JP2002141127A - Fpc用コネクタ - Google Patents

Fpc用コネクタ

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JP2002141127A JP2000337793A JP2000337793A JP2002141127A JP 2002141127 A JP2002141127 A JP 2002141127A JP 2000337793 A JP2000337793 A JP 2000337793A JP 2000337793 A JP2000337793 A JP 2000337793A JP 2002141127 A JP2002141127 A JP 2002141127A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 FPC接続時の電気的な接触信頼性を確保す
るとともに、これを接続完了後においても維持すること
ができるように構成したFPC用コネクタを提供する。 【解決手段】 複数の端子22と、コネクタハウジング
23と、コネクタハウジング23に回転自在に支持され
るとともにコネクタハウジング23に挿し込まれたFP
C2を複数の端子22の各FPC接続部28に押圧しつ
つ保持するFPC保持部材24と、を備える。FPC保
持部材24には、回転前において各FPC接続部28に
対向する第一対向面40と、回転後において各FPC接
続部28に対向し且つ第一対向面40とで略L字状に配
置される第二対向面41とを形成する。また、第一対向
面40には、FPC2の端部を挿し込むとその端部が挟
持されるFPC挟持部44を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001 】
【発明の属する技術分野】本発明は、FPC(Flexible
Printed Circuit)を接続するためのコネクタ、すなわ
ちFPC用コネクタに関する。
【0002 】
【従来の技術】この種のFPC用コネクタとしては、実
開平6−7178号公報(考案の名称:コネクタ、出願
人:日本航空電子工業)に開示されたものなどが知られ
ている。図7において、上記公報に開示されたコネクタ
1は、FPC2等の導体部分に接触するFPC接続部3
を有する複数の端子4と、その複数の端子4を各々収容
するコネクタハウジング5と、コネクタハウジング5に
回転自在に支持されFPC2を端子4の各FPC接続部
3に押圧するFPC保持部材6とを備えて構成されてい
る。また、コネクタ1は、コネクタハウジング5に一対
の軸受け部7を形成してそこにFPC保持部材6の回転
軸8を回転可能に支持する構造を有している。
【0003 】FPC保持部材6には、図7に示される
如くの形状を有する押入部9が形成されている。その押
入部9は、FPC保持部材6が回転した後(閉状態)、
端子4の各FPC接続部3に対向する裏面に形成されて
おり、FPC2の先端を押し入れることができるように
なっている。すなわち、押入部9には、FPC2の先端
を挟持する鍔部10が形成されている。
【0004 】上記構成において、FPC2は次のよう
な手順でコネクタ1に接続されるようになっている。先
ず、図8に示される如く、FPC保持部材6を開状態に
して直立させておき、FPC2の先端をFPC保持部材
6の上記裏面に突き当てる(突き当て方向を矢線Pで示
す)。次いで、この状態から、図9に示される如く、回
転軸8を中心にしてFPC保持部材6をコネクタハウジ
ング5側に回転させる。FPC保持部材6の回転が完了
すると、図10に示される如く、FPC保持部材6の押
入部9にFPC2の先端が完全に挿入されるとともに、
端子4の各FPC接続部3にFPC2が押圧された状態
となって、FPC2のコネクタ1への接続が完了する。
尚、引用符号11は配線基板を示している。
【0005 】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記従来技術
にあっては、FPC保持部材6をコネクタハウジング5
側に回転させると、その回転開始直後はFPC2の先端
が押入部9に十分に挟持されていないことから、FPC
2が上記突き当て方向に対して左右にズレてしまうと、
FPC2の導体部分が正確に端子4の各FPC接続部3
に接続されなくなる恐れがあった。
【0006 】また、FPC2の接続完了後、その接続
されたFPC2に反突き当て方向(矢線P方向の逆)の
外力が加えられると、押入部9に先端が挿し込まれ各F
PC接続部3に押圧された状態のFPC2がコネクタ1
から抜け出してしまう恐れもあった。
【0007 】本発明は、上述した事情に鑑みてなされ
