JP4788282B2 - 非接触データキャリアの端末装置 - Google Patents
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Description
また、この種の非接触ICカードにおいては、記録した貨幣価値情報の残高が少なくなると、商品の購入、サービスの提供に関する決済ができなくなるため、貨幣を入金することにより貨幣価値情報を非接触ICカードに積み増すことのできる入金機が普及している。
そこで、入金機を例にして、従来の技術について説明すると、貨幣価値情報の積み増しに際しては、投入された紙幣を識別して収容する紙幣ユニットと、非接触ICカードと交信して非接触ICカードに紙幣の価値情報を記録する記録部とを備え、まず、非接触ICカードを挿入口から入金機内部の所定位置に取り込んだ後に交信を開始し、その後、紙幣を挿入して、この挿入された紙幣を識別収容するとともに、収容した紙幣の価値に相当する貨幣価値情報を非接触ICカードに記録する入金処理を実行する入金機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、非接触ICカードの残高照会などにおいても、非接触ICカードを入金機内部の所定位置に取り込んだ後に非接触ICカードとの交信を開始して残高表示を行うため、残高照会のみにおいても、処理時間が長くなり、利用者にとって利便性が少ないという課題があった。
前記非接触データキャリアの端末装置において、取引履歴印刷ボタンと、印刷発行手段とを設け、前記非接触データキャリアの記憶情報を読み込んだ時点で前記取引履歴印刷ボタンを押すことにより、取引履歴を印刷して発行することを特徴とする。
また、書き込みをしない処理である残高照会などは、非接触データキャリアをロック位置まで搬送させなくても表示可能となり、処理時間の短縮が図れ、利用者にとっても、残高照会がすばやく行えるため、待ち時間が短縮できるとの効果を奏するものである。
さらに、取引履歴についても、残高照会と同様である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る非接触データキャリアの端末装置を入金機に適用した際の実施の形態について説明する。
図3は、入金機31の一例を示す概略正面図を示したものである。
図3において、31は挿入式の入金機であり、入金機31に使用できる非接触データキャリアとして非接触ICカード1を採用している。
この非接触ICカード1は、図示しないICチップと、当該ICチップに接続したコイル状アンテナとを有している。
図3に示す非接触ICカード1の入金機31は、その前面に、非接触ICカード1内の金額情報などを表示するLCD表示部32、非接触ICカード1を挿入するICカード挿入口33、紙幣を投入する紙幣投入口34、硬貨を投入する硬貨投入口35、硬貨返却口35a、全ての入金が完了した時点で操作するための終了ボタン36、カードの取引履歴印刷用の取引履歴印刷ボタン37、領収書を発行用の領収書印刷ボタン38、印刷された取引履歴および領収書を発行する発行口39がそれぞれ設けてある。
次に、図1は、本発明を実施するための入金機31の構成を示すブロック図である。
2は、主制御部であり、主制御部2は記憶部2aを有しており、主制御部2には、アンテナ部41aを有するICカードリーダライタ41、紙幣投入口34に投入された紙幣を収容して識別する紙幣識別装置3、硬貨投入口35に投入された硬貨を収容して識別する硬貨識別装置4、各種設定値を入力するためのキーボード5、印刷物の発行ユニット6、LAN7などのネットワークを介してサーバーであるセンタ装置8が接続してあり、この他に、LCD表示部32、終了ボタン36、取引履歴印刷ボタン37、領収書印刷ボタン38などが接続してある。
なお、カード保留完センサ43、ロック機構44もICカードリーダライタ41に接続してある。
この構成において、図2のフローチャートを用い、入金機31の処理について説明する。
まず、非接触ICカード1を受入れ可能であることをLCD表示部32にて表示し、この状態で、アンテナ部41aにポーリング指令が送信されており(ステップS1)、非接触ICカード1の受入れ待ち状態となっている(ステップS2)。
