JP4075754B2 - 非接触式通信媒体挿入口モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、接触式通信媒体に記憶されている情報を非接触式通信によって読み取るためアンテナが設けられた非接触式通信媒体挿入口モジュールに関する。
特許文献1は、非接触式ICカードを内部に取り込み、そのカードと通信を行うことでカード情報の処理を行うICカードリーダを記載している。ICカードリーダの内部に、非接触で通信できないカードなどの取り込みを防止するために、ICカードリーダは、その挿入口にカード検出用通信コイルを備えている。このコイル面は、挿入された非接触式ICカードのカード面と平行に配置されている。すなわち、非接触式ICカード内のコイルアンテナとのコイルで形成された面と、カード検出用通信コイルのコイルで形成された面とが平行になっている。そして、挿入口とICカードリーダ内部との間には、シャッタを備えている。挿入口に非接触式ICカードが挿入された場合、カード検出用通信コイルは、非接触式ICカードの存在を検出する。この検出に基づいて、ICカードリーダはシャッタを開ける。検出しなければ、ICカードリーダはシャッタを閉じた状態を保つ。これにより、ICカードリーダは、非接触で通信できないカードの取り込みを防止する。そして、ICカードリーダがシャッタを開くと、ICカードリーダは、カード搬送機構を動作させ、非接触式ICカードをその内部に取り込む。ICカードリーダは、その内部にカードリーダ側通信コイルを備えている。そして、カードリーダ側通信コイルは、取り込まれた非接触式ICカードと非接触式通信を行う。これにより、ICカードリーダは、非接触式ICカードの情報を読み取る。
特許文献2は、磁気カードや接触式ICカードなどの接触式カードおよび非接触式ICカードを共通に使用可能なデータ処理装置を記載している。データ処理装置のカード挿入口を備えている。接触式カードは、挿入口に挿入される。そして、データ処理装置は、その内部において、接触式カードの情報を読み取る。データ処理装置は、挿入口の近傍に一つのループ状のアンテナを設けている。非接触式ICカードが、そのカード面とアンテナ面に対し平行になるように、挿入口に近づくと、ループ状のアンテナは、非接触式ICカードから情報を読み取る。
特許文献3は、磁気券が挿入される挿入口に、非接触券が挿入され、磁気券を搬送する機構や非接触券が破壊されないようにするための自動改札機を記載している。自動改札機は、その本体上面に非接触券と通信するための第1アンテナを備えている。第1アンテナから得られる非接触券の情報に基づいて、自動改札機は、非接触券を所持する利用者の入出場を許可または禁止する。自動改札機は、挿入口に、シャッタを備えている。このシャッタは、通常、開いた状態である。接触券が挿入口に挿入されると、搬送機構が動作し、接触券を内部に取り込み、その情報を読み取る。読み取った情報に基づいて、自動改札機は、接触券を所持する利用者の入出場を許可または禁止する。自動改札機は、その挿入口付近に、非接触券と通信する第2アンテナを備えている。挿入口に非接触券が近づくと、第2アンテナが非接触券の接近を検出する。非接触券が誤って挿入口に挿入されることを防止するために、自動改札機は、シャッタを閉じる。
特許文献4は、磁気カード接触式ICカードおよび非接触式ICカードの情報を短時間で読み取ることができるカードリーダを記載している。非接触式ICカードの情報がカードリーダの挿入口に挿入された場合に、カードリーダは、その挿入口に備えられたアンテナによって、非接触式ICカードの情報を読み取る。これにより、非接触ICカードを搬送する時間が短縮される。接触式ICカードがカードリーダの挿入口に挿入された場合、カードリーダは、その挿入口に設けられているIC接点部を接触式ICカードに接触させる。そして、カードリーダは、接触式ICカードから情報を読み取る。これにより、接触式ICカードを搬送する時間が短縮される。そして、カードリーダが、非接触式ICカードおよび接触式ICカードのいずれでもないと判定した場合は、カードリーダは、カードをその内部に搬送する。そして、磁気ヘッドにより、情報を読み取る。
特許文献5は、非接触式ICカードの情報を確実に読み取るための非接触カードシステムを記載している。断面がU字型の枠において、U字の対向する内側の側壁に2つのコイルアンテナを設けている。第1のコイルアンテナ面と第2のコイルアンテナ面とが対向している。2つのコイルアンテナ面で形成される空間に、非接触式カードが侵入すると、非接触カードシステムは、非接触式ICカードと通信を行う。
特許文献6、7、8、9は、通信性能を高めるためのループアンテナを記載している。ループアンテナは、2つの連続するコイルアンテナから構成されている。第1のコイルアンテナは、その巻線方向が時計回りである。第2のコイルアンテナはその巻線方向が反時計回りである。
特開2001−118035号公報(図1、図3) 特開平6−139416号公報(図1、図5) 実開平7−20662号公報(図1、図3) 特開2000−132646号公報(図1、図4) 特開2000−172794号公報(図1) 特開2003―99730号公報(図1) 特開平8−330838号公報(図1、図3) 特開平11―316805号公報(図2) 特開平7−30319号公報(図3)
本発明は、カードリーダなどの挿入口に挿入される非接触ICカードに対して、広い通
信領域をもつ挿入口ループアンテナを備えた非接触式通信媒体挿入口モジュールを提供することを課題とする。
非接触式通信媒体が挿入される矩形状の挿入口の近傍に取り付けられる挿入口ループアンテナは、2つのループから構成され、一つのループは、前記挿入口の長い辺の上側に配置され、他のループは、前記挿入口の長い辺の下側に配置され、前記2つのループは、互いに巻線方向が逆である。
