JPH0712681Y2 - エアクリーナ用出口パイプの取付構造 - Google Patents

エアクリーナ用出口パイプの取付構造

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JPH0712681Y2
JPH0712681Y2 JP9785188U JP9785188U JPH0712681Y2 JP H0712681 Y2 JPH0712681 Y2 JP H0712681Y2 JP 9785188 U JP9785188 U JP 9785188U JP 9785188 U JP9785188 U JP 9785188U JP H0712681 Y2 JPH0712681 Y2 JP H0712681Y2
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JP
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outlet pipe
case
air cleaner
air
filter element
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JP9785188U
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正明 近藤
康二 西河
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Mitsubishi Motors Corp
Tokyo Roki Co Ltd
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Mitsubishi Motors Corp
Tokyo Roki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、フィルタエレメントを有する内燃機関用のエ
アクリーナの出口パイプの取付構造に関し、特に、エア
フローセンサを内蔵した出口パイプの取付構造に関する
ものである。
《従来の技術》 周知のように、近時の自動車用エンジンでは、エンジン
の運転状態に応じて、その空燃比を制御し、排気ガス中
の有害物質の放出を規制することが行われている。
この種のエンジンでは、空燃比を決定するための一方の
ファクターである吸入空気量を通常エアフローセンサで
計測しており、エアフローセンサは一般にエアクリーナ
から機関に至る吸入空気通路に設置されている。
ところで、エンジンの吸入空気を浄化するエアクリーナ
には、機関と接続するための空気の出口パイプが取付け
られており、この出口パイプに上記エアフローセンサを
内蔵させれば、エンジンへの組付け性が向上し、取扱い
も簡単になるが、このような構造を採用すると、以下に
説明するような技術的課題があった。
《考案が解決しようとする課題》 すなわち、エアフローセンサには各種の形式のものがあ
るが、いずれにしても吸入空気量を正確に計測するに
は、エアフローセンサが内蔵された出口パイプをエアク
リーナケースに対して正確に位置決させなければならな
い。
また、初期状態で出口パイプが正確に位置決されたとし
ても、車両の走行に伴なう振動によってその取付け位置
に変位が生じると、吸入空気量の正確な測定が行えな
い。
従って、エアフローセンサが内蔵された出口パイプがエ
アクリーナケースに対して正確に位置決され、かつ、そ
の状態を維持する構造が要求されるが、従来の構造では
この要求に充分に答えることができなかった。
この考案はこのような要求に鑑みてなされたものであっ
て、その目的とするところは、エアクリーナケースに対
してエアフローセンサが内蔵された出口パイプを正確に
位置決し、しかもその状態を長期間維持できるエアクリ
ーナ用出口パイプの取付構造を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記課題を解決するため、本考案は、空気の入口パイプ
と、エアフローセンサ付出口パイプとを有するケース
と、このケース内に設けられたフィルタエレメントとを
有するエアクリーナにおいて、前記出口パイプと前記ケ
ースとの結合部を非円形にして該出口パイプを前記ケー
スに対して一方向のみに取付可能に形成し、前記出口パ
イプの結合部側の一端に嵌合突起を突設するとともに、
前記ケースの側面に前記出口パイプの他端を支持するリ
ブを延設したことを特徴とする。
《考案の作用》 本考案のエアクリーナにおいては、上述したように、出
口パイプとエアクリーナケースとの結合部を非円形にし
て出口パイプをこのケースに対して一方向のみに取付可
能に形成しているので、これらの結合状態は選択の余地
がなく、必ず設定された状態に結合される。
また、出口パイプの一端に嵌合突起が設けられ、かつ、
ケースの側面にパイプの他端を支持するリブが設けられ
ているので、出口パイプはその両端部がケースに固定さ
れることになるので、車体の振動に対してもケースと出
口パイプとの結合状態は安定したものになる。
《実施例》 以下、添付図面を参照しつつ、本考案の好適な実施例に
ついて詳細に説明する。
第1図は、本考案の出口パイプの取付構造を採用した内
燃機関のエアクリーナの長手方向の断面図であり、第2
図は、そのエアクリーナの平面図である。
図において、符号1はエアクリーナであり、エアクリー
ナ1は、フィルタエレメント2を備えており、このフィ
ルタエレメント2は、線I-Iに沿った断面形状が正方形
のフレーム3を有しており、このフレーム3内に蛇腹状
に折り畳まれた濾紙からなるフィルタ4が収納されてい
る。
この実施例のフィルタエレメント2は、フィルタ4とフ
レーム3とを一体成形したものであって、フレーム3は
比較的硬質な合成樹脂から構成されている。
上記フィルタエレメント2の両側には、空気を受け入る
入口パイプ5が一体として設けられた入口側ケース6、
およびフィルタエレメント2の他方側に設けられ、フィ
ルタエレメント2によって浄化された空気を機関(図示
せず)へと送り出す出口パイプ7を取付けた出口側ケー
ス8が、それぞれ配置されている。
これらの入口側ケース6と出口側ケース8の会合部は上
記フィルタエレメント2のフレーム3を嵌合する横断面
正方形の取付け部9,10となっており、各ケース6,8の側
壁は正方形の取付け部9,10から中心に向けて傾斜しなが
ら略四角錘状に突出する形状に成形され、入口パイプ5
および出口パイプ7がそれぞれケース6,8の一側面にあ
って、各取付け部9,10の中心から偏心した位置に突設さ
