタにおいて、前記ロック機構は、前記レセプタクルコネクタ側に設けられたロック部材と、前記プラグコネクタ側に設けられ、前記ロック部材が係止可能な係止部とから成り、前記ロック部材は、前記プラグコネクタの嵌合方向に対して垂直な方向に沿って設けられた軸部の軸心を挟んでそれぞれ反対側に形成された操作部とロック部とを備え、前記軸心を中心に回動可能であり、前記ロック部材が内側に回動する方向に付勢されており、前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタに嵌合すると、前記ロック部が前記係止部に係止し、前記ロック部に対する付勢力によりその係止状態が保持され、前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタが電気的に接続される一方、前記操作部を操作し、前記ロック部材を前記軸心を中心に前記付勢力に抗する方向に回動させると、前記ロック部と前記係止部との係止状態が解除されるように構成されており、前記電気コネクタは、更に、前記ロック部材が前記プラグコネクタの嵌合方向に対して略平行姿勢にある時に、前記ロック部に当接し、該ロック部を内側に回動する方向に付勢するバネ部材を備えており、前記レセプタクルコネクタのケースは、前記プラグコネクタの嵌合方向における手前側から前記ケースの厚み方向に切欠され、前記プラグコネクタの嵌合方向に対して略直交する方向に延びる細長形状の第1切欠部と、前記プラグコネクタの嵌合方向に対して略直交する方向に延びるとともに、前記直交する方向において前記第1切欠分よりも短く設定され且つ該第1切欠部からさらに奥側において前記ケースの厚み方向に切欠された第2切欠部とを有し、前記操作部は前記第1切欠部に嵌設可能に形成され、前記ロック部は前記第2切欠部に嵌設可能に形成され、前記バネ部材は前記第2切欠部に圧入されていることを特徴とする。
【0012】
好ましくは、前記軸部は前記レセプタクルコネクタの手前側端部に設けられ、前記ロック部材は、前記プラグコネクタが前記レセプタクルコネクタに嵌合していない時には前記ロック部が前記プラグコネクタの嵌合凹部内に突出するように構成され、前記プラグコネクタが前記レセプタクルコネクタに嵌合している時には、前記プラグコネクタの嵌合方向に対して略平行姿勢を成すと共に前記操作部が手前側外部に突出するように構成され、前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタに嵌合すると、前記ロック部は、前記プラグコネクタに当接し、該プラグコネクタの外面に沿って摺動した後、前記係止部に係止し、前記ロック部材に対する付勢力によりその係止状態が保持され、前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタが電気的に接続される一方、前記操作部を押圧し、前記ロック部材を前記軸心を中心に前記付勢力に抗する方向に回動させると、前記ロック部と前記係止部との係止状態が解除されるように構成されている。
【0013】
また、前記プラグコネクタは絶縁ケースで密閉された構造を有し、さらに、前記プラグコネクタは、前記絶縁ケースの上面に凸状に形成された段部を備え、該段部の基端側には前記係止部が形成され、前記絶縁ケース及び前記段部の上面両端部にそれぞれ外側に下り勾配の傾斜面が形成されている。
【0014】
さらに、前記ロック部材は前記軸部に設けられた他のバネ部材により付勢されていてもよい。
更に、前記第1切欠部の前記略直交する方向における両側には溝部が形成され、前記軸部は前記溝部に嵌設可能に形成され、前記操作部の前記軸心側部分は前記第1切欠部に嵌設可能に形成され、前記ロック部は前記第2切欠部に嵌設可能に形成されていてもよい。
更にまた、前記バネ部材は前記第2切欠部に圧入されていてもよい。
【0015】
このような構成において、前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタに嵌合すると、前記ロック部が前記係止部に係止し、両コネクタの嵌合状態が保持され、一方、前記操作部を操作すると、前記ロック部と前記係止部の係合状態が解除され、両コネクタの嵌合状態は解除される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る電気コネクタを説明する。
【0017】
電気コネクタは、図1及び図2に示すように、レセプタクルコネクタ31と、該レセプタクルコネクタ31に嵌合可能なプラグコネクタ32とから構成され、両コネクタ31,32の嵌合状態を保持又は解除するためのロック機構33を備えている。
