JP3281297B2 - レバー嵌合式コネクタ - Google Patents

レバー嵌合式コネクタ

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JP3281297B2 JP22660997A JP22660997A JP3281297B2 JP 3281297 B2 JP3281297 B2 JP 3281297B2 JP 22660997 A JP22660997 A JP 22660997A JP 22660997 A JP22660997 A JP 22660997A JP 3281297 B2 JP3281297 B2 JP 3281297B2
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバーの回動操作
(てこ作用)による小さな力で多極の雌,雄両コネクタ
ハウジング同士を相互に嵌合させたり、離脱させるよう
にしたレバー嵌合式コネクタに関し、特にレバーを回動
前の初期状態に捩りコイルバネ等の導電性の弾性体によ
り常に付勢するようにしたレバー嵌合式コネクタに係わ
る。
【0002】
【従来の技術】この種のレバー嵌合式コネクタとして
は、図7〜図9に示す実開平4−29179号公報に開
示されたものがある。このレバー嵌合式コネクタ1は、
上下面の中央に一対のカム受けピン3,3を突設すると
共に、上下面の接続状態検出用端子4,4側のコーナ部
に一対の係止突起5,5を設けた雄コネクタハウジング
2と、この雄コネクタハウジング2を嵌合させる雌コネ
クタハウジング6と、この雌コネクタハウジング6の上
下面側に各支軸7を介して回動自在に支持された導電性
弾性素材からなるコ字状のレバー8と、上記一対の接続
状態検出用端子4,4にリード線Wを介して接続された
コネクタ接続検出回路9を備えている。
【0003】図7,図8に示すように、レバー8の両側
部8a,8aの各支軸7の回りには上記各カム受けピン
3が挿入される円弧状の偏心カム溝8bを形成してある
と共に、該レバー8の両側部8a,8aの操作部8c側
には上記各係止突起5が係止・離脱される矩形の各係合
孔8dを形成してある。また、図7〜図9に示すよう
に、レバー8の操作部8cの下方側には、先端が接点と
なっている一対の接触片8e,8eを一体突出形成して
ある。
【0004】そして、雌コネクタハウジング6に回動自
在に支持されたレバー8を雄コネクタハウジング2側に
回転させると、雄コネクタハウジング2の各カム受けピ
ン3がレバー8の各偏心カム溝8bに沿って移動して雄
コネクタハウジング2と雌コネクタハウジング6の多極
のコネクタハウジング同士が相互に嵌合される。この両
コネクタハウジング2,6の嵌合状態は、雄コネクタハ
ウジング2の各係止突起5にレバー8の嵌合孔8dが乗
り越えて係止されることによりロックされる。このよう
にして、両コネクタハウジング2,6の嵌合が終点に達
し、雄コネクタハウジング2の各係止突起5がレバー8
の各嵌合孔8dに係止されると、レバー8の両側部8
a,8aの各接触片8e,8eの接点が一対の接続状態
検出用端子4,4の接点4a,4aにそれぞれ接触す
る。この接触により、コネクタ接続検出回路9が駆動し
て、図示しない発光ダイオードを点灯させたり、接続完
了の検出信号を出力したりして両コネクタハウジング
2,6の完全嵌合状態を検知させるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のレバー嵌合式コネクタ1では、両コネクタハウジン
グ2,6の完全嵌合状態を検知するために、金属導電性
のレバー8や、接続状態検出用端子4及びコネクタ接続
検出回路9の検出専用の構成部品が必要不可欠なため、
コスト高となる不利点があった。
【0006】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、コネクタハウジングに収容さ
れた端子とレバーを付勢する弾性体とを用いて雌,雄両
コネクタハウジングの完全嵌合状態を低コストで検知す
ることができるレバー嵌合式コネクタを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、端子
を収容した雌,雄両コネクタハウジングの一方のコネク
タハウジングに支軸を介してレバーを回動自在に支持
し、このレバーに設けられた係止部を他方のコネクタハ
ウジングに設けられた係合部に係止・離脱自在にし、こ
れらレバーの係止部と他方のコネクタハウジングの係合
