JPH10116375A - 電子マネーｉｃカード適用型自動販売機 - Google Patents
電子マネーｉｃカード適用型自動販売機Info
- Publication number
- JPH10116375A JPH10116375A JP27064396A JP27064396A JPH10116375A JP H10116375 A JPH10116375 A JP H10116375A JP 27064396 A JP27064396 A JP 27064396A JP 27064396 A JP27064396 A JP 27064396A JP H10116375 A JPH10116375 A JP H10116375A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electronic money
- information
- card
- vending machine
- sales
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子マネー情報を自装置側で管理して総売り
上げ高を簡易に把握でき、取扱いが簡単な電子マネーＩ
Ｃカード適用型自動販売機を提供すること。 【解決手段】 自動販売機１０には、商品の現金代価と
なる電子マネー情報に関する読み出し／書き替えが可能
な電子マネーＩＣカード１１に対して電子マネー情報の
情報処理を行うと共に、その情報処理の結果に基づいて
商品に関する販売，並びに売り上げ高の管理を行うＰＯ
Ｓ端末１が備えられ、ＰＯＳ端末１及び既存の演算処理
制御装置２の間で電子マネー情報の情報処理の結果及び
金額情報を授受し、演算処理制御装置２が電子マネー情
報の情報処理の結果を参照して演算処理を行うことで金
額情報を得るようになっている。商品の総売り上げ高を
知りたい場合には、ＰＯＳ端末１を操作して印字用イン
ターフェース接続部（図示せず）に接続したプリンタ付
ハンデイターミナル１３によって金銭情報を印字する。
上げ高を簡易に把握でき、取扱いが簡単な電子マネーＩ
Ｃカード適用型自動販売機を提供すること。 【解決手段】 自動販売機１０には、商品の現金代価と
なる電子マネー情報に関する読み出し／書き替えが可能
な電子マネーＩＣカード１１に対して電子マネー情報の
情報処理を行うと共に、その情報処理の結果に基づいて
商品に関する販売，並びに売り上げ高の管理を行うＰＯ
Ｓ端末１が備えられ、ＰＯＳ端末１及び既存の演算処理
制御装置２の間で電子マネー情報の情報処理の結果及び
金額情報を授受し、演算処理制御装置２が電子マネー情
報の情報処理の結果を参照して演算処理を行うことで金
額情報を得るようになっている。商品の総売り上げ高を
知りたい場合には、ＰＯＳ端末１を操作して印字用イン
ターフェース接続部（図示せず）に接続したプリンタ付
ハンデイターミナル１３によって金銭情報を印字する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として電子マネ
ーＩＣカードを利用可能なＰＯＳ端末を備えて電子マネ
ー情報による商品の販売並びに売り上げ高の管理を行う
電子マネーＩＣカード適用型自動販売機に関する。
ーＩＣカードを利用可能なＰＯＳ端末を備えて電子マネ
ー情報による商品の販売並びに売り上げ高の管理を行う
電子マネーＩＣカード適用型自動販売機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、一般的な自動販売機では、商品を
現金により販売しており、内部に備えられる演算処理制
御装置によって商品の販売時における入金情報及び返金
情報に基づく演算処理により得られる金額情報に従って
商品の販売や売り上げ高の管理を行っている。
現金により販売しており、内部に備えられる演算処理制
御装置によって商品の販売時における入金情報及び返金
情報に基づく演算処理により得られる金額情報に従って
商品の販売や売り上げ高の管理を行っている。
【０００３】又、最近の一部の自動販売機では、内部に
現金代価のプリペイドカード等を利用可能なカード読取
装置を備えることにより、現金の使用に代えてカードの
