JPS6313116Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6313116Y2
JPS6313116Y2 JP1982078075U JP7807582U JPS6313116Y2 JP S6313116 Y2 JPS6313116 Y2 JP S6313116Y2 JP 1982078075 U JP1982078075 U JP 1982078075U JP 7807582 U JP7807582 U JP 7807582U JP S6313116 Y2 JPS6313116 Y2 JP S6313116Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
air filter
peripheral wall
tube
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982078075U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58178460U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7807582U priority Critical patent/JPS58178460U/ja
Publication of JPS58178460U publication Critical patent/JPS58178460U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6313116Y2 publication Critical patent/JPS6313116Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動2輪車に適したエアフイルターの
支持構造に関し、一般に使用されている支持用ブ
ラケツト等の数を減し、簡単な構成を得ることを
目的としている。
一般に自動2輪車のエアフイルターはフイルタ
ーエレメント等を収容したケースの複数箇所にブ
ラケツトを設け、各ブラケツトを車体のフレーム
チユーブに固定するようになつている。従つて従
来品ではケースの構造が複雑になると共に、パイ
プへの取付作業に手間が掛かり、製造コストが増
加するという不具合がある。また、先行技術とし
ては実開昭52−144554号がある。
本考案は上記従来の不具合を解決するために、
弾性を有するエアフイルターケースの空気入口の
周壁に窪みを設け、上記弾性を利用して該窪みに
ケース支持用部材を嵌合させ、このように空気入
口の周壁を嵌合型式の取付部として利用すること
により構造の簡単化やケース取付作業の容易化を
図ろうとするもので、具体的には次のように構成
されている。
すなわち本考案は、弾性を有するエアフイルタ
ケースの上部に空気入口を設け、空気入口の周囲
に上方へ突出した周壁を形成し、周壁の互いに対
向する1対の端壁部に上縁から下方へ入り込んだ
窪みを形成し、両窪みの概ね上下に延びる側縁に
凹形円弧状部分を設け、外周形状が円形の車体フ
レームチユーブ自身に上記両凹部を嵌めて上記側
縁の凹形円弧状部分をチユーブに係合させ、上記
凹部から離れた位置においてエアフイルタケース
に車体フレームに固定されるブラケツトを設けた
ことを特徴としている。
次に図面により実施例を説明する。
左側面図である第1図において、エアフイルタ
ー1は自動2輪車のアツパーチユーブ2の後端部
下方かつダウンチユーブ3の上端部前方に配置さ
れ、キヤブレター4はエアフイルター1の前方に
配置してある。第1図の−断面図に対応する
第2図において、エアフイルター1はフイルター
エレメント5、エレメント5を保持するホルダー
6、両者を収容するケース7、ホルダー6に接続
するダクト8を備えている。ダクト8はホルダー
6から前方へ延びてキヤブレター4に接続する部
材で、第2図では構造を明確にするために上向き
に延びているかの如く図示されている。
一部切欠き正面図である第3図及び平面図であ
る第4図の如く、ケース7はポリエチレン等の合
成樹脂成型品で、一端に開口10を有する概ね椀
状の構造であり、上部に空気入口11を備え、下
端にブラケツト12を備えている。空気入口11
は概ね車体前後方向に長い矩形の形状を備え、空
気入口11を囲む周壁13が上方へ突出した姿勢
でケース7と一体に設けてある。周壁13にはア
ツパーチユーブ2に嵌合する窪み15,16が設
けてある。窪み15は周壁13の前部17とその
下方のケース本体部分18とに設けてある。2
0,21は周壁前部17により形成される窪み1
5の側縁、22,23ならびに24は本体部分1
8により形成される窪み15の側縁と底縁であ
る。側縁20,21は真直ぐかつ互に平行に下方
へ延びている。開口10と反対側の側縁22は凹
形円弧状に延びて底縁24に連続している。側縁
23は下方へゆくにつれて側縁22に近付くよう
に傾斜している。底縁24は開口10側の部分2
5が更に下方へ窪んでいる。窪み16は概ね円形
で、上部26の開口幅が多少狭くなつており、周
壁13の後部27に設けてある。アツパーチユー
ブ2に対して窪み15の円弧状の側縁22及び底
縁24と窪み16の円弧状内縁28が密着した状
態で嵌合し、ケース7は下方へ脱落しない状態で
アツパーチユーブ2に取り付けられる。又ケース
7は弾性を備えており、アツパーチユーブ2に対
してケース7を下方から嵌め込む場合、周壁13
等が弾性変形して窪み15,16の上部29,2
6がアツパーチユーブ2の周囲を通過できるよう
になつている。
ブラケツト12はケース7本体から下方へ突出
しており、第1図のダウンチユーブ3上のブラケ
ツト30にボルト31及び溶着ナツト32を利用
して固定される。なお第3図の如く周壁13のダ
クト8側の側部33は他方の側部34よりも上方
へ突出しており、第4図の如く側部33の後部に
は外側へ張り出した形で窪み35が設けてある。
第2図ならびに第2図の−矢視部分図であ