部との係止部分を支点として前記レバーを回動させて前
記両コネクタハウジングを嵌合自在にしたレバー嵌合式
コネクタにおいて、前記一方のコネクタハウジングと前
記レバーとの間に該レバーを回動前の初期状態に常に付
勢する導電性の弾性体を介在させ、この弾性体の一端側
を前記一方のコネクタハウジングに収容された少なくと
も1つの端子に接触自在に支持すると共に、該弾性体の
他端側を前記レバーの回動終了時に前記一方のコネクタ
ハウジングに収容された別の端子に接触自在にしたこと
を特徴とする。
【0008】このレバー嵌合式コネクタでは、雌,雄両
コネクタハウジングの完全嵌合状態を検知する際に、一
方のコネクタハウジングに収容された少なくとも一対の
端子とレバーを付勢する導電性の弾性体とを用いるの
で、従来のような金属導電性のレバーや接続状態検出用
端子及びコネクタ接続検出回路の検出専用の構成部品が
不要となり、その分、両コネクタハウジングの完全嵌合
状態が低コストで検知される。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のレバー
嵌合式コネクタであって、前記弾性体として中央のコイ
ル巻部を前記支軸に支持させた捩りコイルバネを用い、
この捩りコイルバネの他端側にV字状の折曲接触部を設
け、この折曲接触部の移動軌跡上の前記一方のコネクタ
ハウジングの所定位置に前記別の端子を露出させる検知
孔を設けると共に、該折曲接触部に対向する前記レバー
の所定位置にバネ押え部を設け、このレバーのバネ押え
部の押圧により該レバーの回動終了時に前記捩りコイル
バネの折曲接触部を前記検知孔より露出した別の端子に
接触自在にしたことを特徴とする。
【0010】このレバー嵌合式コネクタでは、レバーの
バネ押え部の押圧により該レバーの回動終了時に捩りコ
イルバネのV字状の折曲接触部が一方のコネクタハウジ
ングの検知孔より露出した別の端子にスムーズに接触
し、捩りコイルバネの両端側と一方のコネクタハウジン
グの各端子とが確実に接触導通(ショート)する。
【0011】請求項3の発明は、請求項2記載のレバー
嵌合式コネクタであって、前記両コネクタハウジングの
完全嵌合時の前記一方のコネクタハウジングの各端子と
前記捩りコイルバネの両端側との接触導通状態を一般回
路を用いて検知自在にしたことを特徴とするものであ
る。
【0012】このレバー嵌合式コネクタでは、該レバー
嵌合式コネクタに使用される一般回路を両コネクタハウ
ジングの完全嵌合状態を検知するためのショート有無検
知手段等と併用できるので、その分低コストがより一層
図られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0014】図1は本発明の一実施形態のレバー嵌合式
コネクタの嵌合前の状態を示す斜視図、図2は同コネク
タに用いられる雄コネクタハウジングの斜視図、図3は
同コネクタの要部の拡大断面図、図4は同コネクタの嵌
合前の状態を示す断面図、図5は同コネクタの嵌合途中
の状態を示す断面図、図6は同コネクタの完全嵌合状態
を示す断面図である。
【0015】図1及び図4〜図6に示すように、レバー
嵌合式コネクタ10は、上部側に一体突出形成されたフ
ード部21内に複数の雄型の端子22が突設され、かつ
前面側の該フード部21との境の両側に一対の係合孔
(係合部)23,23が形成された合成樹脂製の雌コネ
クタハウジング(他方のコネクタハウジング)20と、
複数の雌型の端子32,32′が収容される複数の端子
収容室31が形成されると共に、雌コネクタハウジング
20のフード部21の左右前後各一対のガイド溝24,
24及び25,25に挿入される各一対のリブ34,3
4及び35,35が一体突出形成されて上記フード部2
1内に挿入嵌合される合成樹脂製の雄コネクタハウジン
グ(一方のコネクタハウジング)30と、この雄コネク
タハウジング30の両側面30a,30bの中央に一体
突出形成された各支軸36,36に回動自在に支持さ
れ、先端の各突起(係止部)43,43が上記雌コネク
タハウジング20の一対の係合孔23,23に係止・離
脱自在にされて当該突起43と係合孔23との係止部分
が支点となって回動することにより両コネクタハウジン
グ20,30を嵌合・離脱させる合成樹脂製で平面コ字
状のレバー40と、雄コネクタハウジング30の一側面
30aとレバー40の一方の側片41aとの間に介在さ
れ、該レバー40を回動前の初期状態に常に付勢する金
属導電性の捩りコイルバネ(弾性体)50とで構成され
ている。
【0016】図1,図4に示すように、雌コネクタハウ