使用を具現した構成のものも開発されている。
現金代価のプリペイドカード等を利用可能なカード読取
装置を備えることにより、現金の使用に代えてカードの
使用を具現した構成のものも開発されている。
【０００４】一方、自動販売機以外の分野における関連
技術としては、例えば特開平８−１２０９８５号公報に
開示された電子ロッカーシステムが挙げられる。この電
子ロッカーシステムの場合、電子財布システムを用いて
ロッカーボックス等の鍵の管理と金銭の授受とを行うも
ので、ロッカー使用時にはＩＣカードを挿入することで
ＩＤ番号により鍵が掛かり、取り出し時にもＩＣカード
を挿入することで金額の決裁並びに鍵の解除が行われ、
商取引のキャッシュレス化が具現されるようになってい
る。又、この電子ロッカーシステムの場合、内部に具備
した回線制御手段により公衆電話網を介して電子マネー
に関する情報を送受するようになっている。
技術としては、例えば特開平８−１２０９８５号公報に
開示された電子ロッカーシステムが挙げられる。この電
子ロッカーシステムの場合、電子財布システムを用いて
ロッカーボックス等の鍵の管理と金銭の授受とを行うも
ので、ロッカー使用時にはＩＣカードを挿入することで
ＩＤ番号により鍵が掛かり、取り出し時にもＩＣカード
を挿入することで金額の決裁並びに鍵の解除が行われ、
商取引のキャッシュレス化が具現されるようになってい
る。又、この電子ロッカーシステムの場合、内部に具備
した回線制御手段により公衆電話網を介して電子マネー
に関する情報を送受するようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述した一般的な自動
販売機の場合、商品を現金により販売していると共に、
商品の売り上げ高の管理を内部の演算処理制御装置で行
っているため、常時現金の盗難の危険性がある他、業者
が売り上げ高の管理を行うときには自動販売機の鍵を開
けて扉を開放した状態で設置場所毎に内部の演算処理制
御装置の演算処理による金銭情報の確認を設置場所毎に
行わなればならず、そうした管理に手間がかかるという
問題がある。
販売機の場合、商品を現金により販売していると共に、
商品の売り上げ高の管理を内部の演算処理制御装置で行
っているため、常時現金の盗難の危険性がある他、業者
が売り上げ高の管理を行うときには自動販売機の鍵を開
けて扉を開放した状態で設置場所毎に内部の演算処理制
御装置の演算処理による金銭情報の確認を設置場所毎に
行わなればならず、そうした管理に手間がかかるという
問題がある。
【０００６】又、現金代価のプリペイドカードを利用可
能な自動販売機の場合、現金の盗難に関しては或る程度
対策されるが、電子マネー情報をオンラインで送受する
ことはできても自装置側で管理していないため、業者が
総売り上げ高を知ろうとするときにはその場で把握する
ことができないという不便がある。
能な自動販売機の場合、現金の盗難に関しては或る程度
対策されるが、電子マネー情報をオンラインで送受する
ことはできても自装置側で管理していないため、業者が
総売り上げ高を知ろうとするときにはその場で把握する
ことができないという不便がある。
【０００７】因みに、上述した電子ロッカーシステムの
場合にはＩＣカードを挿入することで金額の決裁を行う
ため、電子マネー情報による商取引のキャッシュレス化
が計られるが、この場合にも電子マネー情報を公衆電話
回線で送受可能にしているだけで自装置側で管理してい
ないため、業者が総売り上げ高を把握し難い（この電子
ロッカーシステムの場合、用途が異なるものであるた
め、そのような機能も要求されない）という問題があ
る。
場合にはＩＣカードを挿入することで金額の決裁を行う
ため、電子マネー情報による商取引のキャッシュレス化
が計られるが、この場合にも電子マネー情報を公衆電話
回線で送受可能にしているだけで自装置側で管理してい
ないため、業者が総売り上げ高を把握し難い（この電子
ロッカーシステムの場合、用途が異なるものであるた
め、そのような機能も要求されない）という問題があ
る。
【０００８】更に、上述した何れの自動販売機の場合に
も、売り上げ高の管理に関して印字等の機能が無いた
め、業者であっても簡単には取扱い難い（尚、上述した
