JP2016136462A - 電気コネクタ - Google Patents

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浩祐 横山
Hirosuke Yokoyama
浩祐 横山
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Abstract

【課題】板状の接続部材との不完全な接続を確実に防止する電気コネクタを提供する。
【解決手段】コネクタ10は、ハウジング1、複数のコンタクト2、及び回動レバー3を備える。コネクタ10は、FPC7fとプリント基板9pを電気的に接続できる。FPC7fは、その端部の両側縁に一対の方形の切り欠き7d・7dを切り欠いている。ハウジング1は、開口1hを一方の端部に開口している。コンタクト2は、ハウジング1の開口1hに臨んで並設配置されている。回動レバー3は、ハウジング1と回動自在に連結している。回動レバー3は、一対のフック部3h・3hを両端部に備える。FPC7fを開口1hに挿入し、回動レバー3を押すと、フック部3hの先端部が切り欠き7dに挿入される。これにより、FPC7fの完全な挿入を検知できる。
【選択図】図12

Description

本発明は、電気コネクタに関する。特に、FPC(Flexible Printed Circuit)やFFC(Flexible Flat Cable)などの平形柔軟ケーブル、又は、硬質のプリント基板などの板状の接続部材を硬質のプリント基板に電気的に接続する電気コネクタであって、接続部材との不完全な接続を防止する電気コネクタの構造に関する。
FPCは、電子部品を実装でき、柔軟性を有するプリント基板として使用できる。又、FPCは、可撓性を有すると共に薄型化できることから、近年では、複数の電線を絶縁被覆して集合したフラットケーブルに換えて、複数の導体パターンを平面上に配置したフレキシブルケーブルとして、携帯電話機の内部又はパソコンの内部に使用している。
FPC又はFFCなどの板状の接続部材と硬質のプリント基板(いわゆる、リジッド基板)を電気的に接続する電気コネクタとしては、プリント基板に実装したハウジングと開閉自在に連結したカバー部材を閉じることで、ハウジングに配置したコンタクトをFPCの導体パターンに接触させる開閉式の電気コネクタが知られている。
ところで、上述したような開閉式の電気コネクタは、ハウジングに設けた開口にFPCを正しい位置まで挿入しないと、コンタクトを導体パターンに正しく接触させることが困難になることから、FPCの不完全な挿入を未然に検知できる電気コネクタが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
又、開閉式の電気コネクタは、ハウジングに設けた開口にFPCを正しい位置まで挿入しないと、コンタクトを導体パターンに正しく接触させることが困難になることから、FPCの不完全挿入による接続不良を効果的に防止できる電気コネクタが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−30784号公報 特開2012−64310号公報
図14は、第1の従来例による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、ハウジングに対してカバー部材を開いた状態図である。図15は、図14のX−X矢視断面図であり、図15(A)は、ハウジングに対してカバー部材を開いた状態図、図15(A)は、ハウジングに対してカバー部材を閉じた状態図である。
図16は、第1の従来例による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、ハウジングに対してカバー部材を開いた状態で、FPCをハウジングに挿入した状態図である。
図17は、第1の従来例による電気コネクタの構成を示す平面図であり、ハウジングに対してカバー部材を開いた状態で、FPCをハウジングに挿入する途上の状態図である。図18は、第1の従来例による電気コネクタの構成を示す平面図であり、ハウジングに対してカバー部材を開いた状態で、FPCをハウジングに挿入した状態図である。
図19は、第1の従来例による電気コネクタに備わるコンタクトの構成を示す斜視図である。なお、本願の図14は、特許文献1の図1に相当し、本願の図15(A)は、特許文献1の図2に相当し、本願の図15(B)は、特許文献1の図3に相当している。
又、本願の図16は、特許文献1の図4に相当し、本願の図17は、特許文献1の図8に相当し、本願の図18は、特許文献1の図9に相当している。更に、本願の図19は、特許文献1の図15に相当している。
図14から図19を参照すると、第1の従来例による電気コネクタ(以下、コネクタと略称する)8は、直方体状のハウジング81、板状のカバー部材82、及び複数のコンタクト83を備えている。
図14又は図15(A)を参照すると、ハウジング81は、前方に向けて開口した凹部30を有している。図14から図16を参照すると、カバー部材82は、凹部80を開閉自在にハウジング81と連結している。図14又は図15及び図19を参照すると、複数のコンタクト83は、ハウジング81の内部に並列配置されている。