挿入口ループアンテナに交流電流を流すと、上下のループ間で、空気中に磁束が発生する。すなわち、挿入口の手前の位置に、磁束が発生する。また、手前の位置は、アンテナ面より手前の位置を意味してもよい。交流電流の周期に応じて、磁束の向きが反転する。非接触式通信媒体が、挿入口の手前の磁束が流れている位置にくると、非接触式通信媒体とアンテナとの間で、通信を開始する。
非接触式通信媒体の形状が矩形状で、その面積が最大の面とほぼ平行にアンテナが形成されている非接触式通信媒体を想定する。利用者が矩形状の非接触式通信媒体を矩形状の挿入口に挿入しようとするため、非接触式通信媒体のアンテナ面と磁束とがほぼ垂直に交わる。これにより、非接触式通信媒体をアンテナ面と交わる位置より手前の位置に置いて通信が行われる。
ループ状に導電線を巻くことで、ループアンテナが構成される。導電線を巻く回数が多くなると、導電線に同じ大きさの電流を流したときに、その周囲に発生する磁束の量が多くなる。
非接触式通信媒体が挿入される挿入口は、矩形状である。挿入口に非接触式通信媒体が挿入されたときに、挿入口の長い辺と非接触式通信媒体のアンテナ面とが平行であることが好ましい。非接触式通信媒体の形は、長方形のカード状、円盤状などである。非接触式通信媒体の平面部分に平面状のアンテナが形成されていることが好ましい。
非接触式通信媒体挿入口モジュールは、非接触式通信媒体が挿入される矩形状の挿入口
と、2つのループから構成され、一つのループは、前記挿入口の長い辺の上側に配置され
、他のループは、前記挿入口の長い辺の下側に配置され、前記2つのループは、互いに巻
線方向が逆である前記挿入口の近傍に取り付けられる挿入口ループアンテナと、前記挿入
の上側および下側に配置される前記挿入口ループアンテナの2つのループを囲む一つの穴が開いている金属板からなる。
通信を行うために、ループアンテナに電流を流すとそのループの周囲の導電線には渦電流が発生する。しかし、上述したように金属板に設けられて一つの穴に上下のループが位置しているため、それぞれのループから発生しようとする渦電流が打ち消し合い、一つの穴の周囲にはほとんど渦電流が発生しなくなる。これにより金属板の存在により発生する渦電流損が少なくなる。
本発明の例示的な実施の形態について図面を使用して説明する。図中において、類似の部品には同じ番号が使用されている。
ここで説明するカード処理装置は、磁気カード、接触式ICカードおよび非接触式ICカードを処理する。磁気カードは、その表面に磁気ストライプを有する。磁気ストライプには、磁気情報が記録されている。接触式ICカードは、メモリを備えたICチップを有する。接触式ICカードの表面にはICチップと接続されたIC接点を有する。接触式ICカードは、IC接点を介して通信を行う。非接触式ICカードは、メモリを備えたICチップを有する。そして、ICチップには非接触式通信を行うためのコイルアンテナが接続されている。カード処理装置は、カードを内部に取り込んで、カードに対して、情報の読み取りおよび書き込みを行う。カードを内部に取り込む搬送路は、各カードで共通している。これにより、異なる種類のカードであっても、利用者がカード処理装置の挿入口へカードを挿入することで、カードに対する処理が行われる。
カード処理装置は、現金自動取引処理装置などの上位装置に接続している。カード処理装置は、現金自動取引処理装置から命令を受けて動作する。また、カード処理装置は、カードから読み取った情報を現金自動取引処理装置に送信する。
カード処理装置90の電気的構成のブロック図が図1に示されている。制御部6は、カード処理装置90のその他の構成部品を制御する。また、制御部6は、構成部品から情報を受信する。例えば、制御部6は、センサから検出信号を受信する。制御部6は、受信した信号をその内部のメモリに記憶する。制御部6は、モータ4などのアクチュエータを駆動する。制御部6は、通信部18を経由して、非接触式ICカード19から読み取った情報を外部の上位装置に出力する。また、制御部6は、通信部18を経由して、外部の装置から情報を受信する。受信した情報に基づいて、制御部6は、非接触ICカードに情報を書き込むよう内側送信部8を制御する。
制御部6から情報が、挿入口送信部2に伝達されると、挿入口送信部2は、その情報をコードに変換し、変調する。そして、挿入口送信部2は、挿入口ループアンテナ1から変調された信号を送信する。そして、非接触式ICカード19に、情報が送信される。非接触式ICカード19から返事を受信すると、挿入口ループアンテナ1から挿入口受信部3に信号が伝達される。挿入口受信部3は、伝達された信号を復調し、デコードする。そして、挿入口受信部3はデコードされた情報を制御部6に伝達する。
挿入口ループアンテナ1によって、非接触式ICカード19と通信が行われたか否かに基づいて、制御部6は、挿入口付近に設けられているシャッタの開閉を決定する。
モータ4は、カード処理装置90の内部の搬送路を構成するローラを回転させる。モータ4は、制御部6からの命令に応じて、ローラを正方向に回転させたり、逆方向に回転させたりする。これにより、搬送路に存在するカードを搬送する。
第1ソレノイド5は、制御部6からの命令に応じて、搬送路に設けられたシャッタを開け閉めする。シャッタは、カード処理装置90の挿入口付近に設けられている。
シャッタが開き、非接触式ICカードがカード処理装置内部に搬送されると、非接触式ICカード19と内側アンテナ7との間で、非接触式通信が行われる。制御部6から情報が、内側送信部8に伝達されると、内側送信部8は、その情報をコードに変換し、変調する。そして、内側送信部8は、内側アンテナ7から変調された信号を送信する。そして、非接触式ICカード19に、情報が送信される。非接触式ICカード19から返事が返されると、内側アンテナ7から内側受信部9に信号が伝達される。内側受信部9は、伝達された信号を復調し、デコードする。そして、内側受信部9はデコードされた情報を制御部6に伝達する。