電子ロッカーシステムにはＩＣカードにおける記録内容
を印字する用途も開示されているが、自動販売機の場合
には商品の販売成立の表示や品切れの表示の他、売り上
げ高の管理が必要とされるため、このような利用者向け
のサービスは必ずしも必要とされず、むしろ業者向けの
サービスが求められる）という欠点がある。
も、売り上げ高の管理に関して印字等の機能が無いた
め、業者であっても簡単には取扱い難い（尚、上述した
電子ロッカーシステムにはＩＣカードにおける記録内容
を印字する用途も開示されているが、自動販売機の場合
には商品の販売成立の表示や品切れの表示の他、売り上
げ高の管理が必要とされるため、このような利用者向け
のサービスは必ずしも必要とされず、むしろ業者向けの
サービスが求められる）という欠点がある。
【０００９】本発明は、このような問題点を解決すべく
なされたもので、その技術的課題は、電子マネー情報を
自装置側で管理して業者が総売り上げ高を簡易に把握で
きると共に、取扱いが簡単な電子マネーＩＣカード適用
型自動販売機を提供することにある。
なされたもので、その技術的課題は、電子マネー情報を
自装置側で管理して業者が総売り上げ高を簡易に把握で
きると共に、取扱いが簡単な電子マネーＩＣカード適用
型自動販売機を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、商品の
現金代価となる電子マネー情報に関する読み出し／書き
替えが可能な電子マネーＩＣカードに対して該電子マネ
ー情報の情報処理を行うと共に、該情報処理の結果に基
づいて該商品に関する販売，並びに売り上げ高の管理を
行うＰＯＳ端末を備えた電子マネーＩＣカード適用型自
動販売機が得られる。
現金代価となる電子マネー情報に関する読み出し／書き
替えが可能な電子マネーＩＣカードに対して該電子マネ
ー情報の情報処理を行うと共に、該情報処理の結果に基
づいて該商品に関する販売，並びに売り上げ高の管理を
行うＰＯＳ端末を備えた電子マネーＩＣカード適用型自
動販売機が得られる。
【００１１】又、本発明によれば、上記電子マネーＩＣ
カード適用型自動販売機において、商品の現金による販
売時における入金情報及び返金情報に基づく演算処理に
より得られる金額情報に従って該商品に関する販売，並
びに売り上げ高の管理を行う演算処理制御装置を備え、
ＰＯＳ端末及び演算処理制御装置は、電子マネー情報の
情報処理の結果及び金額情報を授受する電子マネーＩＣ
カード適用型自動販売機が得られる。
カード適用型自動販売機において、商品の現金による販
売時における入金情報及び返金情報に基づく演算処理に
より得られる金額情報に従って該商品に関する販売，並
びに売り上げ高の管理を行う演算処理制御装置を備え、
ＰＯＳ端末及び演算処理制御装置は、電子マネー情報の
情報処理の結果及び金額情報を授受する電子マネーＩＣ
カード適用型自動販売機が得られる。
【００１２】更に、本発明によれば、上記電子マネーＩ
Ｃカード適用型自動販売機において、演算処理制御装置
は、電子マネー情報の情報処理の結果を参照して演算処
理を行うことで金額情報を得る電子マネーＩＣカード適
用型自動販売機が得られる。
Ｃカード適用型自動販売機において、演算処理制御装置
は、電子マネー情報の情報処理の結果を参照して演算処
理を行うことで金額情報を得る電子マネーＩＣカード適
用型自動販売機が得られる。
【００１３】加えて、本発明によれば、上記何れか一つ
の電子マネーＩＣカード適用型自動販売機において、電
子マネー情報の情報処理の結果又は金額情報を印字デー
タとして印字する外部印字装置を接続可能にするための
印字用インターフェース接続部を備えた電子マネーＩＣ
カード適用型自動販売機や、ＰＯＳ端末は、オンライン
により電子マネー情報の情報処理の結果又は金額情報を
管理するホストセンタコンピュータに接続可能である電
子マネーＩＣカード適用型自動販売機が得られる。
の電子マネーＩＣカード適用型自動販売機において、電
子マネー情報の情報処理の結果又は金額情報を印字デー
タとして印字する外部印字装置を接続可能にするための
印字用インターフェース接続部を備えた電子マネーＩＣ