図14を参照すると、板状の接続部材となるFPC8fは、一対の方形の切り欠き8d・8dを端末の両側縁に切り欠いている。又、FPC8fは、係止穴8hを端末の中央部に開口している。FPC8fは、その端末の一方の面に補強板81fを接着している。又、FPC8fは、その端末の他方の面に複数の導体パターン8wを露出させている。
図14又は図15(A)を参照して、FPC8fを凹部80に挿入した後に、ハウジング81に対してカバー部材82を閉じると(図15(B)参照)、カバー部材82がFPC8fを加圧して、導体パターン8wをコンタクト83に接続できる。
図14又は図16から図18を参照すると、ハウジング81は、一対のロックアーム81r・81rを凹部80の内部に配置している。ロックアーム81rは、鉤状の爪部81nを先端部に備えている。一対の爪部81n・81nは、対向配置されている。
図17を参照して、FPC8fを凹部80に挿入すると、一対のロックアーム81r・81rを弾性変形させて、一対の爪部81n・81nを外側に拡げることができる。図18を参照して、FPC8fを正しい位置まで挿入すると、爪部81nが切り欠き8dに嵌合して、一対のロックアーム81r・81rを弾性復帰できる。
図15又は図19を参照すると、コンタクト83は、導電性を有する金属製の展開板を折り曲げて成形している。コンタクト83は、一対の側面板83b・83b、及び一組のベローズ形の板ばね片83c・83dで本体83aを構成している。側面板83bは、支持部83kを一方の隅部に備えている(図19参照)。支持部83kは、カバー部材82の基端部と回動自在に連結している。
図15又は図19を参照すると、一組の板ばね片83c・83dは、それらの先端部が向かい合うと共に、一部が重なり合っている。一方の板ばね片83cは、接点83eを先端部に備えている(図19参照)。接点83eは、FPC8fの導体パターン8wに接触できる。他方の板ばね片83dは、一方の板ばね片83cの撓みを適宜に規制している。
図15又は図19を参照すると、コンタクト83は、本体3aの一部が延出したピン部83pを端部に形成している。ピン部83pは、図示しないプリント基板に開口したスルーホールに挿入できる。そして、コンタクト83と図示しないプリント基板を電気的に接続できる。
図14から図18を参照すると、カバー部材82は、帯板状の開閉板820と一対の側面板821・821で構成している。一対の側面板821・821は、開閉板820の両端部に形成している。又、一対の側面板821・821は、ハウジング81と回動自在に支持される一対の軸部82s・82sを相反する向きに突出している。
図14又は図16を参照すると、開閉板820は、鉤状の爪部82nを中央部に備えている。図15(B)を参照して、カバー部材82を閉じると、ハウジング81の内壁と一対のロックアーム81r・81rの間の隙間に一対の側面板821・821の一部を移動できる(図16又は図18参照)。
図14又は図15(A)及び図16を参照して、一対の側面板821・821は、検知突起部82dを一方の隅部から突出している。図17を参照して、FPC8fを凹部80に不完全に挿入した状態では、カバー部材82を閉じると、検知突起部82dがロックアーム81rに当接するので、FPC8fの不完全挿入状態を検知できる。
一方、図18を参照して、FPC8fを凹部80に完全に挿入した状態では、カバー部材82を閉じると、検知突起部82dがロックアーム81rに当接しないので、FPC8fの完全挿入状態を検知できる。
図15(A)を参照して、FPC8fをハウジング81に挿入して、カバー部材82を閉じた状態では、一対のロックアーム81r・81rが切り欠き8dに嵌合すると共に、爪部82nが係止穴8hに挿入されるので、FPC8fを抜け止めできる。
図20は、第2の従来例による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、ハウジングに対してカバー部材を閉じた状態図である。図21は、第2の従来例による電気コネクタの構成を示す縦断面図であり、図21(A)は、ハウジングに対してカバー部材を開いた状態図、図21(A)は、ハウジングに対してカバー部材を閉じる過程の状態図、ハウジングに対してカバー部材を閉じた状態図である。
図22は、第2の従来例による電気コネクタの構成を示す要部拡大平面図であり、ロック部材の先端部がFPCに設けた切り欠きに嵌合した状態図である。図23は、第2の従来例による電気コネクタの構成を示す要部拡大平面図であり、FPCを不完全に挿入した状態図である。
なお、本願の図20は、特許文献2の図1に相当し、本願の図21は、特許文献2の図5に相当している。又、本願の図22は、特許文献2の図9に相当し、本願の図23は、特許文献2の図11に相当している。
図20から図23を参照すると、第2の従来例による電気コネクタ(以下、コネクタと略称する)9は、直方体状のハウジング91、板状のカバー部材92、及び複数のコンタクト93を備えている。