挿入検出センサ10は、挿入口にカード形状の物体が挿入されたか否かを検出する。この検出結果に基づいて、制御部6は、シャッタの開閉を決定する。
挿入口磁気ヘッド11は、カード処理装置90の挿入口に設けられている。挿入口磁気ヘッド11は、挿入口に挿入された磁気カードの磁気情報を読み取る。磁気情報の有無に基づいて、挿入口磁気ヘッド11は、挿入口に磁気カードが挿入されたか否かを検出する。この検出結果に基づいて、制御部6は、シャッタの開閉を決定する。
IC接点検出センサ12は、挿入口に挿入された接触式ICカードのIC接点を検出する。この検出結果に基づいて、制御部6は、シャッタの開閉を決定する。接触式ICカードのIC接点は、銅や金などの非磁性体で形成されている場合が多い。そこで、IC接点検出センサ12として、これらの材質を検出する非磁性体検出センサを用いることができる。
磁気ヘッド13は、カード処理装置90の内部に搬送された磁気カードの磁気情報を読み取る。磁気ヘッド13は、読み取った磁気情報を制御部6に伝達する。また、ローラの回転によって磁気カードを再度搬送し、磁気ヘッド13は、磁気情報を書き込むこともできる。
IC接点ブロック14は、カード処装置90の内部に搬送された接触式ICカードから接触式ICカード内に記憶された情報を読み取る。IC接点ブロック14は、読み取った情報を制御部6に伝達する。制御部6から書き込む情報を伝達されると、IC接点ブロック14は、接触式ICカードに情報を書き込む。
第2ソレノイド15は、接触式ICカードがカード処理装置90内部に搬送されると、IC接点ブロック14を降ろす。これにより、IC接点ブロック14と非接触式ICカードのIC接点とが接触する。接触後、IC接点ブロック14と非接触式ICカードとの間で通信が行われる。通信により情報の読み取りおよび書き込みが行われる。通信が終了すると、第2ソレノイド15が駆動を停止する。そしてIC接点ブロック14が上昇する。そして、ローラが回転し、接触式ICカードがカード処理装置90から排出される。
第1カード検出センサ16および第2カード検出センサ17は、カード処理装置の搬送路において、搬送されたカードが所定の位置に存在するか否かを検出する。
通信部18は、上位装置との間で情報を送受信する。通信部18は、カードから読み取った情報を送信する。通信部18は、カードに書き込む情報を上位装置から受信する。
挿入口ループアンテナ1について図2を用いて説明する。挿入口ループアンテナ1は、挿入口23の近傍に取り付けられている。挿入口ループアンテナ1は、上ループ20と下ループ21とから構成されている。挿入口ループアンテナ1は、導電線22が用いられている。導電線22をループ状に巻くことによって、上ループ20および下ループ21が形成されている。導電線22の巻き数を多くすることにより、導電線22に電流を流したとき、上ループ20および下ループ21の周囲に発生する磁束の数が多くなる。アンテナ端子24から挿入口ループアンテナ1に、交流電流が流れている。アンテナ端子24の付近に示されている矢印は、ある瞬間の電流の向きを示している。交流電流の周期に従って、電流の向きが変わる。アンテナ端子24は、挿入口送信部2および挿入口受信部に接続している。
挿入口23は、矩形状である。挿入口23には、非接触式ICカード19などのカードが挿入される。挿入口23の近傍に挿入口ループアンテナ1が設けられている。挿入口23の長い辺の上側に上ループ20が設けられている。挿入口23の長い辺の下側に下ループ21が設けられている。
アンテナ端子24の付近に示される矢印の向きに電流が流れると、上ループ20には、そのループ内に示される矢印の方向に電流が流れる。下ループ21には、そのループ内に示される矢印の方向に電流が流れる。これにより、図2の紙面に対して手前の領域において、上ループ20から下ループ21に向けて磁束が発生する。すなわち、磁束は空気中を流れる。これにより、挿入口23の手前の位置に磁束が流れることになる。よって、挿入口23の手前の位置において、磁束が発生している領域が、通信領域である。この通信領域内において、カード処理装置90と非接触式ICカード19とが通信を行うことができる。これにより、非接触式ICカード19を挿入口に挿入する前に、カード処理装置90は、非接触式ICカード19の有無を検出することができる。また、図2の紙面における奥の領域において、下ループ21から上ループ20に向けて磁束が流れる。紙面の奥の領域において、通信領域が形成される。
非接触式ICカード19の回路の概要について図3を用いて説明する。非接触式ICカード19の最も大きな面と平行に非接触式ICカード用ループアンテナ31が設けられている。非接触式ICカード用ループアンテナ31の端子には、ICチップ30が接続されている。非接触式ICカード19が挿入口23に挿入されたときに、非接触式ICカード用ループアンテナ31のループ面と挿入口ループアンテナ1のループ面とが垂直に交わる。これにより、挿入口ループアンテナ1から発生する磁束は非接触式ICカード用ループアンテナ31のループ面に垂直に交わる。これにより、挿入口ループアンテナ1と非接触式ICカード用ループアンテナ31との間で通信が行われる。