るもので、FPC接続時の電気的な接触信頼性を確保す
るとともに、これを接続完了後においても維持すること
ができるように構成したFPC用コネクタを提供するこ
とを課題とする。
【0008 】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた請求項1記載の本発明のFPC用コネクタは、
導電性を有する金属からなる複数の端子と、該複数の端
子を各々収容する合成樹脂製のコネクタハウジングと、
該コネクタハウジングに回転自在に支持されるとともに
該コネクタハウジングに挿し込まれたFPCを前記複数
の端子の各FPC接続部に押圧しつつ保持するFPC保
持部材と、を備えたFPC用コネクタであって、前記F
PC保持部材に、回転前において前記各FPC接続部に
対向する第一対向部と、回転後において前記各FPC接
続部に対向し且つ前記第一対向部とで略L字状に配置さ
れる第二対向部とを形成し、前記第一対向部には、前記
FPCの端部を挿し込むと該端部が挟持されるFPC挟
持部を形成したことを特徴としている。
【0009 】請求項2記載の本発明のFPC用コネク
タは、請求項1に記載のFPC用コネクタにおいて、前
記FPC保持部材又は前記コネクタハウジングのいずれ
か一方に、前記FPC保持部材の回転を規制する突起を
形成し、前記いずれか一方に対するいずれか他方には、
前記突起の係入離脱を許容する凹部又は貫通孔部を形成
したことを特徴としている。
【0010 】請求項1に記載された本発明によれば、
FPC用コネクタは次のように作用する。先ず、FPC
をコネクタハウジングに挿し込むと、FPCは複数の端
子の各FPC接続部に対向する位置に存するFPC保持
部材の第一対向部に形成されたFPC挟持部にその先端
が挿し込まれ挟持される。これにより、以降、FPCは
そのFPCの挿入方向に対し左右にズレることはない。
次に、このような状態からFPC保持部材をコネクタハ
ウジングに向けて回転させると、FPCはコネクタハウ
ジング内に引き込まれFPC保持部材の第二対向部によ
って複数の端子の各FPC接続部に押圧される。これに
より、FPCの接続が完了する。この時、FPC用コネ
クタ内のFPCの状態は、第一対向部及び第二対向部に
よって略L字状に曲げられた状態になり、FPCの挿入
方向の線上には、FPCの先端を挟持させた部分が位置
することはない。
【0011 】請求項2に記載された本発明によれば、
FPCの先端をFPC挟持部に挟持させた後、凹部又は
貫通孔部に係入していた突起を離脱させると、FPC保
持部材が回転可能になる。
【0012 】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1は本発明のFPC用コネクタ
の一実施の形態を示す斜視図である。また、図2は図1
のFPC用コネクタの分解斜視図、図3は図1のA−A
線断面図である。
【0013 】図1ないし図3において、引用符号21
はFPC(Flexible Printed Circuit)2を接続するた
めのFPC用コネクタを示している。そのFPC用コネ
クタ21は、配線基板11上に設けられており、複数の
端子22とコネクタハウジング23とFPC保持部材2
4とを備えて構成されている。
【0014 】先ず、上記各構成部材について詳細に説
明し、次いで、FPC用コネクタ21の作用を説明す
る。尚、FPC2は既知のものを使用し、その説明につ
いては省略する。また、本明細書において、矢線Q方向
をFPC2の挿入方向、矢線R方向をFPC2の反挿入
方向、矢線S方向を前後方向(FPC2側が前)、矢線
T方向を左右方向、及び矢線U方向を上下方向(配線基
板11側が下)と定義する(図1参照。また、図1の配
置を基準とする)。
【0015 】上記端子22は、導電性を有する金属薄
板をプレス加工することにより形成されており、弾性を
有する電気接触部25と、電気接触部25の後部に連成
される被保持部26と、被保持部26に連成され配線基
板11の図示しない回路に例えば半田付けされる基板接
続部27とを備えて構成されている。
【0016 】電気接触部25は、前後方向に細長く形
成されている。また、電気接触部25の前部には、上方
に突出するFPC接続部28が連成されている。さら
に、電気接触部25は、下方に撓む(弾性変形)ことが
できるように形成されている。被保持部26は、コネク
タハウジング23の後述する後壁32に圧入保持される
ようになっており、矩形状に形成されている。基板接続
部27は、クランク状に形成されている。
【0017 】上記コネクタハウジング23は、絶縁性
を有する合成樹脂で成形されており、FPC2の幅(左
右方向の幅)よりも大きな幅を有する下壁29と、下壁