図20を参照すると、ハウジング91は、前方に向けて開口した開口部90を有している。図21を参照すると、カバー部材92は、開口部90の後半部を開閉自在にハウジング91と連結している。図22又は図23を参照すると、複数のコンタクト93は、ハウジング91の内部に並列配置されている。
図21から図23を参照すると、板状の接続部材となるFPC9fは、一対の方形の切り欠き9d・9dを端末の両側縁に切り欠いている。又、FPC9fは、その端末の一方の面Sfに複数の導体パターン(図示せず)を露出させている。
図21を参照して、FPC8fを開口部90に挿入した後に、ハウジング91に対してカバー部材92を閉じると(図21(C)参照)、カバー部材92がFPC9fを加圧して、図示しない導体パターンをコンタクト93に接続できる。
図20又は図22及び図23を参照すると、ハウジング91は、一対のロック部材91r・91rを内部に配置している。ロック部材91rは、鉤状の爪部91nを先端部に備えている。一対の爪部91n・91nは、対向配置している。
図21から図23を参照して、FPC9fを開口部90に挿入すると、一対のロック部材91r・91rを弾性変形させて、一対の爪部91n・91nを外側に拡げることができる(図23参照)。図22を参照して、FPC9fを正しい位置まで挿入すると、爪部91nが切り欠き9dに嵌合して、一対のロック部材91r・91rを弾性復帰できる。
図21を参照すると、コンタクト93は、導電性を有する金属板を打ち抜き成形している。コンタクト93は、固定アーム93aと第1弾性アーム93bを備えている。又、コンタクト93は、第2弾性アーム93cと連結脚93dを備えている。
図21を参照すると、固定アーム93aは、開口部90の底面に固定されている。第1弾性アーム93bは、固定アーム93aと略平行に配置されている。第2弾性アーム93cは、固定アーム93aと第1弾性アーム93bの間に配置されている。連結脚93dは、固定アーム93aと第2弾性アーム93cを連結している。
図21を参照すると、固定アーム93aは、ハウジング91の後端部側に延出したリード部93rを有している。リード部93rは、その底面を図示しないプリント基板の表面にハンダ接合できる。つまり、第2の従来例によるコネクタ9は、表面実装型のコネクタである。
図21を参照すると、固定アーム93aは、第1凸部931と第1凹部932を後端部側に形成している。一方、カバー部材92は、第2凹部921と第2凸部922を基端部に形成している。第1凸部931は、第2凹部921に係合できる。第1凹部932は、第2凸部922に係合できる。カバー部材92は、第1凸部931を回動中心として回動できる。又、カバー部材92は、押圧部923を基端部側に形成している。
図21(A)に示した状態から、カバー部材92を閉じると、カバー部材92の押圧部923が第1弾性アーム93bの後端部を持ち上げて、第1弾性アーム93b及び第2弾性アーム93cを傾倒できる(図21(B)参照)。そして、第1弾性アーム93b及び第2弾性アーム93cの先端部をFPC9fの導体パターンに接触できる。
図21(B)に示した状態から、カバー部材92を完全に閉じると(図21(C)参照)、カバー部材92の押圧部923が第1弾性アーム93bの後端部を更に持ち上げて、第1弾性アーム93b及び第2弾性アーム93cの先端部がFPC9fの導体パターンに所定の接触圧力を付与できる。
図21から図23を参照すると、カバー部材92は、一対の突出部92a・92aを両端部に備えている。一対の突出部92a・92aは、カバー部材92の本体の底面から突出している(図21参照)。
図22を参照して、FPC9fを完全に挿入して、一対のロック部材91r・91rが弾性復帰した状態では、一対の突出部92a・92aは、一対のロック部材91r・91rに阻止されることなく、一対のロック部材91r・91rの両側に入り込むことができる。つまり、カバー部材92を閉じることができる。
一方、図23を参照して、FPC9fを不完全に挿入して、一対のロック部材91r・91rが外側に拡がった状態では、一対の突出部92a・92aが一対のロック部材91r・91rに当接して、カバー部材92を閉じることが困難になる。つまり、FPC9fの不完全挿入状態を検知できる。
図14から図18に示した、第1の従来例では、板状の接続部材を不完全に挿入した状態では、カバー部材を閉じると、カバー部材に設けた検知突起部がロックアームに当接するので、板状の接続部材の不完全挿入状態を検知できる、としている。
しかしながら、第1の従来例では、カバー部材に覆われて、板状の接続部材の端末を視覚的に確認することが困難である。結局は、カバー部材を閉じるときの感触に依存して、板状の接続部材の不完全挿入状態を検知している。このため、板状の接続部材が不完全挿入状態で、カバー部材を閉じることで、カバー部材又はロックアームを損傷させる心配がある。カバー部材を操作することなく、板状の接続部材との不完全な接続を確実に防止する電気コネクタが求められている。
図20から図23に示した、第2の従来例では、板状の接続部材を不完全に挿入した状態では、カバー部材を閉じると、カバー部材に設けた突出部がロック部材に当接するので、板状の接続部材の不完全挿入状態を検知できる、としている。