カード処理装置90の側面からの断面図を図4に示す。図2におけるAの矢印で示される一点鎖線における断面図である。利用者が、非接触式ICカード19を挿入口23に挿入しようとしている状態を示している。挿入口23の上側に上ループ20が設けられている。挿入口23の下側に下ループ21が設けられている。図2に示されるように電流が矢印の向きに流れると、挿入口ループアンテナ1から外側の磁束40が発生する。外側の磁束40の矢印が示す方向の通り、上ループ20から下ループ21に向かって外側の磁束40が流れる。よって、挿入口23の前には、外側の磁束40が発生している。これにより、挿入口23の前面の領域において、カード処理装置90は、非接触式ICカード19と通信を行うことができる。よって、カード処理装置90は、非接触式ICカード19の有無を検出する。
挿入口23の後ろには、内側の磁束41が発生している。挿入口ループアンテナ1には交流電流が流れている。挿入口ループアンテナ1に流れる電流の向きが変わるたびに、外側の磁束40および内側の磁束41の向きが逆になる。挿入口ループアンテナ1から発生する磁束は、非接触式ICカード19を挿入しようとする位置において、カード面と垂直に交わる。これにより、挿入口ループアンテナ1と非接触式ICカードとは、通信を行う。上ループ20と下ループ21との間には、多数の磁束が流れているが、見やすくするため、外側の磁束40および内側の磁束41のみを図示している。
挿入検出センサ10は、カード形状の物体が挿入されたか否かを検出する。挿入検出センサ10は、挿入口23の端に取り付けられることができる。挿入検出センサ10として、マイクロスイッチを用いることができる。カードが挿入口23に挿入されたとき、カードの端がマイクロスイッチを押すことにより、カードの存在を検出することができる。また、挿入検出センサ10として、フォトセンサを用いることができる。投光部から受光部に対して光が投光され、その光が遮られたときに、カード形状の物体が挿入されたことを検出することができる。図4では、挿入検出センサ10として、フォトセンサの例が図示されている。
挿入口磁気ヘッド11は、挿入口23に挿入されたカードの磁気情報の有無を検出する。
IC接点検出センサ12は、挿入口23に挿入されたカードのIC接点の有無を検出する。
挿入検出センサ10がカードを検出し、かつおよび挿入口ループアンテナ1を介して通信できた場合に、挿入口23に非接触式ICカード19が挿入されたことになる。よって、カード処理装置90は、第1ソレノイド5を駆動し、シャッタ44を開ける。
シャッタ44は、初期状態では閉じている。シャッタ44が閉じている状態では、シャッタ44は搬送路43を遮っている。これにより、カード処理装置90の内部に異物が挿入されることを防止している。
ここで、非接触式通信について説明する。不特定の非接触式ICカードに対して、カード処理装置は、そのアンテナからポーリング信号を送信する。カード処理装置は、いつ非接触式ICカードがアンテナに近づくのかが知らされていない。このため、カード処理装置は、所定時間間隔毎にポーリング信号を送信する。この時間間隔、通信速度および非接触式ICカードの処理時間に基づいて決定される。このため、非接触式ICカードが通信領域に侵入してから通信が完了するまでに最大で所定時間間隔の2倍の時間が必要になる。これらのことから、カード処理装置が、非接触式ICカードからレスポンスを受信するまでに時間がかかる。
本発明のカード処理装置90では、挿入口23の手前の位置で、非接触式ICカード19と通信を行うことができる。このため、挿入口23に非接触式ICカード19が挿入された時点では、通信が完了し、非接触式ICカード19の存在を検出できている場合がほとんどである。このため、挿入検出センサ10がカードを検出すると、カード処理装置90は、シャッタ44を直ちに開けることができる。挿入口の手前の位置から通信を開始するため、カード処理装置90と非接触式ICカード19とが通信を完了してから非接触式ICカード19がシャッタ44の位置まで到達するまで時間の余裕がある。そして、利用者が非接触式ICカード19を挿入して、通信が完了しない間に、その先端をシャッタ44に衝突させてしまうことがほとんどない。
挿入検出センサ10がカードを検出し、挿入口磁気ヘッド11が磁気情報を検出した場合に、挿入口23に磁気カードが挿入されたことになる。よって、カード処理装置90は、第1ソレノイド5を駆動し、シャッタ44を開ける。
挿入検出センサ10がカードを検出し、IC接点検出センサ12がIC接点を検出した場合に、挿入口23に接触式ICカードが挿入されたことになる。よって、カード処理装置90は、第1ソレノイド5を駆動し、シャッタ44を開ける。
シャッタ44が開くと、カード処理装置90は、モータ4を駆動し、ローラ42を正方向に回転させる。カードの利用者が、カードを挿入口23に挿入する。そして、利用者がカードの先端をローラ42の位置まで挿入すると、カード処理装置90は、ローラ42の回転によりカードを搬送する。
挿入されたカードが非接触式ICカードの場合には、ローラ42によって、非接触式ICカード19が搬送路43上を搬送される。第1カード検出センサ16が、非接触式ICカードを検出すると、カード処理装置90は、ローラ42の回転を停止させる。非接触式ICカードに対し、情報の読み書きを行うために、カード処理装置90は、内側アンテナ7を駆動する。これにより、内側アンテナ7から磁束が発生し、非接触式ICカードと通信を行う。これにより、カード処理装置90は、非接触式ICカードに対して、情報の読み書きを行う。通信が終了すると、カード処理装置90は、ローラ42を逆方向に回転させ、非接触式ICカードを挿入口23から排出する。非接触式カードが挿入口23の外に排出され一定時間が経過すると、カード処理装置90はシャッタ44を閉じる。