ジング20のフード部21は上面側が開口した四角筒状
になっていて、該フード部21の前壁21aの下部両側
に一対の係合孔23,23を形成してある。また、フー
ド部21の両側壁21b,21cの前,後に凹状の各一
対のガイド溝24,24及び25,25をそれぞれ形成
してある。さらに、フード部21の後壁21dの下部中
央にはロック係合手段としての矩形の係合孔26を形成
してあると共に、該後壁21dの内側には一対のロック
片案内壁27,27を一体突出形成してある。
【0017】図1,図2に示すように、雄コネクタハウ
ジング30の各端子収容室31は上面から下面に貫通し
ていて、該各端子収容室31内に電線Wの一端側を圧着
接続した各端子32,32′をそれぞれ収容してある。
また、雄コネクタハウジング30の前側の一対のリブ3
4,34は両側面30a,30bに対して垂直に突出す
るように一体形成されていて、該各リブ34の両側面3
0a,30bに対向する位置には、矩形の長孔33を形
成してある。さらに、雄コネクタハウジング30の後側
の一対のリブ35,35は両側面30a,30bの後部
下側において垂直になるように一体突出形成されてい
て、ガタ付き防止用の肉盛り部35aに連続して平面L
字状になっている。
【0018】また、雄コネクタハウジング30の両側面
30a,30bの中央の各支軸36は円柱状に一体突出
形成されてレバー40を回動自在に支持すると共に、一
側面30a側の支軸36には後述する捩りコイルバネ5
0のコイル巻部52を支持してある。また、雄コネクタ
ハウジング30の一方の側面30aの前下側には捩りコ
イルバネ50の一端51a側が挿入係止される係止と検
知を兼ねた矩形の検知孔37を形成してあると共に、該
一方の側面30aの後側の中央には捩りコイルバネ50
の他端53a側が挿入される矩形の検知孔38を形成し
てある。
【0019】レバー40は、両側片41a,41bと、
この両側片41a,41bの基端上側に連続形成された
操作部となる操作片42とで平面コ字状に形成されてい
て、該両側片41a,41bの先端の各突起43,43
が雄コネクタハウジング30の各長孔33,33を挿通
して雌コネクタハウジング20の一対の係合孔23,2
3に係止・離脱自在になっている。また、レバー40の
一方の側片41aの内面の基部側の中央には矩形板状の
バネ押え部44を一体突出形成してある。さらに、レバ
ー40の操作片42の後端中央にはロック手段としての
断面L字状のロック片45を一体突出形成してある。こ
のロック片45は雌コネクタハウジング20のフード部
21の一対のロック片案内壁27,27間の挿入空間よ
り挿入されて,該ロック片45の鉤部45aが係合孔2
6に係止されるようになっている。また、レバー40の
両側片41a,41bの略中央には雄コネクタハウジン
グ30の両側面30a,30bに突設した各支軸36に
嵌め込まれる円形の係合孔46をそれぞれ形成してあ
る。
【0020】図1,図2及び図4〜図6に示すように、
金属導電性の弾性体としての捩りコイルバネ50は、先
端(一端)に直角の折曲接触部51aを有したコネクタ
側係止杆51と、雄コネクタハウジング30の支軸36
に支持されるコイル巻部52と、先端(他端)側にV字
状の折曲接触部53aを有したレバー側係止杆53とで
略直線状に形成されている。この捩りコイルバネ50の
コネクタ側係止杆51の先端の直角の折曲接触部51a
は雄コネクタハウジング30の検知孔37に係止される
と共に、該雄コネクタハウジング30の前端側の1つの
端子収容室31に収容された1つの雌型の端子32に接
触している。
【0021】また、図1,図3〜図6に示すように、捩
りコイルバネ50のレバー側係止杆53の先端のV字状
の折曲接触部53aはレバー40のバネ押え部44の下
面側に係止されていて、該レバー40を回動前の初期状
態になるように常に弾性付勢している。さらに、捩りコ
イルバネ50のレバー側係止杆53の先端のV字状の折
曲接触部53aは、レバー40のバネ押え部44の押圧
により雄コネクタハウジング30の後端側の1つの端子
収容室31に収容された別の雌型の端子32′を露出さ
せる検知孔38内に移動自在になっていて、該検知孔3
8より露出した別の雌型の端子32′に接触自在になっ
ている。これにより、両コネクタハウジング20,30
の完全嵌合時の雄コネクタハウジング30の一対の端子
32,32′と捩りコイルバネ50の両端51a,53
aとの接触導通(ショート)状態を図2に示す一般回路
11に併用されたショート有無検知手段としての発光ダ