しかしながら、第2の従来例では、カバー部材に覆われて、板状の接続部材の端末を視覚的に確認することが困難である。結局は、カバー部材を閉じるときの感触に依存して、板状の接続部材の不完全挿入状態を検知している。このため、板状の接続部材が不完全挿入状態で、カバー部材を閉じることで、カバー部材又はロック部材を損傷させる心配がある。カバー部材を操作することなく、板状の接続部材との不完全な接続を確実に防止する電気コネクタが求められている。そして、以上のことが本発明の課題といってよい。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、板状の接続部材とプリント基板を電気的に接続する電気コネクタであって、カバー部材を操作することなく、板状の接続部材との不完全な接続を確実に防止する電気コネクタを提供することを目的とする。
本発明者は、板状の接続部材とプリント基板を電気的に接続する電気コネクタであって、板状の接続部材が挿入自在な開口を一方の端部に開口したハウジング、ハウジングの開口に臨んで並設配置された複数の板状のコンタクト、及び、ハウジングと回動自在に連結した板状の回動レバーで電気コネクタを構成し、板状の接続部材をハウジングの開口に完全に挿入したときには、板状の接続部材が回動レバーを押して、回動レバーが傾斜状態から他方の端部側に傾倒することで、回動レバーを操作することなく、板状の接続部材との完全な接続を視覚的に容易に確認できると考え、これに基づいて、以下のような新たな電気コネクタを発明するに至った。
(1) 端部の両側縁に一対の方形の切り欠きを切り欠いた板状の接続部材とプリント基板を電気的に接続する電気コネクタであって、前記プリント基板に配置され、前記接続部材が挿入自在な開口を一方の端部に開口した直方体状のハウジングと、前記ハウジングの開口に臨んで並設配置された複数の板状のコンタクトと、前記ハウジングと回動自在に連結した板状の回動レバーと、を備え、前記回動レバーは、鉤状に形成した一対のフック部を両端部に有し、前記接続部材を前記開口に挿入して、当該接続部材が前記回動レバーを押して、当該回動レバーが傾斜状態から前記ハウジングの他方の端部側に傾倒した状態では、前記フック部の先端部が前記切り欠きに挿入されて前記接続部材の完全な挿入を検知する、電気コネクタ。
(2) 前記回動レバーは、前記ハウジングの他方の端部側に傾倒した状態から傾斜状態に復帰させる把持部を先端部に有する(1)記載の電気コネクタ。
(3) 前記ハウジングの他方の端部側に配置され、前記プリント基板にハンダ接合自在な一対の補強タブを更に備え、前記回動レバーは、相反する向きに向かう一対の円柱状の回動軸を両側面に有し、前記ハウジングは、一対の前記回動軸を導入自在な溝部を他方の端部側に有し、前記補強タブは、前記回動軸が前記溝部から離脱困難に押さえる押え部を有する(1)又は(2)記載の電気コネクタ。
(4) 前記コンタクトは、前記ハウジングの一方の端部側から圧入する第1固定アームと、前記第1固定アームと略平行に延びる第2固定アームと、前記第2固定アームの先端部から反転し、前記第2固定アームの基端部に向かって前記第2固定アームと略平行に延びる弾性アームと、を有し、前記第2固定アームは、前記弾性アームの先端部に向かって突出する突部を中間部に有し、前記弾性アームは、前記突部に向かって突出した接点を有する(1)から(3)のいずれかに記載の電気コネクタ。
(5) 前記接続部材を前記プリント基板の一方の面と略平行する方向から挿入する水平取付形のコネクタである(1)から(4)のいずれかに記載の電気コネクタ。
(6) 前記接続部材を前記プリント基板の一方の面と略直交する方向から挿入する垂直取付形のコネクタである(1)から(4)のいずれかに記載の電気コネクタ。
(7) 前記接続部材が平形柔軟ケーブルである(1)から(6)のいずれかに記載の電気コネクタ。
(8) 前記接続部材が硬質のプリント基板である(1)から(6)のいずれかに記載の電気コネクタ。
本発明による電気コネクタは、板状の接続部材をハウジングの開口に挿入して、板状の接続部材が回動レバーを押すと、回動レバーが傾斜状態から他方の端部側に傾倒し、フック部の先端部が切り欠きに挿入されて接続部材の完全な挿入を検知できる。本発明による電気コネクタは、回動レバーを操作することなく、回動レバーの傾倒状態を視覚的に確認することで、板状の接続部材との不完全な接続を確実に防止できる。