挿入されたカードが磁気カードの場合には、ローラ42の回転によって、磁気カードを一定速度で搬送路43上を搬送する。搬送中に、磁気カードの磁気ストライプと磁気ヘッド13とが接触する。よって、磁気ヘッド13が磁気ストライプに記録されている磁気情報を読み取る。第2カード検出センサ17が、磁気カードを検出すると、ローラ42の回転が止まる。磁気カードに磁気情報を書き込む場合には、磁気カードを搬送し、書き込み情報に基づいて磁気ヘッド13に電流を流すことで、磁気カードの磁気ストライプに磁気情報を書き込むことができる。磁気カードから磁気情報の読み取りまたは書き込みが終了すると、カード処理装置90は、ローラを逆方向に回転させる。これにより、磁気カードを挿入口23の外に排出する。磁気カードが挿入口23の外に排出され一定時間が経過すると、カード処理装置90はシャッタ44を閉じる。
挿入されたカードが接触式ICカードの場合には、ローラ42の回転により搬送路43上で接触式カードを搬送する。第1カード検出センサ16が、接触式ICカードを検出すると、カード処理装置90は、ローラ42の回転を止める。接触式ICカードに対し、情報の読み書きを行うために、カード処理装置90は、第2ソレノイドを駆動する。これにより、IC接点ブロック14が降りる。すると、IC接点ブロック14の接点と接触式ICカードのIC接点とが接触する。IC接点ブロック14と接触式ICカードとが通信を行うことで、カード処理装置90は、接触式ICカードに対して、情報の読み書きを行う。通信が終了すると、第2ソレノイド15の駆動を停止する。これにより、IC接点ブロック14が接触式ICカードから離れる。カード処理装置90は、ローラ42を逆方向に回転させ、接触式ICカードを挿入口23から排出する。接触式ICカードが挿入口23の外に排出され一定時間が経過すると、カード処理装置90はシャッタ44を閉じる。
第1カード検出センサ16および第1カード検出センサ17は、フォトセンサで構成させることができる。フォトセンサは、搬送路43の上側に投光部を備え、下側に受光部を備える。投光部と受光部との間にカードが存在しない場合には、投光部から投光された光が受光部で受光される。投光部と受光部との間にカードが存在する場合には、投光部から投光された光が、カードによって遮光される。受光の有無により、投光部と受光部との間にカードが存在するか否かを検出することができる。
カード処理装置90の処理手順を説明する。図5は、カード処理装置90の処理手順の概要を示す。ステップ100において、カード処理装置90は、挿入口ループアンテナ1が非接触式ICカード19と通信できたか否かを検出する。通信できたと検出すれば、ステップ101に進む。通信できなかったと検出すれば、ステップ103に進む。
ステップ101において、挿入検出センサ10が、挿入口23にカードが挿入されたか否かを検出する。カードが検出された場合には、非接触式ICカード19が挿入口23へ挿入されたことになるので、非接触式ICカード19に対する処理を行うステップ102に進む。ステップ102の詳細な処理を後述する。ステップ101において、カードが検出されなかった場合には、非接触式ICカード19が挿入口の付近に存在するが挿入口23に挿入されていないことになる。そこで、ステップ100へ戻る。
ステップ103において、挿入検出センサ10がカードで挿入口23にカードが挿入されたか否かを検出する。カードが検出された場合には、ステップ104に進む。カードが検出されなかった場合には、ステップ100へ戻る。
ステップ104において、挿入口磁気ヘッド11が磁気ストライプに記録されている磁気情報を検出すると、挿入口23に磁気カードが挿入されたことになる。そこで、磁気カードの処理を行うステップ105へ進む。ステップ105の詳細を後述する。ステップ104において、磁気ストライプを検出しないと、ステップ106に進む。
ステップ106において、IC接点検出センサ12が、IC接点を検出すると、挿入口23に接触式ICカードが挿入されたことになる。そこで、接触式ICカードの処理を行うステップ107に進む。ステップ107の詳細を後述する。ステップ106において、IC接点を検出しないと、ステップ100に戻る。
非接触式ICカード19に対する処理を行うステップ102の詳細について図6を用いて説明する。非接触式ICカード19が挿入口23に挿入されたので、ステップ110において、カード処理装置90は、第1ソレノイド5を駆動する。これにより、シャッタ44が開く。ステップ111において、カード処理装置90は、モータ4を駆動する。これにより、ローラ42が正方向に回転する。すると、ローラ42の回転によって、非接触式ICカード19がカード処理装置90の内部に搬送される。
ステップ112において、第1カード検出センサ16が非接触式ICカード19を検出すると、ステップ113に進む。ステップ112において、第1カード検出センサ16が非接触式ICカード19を検出するまで、ローラ42が回転を継続する。
第1カード検出センサ16がカードを検出したことは、カードを所定の位置まで搬送したことになるので、ステップ113において、第1ソレノイド5の駆動を停止し、シャッタ44を閉じる。シャッタ44を閉じることにより、カード処理中に、挿入口23に異物が挿入されることを防止することができる。
また、第1カード検出センサ16がカードを検出したことは、カードを所定の位置まで搬送したことになるので、ステップ114において、モータ4の駆動を停止する。これにより、ローラ42の回転が停止する。これに伴い、非接触式ICカード19が内側アンテナ7との通信に適した位置に停止する。
ステップ115において、内側アンテナ7と非接触式ICカード19との間で通信が行われる。カード処理装置90は、内側アンテナ7を経由して、非接触式ICカード19から情報を読み取ると、通信部18を経由して上位装置へ送信する。また、カード処理装置90は、通信部18を経由して上位装置から情報を受信する。カード処理装置90は、受信した情報に基づいて、内側アンテナ7を経由して非接触式ICカード19に情報を書き込む。通信が終了するとステップ116に進む。