29の左右方向の各端部から上方へ所定長さで突出する
ように形成される左壁30及び右壁31と、下壁29の
後方の端部から上方へ上記所定長さで突出し、左壁30
及び右壁31の各後方の端部に連続する後壁32とを備
えて構成されている。言い換えれば、コネクタハウジン
グ23は、合成樹脂製であって前方及び上方が解放され
た箱状に形成されている。
【0018 】下壁29には、傾斜部33と、端子22
を収容する複数の溝34とが形成されている。傾斜部3
3は、下壁29の前部に形成されており、FPC2を所
定方向に案内する傾斜面を有している。また、傾斜部3
3は、引用符号35で示される端子ストッパを有してい
る。端子ストッパ35は、上記傾斜面に連続するように
形成されている。尚、傾斜部33を形成することでFP
C2の接続に係る作業性が向上するのは言うまでもな
い。溝34は、下壁29の上面側であって、傾斜部33
及び後壁32間となる前後方向に形成されている。ま
た、溝34は、端子22の厚みに応じて形成されている
(但し、電気接触部25の弾性変形を阻害してはならな
いものとする)。
【0019 】後壁32には、上記溝34に連続するス
リット36が複数形成されている。スリット36は、後
壁32を貫通するように形成されており、端子22の被
保持部26が圧入保持されるようになっている。
【0020 】左壁30及び右壁31には、それぞれ軸
受け37、貫通孔部(又は凹部であってもよい)38、
及び係止孔39が対をなして形成されている。軸受け3
7は、FPC保持部材24の回転中心であって、左壁3
0及び右壁31の各中央付近に円形状に貫通形成されて
いる。貫通孔部38は、軸受け37の近傍に形成されて
おり、FPC保持部材24の回転を規制するようになっ
ている。尚、貫通孔部38は、軸受け37よりも十分に
小さく形成されている。係止孔39は、左壁30及び右
壁31の前部に矩形状に貫通形成されている。係止孔3
9には、FPC保持部材24の後述する係止突起49が
係合するようになっている。
【0021 】上記FPC保持部材24は、コネクタハ
ウジング23と同様に、絶縁性を有する合成樹脂で成形
されており、左壁30及び右壁31の間に装着される大
きさの略直方体状に形成されている。また、FPC保持
部材24は、コネクタハウジング23に対して回転自在
であって、FPC接続前において下壁29に対面しFP
C接続完了後は後壁32に対面する第一対向面40(特
許請求の範囲に記載した第一対向部に相当)と、FPC
接続前において前方に向きFPC接続完了後は下壁29
に対面する第二対向面41(特許請求の範囲に記載した
第二対向部に相当)と、FPC接続前において上方に向
きFPC接続完了後は前方に向く第三対向面42と、F
PC接続前において後壁32に対面しFPC接続完了後
は上方に向く第四対向面(不図示)と、左壁30に対面
する第五対向面(不図示)と、右壁31に対面する第六
対向面43とを有している。
【0022 】第一対向面40には、FPC2の先端を
挟持するFPC挟持部44が形成されている。そのFP
C挟持部44は、断面視略U字状であって、一定距離を
行ったところでFPC2の厚さよりも間隔が狭くなるよ
うに形成されている。また、FPC挟持部44は、FP
C接続前において端子22のFPC接続部28及び被保
持部26の間に位置するように形成されている。さら
に、FPC挟持部44は、FPC接続前においてFPC
挟持部44のスリット(FPC2が挿し込まれる部分)
の位置がFPC接続部28の頂部の位置に略一致するよ
うに形成されている。
【0023 】第二対向面41は、FPC接続時にFP
C2を端子22の各FPC接続部28に押圧させる部分
であって、本形態においては、曲面45を挟んで第一対
向面40と略L字状になるように配置されている。ここ
で略L字状とは、第一対向面40と第二対向面41とが
直角又はほぼ直角に連続する場合のL字と、上述のよう
に間に曲面45(或いはテーパ面も考えられる)を介在
させた場合のL字の両方を含むものとする。
【0024 】第四対向面(不図示)には、FPC接続
の際に指をかける押圧用凸部46が形成されている。そ
の押圧用凸部46は、第三対向面42側に形成されてい
る。
【0025 】第五対向面(不図示)及び第六対向面4
3には、それぞれ回転軸47、回転規制突起48(特許
請求の範囲に記載した突起に相当)、及び係止突起49
が対をなして形成されている。回転軸47は、略ピン状
に形成されており、FPC保持部材24の回転中心にな
っている。また、回転軸47は、上記軸受け37に対し
て回転自在に支持されるようになっている。回転規制突
起48は、貫通孔部38に係入離脱可能な形状に形成さ