本発明の第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図である。 第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視分解組立図である。 第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、ハウジングに板状の接続部材を挿入した状態図である。 第1実施形態による電気コネクタの構成を示す平面図である。 第1実施形態による電気コネクタの構成を示す正面図である。 第1実施形態による電気コネクタの構成を示す右側面図であり、図6(A)は、回動レバーが傾斜した状態図、図6(B)は、回動レバーが傾倒した状態図である。 図4のX−X矢視断面図である。 図4のY−Y矢視断面図である。 第1実施形態による電気コネクタの構成を示す平面図であり、ハウジングに板状の接続部材を挿入した状態図である。 図9のZ−Z矢視断面図である。 図9のX−X矢視断面図であり、図11(A)は、回動レバーが傾斜した状態図、図11(B)は、回動レバーが傾倒した状態に至る途中の状態図、図11(A)は、回動レバーが傾倒した状態図である。 図9のY−Y矢視断面図であり、図12(A)は、回動レバーが傾斜した状態図、図12(B)は、回動レバーが傾倒した状態に至る途中の状態図、図12(A)は、回動レバーが傾倒した状態図である。 本発明の第2実施形態による電気コネクタの構成を示す正面図である。 第1の従来例による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、ハウジングに対してカバー部材を開いた状態図である。 図14のX−X矢視断面図であり、図15(A)は、ハウジングに対してカバー部材を開いた状態図、図15(A)は、ハウジングに対してカバー部材を閉じた状態図である。 第1の従来例による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、ハウジングに対してカバー部材を開いた状態で、FPCをハウジングに挿入した状態図である。 第1の従来例による電気コネクタの構成を示す平面図であり、ハウジングに対してカバー部材を開いた状態で、FPCをハウジングに挿入する途上の状態図である。 第1の従来例による電気コネクタの構成を示す平面図であり、ハウジングに対してカバー部材を開いた状態で、FPCをハウジングに挿入した状態図である。 第1の従来例による電気コネクタに備わるコンタクトの構成を示す斜視図である。 第2の従来例による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、ハウジングに対してカバー部材を閉じた状態図である。 第2の従来例による電気コネクタの構成を示す縦断面図であり、図21(A)は、ハウジングに対してカバー部材を開いた状態図、図21(A)は、ハウジングに対してカバー部材を閉じる過程の状態図、ハウジングに対してカバー部材を閉じた状態図である。 第2の従来例による電気コネクタの構成を示す要部拡大平面図であり、ロック部材の先端部がFPCに設けた切り欠きに嵌合した状態図である。 第2の従来例による電気コネクタの構成を示す要部拡大平面図であり、FPCを不完全に挿入した状態図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[第1実施形態]
(電気コネクタの構成)
最初に、本発明の第1実施形態による電気コネクタの構成を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図である。図2は、第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視分解組立図である。図3は、第1実施形態による電気コネクタの構成を示す斜視図であり、ハウジングに板状の接続部材を挿入した状態図である。
図4は、第1実施形態による電気コネクタの構成を示す平面図である。図5は、第1実施形態による電気コネクタの構成を示す正面図である。
図6は、第1実施形態による電気コネクタの構成を示す右側面図であり、図6(A)は、回動レバーが傾斜した状態図、図6(B)は、回動レバーが傾倒した状態図である。図7は、図4のX−X矢視断面図である。図8は、図4のX−X矢視断面図である。
図9は、第1実施形態による電気コネクタの構成を示す平面図であり、ハウジングに板状の接続部材を挿入した状態図である。図10は、図9のZ−Z矢視断面図である。
(全体構成)
図1から図10を参照すると、本発明の第1実施形態による電気コネクタ(以下、コネクタと略称する)10は、直方体状のハウジング1、複数の板状のコンタクト2、及び、板状の回動レバー3を備えている。
図1を参照すると、コネクタ10は、板状の接続部材(以下、FPCという)7fとプリント基板9pを電気的に接続できる。FPC7fは、その端部の両側縁に一対の方形の切り欠き7d・7dを切り欠いている。又、FPC7fは、その端部の一方の面Sfに複数の導体パターン7wを露出させている。
図1を参照すると、ハウジング1は、プリント基板9pに配置されている。図1又は図5及び図7又は図8を参照すると、ハウジング1は、横長の開口1hを一方の端部に開口している。図1又は図10を参照すると、ハウジング1の開口1hには、FPC7fの端部を挿入できる。
図1又は図5及び図7を参照すると、複数のコンタクト2は、ハウジング1の開口1hに臨んで並設配置されている。これらのコンタクト2は、FPC7fの導体パターン7wとプリント基板9pを電気的に接続できる。
図1から図10を参照すると、回動レバー3は、ハウジング1と回動自在に連結している。図6(A)に示すように、回動レバー3は、通常、ハウジング1に対して傾斜状態に配置している。一方、図6(B)に示すように、回動レバー3を回動して、回動レバー3をハウジング1の他方の端部側に傾倒できる。