カード適用型自動販売機や、ＰＯＳ端末は、オンライン
により電子マネー情報の情報処理の結果又は金額情報を
管理するホストセンタコンピュータに接続可能である電
子マネーＩＣカード適用型自動販売機が得られる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下に実施例を挙げ、本発明の電
子マネーＩＣカード適用型自動販売機について、図面を
参照して詳細に説明する。
子マネーＩＣカード適用型自動販売機について、図面を
参照して詳細に説明する。
【００１５】図１は、本発明の一実施例に係る電子マネ
ーＩＣカード適用型自動販売機の基本構成を示したブロ
ック図である。
ーＩＣカード適用型自動販売機の基本構成を示したブロ
ック図である。
【００１６】この自動販売機１０には、商品の現金代価
となる電子マネー情報に関する読み出し／書き替えが可
能な電子マネーＩＣカード１１に対して電子マネー情報
の情報処理を行うと共に、その情報処理の結果に基づい
て商品に関する販売，並びに売り上げ高の管理を行うＰ
ＯＳ端末１が備えられている。
となる電子マネー情報に関する読み出し／書き替えが可
能な電子マネーＩＣカード１１に対して電子マネー情報
の情報処理を行うと共に、その情報処理の結果に基づい
て商品に関する販売，並びに売り上げ高の管理を行うＰ
ＯＳ端末１が備えられている。
【００１７】又、この自動販売機１０には、既存の構成
として、商品の現金による販売時における入金情報及び
返金情報に基づく演算処理により得られる金額情報に従
って商品に関する販売，並びに売り上げ高の管理を行う
演算処理制御装置２の他、コイン並びに紙幣の取扱いを
行う金銭処理部（コインメック，ビルバック等）３，業
者により扉開放状態で使用されるプリンタ４，商品毎の
販売の成立表示や品切れ表示等を行う表示部６，利用者
の操作に供されるボタンを含む入力部７，商品の販売の
成立時に搬送を行う搬送部８等を備えている。
として、商品の現金による販売時における入金情報及び
返金情報に基づく演算処理により得られる金額情報に従
って商品に関する販売，並びに売り上げ高の管理を行う
演算処理制御装置２の他、コイン並びに紙幣の取扱いを
行う金銭処理部（コインメック，ビルバック等）３，業
者により扉開放状態で使用されるプリンタ４，商品毎の
販売の成立表示や品切れ表示等を行う表示部６，利用者
の操作に供されるボタンを含む入力部７，商品の販売の
成立時に搬送を行う搬送部８等を備えている。
【００１８】ところで、この自動販売機１０におけるＰ
ＯＳ端末１及び演算処理制御装置２は、電子マネー情報
の情報処理の結果及び金額情報を授受し、演算処理制御
装置２が電子マネー情報の情報処理の結果を参照して演
算処理を行うことで金額情報を得るようになっている。
ＯＳ端末１及び演算処理制御装置２は、電子マネー情報
の情報処理の結果及び金額情報を授受し、演算処理制御
装置２が電子マネー情報の情報処理の結果を参照して演
算処理を行うことで金額情報を得るようになっている。
【００１９】このため、この自動販売機１０には、業者
が必要に応じて金額情報に基づく商品の総売り上げ高を
知りたい場合に電子マネー情報の情報処理の結果や金額
情報を印字データとして印字するための外部印字装置と
してのプリンタ付ハンデイターミナル１３を接続可能な
ように印字用インターフェース接続部（図示せず）が備
えられている。即ち、この自動販売機１０の場合、こう
した印字用インターフェース接続部が設けられているた
め、必要に応じてプリンタ付ハンデイターミナル１３を
接続した上でＰＯＳ端末１のキーボード等を操作するこ
とによって、自装置内部に備えた受発光装置９とのデー
タ送受信（光通信／非接触）を経て金銭情報を印字によ
り把握できる。従って、業者が商品の総売り上げを調べ
る際、従来のように鍵を用いて扉を開放状態にしなくて
も、装置外から把握することができる。
が必要に応じて金額情報に基づく商品の総売り上げ高を
知りたい場合に電子マネー情報の情報処理の結果や金額
情報を印字データとして印字するための外部印字装置と
してのプリンタ付ハンデイターミナル１３を接続可能な
ように印字用インターフェース接続部（図示せず）が備
えられている。即ち、この自動販売機１０の場合、こう