れている。また、回転規制突起48は、FPC2の先端
が上記FPC挟持部46に挿し込まれる際に生じる挿入
力よりも、回転規制突起48が貫通孔部38からの離脱
する際に生じる力の方が大きくなるように形成されてい
る。係止突起49は、略爪状に形成されており、FPC
接続時に係止孔39に係合するようになっている。
【0026 】上記構成において、FPC2は次のよう
な手順でFPC用コネクタ21に接続されるようになっ
ている。尚、端子22及びFPC保持部材24はコネク
タハウジング23の所定位置に組み付けられているもの
とする。
【0027 】先ず、図1又は図3に示される如く、F
PC保持部材24を開状態にして直立させるとともに、
回転規制突起48を貫通孔部38に係入させFPC保持
部材24の回転を規制する。この時、第一対向面40
は、端子22の各FPC接続部28に対向するようにな
る(本形態のように曲面45を設けた場合には、第一対
向面40側の曲面45が端子22の各FPC接続部28
に対向する。尚、広い意味で言えば、第一対向面40が
端子22の電気接触部25に対向する)。また、FPC
挟持部44の上記スリットの位置は、FPC接続部28
の頂部の位置に略一致するようになる。
【0028 】次に、図4に示される如く、FPC2を
上記挿入方向に沿ってコネクタハウジング23に挿入す
る。FPC2の先端は、傾斜部33、端子ストッパ3
5、及びFPC接続部28の上を通過し、FPC挟持部
44の上記スリット内に挿し込まれる。FPC2の先端
は、上記スリット内の一定距離を行ったところで挟持さ
れる。尚、FPC保持部材24の回転が規制されている
ことから、FPC2は安定した状態で挿入される。ま
た、先端を挟持された後のFPC2は、その後の作業に
おいて、挿入方向に対し左右のズレが防止される。
【0029 】続いて、図5に示される如く、FPC保
持部材24の回転規制を解除して矢線V方向にFPC保
持部材24を回転させる。FPC保持部材24の回転
は、第一対向面40が後壁32に対面する方向に回転す
ることから、先端を挟持された後のFPC2は、コネク
タハウジング23内に引き込まれる。この時、FPC2
は、第一対向面40及び曲面45に密着するように引き
込まれる。そして、このような状態から更にFPC保持
部材24を矢線V方向に回転させると、第二対向面41
がFPC2を間に挟んでFPC接続部28に対向する。
【0030 】続いて、図6に示される如く、係止突起
49(図2参照)を係止孔39(図2参照)に係合さ
せ、また、第二対向面41によってFPC2をFPC接
続部28に押圧させてFPC2の接続を完了させる。こ
の時、FPC2は、FPC用コネクタ21内で第一対向
部40及び第二対向部41によって略L字状に曲げられ
た状態になる。また、FPC2の挿入方向の線上にFP
C2の先端を挟持させた部分が位置していないことにな
る。さらに、第二対向部41とこれに対向するFPC接
続部28との間のFPC2に電気接触部25の弾性変形
による復元力が掛かることになる。さらにまた、第二対
向部41と端子ストッパ35との間にFPC2が挟持さ
れることになる。
【0031 】以上、図1ないし図6までを参照しなが
ら説明してきたように、FPC保持部材24を回転させ
る前にFPC2の先端をFPC挟持部44に挟持させて
いることから、以降の作業において、FPC2がそのF
PC2の挿入方向に対して左右にズレてしまうことはな
い。従って、FPC接続時の電気的な接触信頼性を確保
することができる。
【0032 】また、FPC2の接続が完了すると、F
PC2はFPC用コネクタ21内において略L字状に曲
げられた状態になる(FPC2の挿入方向の線上にFP
C2の先端を挟持させた部分が従来例のように位置しな
い)。これにより、FPC2に反挿入方向の外力が加わ
っても上記の曲げられた部分が引き抜きの抵抗になる。
従って、FPC2の接続状態が反挿入方向の外力に対し
従来よりも強くなり、FPC接続完了後の電気的な接触
信頼性も確保することができる。
【0033 】その他、本発明は本発明の主旨を変えな
い範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
【0034 】すなわち、本形態においてはFPCを対
象にしたコネクタの例を挙げたが、その技術をFFC
(Flexible Flat Cable )用のコネクタに応用すること
ができるものとする。
【0035 】また、本形態においては、貫通孔部38
をコネクタハウジング23に、回転規制突起48をFP
C保持部材24にそれぞれ形成したが、これとは逆に形
成してもよいものとする。
【0036 】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載さ