図2又は図8を参照すると、回動レバー3は、一対のフック部3h・3hを両端部に備えている。フック部3hは、その先端部を鉤状に形成している。
図1又は図3及び図10を参照して、FPC7fをハウジング1の開口1hに挿入し、FPC7fの先端縁が回動レバー3を押すと(図12(A)参照)、回動レバー3は、傾斜状態からハウジング1の他方の端部側に傾倒する(図12(C)参照)。図12(C)に示した状態では、フック部3hの先端部が切り欠き7dに挿入されている。これにより、FPC7fの完全な挿入を検知できる。
(ハウジングの構成)
次に、実施形態によるハウジング1の構成を説明する。図1から図10を参照して、ハウジング1は、絶縁性を有する合成樹脂からなることが好ましく、絶縁性を有する合成樹脂を成形して、直方体状のハウジング1を得ることができる。
図5又は図7を参照すると、ハウジング1は、櫛歯状に形成した溝を開口1hの底部に形成している。これらの溝には、後述するコンタクト2の第2固定アーム2bを収容できる(図7参照)。又、ハウジング1は、櫛歯状に形成した溝を開口1hの上壁に形成している。これらの溝には、後述するコンタクト2の弾性アーム2cを収容できる(図7参照)。なお、後述するコンタクト2の第1固定アーム2aは、ハウジング1の底部に形成した圧入穴12hに圧入している(図7参照)。
(コンタクトの構成)
次に、実施形態によるコンタクト2の構成を説明する。図7を参照すると、コンタクト2は、導電性を有する金属板を打ち抜き成形している。コンタクト2は、第1固定アーム2a、第2固定アーム2b、及び弾性アーム2cを備えている。
図7を参照すると、第1固定アーム2aは、ハウジング1の一方の端部側から圧入穴12hに圧入している。第2固定アーム2bは、第1固定アーム2aと略平行に延びている。そして、第2固定アーム2bは、開口1hの底面に並設配置している。
図7を参照すると、弾性アーム2cは、第2固定アーム2bの先端部から反転している。そして、弾性アーム2cは、第2固定アーム2bの基端部に向かって、第2固定アーム2bと略平行に延びている。
図7を参照すると、第2固定アーム2bは、突部211を中間部に有している。突部211は、弾性アーム2cの先端部に向かって突出している。一方、弾性アーム2cは、突部211に向かって突出した接点212を有している。
図10に示すように、FPC7fをハウジング1の開口1hに挿入すると、突部211と接点212の間にFPC7fを挟持できる(図7参照)。そして、接点212を導体パターン7wに弾性をもって接触できる(図1参照)。
図7を参照すると、第1固定アーム2aは、ハウジング1の一方の端部側に延出したリード部2rを有している。リード部2rは、その底面をプリント基板9pの一方の面91pにハンダ接合できる(図1参照)。つまり、第1実施形態によるコネクタ10は、表面実装型のコネクタである。
(回動レバーの構成)
次に、実施形態による回動レバー3の構成を説明する。図2又は図8を参照すると、回動レバー3は、一対の円柱状の回動軸3s・3sを両側面の基端部に備えている。これらの回動軸3s・3sは、相反する向きに向かって配置されている。
一方、図1又は図2及び図9を参照すると、ハウジング1は、一対の方形の溝部1d・1dを他方の端部側に形成している。これらの溝部1d・1dには、一対の回動軸3s・3sを他方の端部側から導入できる。
図2又は図9及び図10を参照すると、コネクタ10は、一対の補強タブ4・4を更に備えている。補強タブ4は、圧入片41と押え部42を有している(図2参照)。圧入片41をハウジング1の他方の端部側から圧入することで、補強タブ4をハウジング1に固定できる。
図10を参照して、補強タブ4をハウジング1に固定することで、押え部42で溝部1dを塞ぐことができる。押え部42は、回動軸3sが溝部1dから離脱困難に押さえることができる。又、図1を参照して、補強タブ4の底面をプリント基板9pの一方の面91pにハンダ接合することで、プリント基板9pに対するコネクタ10のハンダ接合強度を補強できる。
図1又は図2及び図6を参照すると、回動レバー3は、把持部31を先端部に備えている。回動レバー3がハウジング1の他方の端部側に傾倒した状態から(図6(B)参照)、把持部31を把持して、回動レバー3を初期の傾斜状態に復帰させることができる(図6(A)参照)。
図2を参照すると、回動レバー3は、一対の半球状の小突起3b・3bを両側面から突出している。一方、図10を参照すると、小突起3bに嵌合する窪み31dを溝部1dの内壁に形成している。小突起3bが窪み31dに嵌合することで、ハウジング1に対する回動レバー3の傾斜状態を維持できる。
(電気コネクタの作用)
次に、第1実施形態によるコネクタ10の動作を説明しながら、コネクタ10の作用及び効果を説明する。
図11は、図9のX−X矢視断面図であり、図11(A)は、回動レバーが傾斜した状態図、図11(B)は、回動レバーが傾倒した状態に至る途中の状態図、図11(A)は、回動レバーが傾倒した状態図である。