る第5図においてホルダー6はポリエチレン等の
合成樹脂でできており、例えば6個の放射状リブ
36と、リブ36の先端から環状リング36aを
介してダクト8側へ延びる部分37と、部分37
の先端をつなぐ環状の外向きフランジ38とを一
体に備えている。リブ36が集合する中心部には
ボルト40の頭部が鋳込まれている。ボルト40
はエレメント5及びケース端壁41の中央部42
の孔を通つて外部へ突出しており、該突出端部に
ナツト43が螺合している。
エレメント5はウレタン等で成形された椀状体
で、拡張された状態で端壁41側からホルダー6
に被せてあり、右端にはフランジ38に当接する
環状の外向きフランジ45が設けてある。
ダクト8はゴム製で、筒状本体部の入口側端部
に外向きフランジ46を一体に備え、フランジ4
6の外周縁部から突出した筒状部分47の先端に
内向きフランジ状の部分48が環状に設けてあ
る。部分47はフランジ38の外周面に嵌合して
いる。部分48はフランジ38の外周部に設けた
環状の切欠き49に嵌合すると共に、フランジ4
5の端面に密着している。
上記部分47,48とフランジ38,45の嵌
合当接部は開口10の周囲に設けたケース7の内
向きフランジ50にシール状態で嵌合している。
すなわちフランジ50は端壁41側へ入り込んだ
環状の段部を有し、該段部の内周面に部分47の
外周面が密着している。ホルダー6は前記ボルト
40により端壁41側へ引つ張られており、該引
張力によりフランジ38は部分48等を介してフ
ランジ45をフランジ50に圧接させている。
組立作業は次のようにして行われる。まずエレ
メント5をホルダー6に被せると共に、ダクト部
分47,48をフランジ38に嵌め、エレメント
5とホルダー6をケース7内に収容してナツト4
3を締め付ける。又ケース7は下端のブラケツト
12をボルト31によりブラケツト30に固定す
ると共に、弾性変形を利用して前述の如く窪み1
5,16をアツパーチユーブ2に嵌める。エレメ
ント5の洗浄や交換を行う場合、ケース7をアツ
パーチユーブ2やブラケツト30から外すと共
に、ナツト43を外してケース7をエレメント5
に対して第3図中左方へ外し、エレメント5の洗
浄や交換後、逆の手順で各部を組み立てる。
作用は次の通りである。エンジン運転中、入口
11からケース7とエレメント5間の室53に吸
い込まれた空気はエレメント5内を通過する間に
ろ過され、リブ36,36間や部分37,37間
の隙間54を通つてホルダー6の内側の室55へ
流入し、室55からダクト8を経てキヤブレター
4へ送られる。
以上説明したように本考案によると、エアフイ
ルターケース7の空気入口11の周壁13に窪み
15,16を設け、窪み15,16にアツパーチ
ユーブ2等のケース支持用部材を嵌合させるよう
にしたので、ケース7には専用のケース7取付用
ブラケツト12を例えば1個だけ設ければよく、
従来品よりも専用ブラケツトの数を減して構造を
簡単化できる。又ケース7の弾性を利用した嵌合
型式の取付部を採用したことによりケース7の取
付作業を簡単化できる。
更に本考案では、前記ケース支持用部材として
外周形状が円形の車体フレームチユーブ(例えば
アツパーチユーブ2)を採用するとともに、窪み
15,16の概ね上下に延びる側縁(例えば第2
図の22)に凹形円弧状部分を設け、それにより
エアフイルターケース自体をチユーブ2に直接嵌
め込んだ構造を採用しているので、嵌合用のブラ
ケツトやその他の部品は不要であり、構造を簡単
化できる。
なお本考案を具体化する場合、エアフイルター
1の内部構造は様々に変えることができ、例えば
ケース7にダクト挿通用の孔とエレメント取外用
の開口とを別々に設け、該開口を専用のキヤツプ
で塞ぐ構造にすることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の左側面図、第2図は第1図の
−断面図、第3図、第4図はケースの一部切
欠き後面図と平面図、第5図は第2図の−矢
視図に対応するホルダーの左側面図である。 1……エアフイルター、2……アツパーチユー
ブ(ケース支持部材)、7……ケース、11……
空気入口、13……周壁、15,16……窪み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性を有するエアフイルタケースの上部に空気
    入口を設け、空気入口の周囲に上方へ突出した周
    壁を形成し、周壁の互いに対向する1対の端壁部
    に上縁から下方へ入り込んだ窪みを形成し、両窪
    みの概ね上下に延びる側縁に凹形円弧状部分を設
    け、外周形状が円形の車体フレームチユーブ自身
    に上記両凹部を嵌めて上記側縁の凹形円弧状部分
    をチユーブに係合させ、上記凹部から離れた位置
    においてエアフイルタケースに車体フレームに固
    定されるブラケツトを設けたことを特徴とするエ
    アフイルターケースの支持構造。
JP7807582U 1982-05-26 1982-05-26 エアフイルタ−ケ−スの支持構造 Granted JPS58178460U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7807582U JPS58178460U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 エアフイルタ−ケ−スの支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7807582U JPS58178460U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 エアフイルタ−ケ−スの支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58178460U JPS58178460U (ja) 1983-11-29
JPS6313116Y2 true JPS6313116Y2 (ja) 1988-04-14