した印字用インターフェース接続部が設けられているた
め、必要に応じてプリンタ付ハンデイターミナル１３を
接続した上でＰＯＳ端末１のキーボード等を操作するこ
とによって、自装置内部に備えた受発光装置９とのデー
タ送受信（光通信／非接触）を経て金銭情報を印字によ
り把握できる。従って、業者が商品の総売り上げを調べ
る際、従来のように鍵を用いて扉を開放状態にしなくて
も、装置外から把握することができる。
【００２０】又、ＰＯＳ端末１は、オンラインにより電
子マネー情報の情報処理結果や金額情報を管理するホス
トセンタコンピュータ（以下、単にホストセンタと呼
ぶ）１２に接続されており、ホストセンタ１２によって
オンライン接続された全部の自動販売機１０における特
定の商品に関する総売り上げ高や各自動販売機１０にお
ける設置箇所別な総売り上げ高を把握することもでき
る。
子マネー情報の情報処理結果や金額情報を管理するホス
トセンタコンピュータ（以下、単にホストセンタと呼
ぶ）１２に接続されており、ホストセンタ１２によって
オンライン接続された全部の自動販売機１０における特
定の商品に関する総売り上げ高や各自動販売機１０にお
ける設置箇所別な総売り上げ高を把握することもでき
る。
【００２１】更に、ＰＯＳ端末１は、電子マネーＩＣカ
ード１１を使用するが、カードの種類により例えば業務
用としてＰＯＳ端末１に付設される一時保管用電子マネ
ーＩＣカード５の場合には一時保管する必要がある。
ード１１を使用するが、カードの種類により例えば業務
用としてＰＯＳ端末１に付設される一時保管用電子マネ
ーＩＣカード５の場合には一時保管する必要がある。
【００２２】図２は、この自動販売機１０に備えられる
演算処理制御装置２における動作処理を示したフローチ
ャートである。
演算処理制御装置２における動作処理を示したフローチ
ャートである。
【００２３】この自動販売機１０において、電子マネー
ＩＣカード１１を使用する際、演算処理制御装置２では
先ずＰＯＳ端末１からのカード入力信号の受信を要し、
電子マネーＩＣカード１１が挿入済みか否かを判定（ス
テップＳ１）する。この結果、カードが挿入されていな
ければこの処理の前にリターンして待機するが、カード
が挿入されていれば、引き続いてＰＯＳ端末１からの電
子マネー情報の情報処理の結果である入金データを受信
を要し、その電子マネーＩＣカード１１の電子マネー情
報が有する電子マネー入金額に関して、電子マネー入金
額≧商品価格であるか否かを判定（ステップＳ２）す
る。
ＩＣカード１１を使用する際、演算処理制御装置２では
先ずＰＯＳ端末１からのカード入力信号の受信を要し、
電子マネーＩＣカード１１が挿入済みか否かを判定（ス
テップＳ１）する。この結果、カードが挿入されていな
ければこの処理の前にリターンして待機するが、カード
が挿入されていれば、引き続いてＰＯＳ端末１からの電
子マネー情報の情報処理の結果である入金データを受信
を要し、その電子マネーＩＣカード１１の電子マネー情
報が有する電子マネー入金額に関して、電子マネー入金
額≧商品価格であるか否かを判定（ステップＳ２）す
る。
【００２４】この結果、電子マネー入金額≧商品価格で
なければ指定商品は販売不能であるため、先の処理（ス
テップＳ１）の前にリターンして待機する。ここでは販
売不能の旨を表示させたり、或いは電子マネー残高を表
示させることが望ましいが、何れの場合もその電子マネ
ーＩＣカード１１では指定商品を販売できないため、カ
ードは返却する。
なければ指定商品は販売不能であるため、先の処理（ス
テップＳ１）の前にリターンして待機する。ここでは販
売不能の旨を表示させたり、或いは電子マネー残高を表
示させることが望ましいが、何れの場合もその電子マネ
ーＩＣカード１１では指定商品を販売できないため、カ
ードは返却する。
【００２５】一方、電子マネー入金額≧商品価格であれ
ば、更に入力部７の商品ボタンが押下されているか否か
を判定（ステップＳ３）し、押下されていなければこの
処理の前にリターンして待機するが、押下されていれば
搬出部８の駆動を要して商品搬出処理（ステップＳ４）
を行う。
ば、更に入力部７の商品ボタンが押下されているか否か