図12は、図9のY−Y矢視断面図であり、図12(A)は、回動レバーが傾斜した状態図、図12(B)は、回動レバーが傾倒した状態に至る途中の状態図、図12(A)は、回動レバーが傾倒した状態図である。
図11(A)を参照して、FPC7fをハウジング1の開口1hに挿入すると、突部211と接点212の間にFPC7fを挿入できる(図7参照)。図12(A)を参照して、FPC7fをハウジング1の開口1hに挿入すると、FPC7fの先端縁を回動レバー3に当接できる。
図11(A)に示した状態から、FPC7fをハウジング1の開口1hの奥側に更に挿入すると、図11(B)に示すように、突部211と接点212の間にFPC7fを進行できる(図7参照)。又、図12(A)に示した状態から、FPC7fをハウジング1の開口1hの奥側に更に挿入すると、図12(B)に示すように、回動軸3sを回動中心として、回動レバー3を時計方向に回動できる。
図12(B)に示した状態から、FPC7fをハウジング1の開口1hの奥側に更に挿入すると、回動レバー3が時計方向に回動して、図12(C)に示すように、フック部3hの先端部が切り欠き7dに挿入される。これにより、FPC7fの完全な挿入を検知できる。そして、図12(C)に示した状態では、フック部3hの先端部が切り欠き7dに挿入されているので、FPC7fを抜け止めできる。
一方、図11(B)に示した状態から、FPC7fをハウジング1の開口1hの奥側に更に挿入して、図11(C)に示すように、FPC7fの進行が停止した状態では、突部211と接点212の間にFPC7fを挟持できる(図7参照)。そして、接点212を導体パターン7wに弾性をもって接触できる(図1参照)。この場合、コンタクト2には、カバー部材などでコンタクトを加圧しない、いわゆる、Non−ZIF(Zero insertion Force)であり、電気的に安定した接触状態を維持できる。
このように、第1実施形態によるコネクタ10は、FPC7fをハウジング1の開口1hに挿入して、FPC7fが回動レバー3を押すと、回動レバー3が傾斜状態から他方の端部側に傾倒し、フック部3hの先端部が切り欠き7dに挿入されてFPC7fの完全な挿入を検知できる。第1実施形態によるコネクタ10は、回動レバー3を操作することなく、回動レバー3の傾倒状態を視覚的に確認することで、FPC7fとの不完全な接続を確実に防止できる。
図12(C)に示した状態から、FPC7fを引き抜く場合は、把持部31を把持して、回動レバー3を反時計方向に回動すると、図12(B)に示すように、フック部3hの先端部が切り欠き7dから離反するので、FPC7fを容易に引き抜くことができる。
[第2実施形態]
(電気コネクタの構成)
次に、本発明の第2実施形態による電気コネクタの構成を説明する。図13は、本発明の第2実施形態による電気コネクタの構成を示す正面図である。
図13を参照すると、本発明の第2実施形態による電気コネクタ(以下、コネクタと略称する)20は、直方体状のハウジング51、複数の板状の二股形のコンタクト52、及び、板状の回動レバー53を備えている。
図13を参照すると、コネクタ20は、板状の接続部材(以下、プリント基板という)7pとプリント基板9pを電気的に接続できる。プリント基板7pは、その端部の両側縁に一対の方形の切り欠き7d・7dを切り欠いている。又、プリント基板7pは、その端部の一方の面Sfに図示しない複数の導体パターン(いわゆるエッジコネクタ)を露出させている。
図13を参照すると、ハウジング51は、プリント基板9pに配置されている。ハウジング51は、横長の開口51hを一方の端部に開口している。ハウジング51の開口51hには、プリント基板7pの端部を挿入できる。
図13を参照すると、複数のコンタクト52は、ハウジング51の開口511hに臨んで並設配置されている。これらのコンタクト52は、プリント基板7pの導体パターンとプリント基板9pを電気的に接続できる。
図13を参照すると、回動レバー53は、ハウジング51と図示しない回動軸で回動自在に連結している。図13の実線で示すように、回動レバー53は、通常、ハウジング51に対して傾斜状態に配置している。一方、図13の想像線で示すように、回動レバー53を回動して、回動レバー53をハウジング51の一方の端部側に傾倒できる。
図2又は図8を参照すると、回動レバー53は、一対のフック部53h・53hを両端部に備えている。フック部53hは、その先端部を鉤状に形成している。
図13を参照して、プリント基板7pをハウジング51の開口51hに挿入し、プリント基板7pの先端縁が回動レバー53を押すと、回動レバー53は、傾斜状態からハウジング51の一方の端部側に傾倒する(図13の想像線を参照)。回動レバー53をハウジング51の一方の端部側に傾倒した状態では、フック部53hの先端部が切り欠き7dに挿入される。これにより、プリント基板7pの完全な挿入を検知できる。なお、コンタクト52は、プリント基板7pの導体パターンに接触自在な接点522を有している。
(電気コネクタの作用)