このステップS2にて、非接触ICカード1がICカード挿入口33に挿入され、ポーリング応答があったとすると(ステップS2,YES)、カード挿入口33に非接触ICカード1が挿入されたとして、アンテナ部41aを介してICカーダリーダライタ41との間で所定の認証を行い、受入れ可能な非接触ICカード1であると判断とすると(ステップS3,YES)、主制御部2は、非接触ICカード1に記録してある残高情報および取引履歴を取得して(ステップS4)、当該残高情報をLCD表示部32に表示する(ステップS5)。
この状態で、入金がある度に非接触ICカード1にICカードリーダライタ41のアンテナ部41aを介して非接触ICカード1に書き込みを行うとともに(ステップS9)。LCD表示部32の残高表示も入金毎に更新する。この入金から非接触ICカード1への書き込みまでの処理をステップS10の終了ボタン36が押されるまで繰り返し、終了ボタン36が押されると(ステップS10,YES)、ロックを解除して、非接触ICカード1をカード挿入口33に返却する(ステップS11)。
次に、ステップS6にて入金せずに(ステップS6,NO)、取引履歴印刷ボタン37が押されると(ステップS12,YES)、非接触ICカード1の当該カードにおける取引履歴が印刷され、発行口39から出力されて(ステップS13)、処理を終了する。
この履歴印刷時には、非接触ICカード1を保留させる必要はなく、利用者は非接触ICカード1を手に持ったまま取引履歴印刷をすることが可能であるため、処理時間が短縮できる。
次に、ステップS6にて入金無しであって(ステップS6,NO)、続いて、ステップS12にて履歴印刷ボタン37が押されずに(ステップS12,NO)、終了ボタン36が押されると(ステップS14)、をLCD表示部32に表示した非接触ICカード1の残高を非表示として処理を終了することで、終了ボタン36が押されるまではLCD表示部32に表示する。
このように、残高照会時にも、非接触ICカード1を保留させる必要はなく、利用者は非接触ICカード1を手に持ったまま処理をすることが可能であるため、処理時間が短縮できる。
このように、本実施の形態によれば、非接触ICカードをロックする時点で、既に認証およびカードの読込を完了しているため、入金処理が短時間で行えるものである。
また、取引履歴印刷あるいは残高照会の場合には、非接触ICカードをロックする必要は無く、利用者は非接触ICカードを持ったまま処理が可能となるため、処理時間が短縮できる。
さらに、処理実行にボタンを用いているが、LCD表示部32にタッチパネル機能を組み込むようにしてもよい。また、取引履歴印刷ボタンと領収書印刷ボタンとは兼用することも可能である。
2 主制御部
31 入金機
32 LCD表示部
33 ICカード挿入口
34 紙幣投入口
35 硬貨投入口
36 終了ボタン
37 履歴印刷ボタン
41 ICカードリーダライタ
41a アンテナ部
43 カード保留完センサ
44 ロック機構
Claims (2)
- 非接触データキャリアがカード挿入口から挿入され、所定位置に搬送されることにより前記非接触データキャリアの記憶情報を書き換えるようにしたデータキャリアの端末装置において、前記カード挿入口付近に設けられ、挿入された前記非接触データキャリアとの交信を行うアンテナ部と、該アンテナ部より前記カード挿入口側から見て後方に配置され、前記非接触データキャリアが所定位置まで搬送されたことを検知する検知手段と、該検知手段により前記非接触データキャリアを検知すると、当該非接触データキャリアをロックするロック手段と、表示部と、前記アンテナ部と交信可能な位置まで前記非接触データキャリアが挿入されると、交信を開始して前記非接触データキャリアの認証および記憶情報の読込を行い、当該記憶情報を読み込んだ時点で前記表示部に挿入された前記非接触データキャリアの残高表示を行い、その後、所定位置まで前記非接触データキャリアが搬送されると、前記検知手段により前記非接触データキャリアを検知することにより前記ロック手段により前記非接触データキャリアを所定位置に保持し、当該非接触データキャリアの記憶情報の書き換えを行う制御手段を備えたことを特徴とする非接触データキャリアの端末装置。
- 請求項1に記載の非接触データキャリアの端末装置において、取引履歴印刷ボタンと、印刷発行手段とを設け、前記非接触データキャリアの記憶情報を読み込んだ時点で前記取引履歴印刷ボタンを押すことにより、取引履歴を印刷して発行することを特徴とする非接触データキャリアの端末装置。
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