JPH01219976A - Icカードの適正挿入検出機構 - Google Patents

Icカードの適正挿入検出機構

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JPH01219976A
JPH01219976A JP63044532A JP4453288A JPH01219976A JP H01219976 A JPH01219976 A JP H01219976A JP 63044532 A JP63044532 A JP 63044532A JP 4453288 A JP4453288 A JP 4453288A JP H01219976 A JPH01219976 A JP H01219976A
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Masami Kawada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はICカードのリーダライタに対する適正な挿
入状態を検出する検出機構に係り、特にこのICカード
と電気的に接続を行ってICカードに対する信号の授受
を行うリーダライタへの適正な位置を検出してICカー
ドを固定保持するICカードの検出機構に関づる。
〔従来の技術〕
今日、メモリやCPUの機能を有するICを内蔵さけて
これをカード状に構成したICカードが普及されている
。一般に、このICカードは、データの読取りおよび書
込みを行う手段として、カードの外表面にICの電気接
点を設け、これら電気接点と接触してICカードへの電
力の供給並びにデータ信号の授受を行うよう構成したリ
ーダライタが使用されている。
この種のICカードは、メモリ容rBの増大に伴いその
用途が拡大化され、個人的に使用する種々のビジネスカ
ードとしてのみならず、各種産業界におけるプログラム
制御システムのメモリ媒体としても簡便かつ有効に利用
されている。このように多用途化されるICカードは、
その使用頻度が増大されると共にその使用環境ら外部的
汚損や損傷を受り易くなるため、電気接点を劣化させて
適正なデータ信号の授受を行うことができなくなる難点
がある。
このような観点から、空間に高周波電磁界や超音波によ
る振動エネルギの場を設け、この場のエネルギを吸収、
整流して直流電源とすることによって、ICカードにお
ける内蔵電池または電力供給用接点を不要にし、またリ
ーダライタとの各種データ信号等の授受には、アンテナ
やコイルのような結合器を使用すると共にこの結合器を
ICカードの適所に埋設することにより、ICカードの
外部に露呈する全ての電気接点を省略し、ICカードと
リーダライタの電気的接続を非接触としたICカードシ
ステムが提案されている(例えば、特開昭58−154
082号公報〉。
このにうな非接触結合方式を採用するICカードとリー
ダライタとの結合に際し、ICカードへの電ツノ供給と
データ信号の入力とを効率的に行うには、ICカードに
設【)た結合器とリーダライタに設けた結合器との位置
整合が行われることが望まれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、このような非接触結合方式を採用づるICカー
ドとリーダライタとの結合に際し、リーダライタに対し
適正な状態でICカードを挿入するため、ICカードの
表裏とその挿入方向を判別し得る表示をICカードに印
刷し、一方リーダライタ側にはICカードの適正な位置
決めを行うための挿入位置規定枠体を設ける等の手段を
採用することができる。
しかしながら、前述したようにICカードにリーダライ
タへの適正な挿入を行うための印刷表示がされていても
、取扱者のミスにより不適正な挿入が行われることもあ
り、このような場合にはリーダライタ側にICカードの
適正な位置決め状態を判別する手段が必要である。  
                (さらに、リーダラ
イタには、ICカードが適正な位置決め状態になった場
合にのみ、この状f)を判別してICカードを移動不可
能に固定保持する手段を設け、これによりICカードへ
の電力の供給およびデータ信号の授受を行うようにする