【0018】
前記レセプタクルコネクタ31は、前記プラグコネクタ32の先端部が嵌合可能な嵌合凹部34を有する絶縁ケース35と、前記嵌合凹部34の奥側に配設され、接続空間58を挟んで対向するように圧入された所要数の雌端子36と、前記絶縁ケース35を覆う金属製のグランド板(図示せず)とを備えている。前記絶縁ケース35は、端部中央部が手前側から切欠され、前記プラグコネクタ32の嵌合方向に対して垂直な方向に沿って形成された細長形状の第1切欠部39と、該第1切欠部39の中央部分からさらに奥側に切欠された第2切欠部40とを有し、前記第1切欠部39の奥側両端部には当接面38が形成されている。また、前記第1切欠部39の両側の前記絶縁ケース35には、溝部41が形成されていると共に該溝部41より手前側に突起部60(図3,4参照)が形成され、前記絶縁ケース42内面の手前側上部には、一対のテーパ部65が形成されている。さらに、前記絶縁ケース35の両側部には一対のパネル取付部37が突設され、前記レセプタクルコネクタ31は、前記嵌合凹部34が前記パネル62の開口部63に臨むように前記パネル62に固定されるようになっている(図3,4参照)。
【0019】
前記プラグコネクタ32は基板(図示せず)を絶縁ケース42で密封した構成を成し、該絶縁ケース42の上面両端部にはそれぞれ外側に向かって下り勾配の傾斜面43が形成されている。また、前記絶縁ケース42の先端側上面中央部は隆起し、段部44が形成され、該段部44の両側部にはそれぞれ外側に向かって下り勾配の小傾斜面45が形成されている。そして、前記絶縁ケース42の先端には端子保持部46が突出形成され、該端子保持部46には前記雌端子36と同数の雄端子47が一体成形され、該各雄端子47の接触部はそれぞれ前記端子保持部46の両面に露出している(図3,4参照)。
【0020】
このように、前記絶縁ケース42には外側に下り勾配の前記傾斜面43、小傾斜面45が平坦に形成されているので、前記プラグコネクタ32に液体が飛散したとしても、大部分の液体を自然落下させることができ、また、容易に拭き取ることができるため、液体の除去を容易に行うことができる。さらに、前記プラグコネクタ32の前記レセプタクルコネクタ31への嵌合作業を円滑に行うことができるといった利点もある。
【0021】
前記ロック機構33は前記レセプタクルコネクタ31側に設けられたロック部材48と、前記プラグコネクタ32の前記段部44の基端側に形成された係止部49とから成っている。前記ロック部材48は板状を成し、その左右両側面にそれぞれ突設された軸部50と、該軸部50の軸心51を挟んでそれぞれ反対側に形成された操作部52及びロック部53とを備え、該ロック部53の先端部には突部54が形成されている。前記軸心51から前記操作部52先端までの長さは前記軸心51から前記ロック部53先端までの長さより長く、また、前記軸部50は前記溝部41に嵌設可能に形成され、前記操作部52の前記軸心51側部分は前記第1切欠部39に嵌設可能に形成され、前記ロック部53は前記第2切欠部40に嵌設可能に形成されている。すなわち、前記ロック部材48は前記操作部52を外側に向けた姿勢で前記軸心50を中心に回動可能に設けられている。また、前記軸部50にはコイルバネ55が設けられ、前記コイルバネ55は前記ロック部53が内側に回動する方向に前記ロック部材48を付勢している。そして、前記溝部41に嵌設された前記軸部50には上方から脱落防止用として押え片56が圧入され、該押え片56の側面には抜止め防止用の係止突起部57が形成されている。
【0022】
次に、図3及び図4により、前記プラグコネクタ32と前記レセプタクルコネクタ31の嵌脱時の電気コネクタの作用を説明する。
【0023】
図3は、前記プラグコネクタ32を前記レセプタクルコネクタ31に嵌合する前の状態を示しており、この状態では、前記コイルバネ55の付勢力により、前記操作部52が前記当接面38に当接すると共に前記ロック部53が前記嵌合凹部34内に突出し、前記ロック部材48は前記プラグコネクタ32の嵌合方向に対して略垂直姿勢を成している。また、前記パネル62には、前記開口部63の上方に隣接して収容部64が形成され、該収容部64に前記ロック部材48の操作部52が収容されている。従って、この状態では、前記操作部52が前記パネル62から突出することがなく、衝突により誤って、前記ロック部材48を破損させたり、損傷させたりするおそれがない。
【0024】