を判定（ステップＳ３）し、押下されていなければこの
処理の前にリターンして待機するが、押下されていれば
搬出部８の駆動を要して商品搬出処理（ステップＳ４）
を行う。
【００２６】但し、この商品搬出処理（ステップＳ４）
では、選択商品の搬出の他、電子マネー売り上げデータ
の保存やＰＯＳ端末１へ販売価格データの送信を行う。
電子マネー売り上げデータの保存は現金売り上げデータ
とは別に演算書処理制御装置２内のメモリ上に行い、Ｐ
ＯＳ端末１では販売価格データを受信すると使用度数に
関する減算処理を行う。又、ＰＯＳ端末１ではオンライ
ンを通してホストセンサ１２に電子マネー売り上げデー
タを送信するが、電子マネーＩＣカード１１が一時保管
用電子マネーＩＣカード５であればこれに電子マネー売
り上げデータを加算する。
では、選択商品の搬出の他、電子マネー売り上げデータ
の保存やＰＯＳ端末１へ販売価格データの送信を行う。
電子マネー売り上げデータの保存は現金売り上げデータ
とは別に演算書処理制御装置２内のメモリ上に行い、Ｐ
ＯＳ端末１では販売価格データを受信すると使用度数に
関する減算処理を行う。又、ＰＯＳ端末１ではオンライ
ンを通してホストセンサ１２に電子マネー売り上げデー
タを送信するが、電子マネーＩＣカード１１が一時保管
用電子マネーＩＣカード５であればこれに電子マネー売
り上げデータを加算する。
【００２７】
【発明の効果】以上に述べた通り、本発明の電子マネー
ＩＣカード適用型自動販売機によれば、電子マネーＩＣ
カードに対して電子マネー情報を情報処理した結果に基
づいて商品に関する販売，並びに売り上げ高の管理を行
うＰＯＳ端末を備え、ＰＯＳ端末及び演算処理制御装置
の間で電子マネー情報の情報処理の結果及び金額情報を
授受し、演算処理制御装置が電子マネー情報の情報処理
の結果を参照して演算処理を行うことで金額情報を得る
ようにしているので、電子マネーＩＣカードと現金とに
よる平行した販売が可能になり、簡単な構成で商品の商
取引のキャッシュレス化が計られると共に、電子マネー
情報を自装置側で管理して総売り上げ高を簡易に把握で
きるようになる。又、この自動販売機では外部印字装置
を接続するための印字用インターフェース接続部を有し
ているため、業者が必要に応じて装置外から売り上げ高
を把握できて管理や取扱いが簡便となる他、ＰＯＳ端末
がオンラインによりホストセンタに接続されるため、ホ
ストセンタによってオンライン接続された全部の自動販
売機における特定の商品に関する総売り上げ高や各自動
販売機における設置箇所別な総売り上げ高を把握するこ
ともでき、販売サービスにおいて有効な情報を寄与でき
るようになる。
ＩＣカード適用型自動販売機によれば、電子マネーＩＣ
カードに対して電子マネー情報を情報処理した結果に基
づいて商品に関する販売，並びに売り上げ高の管理を行
うＰＯＳ端末を備え、ＰＯＳ端末及び演算処理制御装置
の間で電子マネー情報の情報処理の結果及び金額情報を
授受し、演算処理制御装置が電子マネー情報の情報処理
の結果を参照して演算処理を行うことで金額情報を得る
ようにしているので、電子マネーＩＣカードと現金とに
よる平行した販売が可能になり、簡単な構成で商品の商
取引のキャッシュレス化が計られると共に、電子マネー
情報を自装置側で管理して総売り上げ高を簡易に把握で
きるようになる。又、この自動販売機では外部印字装置
を接続するための印字用インターフェース接続部を有し
ているため、業者が必要に応じて装置外から売り上げ高
を把握できて管理や取扱いが簡便となる他、ＰＯＳ端末
がオンラインによりホストセンタに接続されるため、ホ
ストセンタによってオンライン接続された全部の自動販
売機における特定の商品に関する総売り上げ高や各自動
販売機における設置箇所別な総売り上げ高を把握するこ
ともでき、販売サービスにおいて有効な情報を寄与でき
るようになる。
【図１】本発明の一実施例に係る電子マネーＩＣカード
適用型自動販売機の基本構成を示したブロック図であ
る。
適用型自動販売機の基本構成を示したブロック図であ
る。
【図２】図１に示す電子マネーＩＣカード適用型自動販
売機に備えられる演算処理制御装置における動作処理を
示したフローチャートである。