ステップ116において、非接触式ICカード19を挿入口23から返却するために、カード処理装置90は、第1ソレノイド5を駆動し、シャッタ44を開ける。
ステップ117において、モータ4の駆動を開始する。これにより、ローラ42を逆方向に回転させる。すると、非接触式ICカード19が、挿入口23に向かって搬送される。
ステップ118において、挿入検出センサ10が非接触式ICカード19を検出すると、ステップ119において、所定時間経過後に、モータ4の駆動を停止する。これにより、ローラ42の回転が停止する。このとき、非接触式ICカード19は、挿入口23から排出されている。利用者は、非接触式ICカード19を挿入口23から取り出す。
ステップ118において、非接触式ICカード19を検出するまで、ローラ42が逆方向に回転し、非接触式ICカードの搬送が継続する。
ステップ119において、モータ4の駆動が停止された後、所定時間経過すると、利用者が非接触式ICカード19を取り出したものと見なして、ステップ120において、第1ソレノイド5の駆動を停止する。これにより、シャッタ44を閉じる。また、所定時間経過したか否かを検出する替わりに、挿入検出センサ10が、カードを検出したか否かに基づいてもよい。このとき、挿入検出センサ10がカードを検出しなくなった場合に、第1ソレノイド5の駆動を停止し、シャッタ44を閉じる。
図5におけるステップ105の磁気カード処理の詳細について、図7を用いて説明する。磁気カードが挿入口23に挿入されたので、ステップ130において、カード処理装置90は、第1ソレノイド5を駆動する。これにより、シャッタ44が開く。ステップ131において、カード処理装置90は、モータ4を駆動する。これにより、ローラ42が正方向に回転する。すると、ローラ42の回転によって、磁気カードがカード処理装置90の内部に一定速度で搬送される。
ステップ132において、磁気ヘッド13が、搬送中の磁気カードの磁気ストライプと接触する。これにより、磁気ヘッド13が磁気情報を読み取る。このとき、ローラ42が回転を継続している。
ステップ133において、第1カード検出センサ16が磁気カードを検出すると、ステップ134に進む。ステップ134において、シャッタ44を閉じる。これにより、磁気カードを処理している間に、挿入口23から異物が挿入されることを防止する。このとき、ローラ42が回転を継続し、磁気ヘッド13が磁気情報を読み取り続けている。
ステップ135において、第2カード検出センサ17が、磁気カードを検出すると、ステップ136へ進む。このとき、磁気カードの磁気ストライプの全領域が磁気ヘッド13を通過したため、ステップ136において、磁気ヘッド13により読み取りを停止する。ステップ135において、第2カード検出センサ17が磁気カードを検出するまで、磁気ヘッド13による読み取りが継続される。
ステップ137において、モータ4の駆動を停止する。これにより、ローラ42の回転が停止する。
ステップ138において、磁気ヘッド13が読み取った情報を、通信部18を経由して上位装置に送信する。カード処理装置90は、磁気カードに対して情報の書き込みを行ってもよい。書き込み処理の詳細は省略する。
磁気カードを挿入口23から返却するため、ステップ116において、カード処理装置90はシャッタ44を開ける。ステップ116以降の各ステップは、非接触式ICカード19の処理と同様であるため、省略する。各ステップには、図6に示されるステップと同じ番号が示されている。
図5におけるステップ107の接触式ICカード処理の詳細について図8を用いて説明する。シャッタ44を開けてから、第1カード検出センサ16の位置まで接触式ICカードを搬送するまでの各ステップの処理は、非接触式ICカード19の処理と同様であるので省略する。同様の各ステップには、図6と同様の番号を示した。
接触式ICカードを停止させると、ステップ150において、第2ソレノイドが駆動する。これにより、IC接点ブロック14が降下する。これにより、IC接点ブロック14と接触式ICカードのIC接点とが接触する。
ステップ151において、カード処理装置90と接触式ICカードとの間で、IC接点ブロック14を経由して通信する。これにより、カード処理装置90は、接触式ICカードから情報を読み取る。カード処理装置90は、通信部18を経由して、読み取った情報を上位装置に送信する。カード処理装置90は、通信部18を経由して、上位装置から情報を受信する。受信した情報に基づいて、カード処理装置90は、接触式ICカードに対して情報を書き込む。通信が終了するとステップ152へ進む。
ステップ152において、第2ソレノイド15の駆動を停止する。これにより、IC接点ブロック14を上昇させる。これにより、IC接点ブロック14が接触式ICカードのIC接点から離れる。
情報の読み取り及び書き込み処理が終了した接触式ICカードを返却するために、ステップ116に進む。ステップ116において、シャッタ44を開ける。ステップ116以降の各ステップの処理は、非接触式ICカード19の処理と同様であるので説明を省略する。これらの各ステップには図6と同様の番号を示した。
図2において説明した挿入口ループアンテナ1に関する他の実施の形態を図9に示す。図2に示された挿入口ループアンテナ46の上ループ20と下ループ21とは電気的に直列に接続されている。一方、図9に示されている挿入口ループアンテナ46の上ループ20と下ループ21とは電気的に並列に接続されている。図2と同様に上ループと下ループとは電流が流れる向きが逆になっている。これにより、図9に示された挿入口ループアンテナ46は、図2に示された挿入口ループアンテナ1と同様の機能を達成する。