イオード12の点灯等により検知できるようになってい
る。これら一般回路11とショート有無検出手段12と
でショート有無検出回路が構成されている。
【0022】以上実施形態のレバー嵌合式コネクタ10
によれば、図4に示す雄コネクタハウジング30にレバ
ー40が回動自在に外装された状態で、図5に示すよう
に、雄コネクタハウジング30の各長孔33より外側に
突出した上記レバー40の各突起43を雌コネクタハウ
ジング20の各係合孔23に挿入して係止させ、これら
レバー40の各突起43と雌コネクタハウジング20の
各係合孔23との係止部分を支点としてレバー40の操
作片42を捩りコイルバネ50の弾性付勢力に抗して回
動(下方に回転)させると、雄コネクタハウジング30
が雌コネクタハウジング20のフード部21内へ挿入嵌
合される。そして、図6に示すように、雄コネクタハウ
ジング30が雌コネクタハウジング20のフード部21
内に嵌合されると、レバー40のロック片45の鉤部4
5aが雌コネクタハウジング20のフード部21の係合
孔26に係止される。これにより、雄コネクタハウジン
グ30が雌コネクタハウジング20のフード部21内に
完全に嵌合されて両コネクタハウジング20,30が完
全嵌合される。
【0023】この両コネクタハウジング20,30の完
全嵌合の際に、図3に示すように、レバー40のバネ押
え部44の押圧により該レバー40の回動終了時に捩り
コイルバネ50のV字状の折曲接触部53aが雄コネク
タハウジング30の検知孔38より露出した雌型の端子
32′にスムーズに接触し、捩りコイルバネ50の両端
51a,53aと雄コネクタハウジング30の両端の一
対の端子32,32′とが確実に接触導通され、当該両
コネクタハウジング20,30の完全嵌合状態がショー
ト有無検知手段としての発光ダイオード12の点灯によ
り簡単に検知される。このように、雌,雄両コネクタハ
ウジング20,30の完全嵌合状態を検知する際に、雄
コネクタハウジング30に収容された一対の端子32,
32′とレバー40を付勢する金属導電性の捩りコイル
バネ40を用いるのみで、従来のような金属導電性のレ
バーや接続状態検出用端子及びコネクタ接続検出回路の
検出専用の構成部品を用いる必要がないため、その分両
コネクタハウジング20,30の完全嵌合状態を低コス
トで検知することができる。特に、レバー嵌合式コネク
タ10に使用される一般回路11を両コネクタハウジン
グ20,30の完全嵌合状態を検知するためのショート
有無検知手段11と併用できるので、その分低コストを
より一層図ることができる。
【0024】また、雌,雄両コネクタハウジング20,
30を離脱させる場合には、レバー40のロック片45
を所定手段により内側に押圧して該ロック片45の鉤部
45aと雌コネクタハウジング20のフード部21の係
合孔26との係止状態を解除した後で、レバー40の操
作片42を前述した方向とは逆方向に回動(上方に回
転)させて雄コネクタハウジング30を雌コネクタハウ
ジング20のフード部21の上方へ引き上げることで、
雄コネクタハウジング30を雌コネクタハウジング20
のフード部21内から離脱させることができる。この際
に、レバー40は捩りコネルバネ50の弾性付勢力によ
り容易に回動させることができ、回動前の初期状態に戻
ったレバー40は、捩りコイルバネ50の弾性付勢力に
よりその状態に維持される。
【0025】尚、前記実施形態によれば、導電性の弾性
体として金属導電性の捩りコイルバネを用いたが、金属
導電性の板バネ等の他の弾性体でもよい。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、雌,雄両コネクタハウジングの完全嵌合状態を
検知する際に、一方のコネクタハウジングに収容された
少なくとも一対の端子とレバーを付勢する導電性の弾性
体とを用いるため、従来のような金属導電性のレバーや
接続状態検出用端子及びコネクタ接続検出回路の検出専
用の構成部品が不要となり、その分、両コネクタハウジ
ングの完全嵌合状態を低コストで検知することができ
る。
【0027】請求項2の発明によれば、レバーを回動前
の初期状態に常に付勢する導電性の捩りコイルバネの他
端側にV字状の折曲接触部を設け、このV字状の折曲接
触部をレバーのバネ押え部により押圧自在にしたので、
このレバーのバネ押え部の押圧により該レバーの回動終
了時に捩りコイルバネのV字状の折曲接触部が一方のコ
ネクタハウジングの検知孔より露出した別の端子にスム
ーズに接触し、捩りコイルバネの両端側と一方のコネク