Family

ID=30087319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7807582U Granted JPS58178460U (ja) 1982-05-26 1982-05-26 エアフイルタ−ケ−スの支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58178460U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5757259B2 (ja) * 1978-04-28 1982-12-03 Toowa Jugen

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5135893Y2 (ja) * 1973-05-08 1976-09-03
JPS5757259U (ja) * 1980-09-22 1982-04-03

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5757259B2 (ja) * 1978-04-28 1982-12-03 Toowa Jugen

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58178460U (ja) 1983-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3357163A (en) Air cleaner assembly for tractors
JPH0297178U (ja)
JPS6313116Y2 (ja)
JPS6045747B2 (ja) 自動二輪車用エアクリ−ナ
JPH057915Y2 (ja)
JPH10131816A (ja) エアクリーナ
JPS632596Y2 (ja)
JPS6365556B2 (ja)
JP3974342B2 (ja) 自動二輪車のエアクリーナ装置
JP2536162Y2 (ja) エアクリーナ
JP3493465B2 (ja) スクータ型自動二輪車のリヤフェンダ部構造
JPH0113804Y2 (ja)
JPS5923660Y2 (ja) 自動2輪車のサイドカバ−取付装置
JPH0722507Y2 (ja) 筒型エンジンマウント
JPH0361857B2 (ja)
JP2001191702A (ja) ディスクホイール
JPH0738689Y2 (ja) エンジンのエアークリーナー
JP2573481Y2 (ja) 車両用ランプ
JPH0425361Y2 (ja)
JPS6212641Y2 (ja)
JPS5855050Y2 (ja) 組立式ホイ−ル
JPH0113028Y2 (ja)
JPS5855049Y2 (ja) 組立式ホイ−ル
JPH0712681Y2 (ja) エアクリーナ用出口パイプの取付構造
JPS5927282Y2 (ja) 自動車用ホイ−ル