図4に示されるように、挿入口ループアンテナ1から、カード処理装置90の外側に外側の磁束40および内側に内側の磁束41が発生している。非接触式ICカード19が、挿入口23に挿入される。そして、非接触式ICカード19の中心が挿入口ループアンテナ1のループアンテナ面と交わったときに、非接触式ICカード19の非接触式ICカード用ループアンテナ31に対して、外側の磁束40と内側の磁束41とがそれぞれ、逆方向から交わる。このため、非接触式ICカード用ループアンテナ31において、内側の磁束40と外側の磁束41とが打ち消し合う。このため、カード処理装置90と非接触式ICカード19とが通信を行うことができなくなる。
また、非接触式ICカード19の中心が、挿入口ループアンテナ1のループアンテナ面と交わっていなくとも、非接触式ICカード用ループアンテナ31に対して外側の磁束40と内側の磁束41とが交わる状態が生じる。このとき、非接触式ICカード用ループアンテナ31において、外側の磁束40と内側の磁束41とが弱め合う。このため、良好に通信できない場合が発生しうる。
そこで、内側の磁束41の経路を変更するために、内側の磁束41が発生する付近に強磁性体50を設けた。これを図10に示す。挿入口ループアンテナ1の裏側に強磁性体50が設けられている。強磁性体50は、U字型の形状である。上ループ20の部分に強磁性体上部51が設けられている。下ループ21の部分に強磁性体下部53が設けられている。強磁性体上部51と強磁性体下部53とを強磁性体接続部52が接続している。強磁性体接続部52は、挿入口23に重ならない位置に設けられている。
アンテナ端子24に図示される矢印の向きに電流が流れた場合に、上ループ20から下ループ21に流れる内側の磁束54は、強磁性体50内を流れる。内側の磁束54は、強磁性体50における矢印で示されている。
図11は、図10の挿入口ループアンテナ1を裏側から見たものである。強磁性体50が上ループ20および下ループ21で形成されている面にほとんど重なっている。強磁性体50を上ループ20および下ループ21の全部に対して重ねるようにしてもよい、強磁性体50を配置することにより、挿入口ループアンテナ1から発生する内側の磁束41のほとんどが、内側の磁束54として、強磁性体50内を流れるようになればよい。
図12は、図10の矢印Bで示される一点鎖線におけるのカード処理装置90の部分断面図である。挿入口ループアンテナ1の裏側に、強磁性体50が設けられている。挿入口ループアンテナ1の裏側から発生する内側の磁束41は、強磁性体50の中を流れる。経路が変わった磁束が、内側の磁束54として、強磁性体50における矢印として示されている。
挿入口ループアンテナ1の表側から発生する外側の磁束40は、図4に示されるものと変わらない。よって、外側の磁束40は挿入口23の前面を流れる。
これにより、非接触式ICカード19と交わる磁束は、外側の磁束40だけになる。よって、外側の磁束40と内側の磁束41とが非接触式ICカード19において打ち消し合うことがなくなる。非接触式ICカード19の挿入口23への挿入の深さに応じて、内側の磁束40と外側の磁束41とが打ち消し合うことがなくなる。
また、挿入口ループアンテナ1は、非接触式ICカード19が挿入口23に接近したことを検出するためのものである。よって、内側の磁束41を用いずに、非接触式ICカード19が挿入口23に接近したことを検出することができる。
ループコイルに電流を流すと、その電磁誘導によってループコイルの周囲に渦電流が発生する。これにより、金属中を磁束が変化するときにこの磁束変動を妨げるように誘導される渦電流によって生じるジュール損失が生じる。これを渦電流損と呼ぶ。
カード処理装置90の前面板67を金属板で形成した場合を想定する。金属板を用いることにより、カード処理装置90が頑丈になる。上ループ20、下ループ21および挿入口23が設けられる位置にそれぞれ穴を開けたものを図13に示す。上ループ20が上ループの穴62に設けられる。下ループが下ループの穴63に設けられる。挿入口23が挿入口の穴64に設けられる。図13では、見やすくするために、上ループ20、下ループ21、挿入口23の図示が省略されている。
挿入口ループアンテナ1に電流を流す。すると、上ループ20および下ループ21に電流が流れる。上ループ20に、電流が流れた様子が矢印60で示されている。矢印60の向きは、電流が流れる向きを示している。下ループ21に、電流が流れた様子が矢印61で示されている。矢印61の向きは、電流が流れる向きを示している。
挿入口ループアンテナ1に電流が流れることにより、その周囲の前面板67に渦電流が流れる。矢印60で示される電流に対して、それに対し逆方向の渦電流65が、上ループの穴62の周りに発生する。矢印61で示される電流に対して、それに対し逆方向の渦電流66が、下ループの穴63の周りに発生する。
上ループ20および下ループ21のそれぞれに対し渦電流65、66が発生しているので、渦電流損が大きい。
そこで、上ループの穴62と下ループの穴63を接続し、一つの穴にすることで、渦電流を打ち消すことで、渦電流損を少なくすることができる。このようにした前面板67の穴の形状を図14に示す。上ループの穴62、下ループの穴63および挿入口の穴64が結合して一つの穴70を形成している。
上ループ20に流れる矢印60で示される電流から渦電流が発生する。そして、下ループ21に流れる矢印61で示される電流から渦電流が発生する。しかし、これらの渦電流は穴70の周りに発生しようとし、それぞれの渦電流は方向が逆であるので打ち消し合う。これにより、渦電流損が少なくなる。