タハウジングの各端子とを容易かつ確実に接触導通させ
ることができる。
【0028】請求項3の発明によれば、レバー嵌合式コ
ネクタに使用される一般回路を両コネクタハウジングの
完全嵌合状態を検知するためのショート有無検知手段等
と併用できるので、その分低コストをより一段と図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のレバー嵌合式コネクタの
嵌合前の状態を示す斜視図である。
【図2】上記レバー嵌合式コネクタの雄コネクタハウジ
ングの斜視図である。
【図3】上記レバー嵌合式コネクタの要部の拡大断面図
である。
【図4】上記レバー嵌合式コネクタの嵌合前の状態を示
す断面図である。
【図5】上記レバー嵌合式コネクタの嵌合途中の状態を
示す断面図である。
【図6】上記レバー嵌合式コネクタの完全嵌合状態を示
す断面図である。
【図7】従来のレバー嵌合式コネクタの嵌合前の状態を
示す斜視図である。
【図8】上記従来のレバー嵌合式コネクタの嵌合状態を
示す斜視図である。
【図9】上記従来のレバー嵌合式コネクタに用いられる
回路の概略配線図である。
【符号の説明】
10 レバー嵌合式コネクタ 11 一般回路 20 雌コネクタハウジング(他方のコネクタハウジン
グ) 22 端子 23 係合孔(係合部) 30 雄コネクタハウジング(一方のコネクタハウジン
グ) 32 1つの端子 32′ 別の端子 36 支軸 38 検知孔 40 レバー 43 突起(係止部) 44 バネ押え部 50 捩りコイルバネ(弾性体) 51a 折曲接触部(一端) 52 コイル巻部 53a V字状の折曲接触部(他端)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/629 H01R 13/64

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端子を収容した雌,雄両コネクタハウジ
    ングの一方のコネクタハウジングに支軸を介してレバー
    を回動自在に支持し、このレバーに設けられた係止部を
    他方のコネクタハウジングに設けられた係合部に係止・
    離脱自在にし、これらレバーの係止部と他方のコネクタ
    ハウジングの係合部との係止部分を支点として前記レバ
    ーを回動させて前記両コネクタハウジングを嵌合自在に
    したレバー嵌合式コネクタにおいて、 前記一方のコネクタハウジングと前記レバーとの間に該
    レバーを回動前の初期状態に常に付勢する導電性の弾性
    体を介在させ、この弾性体の一端側を前記一方のコネク
    タハウジングに収容された少なくとも1つの端子に接触
    自在に支持すると共に、該弾性体の他端側を前記レバー
    の回動終了時に前記一方のコネクタハウジングに収容さ
    れた別の端子に接触自在にしたことを特徴とするレバー
    嵌合式コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレバー嵌合式コネクタで
    あって、 前記弾性体として中央のコイル巻部を前記支軸に支持さ
    せた捩りコイルバネを用い、この捩りコイルバネの他端
    側にV字状の折曲接触部を設け、この折曲接触部の移動
    軌跡上の前記一方のコネクタハウジングの所定位置に前
    記別の端子を露出させる検知孔を設けると共に、該折曲
    接触部に対向する前記レバーの所定位置にバネ押え部を
    設け、このレバーのバネ押え部の押圧により該レバーの
    回動終了時に前記捩りコイルバネの折曲接触部を前記検
    知孔より露出した別の端子に接触自在にしたことを特徴
    とするレバー嵌合式コネクタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のレバー嵌合式コネクタで
    あって、 前記両コネクタハウジングの完全嵌合時の前記一方のコ
    ネクタハウジングの各端子と前記捩りコイルバネの両端
    側との接触導通状態を一般回路を用いて検知自在にした
    ことを特徴とするレバー嵌合式コネクタ。
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JP5233957B2 (ja) * 2009-10-29 2013-07-10 住友電装株式会社 コネクタ

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