必要がある。
従って、これらの判別手段や固定保持手段は、それぞれ
電気的、機械的もしくは光学的手段等を使用して複雑な
構成としなければならず、この結果リーダライタの製造
コストが著しく増大する難点がある。
そこで、本発明の目的は、ICカードのリーダライタに
対し、ICカードを常に適正な一定方向に挿入するため
の識別をより一層簡便なものとすると共に、ICカード
の適正な挿入位置での位置決めとその固定保持とを円滑
にしかも筒便に達成することができるICカードの構造
およびこのICカードとリーダライタとの組合せを提供
するにある。
課題を解決するための手段〕 先の目的を達成覆るため、本発明に係るICカードの検
出機構は、ICカードを所定位置に挿入し、電力の受給
と信号の授受を行うリーダライタに、ICカードの適正
な挿入状態を検出する手段を設けたICカードの検出機
構にJ3いて、長手方向両−縁部に切欠部を設けたIC
カードと、この[Cカードと信号の授受を行うための結
合器を有し該結合器に対しICカードを所定位r)まで
案内挿入16J1板と、該基板上に固定した保1板とか
らなり、前記保護板の上面にICカードの先端と係合し
てICカードと共に所定位置まで110進すると共に復
帰弾力を有するスライド板を設け、前記蓋板とスライド
板の一側縁部にICカードが所定位置にコヱした際IC
カードに設けた切欠部と対応さけてそれぞれ切除部およ
び切欠段部を設け、さらに前記蓋板の切除部に対応させ
て復帰状態のスライド板の一側縁部に弾力的に当接りる
ロックピンを右りる復帰操作可能なレバー部材とで構成
されることを特徴とする。
この場合、復帰操作可能なレバー部材は、−(4,にロ
ックピンを備えると共に他端に操作部を有し、固定ピン
に枢支されたロックレバ−と、この〔ノックレバーのロ
ックピンを復帰状態のスライド板の一側縁部に弾力的に
押圧する弾性部材とで構成Jれば好適である。
(作用〕 本発明に係るICカードの検出([によれば、長手方向
一側縁部に切欠部を設けたICカードの挿入動作により
、このICカードの先端がスライド板と係合し、このス
ライド板と共に所定位置まで前進する。
この場合、ICカードの一側縁部に設けた切欠部と対応
Jるスライド板と、蓋板にはそれぞれ切除部おにび切欠
段部が設けであるため、スライド板が所定位置まで前進
すると、復帰弾力を右づるスライド板の一側縁部を常時
押圧しているL1ツクレバーのロックピンは、切欠段部
に侵入すると同時にICカードの一方の切欠部に嵌入す
る。
これにより、不適正な状態でのICカードは切欠部が合
わないため挿入不能となり、適正な状態でのみ所定位置
への挿入が可能となるため、ICカードの機械的な検知
が可能となり、かつその状態での位置決めおよび固定保
持を簡便かつ確実に達成することができる。
〔実施例〕
次に、本発明に係る検出機構の実施例につき、このIC
カードの使用に適したリーダライタとの関係にJ3いて
、添付図面を参照しながら以下詳細に説明づる。
第1図および第2図は本発明に係るICカードの検出機
構の一実施例示づ゛ものである。
なお、本発明において使用するICカードは、第4図お
よび第5図に示すように構成したしのが適用される。
まず、第4図および第5図にJ3いて、参照符号10は
ICカードを示し、内部に単一もしくは複数の半導体集
積回路からなる記憶・演算素子で回路構成したプリント
回路12が設けられる。また、このICカード10には
、外部より電力の供給を受1ノると共に所要のデータ信
号を入力するための空芯の入力コイル14と、プリンi
・回路12から外部へ所要のデータ信号を出力するため
の空芯の出力コイル16が、それぞれプリント回路から
離間した適正位置に内蔵される。なお、これら入力コイ
ル14と出力コイル16とは、それぞれリード線18に
よってプリント回路12と接続されている。このように
構成されるICカード10は、合成樹脂基体に予めプリ
ント回路12、入力コイル14、出力コイル16および
リード線18をそれぞれ収容し得るスペースをそれぞれ
設けCおき、これらスペースに対応する前記各部品を実
装した模、公知の積層法もしくは接合法により合成樹脂