そして、前記プラグコネクタ32の先端部を前記レセプタクルコネクタ31の嵌合凹部34に挿入すると、先ず、前記ロック部53の突部54が前記絶縁ケース42の先端面61に当接し、前記小傾斜面45は前記テーパ部64に沿って移動する。さらに、前記プラグコネクタ32を挿入すると、前記突部54は前記段部44上を摺動した後、図4に示すように、前記係止部49に係止し、前記コイルバネ55の付勢力によりその係止状態が保持される。この時、前記ロック部材48は前記プラグコネクタ32の嵌合方向に対して略平行姿勢を成し、前記操作部52は手前側外部に突出した状態となる。また、前記端子保持部46は前記接続空間58に嵌合し、前記各雄端子47はそれぞれ前記各雌端子36と接触し、前記プラグコネクタ32は前記レセプタクルコネクタ31と電気的に接続された状態となる。
【0025】
一方、前記プラグコネクタ32が前記レセプタクルコネクタ31に嵌合した状態で前記操作部52を押圧すると、前記コイルバネ55の弾性力に抗して前記ロック部53は前記係止部49から離脱し、両者間の係止状態は解除される。この結果、前記プラグコネクタ32を引抜くことにより、前記プラグコネクタ32を前記レセプタクルコネクタ31から抜脱することができる。この時、前記軸心51から前記操作部52先端までの長さは前記軸心51から前記ロック部53先端までの長さより長いため、てこの原理により、前記操作部52に加える力は小さくて済む。また、前記操作部52に必要以上の力が加えられたとしても、前記突起部60が前記操作部52に当接し、該操作部52の回動を拘束するので、前記コイルバネ55に過大な力が掛かり、前記コイルバネ55が破損等するおそれはない。
【0026】
なお、図5に示されているように、前記第2切欠部40に板バネ等の補助バネ部材59を圧入し、前記ロック部材48が前記プラグコネクタ32の嵌合方向に対して略平行姿勢を成した時に、前記補助バネ部材59が、前記ロック部53に当接し、該ロック部53を内側に回動する方向に付勢するようにしてもよい。この場合には、前記ロック部53の外側への回動を確実に規制することができるので、前記ロック部材48と前記係止部49との係止状態をより確実に保持することができ、また、前記ロック部材48の操作性の向上を図ることができる。
【0027】
また、前記係止部49は、前記段部44の基端側に形成させる代わりに、前記プラグコネクタ32側の絶縁ケース42の外面に溝、切欠部、凹部等を設けることにより形成させてもよい。
【0028】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、ロック機構がロック部材と係止部とから成り、極めて単純であり、構成部品点数が少ないので、操作性の向上が図れ、コストの低減化が可能となる。
【0029】
また、プラグコネクタは絶縁ケースで密閉された構造を成しているので、内部に液体等が浸入するおそれがなく、プラグコネクタに液体が付着したとしても、その液体を容易に除去することができ、金属部分を腐食させたり、絶縁部分を劣化させるおそれがなく、耐久性を向上させることができる。
【0030】
さらに、プラグコネクタがレセプタクルコネクタに嵌合していない時には、ロック部材がプラグコネクタの嵌合方向に対して略垂直姿勢を成すように構成されているので、未使用時に、操作部が取付パネルから前方に突出することがなく、誤ってロック部材を破損したり、損傷したりするおそれがない。
【0031】
さらにまた、補助バネ部材を設けた場合には、コネクタの嵌合時にロック機構が外れるのを確実に防止することができる等種々の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る電気コネクタのレセプタクルコネクタを示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る電気コネクタのプラグコネクタを示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る電気コネクタの作用を示す部分断面図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る電気コネクタの作用を示す部分断面図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る電気コネクタの別の例を示す断面図である。
【図6】従来例のレセプタクルコネクタを示す部分断面図である。
【図7】従来例のレセプタクルコネクタを嵌合側から見た側面図である。
【図8】従来例のプラグコネクタを示す部分断面図である。
【図9】従来例のプラグコネクタを嵌合側から見た側面図である。