れている。
また、この取付け部9,10は、上記フレーム3の形状にあ
わせて正方形に形成されており、かくして入口側のケー
ス6を、第1図に示した状態の他、第3図、第4図、第
5図に概略的に示した4つの状態で、フィルタエレメン
ト2に組み込むことができる。
エアクリーナ1の組み立ては、第1図に示したように、
フレーム3の側部から外方に突出して設けられたガスケ
ット11を、両取付け部9,10で挟んだ状態で、該取付け部
9,10をフレーム3の外周に嵌合させて、2つのケース6,
8をフィルタエレメント2に装着し、取付け部9,10に設
けたフランジ12,13をクランプ21で固定することによっ
て行う。
上記出口パイプ7には、フィルタエレメント2で浄化さ
れ、機関に供給される空気量を測定するためのエアフロ
ーセンサ14が予め取り付けられている。
そして、出口パイプ7の側面にはエアフローセンサ14で
測定した信号を外部に取出すためのコネクタ15が設けら
れている。
出口パイプ7と出口側ケース8との結合構造は、出口側
ケース8の側面に取付け孔16を形成し、パッキング17を
介装してこの取付け孔16に出口パイプ7の一端を嵌合さ
せて行っている。
取付け孔16と出口パイプ7の断面形状は、第1図に仮想
線で示すように、一方側が半円状に屈曲し、他方側が角
形であって、一方向のみに取付可能な断面形状になって
いて、これらの嵌合状態は選択の余地がなく、常に一定
になるように構成されている。
出口パイプ7の結合部側の一端には、上記取付け孔16と
相似形の嵌合突起18が環状に突設されており、その外周
に上記パッキング17が装着されている。
また、出口パイプ7の他端側は、エアクリーナ1の出口
側ケース8の一部を延長して、取付け用リブ19を形成
し、このリブ19にビス20を螺着することでこれらを固定
支持している。
さらに、エアクリーナ1自体の車体への取付けは、入口
側ケース6の一側面にインシュレータ22を取り付け、こ
のインシュレータ22を介してビス(図示せず)を螺着し
て直接固定するようにしているが、ケース6,8の外周に
ネジ貫通孔付フランジを形成し、車体側に固着されたブ
ラケットに固定するようにしても良い。
尚、本考案の上記実施例では出口パイプ7にこれと別体
に形成したエアフローセンサ14を取付けた構造としてい
るが、本考案における「エアフローセンサ付出口パイ
プ」とは、出口パイプ自体がエアフローセンサの一部を
構成している場合をも含む概念である。
《考案の効果》 以上、実施例で詳細に説明したように、この考案にかか
るエアクリーナ用出口パイプの取付け構造によれば、エ
アフローセンサが内蔵された出口パイプとこれが結合さ
れるケースとの結合部を非円形にして出口パイプをケー
スに対して一方向のみに取付可能に形成したので、出口
パイプに取付けられたエアフローセンサを所定の位置に
正確に位置決して設置することができる。
また、出口パイプは、嵌合突起とケースから延設された
リブとでその両端を支持されるので、車体振動を受けた
としても、充分に初期の設置状態が維持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の取付け構造を適用した内燃機関のエ
アクリーナの長手方向の断面図、第2図は上記エアクリ
ーナの平面図、第3図,第4図,第5図は、それぞれ上
記エアクリーナの入口側ケースのそれぞれ異なった取付
け状態を示す概略図である。 1……エアクリーナ 2……フィルタエレメント 3……フレーム 5……入口パイプ 6……入口側ケース 7……出口側パイプ 8……出口側ケース 14……エアフローセンサ 18……嵌合突起 19……リブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気の入口パイプと、エアフローセンサ付
    出口パイプとを有するケースと、このケース内に設けら
    れたフィルタエレメントとを有するエアクリーナにおい
    て、前記出口パイプと前記ケースとの結合部を非円形に
    して該出口パイプを前記ケースに対して一方向のみに取
    付可能に形成し、前記出口パイプの結合部側の一端に嵌
    合突起を突設するとともに、前記ケースの側面に前記出
    口パイプの他端を支持するリブを延設したことを特徴と
    するエアクリーナ用出口パイプの取付構造。
JP9785188U 1988-07-26 1988-07-26 エアクリーナ用出口パイプの取付構造 Expired - Lifetime JPH0712681Y2 (ja)

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JP9785188U JPH0712681Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 エアクリーナ用出口パイプの取付構造

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JP9785188U JPH0712681Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 エアクリーナ用出口パイプの取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0220773U JPH0220773U (ja) 1990-02-13
JPH0712681Y2 true JPH0712681Y2 (ja) 1995-03-29

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ID=31323603

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JP9785188U Expired - Lifetime JPH0712681Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 エアクリーナ用出口パイプの取付構造

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JP4529177B2 (ja) * 2005-02-28 2010-08-25 スズキ株式会社 エンジンの吸気系構造

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JPH0220773U (ja) 1990-02-13

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