被覆材を被覆して容易に成形することができる。
しかるに、本発明においては、前述した構成からなるI
Cカード10の技手方向側縁部に切欠部20を刻設した
ことを特徴とする乙のである。この切欠部20は、リー
ダライタのICカード装着部において、切欠部2o内に
機械的に接触1■入し得る検知機構を設けて、これによ
りtCカード10の適正状態を判別する位置検出を行う
と共にICカード10の機械的な固定保持をj構成する
。ずなわら、本実施例におけるICカード10において
は、それぞれ機能を異にする入力コイル14と出力コイ
ル16とが左右非対称に内蔵され、リーダライタに設け
たそれぞれ対応する入出力手段と一定状態の場合だ1ノ
適合する(ICカードの表側とリーダライタへの挿入方
向が決定される)ようになる。従って、例えばICカー
ド10を適正な状態に反し、裏側を表面にしたり、逆方
向にしてリーダライタへ挿入する場合には、ICカード
10の最終的な装着位置において、切欠部20と検出機
構とは適合せず、ICカードの不適正状態を判別してそ
の固定保持は行われず、ICカード10は挿入開始位置
まで返送される。
次に、前述した構成からなる本発明のICカードに適合
する検出機構を廂えたリーダライタについて説明する。
まず、リーダライタの基本構成としては、第6図に示す
ように、ICカード10の入力コイル14に対し電力と
データ信号とを供給するためのへラドコア30と、IC
カード10の出力コイル16からデータの続出1ノを行
うための受信コイル32とを備え、前記へラドコア30
は(の一部に巻回されたロイル34を介して駆動回路3
6に接続され、また受信コイル32は受信回路38に接
続される。
従って、このように構成されるリーダライタは、ヘッド
コア30とICカードの人力コイル14、受信コイル3
2とICカードの出力コイル16とがそれぞれ適正に対
向位置I)だ場合に、前記ICカード10に設けた切欠
部20と対応するように検知機構を設けることにより、
ICカードの適正状態の判別とICカードの固定保持と
を円滑かつ確実に達成することができる。
第1図、第2図および第3図は、前述したICカード1
0の使用に好適な検出機構を備えたリーダライタの一実
施例を示すものである。づなわち、第1図および第2図
はリーダライタのICカード装着部の要部平面構造を示
すものであって、参照符号40は1.Cカード10を所
定位置に収納保持するための挿入口部を示し、その下側
には第3図に示すように構成したガイド側板42.42
を有する基板44を備え、また上側には保護蓋板46を
備え、これら基板44と蓋板46どは適宜結合具を介し
て固定配置される。蓋板46は、その先端部にそれぞれ
2つの切欠48.50が設けられ、一方の切欠48に対
してはへラドコア30が配置され、他方の切欠50は後
述するスライド板の先端係止部52のガイド溝として形
成する。
しかるに、スライド板 54は、蓋板46の上面に配置
され、ICカード10の挿入方向と同方向に複数のガイ
ド溝56を穿設し、これらガイド溝56にそれぞれ蓋板
46に固定した止めピン58を嵌合して摺動自在に構成
する。
この場合、スライド板54の一部と蓋板46の一部にそ
れぞれコイルばね60の各−端部を係止することにより
スライド板54に復帰弾力を保持させる。また、前記ス
ライドFi54の一側縁部は、蓋板46の一側縁部と略
一致するように位置設定する。この場合、蓋板46の一
側縁部には、ICカード10が完全に挿入された状態に
おいて(第2図参照)、切欠部20が位置する部分に切
除部62を設け、この切除部62に対Iノ外方からばね
64の弾力により内方(ICカード10の切欠部20内
)へ嵌入するロックピン66を備えたロックレバ−90
を設ける。従って、このロックレバ−90に設けたロッ
クピン66は、第1図に示すように、ICカード10の
挿入時において前記スライド板54の一側縁に当接する
J:う設定すると共に、ICカード10の切欠部 20
と対応する位置においてスライド板54の側縁部に切欠
段部70を設ける。このように構成することにより、I
Cカード10の先端がスライド板54の係止部52に係
合してICカード10と共にスライド板54が前進し、