次に、第2実施形態によるコネクタ20の作用及び効果を説明する。図13を参照して、第2実施形態によるコネクタ20は、プリント基板7pをハウジング51の開口51hに挿入して、プリント基板7pが回動レバー53の基端部を押すと、回動レバー53が傾斜状態から他方の端部側に傾倒し、フック部53hの先端部が切り欠き7dに挿入されてプリント基板7pの完全な挿入を検知できる。
図13を参照して、第2実施形態によるコネクタ20は、回動レバー53を操作することなく、回動レバー53の傾倒状態を視覚的に確認することで、プリント基板7pとの不完全な接続を確実に防止できる。
第2実施形態によるコネクタ20は、第1実施形態によるコネクタ10と同様な効果を奏するが、第1実施形態によるコネクタ10に適用する板状の接続部材が平形柔軟ケーブルであるのに対し、第2実施形態によるコネクタ20に適用する板状の接続部材が硬質のプリント基板である、という違いがある。
又、第1実施形態によるコネクタ10が、プリント基板9pに対して板状の接続部材を水平方向から挿入する水平取付形コネクタであるのに対し、第2実施形態によるコネクタ20が、プリント基板9pに対して板状の接続部材を垂直方向から挿入する垂直取付形コネクタであるという違いがある。
第1実施形態は、水平取付形コネクタに板状の接続部材として平形柔軟ケーブルを適用する例を開示したが、水平取付形コネクタに板状の接続部材として硬質のプリント基板を適用することもできる。又、第2実施形態は、垂直取付形コネクタに板状の接続部材として硬質のプリント基板を適用する例を開示したが、垂直取付形コネクタに板状の接続部材として平形柔軟ケーブルを適用することもできる。
図1から図10で開示した回動レバー3は、絶縁性を有する合成樹脂で構成してもよく、機械的な強度を担保する金属で構成することもできる。
本発明による電気コネクタは、カバー部材を操作することなく、板状の接続部材との不完全な接続を確実に防止できる。本発明による電気コネクタは、不用意にコネクタ部材を損傷させる心配がなくなる。
1 ハウジング
1h 開口
2 コンタクト
3 回動レバー
3h 開口
7f FPC(板状の接続部材)
7d 切り欠き
7w 導体パターン
9p プリント基板
10 コネクタ(電気コネクタ)

Claims (8)

  1. 端部の両側縁に一対の方形の切り欠きを切り欠いた板状の接続部材とプリント基板を電気的に接続する電気コネクタであって、
    前記プリント基板に配置され、前記接続部材が挿入自在な開口を一方の端部に開口した直方体状のハウジングと、
    前記ハウジングの開口に臨んで並設配置された複数の板状のコンタクトと、
    前記ハウジングと回動自在に連結した板状の回動レバーと、を備え、
    前記回動レバーは、鉤状に形成した一対のフック部を両端部に有し、
    前記接続部材を前記開口に挿入して、当該接続部材が前記回動レバーを押して、当該回動レバーが傾斜状態から前記ハウジングの他方の端部側に傾倒した状態では、前記フック部の先端部が前記切り欠きに挿入されて前記接続部材の完全な挿入を検知する、電気コネクタ。
  2. 前記回動レバーは、前記ハウジングの他方の端部側に傾倒した状態から傾斜状態に復帰させる把持部を先端部に有する請求項1記載の電気コネクタ。
  3. 前記ハウジングの他方の端部側に配置され、前記プリント基板にハンダ接合自在な一対の補強タブを更に備え、
    前記回動レバーは、相反する向きに向かう一対の円柱状の回動軸を両側面に有し、
    前記ハウジングは、一対の前記回動軸を導入自在な溝部を他方の端部側に有し、
    前記補強タブは、前記回動軸が前記溝部から離脱困難に押さえる押え部を有する請求項1又は2記載の電気コネクタ。
  4. 前記コンタクトは、
    前記ハウジングの一方の端部側から圧入する第1固定アームと、
    前記第1固定アームと略平行に延びる第2固定アームと、
    前記第2固定アームの先端部から反転し、前記第2固定アームの基端部に向かって前記第2固定アームと略平行に延びる弾性アームと、を有し、
    前記第2固定アームは、前記弾性アームの先端部に向かって突出する突部を中間部に有し、
    前記弾性アームは、前記突部に向かって突出した接点を有する請求項1から3のいずれかに記載の電気コネクタ。
  5. 前記接続部材を前記プリント基板の一方の面と略平行する方向から挿入する水平取付形のコネクタである請求項1から4のいずれかに記載の電気コネクタ。
  6. 前記接続部材を前記プリント基板の一方の面と略直交する方向から挿入する垂直取付形のコネクタである請求項1から4のいずれかに記載の電気コネクタ。
  7. 前記接続部材が平形柔軟ケーブルである請求項1から6のいずれかに記載の電気コネクタ。
  8. 前記接続部材が硬質のプリント基板である請求項1から6のいずれかに記載の電気コネクタ。
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WO2021065368A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 三洋電機株式会社 電池パック

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