【符号の説明】
31 レセプタクルコネクタ
32 プラグコネクタ
33 ロック機構
42 絶縁ケース
48 ロック部材
49 係止部
50 軸部
51 軸心
52 操作部
53 ロック部
55 コイルバネ
59 補助バネ部材

Claims (6)

  1. レセプタクルコネクタとプラグコネクタの嵌合状態を保持又は解除するロック機構を備えた電気コネクタにおいて、
    前記ロック機構は、前記レセプタクルコネクタ側に設けられたロック部材と、前記プラグコネクタ側に設けられ、前記ロック部材が係止可能な係止部とから成り、
    前記ロック部材は、前記プラグコネクタの嵌合方向に対して垂直な方向に沿って設けられた軸部の軸心を挟んでそれぞれ反対側に形成された操作部とロック部とを備え、前記軸心を中心に回動可能であり、前記ロック部が内側に回動する方向に付勢されており、
    前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタに嵌合すると、前記ロック部が前記係止部に係止し、前記ロック部材に対する付勢力によりその係止状態が保持され、前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタが電気的に接続される一方、
    前記操作部を操作し、前記ロック部材を前記軸心を中心に前記付勢力に抗する方向に回動させると、前記ロック部と前記係止部との係止状態が解除されるように構成されており、
    前記電気コネクタは、前記ロック部材が前記プラグコネクタの嵌合方向に対して略平行姿勢にある時に、前記ロック部に当接し、該ロック部を内側に回動する方向に付勢するバネ部材を備えており、
    前記レセプタクルコネクタのケースは、前記プラグコネクタの嵌合方向における手前側から前記ケースの厚み方向に切欠され、前記プラグコネクタの嵌合方向に対して略直交する方向に延びる細長形状の第1切欠部と、前記プラグコネクタの嵌合方向に対して略直交する方向に延びるとともに、前記直交する方向において前記第1切欠分よりも短く設定され且つ該第1切欠部からさらに奥側において前記ケースの厚み方向に切欠された第2切欠部とを有し、
    前記操作部は前記第1切欠部に嵌設可能に形成され、前記ロック部は前記第2切欠部に嵌設可能に形成され、
    前記バネ部材は前記第2切欠部に圧入されていることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記軸部は前記レセプタクルコネクタの手前側端部に設けられ、
    前記ロック部材は、
    前記プラグコネクタが前記レセプタクルコネクタに嵌合していない時には、前記ロック部が前記レセプタクルコネクタの嵌合凹部内に突出するように構成され、
    前記プラグコネクタが前記レセプタクルコネクタに嵌合している時には、前記プラグコネクタの嵌合方向に対して略平行姿勢を成すと共に前記操作部が手前側外部に突出するように構成され、
    前記プラグコネクタを前記レセプタクルコネクタに嵌合すると、前記ロック部は、前記プラグコネクタに当接し、該プラグコネクタの外面に沿って摺動した後、前記係止部に係止し、前記ロック部材に対する付勢力によりその係止状態が保持され、前記プラグコネクタと前記レセプタクルコネクタが電気的に接続される一方、
    前記操作部を押圧し、前記ロック部材を前記軸心を中心に前記付勢力に抗する方向に回動させると、前記ロック部と前記係止部との係止状態が解除されるように構成されている請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 前記プラグコネクタは絶縁ケースで密閉された構造を有している請求項1又は2に記載の電気コネクタ。
  4. 前記プラグコネクタは、前記絶縁ケースの上面に凸状に形成された段部を備え、該段部の基端側には前記係止部が形成され、前記絶縁ケース及び前記段部の上面両端部にそれぞれ外側に下り勾配の傾斜面が形成されている請求項3に記載の電気コネクタ。
  5. 前記ロック部材は前記軸部に設けられた他のバネ部材により付勢されている請求項1又は2に記載の電気コネクタ。
  6. 前記第1切欠部の前記略直交する方向における両側には溝部が形成され、前記軸部は前記溝部に嵌設可能に形成され、前記操作部の前記軸心側部分は前記第1切欠部に嵌設可能に形成され、前記ロック部は前記第2切欠部に嵌設可能に形成されている請求項1乃至5のいずれかに記載の電気コネクタ。
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