ICカード10が所定の最先端位置まで達すると、前記
ロックピン66がスライド板54の切欠段部70に嵌入
すると同時にICカード10の切欠部20内に嵌入して
、ICカード10を固定保持することができる(第3図
参照)。
なお、第3図において、基板44には、それぞれICカ
ード10に内蔵された入力コイル14および出力コイル
16に対応する位置に、それぞれへラドコア設置用スペ
ース72および受信コイル設置用スペース74が設番ノ
られる。また、前記スライド板54の他側縁部には、ス
イッチ操作用レバー76の−・端を枢着し、このレバー
76の他端をリミットスイッチ78のアクチュエータ 
80に当接するよう構成し、ICカード10が第2図に
示ずように固定保持された際、スライド板54の前進に
よりスイッチ操作用レバー76が変位してアクチュエー
タ80に当接し、リミットスイッチ78をON動作して
リーダライタの作動を開始するようにする。さらに、第
2図に示すように固定保持されたICカード10を取出
づに際しては、エジェクトレバー82を第2図に示1よ
うに設け、このエジェクトレバー82を矢印方向に押圧
することにより、ロックレバ−90を外方へ復帰させて
ロックピン66をICカード10の切欠部20およびス
ライド板54の切欠段部70より解放することができ、
スライド板5/1をコイルばね60の弾力作用で第2図
に示り状態に復帰させることができる。
なお、前述した通り、リミットスイッチによるICカー
ド装着状態の検出は、ICカード10が完全にリーダラ
イタの適正な位置に装着した状態を、このICカードの
切欠部20を機械的に検出した後に始めて電気的な検出
が可能となり、従来よりも一部ICカードのリードライ
トが確実なものとなり、さらにリードライト中にはIC
カードは取出し不能とするインターロックが働き、誤操
作を防止できる。
次に、ICカードの取出し装置およびその取出し防止装
置について第1図および第2図を見に説明する。
第2図に示すように、ICカード取出し装置は、ICカ
ード装着部内に固定保持されたICカード10を取出す
に際し、エジェクトレバー82を矢印方向に押圧するこ
とにより、ロックレバ−90を外方へ復帰させてロック
ピン66をICカード10の切欠部20J3よびスライ
ド板54の切欠段部70より解放し、スライド板54を
コイルばね60の弾力作用で、第1図に示1ようにIC
カード10を係止したスライド板54を復帰させるよう
構成される。
更に詳しくは、基板44の側面に平行に矢印方向にエジ
ェクトレバー82がガイド溝110を止めピン112に
案内されて進退可能に設けられている。また前記止めピ
ン112の頭部とガイド溝110の一端に設けた係止片
114にはばね116が張設され、前記エジェクトレバ
ー82を外側に向けて付勢している。また、■ジェット
レバー82の侵入側先端には係止片118が形成される
と共に、その内側には長溝120が穿設されている。
そして、この長溝120にロックレバ−90の操作部1
24下方に植設したピン122が係合している。尚、こ
の長溝120はICカード10を挿入の際、スライド板
54の移動で前記ロックレバ−90が枢動してもエジェ
クトレバー82に作用力を与えないようにするものであ
る。第2図に示ずようにICカード10が装着状態のと
きは、ロックレバ−90のピン122は前記長溝120
の一端に当接状態どなっている。
従って、エジェクトレバー82を矢印方向に抑圧すると
ロックレバ−90は反時計廻りに枢動し、この枢動によ
りロックピン66をICカード10の切欠部20および
スライド板54の切欠段部70から1ift脱する。こ
のロック解除動作によりICカードはスライド板54と
共にICカード挿入側にばね60の作用で挿入開始位置
まで返送され、取出し可能な状態となる。
次に、前述したニジエフ1〜レバーとの関連において、
ICカードの取出し防th装置について説明覆る。
今、ICカード10をリーダライタのICカード装着部
内に適正な状態で装着し、機械的に固定保持していても
、ICカードと電気的接続を行って情報の読取りまたは
出込み実行中に、不用意にエジェクトレバー82を押圧
してしまうと、ICカードが移動してしまい、電気的接