売機に備えられる演算処理制御装置における動作処理を
示したフローチャートである。
１ ＰＯＳ端末 ２ 演算処理制御装置 ３ 金銭処理部 ４ プリンタ ５ 一時保管用電子マネーＩＣカード ６ 表示部 ７ 入力部 ８ 搬出部 ９ 受発光装置 １０ 自動販売機 １１ 電子マネーＩＣカード １２ ホストセンタ １３ プリンタ付ハンディターミナル
Claims (5)
- 【請求項１】 商品の現金代価となる電子マネー情報に
関する読み出し／書き替えが可能な電子マネーＩＣカー
ドに対して該電子マネー情報の情報処理を行うと共に、
該情報処理の結果に基づいて該商品に関する販売，並び
に売り上げ高の管理を行うＰＯＳ端末を備えたことを特
徴とする電子マネーＩＣカード適用型自動販売機。 - 【請求項２】 請求項１記載の電子マネーＩＣカード適
用型自動販売機において、前記商品の現金による販売時
における入金情報及び返金情報に基づく演算処理により
得られる金額情報に従って該商品に関する販売，並びに
売り上げ高の管理を行う演算処理制御装置を備え、前記
ＰＯＳ端末及び前記演算処理制御装置は、前記電子マネ
ー情報の情報処理の結果及び前記金額情報を授受するこ
とを特徴とする電子マネーＩＣカード適用型自動販売
機。 - 【請求項３】 請求項２記載の電子マネーＩＣカード適
用型自動販売機において、前記演算処理制御装置は、前
記電子マネー情報の情報処理の結果を参照して前記演算
処理を行うことで前記金額情報を得ることを特徴とする
電子マネーＩＣカード適用型自動販売機。 - 【請求項４】 請求項１〜３の何れか一つに記載の電子
マネーＩＣカード適用型自動販売機において、前記電子
マネー情報の情報処理の結果又は前記金額情報を印字デ
ータとして印字する外部印字装置を接続可能にするため
の印字用インターフェース接続部を備えたことを特徴と
する電子マネーＩＣカード適用型自動販売機。 - 【請求項５】 請求項１〜４の何れか一つに記載の電子
マネーＩＣカード適用型自動販売機において、前記ＰＯ
Ｓ端末は、オンラインにより前記電子マネー情報の情報
処理の結果及び前記金額情報を管理するホストセンタコ
ンピュータに接続可能であることを特徴とする電子マネ
ーＩＣカード適用型自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27064396A JPH10116375A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | 電子マネーｉｃカード適用型自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27064396A JPH10116375A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | 電子マネーｉｃカード適用型自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10116375A true JPH10116375A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=17488953
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27064396A Withdrawn JPH10116375A (ja) | 1996-10-14 | 1996-10-14 | 電子マネーｉｃカード適用型自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10116375A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020071276A (ko) * | 2001-03-06 | 2002-09-12 | 주식회사 신보람 | 인터넷 통신망을 이용한 자판기의 거래시스템 및 그거래방법 |
| KR100366852B1 (ko) * | 2000-07-14 | 2003-01-09 | 뱅크이십오 주식회사 | 자동판매기의 원격 관리시스템 |