れた本発明によれば、FPC保持部材を回転させる前に
FPCの先端をFPC挟持部に挟持させることから、以
降の作業において、FPCがそのFPCの挿入方向に対
して左右にズレてしまうことはない。従って、FPC接
続時の電気的な接触信頼性を確保することができる。ま
た、FPCの接続が完了すると、FPCはFPC用コネ
クタ内において略L字状に曲げられた状態になり、FP
Cの挿入方向の線上にFPCの先端を挟持させた部分が
位置することはないことから、FPCの接続状態は反挿
入方向の外力に対して強くなる。従って、FPC接続完
了後の電気的な接触信頼性も確保することができる。
【0037 】請求項2に記載された本発明によれば、
FPC保持部材の回転が規制されることから、FPCの
接続開始時にFPCが安定した状態で挿入される。従っ
て、FPC接続時の電気的な接触信頼性をより一層確保
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるFPC用コネクタの一実施の形態
を示す斜視図である。
【図2】図1のFPC用コネクタの分解斜視図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】図1のFPC用コネクタにFPCを接続する手
順を説明するための図であって、FPCの先端がFPC
保持部材のFPC挟持部に挿し込まれた状態を示す断面
図である。
【図5】図1のFPC用コネクタにFPCを接続する手
順を説明するための図であって、図4の状態からFPC
保持部材を回転させた状態を示す断面図である。
【図6】図1のFPC用コネクタにFPCを接続する手
順を説明するための図であって、図5の状態からFPC
の接続が完了した状態を示す断面図である。
【図7】従来例のコネクタの部分破断面斜視図である。
【図8】図7のコネクタにFPCを接続する手順を説明
するための図であって、FPCの先端をFPC保持部材
の裏面に突き当てた状態を示す側面断面図である。
【図9】図7のコネクタにFPCを接続する手順を説明
するための図であって、図8の状態からFPC保持部材
を回転させた状態を示す側面断面図である。
【図10】図7のコネクタにFPCを接続する手順を説
明するための図であって、図9の状態からFPCのコネ
クタへの接続が完了した状態を示す側面断面図である。
【符号の説明】
2 FPC 21 FPC用コネクタ 22 端子 23 コネクタハウジング 24 FPC保持部材 25 電気接触部 26 被保持部 27 基板接続部 28 FPC接続部 29 下壁 30 左壁 31 右壁 32 後壁 33 傾斜部 34 溝 35 端子ストッパ 36 スリット 37 軸受け 38 貫通孔部 39 係止孔 40 第一対向面(第一対向部) 41 第二対向面(第二対向部) 42 第三対向面 43 第六対向面 44 FPC挟持部 45 曲面 46 押圧用凸部 47 回転軸 48 回転規制突起(突起) 49 係止突起

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性を有する金属からなる複数の端子
    と、該複数の端子を各々収容する合成樹脂製のコネクタ
    ハウジングと、該コネクタハウジングに回転自在に支持
    されるとともに該コネクタハウジングに挿し込まれたF
    PCを前記複数の端子の各FPC接続部に押圧しつつ保
    持するFPC保持部材と、を備えたFPC用コネクタで
    あって、 前記FPC保持部材に、回転前において前記各FPC接
    続部に対向する第一対向部と、回転後において前記各F
    PC接続部に対向し且つ前記第一対向部とで略L字状に
    配置される第二対向部とを形成し、 前記第一対向部には、前記FPCの端部を挿し込むと該
    端部が挟持されるFPC挟持部を形成したことを特徴と
    するFPC用コネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のFPC用コネクタにお
    いて、 前記FPC保持部材又は前記コネクタハウジングのいず
    れか一方に、前記FPC保持部材の回転を規制する突起
    を形成し、前記いずれか一方に対するいずれか他方に
    は、前記突起の係入離脱を許容する凹部又は貫通孔部を
    形成した ことを特徴とするFPC用コネクタ。
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Cited By (9)

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