続が切れてICカード内のメモリが消失し、またはシス
テムが破壊されてしまうおそれがある。
そこで、ICカードのリードライト実行中は前記エジェ
クトレバー82の動きをインターロック手段によりロッ
クするよう構成する。
ずなわら、第1図、第2図に示すように、エジェクトレ
バー82先端の係止片118の対向づる位置にインター
ロック手段である例えばソレノイドの励磁で作動する駆
動源126を配設する。この駆動源126と前記エジェ
クトレバー82との間に揺動可能なロックレバ−128
を設ける。このロックレバ−128は中央をピン130
で枢支され、その一端を前記駆動WA126で進退作動
する作動杆132と枢支し、他端部にはストッパピンン
134が植設される。さらに、前記ロックレバ−128
の他端はばね136で基板44側(前記係止片118か
ら逃げる方向)に付勢されている。
従って、ICカード10が所定位置に装着されると、前
述した通り、スライド板54の前進動作との機械的な連
動でロックレバ−90が枢動し、これにより、リミット
スイッヂ78が働き、この信号によりリードライトの実
行が開始されると同時に、前記駆動源126のソレノイ
ドの励磁で作動杆132が後退する。この後退勤作Cロ
ックレバ−128、が揺動じ、ストッパピン134が前
記エジェクトレバー82の係止片118直近位置に位置
する(第1図中2点鎖線の位置)。
これによって、エジェクトレバー82の前進動作は前記
ストッパピン134で閉止されロック状態となり、リー
ダライタの誤動作を確実に防止することができる。
次に、ICCカード出出時飛出し防止装置について、第
7図を基に説明する。すなわち、第2図および第2図の
A−A断面を示す第7図において、ICカード10のリ
ードライトの実行が完了した場合、このカード10を取
出ずためエジェクトレバー82を押圧すると、スライド
板54おJ:び(Cカード10のロックが解除される。
この解除により、ICカード10はスライド板54を付
勢しているばねの弾力作用でカード挿入位置に戻される
こになる。しかしながら、前記ICカード10およびス
ライド板54はエジェクトレバー82の操作で急激に解
放されるため、ICカード10は慣性力で外部に飛出し
、破損する問題がある。
そこで、第7図に示すように基板44の蓋板46のほぼ
中央に貫通角穴140を形成し、この穴140内に一端
を没入可能に、前記蓋板46の裏面(ICカード側)に
付勢手段である板ばね142を固着する。この板ばね1
42の先端は内方に向【プて付勢され、ICカード10
の上面を軽く押圧している。また、前記板ばねの先端は
円弧状に形成されているため、ICカードの表面が傷つ
けられることはない。
従って、この板ばね142によりICカードの飛出しは
防止され、ICカードは排出時にも安全に保護されるこ
とになる。
〔発明の効果〕
前述した実施例から明らかなJ:うに、本発明によれば
、ICカードの長手方向一側縁部の適所に切欠部を設け
ることにJ:す、このICカードをリーダライタのIC
カード装着部へ挿入するに際し、ICカードを復帰弾力
を有するスライド板と共に前進させ、所定位置で前記I
Cカードの切欠部にロックピンが適合するよう構成する
ことにより、ICカードの挿入とその固定保持とを簡便
かつ確実に達成することができる。更に、ICカードの
切欠部により、ICカードの誤挿入に際しその所定装着
位置に達する以前での挿入禁止を行うことができ、これ
によりリーダライタの誤動作を確実に防止することがで
きる。
また、本発明に係るICカードの使用に好適なリーダラ
イタは、特にICカード装着部において、スライド板と
連動するレバーを設けることにより、簡単な構成で動作
の安定した検知機構を低コストに製造することができる
なお、本発明にお()るICカードの切欠部の形状は、
特に限定されることなく、例えば湾曲状または矩形状の
四部とするのが一般的である。また、ICカードの内部
構成についても、実施例に限定されることなく種々の構
成からなるICカード等についても本発明を適用し得る
ことは勿論である。
以上、本発明の好適な実施例について説明したが、本発
明は前述した実施例に限定されることなく、本発明の精