| KR100403425B1 (ko) * | 2001-09-18 | 2003-11-01 | 이명기 | 전자결제 가능한 커피 자동판매기 |
| JP2009276815A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機 |
-
1996
- 1996-10-14 JP JP27064396A patent/JPH10116375A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100366852B1 (ko) * | 2000-07-14 | 2003-01-09 | 뱅크이십오 주식회사 | 자동판매기의 원격 관리시스템 |
| KR20020071276A (ko) * | 2001-03-06 | 2002-09-12 | 주식회사 신보람 | 인터넷 통신망을 이용한 자판기의 거래시스템 및 그거래방법 |
| KR100403425B1 (ko) * | 2001-09-18 | 2003-11-01 | 이명기 | 전자결제 가능한 커피 자동판매기 |
| JP2009276815A (ja) * | 2008-05-12 | 2009-11-26 | Fuji Electric Retail Systems Co Ltd | 自動販売機 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3457816B2 (ja) | 非接触通信式記憶媒体のデータ書換機能を有する商品販売データ登録処理装置 | |
| US20040129778A1 (en) | Cashless automatic vendor system and method, and automatic vendor | |
| US20020161650A1 (en) | Tabletop terminal for point of sale purchases | |
| EP1313041A1 (en) | Electronic money transaction system | |
| JP2002109640A (ja) | 金融統合端末機及びその作動方法 | |
| KR20010039927A (ko) | 자동 판매기 | |
| JP2007052657A (ja) | 自動販売機 | |
| JP2000268239A (ja) | 商品選択装置 | |
| JPH10116375A (ja) | 電子マネーｉｃカード適用型自動販売機 | |
| JP3738903B2 (ja) | Ｐｏｓ附属決済端末及び決済システム | |
| JP6723419B2 (ja) | チェックアウトシステム、決済装置及びその制御プログラム | |
| JP3866773B2 (ja) | Ｉｃカード読取書込端末システム | |
| JPH05108954A (ja) | 店舗システム | |
| KR20010076838A (ko) | 물품 대여점에서의 대여 물품 관리 시스템 | |
| JPH10232965A (ja) | 非接触データキャリアを使用したプリペイド対応自動販売機システム | |
| JP2003044936A (ja) | コイン型ｉｃ記憶媒体を用いる代金支払装置 | |
| JP2686096B2 (ja) | 注文受付販売装置 | |
| KR960011503B1 (ko) | 자동판매기 | |
| JP4788282B2 (ja) | 非接触データキャリアの端末装置 | |
| JP3753796B2 (ja) | 商品購入システム | |
| JP2003228750A (ja) | 自動販売機 | |
| JP2022170356A (ja) | ロッカー制御装置 | |
| JP2000113081A (ja) | 電子現金取引処理方法及び処理装置並びに電子財布カード | |
| JPH0981859A (ja) | セルフスキャンシステム | |
| JPH1031696A (ja) | 購入品入れ及び商品購入システム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040106 |