渦電流の発生を少なくするために、挿入口23は、非導電性の材質で構成されていることが好ましい。例えば、挿入口23は、プラスチックなどの樹脂で構成されていることが好ましい。また、前面板67の前面をプラスチックなどで覆えば見映えがよくなる。また、その覆いにより、挿入口ループアンテナを保護することができる。
次に挿入口ループアンテナ1のループの面積を小さくした発明の実施の形態を説明する。この挿入口ループアンテナ75を図15に示す。図15の矢印Cで示される一点鎖線における断面図を図16に示す。上ループ20の上側のループ束82の周囲を強磁性体80が覆っている。上ループ20の上側のループ束82から発生する磁束が強磁性体80に吸収されるため、上ループ20の下側のループ束83は上側のループ束82から発生する磁束の影響を受けない。これにより、上ループ20の上側のループ束82と下側のループ束83とを接近させることができる。よって、ループの面積を小さくすることができる。
同様に、下ループ21についても同様に強磁性体81で覆うことにより、ループの面積を小さくすることができる。
強磁性体を設けることにより、損失が少なくなるため、少ない消費電力で、同等の通信を行うことができる。
図15では、上ループ20の上側ループ束82を強磁性体80で覆い、下ループ21の下側ループ束85を強磁性体81で覆っている。一方、上ループ20の下側ループ束83を強磁性体80で覆い、下ループ21の上側ループ束84を強磁性体81で覆ってもよい。
さらに、上ループ20と下ループ21のコイルを同じ方向に巻いた場合を想定する。このとき、上ループ20の上側ループ束82を強磁性体80で覆い、下ループ21の上側ループ束84を強磁性体81で覆えばよい。また、上ループ20の下側ループ束83を強磁性体80で覆い、下ループ21の上側ループ束83を強磁性体81で覆えばよい。
本発明の実施の形態では、挿入検出センサ10および挿入口ループアンテナ1などがカードを検出した場合に、シャッタ44を開ける構成としている。挿入口にシャッタを備えないカード理装置の場合には、シャッタを開ける替わりに、カードを搬送するためのローラを回転させるようにしてもよい。
これまで、挿入口ループアンテナのアンテナ面と非接触式ICカードの挿入方向とが垂直なものを説明してきた。次に、垂直になっていない挿入口ループアンテナ47に関して図17を用いて説明する。
上ループ20は、挿入口23の搬送方向に対して鋭角になるように傾いている。下ループ21は、挿入口23への挿入方向に対して鋭角になるように傾いている。上ループ20と下ループとの間で発生する磁束40が挿入口23の前面に形成されている。これにより、カード処理装置90は、挿入口23の前部において非接触式ICカード19と通信することができる。よって、カード処理装置90は、挿入口23の前部において、非接触式ICカード19の有無を検出することができる。
カード処理装置の電気的構成を示すブロック図である。 挿入口ループアンテナ、挿入口の正面図である。 非接触式ICカードのループアンテナおよびICチップの位置を示す図である。 カード処理装置の側面からの断面図である。 カード処理装置の処理手順の概要を示すフローチャートである。 非接触式ICカードの処理手順の詳細を示すフローチャートである。 磁気カードの処理手順の詳細を示すフローチャートである。 接触式ICカードの処理手順の詳細を示すフローチャートである。 挿入口ループアンテナの他の実施形態を示す正面図である。 裏側に強磁性体を設けた挿入口ループアンテナの正面図である。 裏側に強磁性体を設けた挿入口ループアンテナの裏面図である。 裏側に強磁性体を設けた挿入口ループアンテナの側面からの断面図である。 カード処理装置の前面板で渦電流の発生状態を示す図である。 カード処理装置の前面板の図である。 ループの一部に強磁性体の覆いを設けた挿入口ループアンテナの正面図である。 ループの一部に強磁性体の覆いを設けた挿入口ループアンテナの側面からの断面図である。 上ループと下ループの位置を変更した挿入口ルールアンテナの断面図である。
符号の説明
1 挿入口ループアンテナ
2 挿入口送信部
3 挿入口受信部
4 モータ
5 第1ソレノイド
6 制御部
7 内側アンテナ
8 内側送信部
9 内側受信部
10 挿入検出センサ
11 挿入口磁気ヘッド
12 IC接点検出センサ
13 磁気ヘッド
14 IC接点ブロック
15 第2ソレノイド
16 第1カード検出センサ
17 第2カード検出センサ
18 通信部
19 非接触式ICカード
20 上ループ
21 下ループ
22 導電線
23 挿入口
24 アンテナ端子
30 ICチップ
31 非接触式ICカード用ループアンテナ
40 外側の磁束
41 内側の磁束
42 ローラ
43 搬送路
44 シャッタ

Claims (3)

  1. 非接触式通信媒体が挿入される矩形状の挿入口と、
    2つのループから構成され、一つのループは、前記挿入口の長い辺の上側に配置され、他のループは、前記挿入口の長い辺の下側に配置され、前記2つのループは、互いに巻線方向が逆である前記挿入口の近傍に取り付けられる挿入口ループアンテナと、
    前記挿入口の上側および下側に配置される前記挿入口ループアンテナの2つのループを囲む一つの穴が開いている金属板からなる非接触式通信媒体挿入口モジュール。
  2. 前記挿入口ループアンテナは、それぞれの前記ループで構成される面、前記非接触式通信媒体の挿入方向に対しほぼ垂直であることを特徴とする請求項1に記載の非接触式通信媒体挿入口モジュール
  3. 非接触式通信媒体の挿入方向に対して前記ループより奥の位置で前記2つのループに重なり、かつ前記挿入口に重ならない位置に一つの磁性体を備えたことを特徴とする請求項1に記載の非接触式通信媒体挿入口モジュール

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