神を逸脱しない範囲内において種々の設計変更が可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るICカードの検出機構に関する構
成配置の一実施例であって、ICカード装着前の状態を
示づ要部平面図、第2図はICカードの検出機構に関す
る構成配置の一実施例であって、ICカード装着後の状
態を示す要部平面図。第3図は第1図および第2図に示
すリーダライタに対するICカードの装着動作の説明図
、第4図は本発明に係るICカードの一実施例を示す外
観斜視図、第5図は第4図に示すICカードの平面図、
第6図は本発明に係るICカードとこれに対応するリー
ダライタとの結水構成を示す概略説明図、第7図は第2
図のA −A断面図・である。 10・・・ICカード   12・・・プリント回路1
4・・・入力コイル   16・・・出力コイル18・
・・リード線    20・・・切欠部30・・・ヘッ
ドコア   32・・・受信コイル34・・・コイル 
    36・・・駆動回路38・・・受信回路   
 40・・・挿入口部42・・・ガイド側板   44
・・・基板46・・・保′IIt蓋板    48.5
0・・・切欠52・・・係1部     54・・・ス
ライド板56・・・ガイド溝    58・・・止めピ
ン60・・・コイルばね   62・・・切除部64・
・・ばね      66・・・ロックピン10・・・
切欠段部    72.74・・・スペース16・・・
スイッチ操作用レバー 78・・・リミットスイッチ 80・・・アクチュエータ 82・・・エジェクトレバ
ー90・・・ロックレバ−100・・・止めピン102
・・・突起     104・・・切込部110・・・
ガイド溝 112・・・止めピン   114・・・係止片118
・・・係止片    120・・・長溝116・・・ば
ね     118・・・係止片120・・・長溝  
   122・・・ピン124・・・操作部    1
26・・・駆動源128・・・ロックレバ−130・・
・ピン132・・・作動杆    134・・・ストッ
パピン136・・・ばね     140・・・貫通角
穴142・・・板ばね FIo、  1 FIG、  2 FIG   3 FIo、  6 j4JLJ11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ICカードを所定位置に挿入し、電力の受給と信
    号の授受を行うリーダライタに、ICカードの適正な挿
    入状態を検出する手段を設けたICカードの検出機構に
    おいて、長手方向一側縁部に切欠部を設けたICカード
    と、このICカードと信号の授受を行うための結合器を
    有し該結合器に対しICカードを所定位置まで案内挿入
    する基板と、該基板上に固定した保護蓋板とからなり、
    前記蓋板の上面にICカードの先端と係合してICカー
    ドと共に所定位置まで前進すると共に復帰弾力を有する
    スライド板を設け、前記蓋板とスライド板の一側縁部に
    ICカードが所定位置に達した際ICカードに設けた切
    欠部と対応させてそれぞれ切除部および切欠段部を設け
    、さらに前記蓋板の切除部に対応させて復帰状態のスラ
    イド板の一側縁部に弾力的に当接するロックピンを有す
    る復帰操作可能なレバー部材を設けてなるICカード装
    着部を構成することを特徴とするICカードの検出機構
  2. (2)復帰操作可能なレバー部材は、一端にロックピン
    を備えると共に他端に操作部を有し、固定ピンに枢支さ
    れたロックレバーと、このロックレバーのロックピンを
    復帰状態のスライド板の一側縁部に弾力的に押圧する弾
    性部材とで構成される請求項1記載のICカードの検出
    機構。
JP63044532A 1988-02-29 1988-02-29 Icカードの適正挿入検出機構 Expired - Lifetime JPH061510B2 (ja)

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