JPH088299Y2 - 内燃機関のエアクリーナ - Google Patents

内燃機関のエアクリーナ

Info

Publication number
JPH088299Y2
JPH088299Y2 JP1988097850U JP9785088U JPH088299Y2 JP H088299 Y2 JPH088299 Y2 JP H088299Y2 JP 1988097850 U JP1988097850 U JP 1988097850U JP 9785088 U JP9785088 U JP 9785088U JP H088299 Y2 JPH088299 Y2 JP H088299Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air cleaner
side case
inlet
outlet
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988097850U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0220772U (ja
Inventor
正明 近藤
康二 西河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Tokyo Roki Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Tokyo Roki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp, Tokyo Roki Co Ltd filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP1988097850U priority Critical patent/JPH088299Y2/ja
Publication of JPH0220772U publication Critical patent/JPH0220772U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH088299Y2 publication Critical patent/JPH088299Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、フィルタエレメントを有する内燃機関のエ
アクリーナに関するものである。
《従来の技術》 内燃機関のエアクリーナは、例えば実公昭62-40116号
公報に開示されているように、通常、フィルタエレメン
ト、このフィルタエレメントの入口側に設けられ、空気
を受け入る入口部を有する入口側ケース、およびフィル
タエレメントの出口側に設けられ、フィルタエレメント
によって浄化された空気を機関へと送り出す出口部を有
する出口側ケースを備え、入口側ケースと出口側ケース
の会合部内にフィルタエレメントのフレームを嵌着して
いる。
一方、製造上のコストの問題等から、一つの形式のエ
アクリーナをタイプの異なる車両にも搭載できるように
したいという要求がある。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、上記従来例のように、フィルタエレメ
ントのフレーム及び出入口側両ケースの上記会合部の断
面形状が長方形である場合には、同一の部品を使用する
場合には、エアクリーナを変形させるとしても、入口部
の向きを180度回転させる程度の変更しかできず、汎用
性に乏しいという問題がある。
そこで、本考案は、部品の変形・変更を行うことな
く、汎用性に富んだ使用ができる内燃機関のエアクリー
ナを提供することを目的とするものである。
《課題を解決するための手段》 上記課題を解決するため、本考案の内燃機関のエアク
リーナは、空気の入口部を有する入口側ケースと空気の
出口部を有する出口側ケースとの会合部内にフィルタエ
レメントのフレームを嵌着してなるエアクリーナにおい
て、該入口部及び該出口部は、該会合部の側面に対し所
定とともに、該会合部と該フレームのシール部の断面形
状のうち少なくとも何れか一方はほぼ正多角形とし、こ
れらの一方を他方に対して2ケ所以上の回転位置におい
て選択的に嵌着可能にして、嵌着位置にて回動不能とし
たことを特徴とするものである。
《考案の作用・効果》 本考案のエアクリーナにおいては、上述したように構
成したので、特に、入口側ケースを、フィルタエレメン
トに対して2ケ所以上の所定角度回転させた状態で、組
み付けるとその側面に設けられた入口部の方向が2ケ所
以上の位置に変更でき、エアクリーナの搭載条件を満足
し易くなる。
《実施例》 以下、添付図面を参照しつつ、本考案の実施例による
内燃機関のエアクリーナについて説明する。
第1図は、本考案の実施例による内燃機関のエアクリ
ーナの長手方向の断面図であり、第2図は、上記エアク
リーナの平面図である。
図において、符号1はエアクリーナであり、エアクリ
ーナ1は、フィルタエレメント2を備えている。このフ
ィルタエレメント2は、線I−Iに沿った断面形状が正
方形のフレーム3を有しており、このフレーム3内に折
り畳まれたフィルタ4が収納されている。
上記フィルタエレメント2の両側には、空気を受け入
る入口部5を有する入口側ケース6、およびフィルタエ
レメント2の他方側に設けられ、フィルタエレメント2
によって浄化された空気を機関(図示せず)へと送り出
す出口部7を有する出口側ケース8が、それぞれ配置さ
れている。これらの入口側ケース6を出口側ケース8の
会合部は上記フィルタエレメント2のフレーム3を嵌合
する横断面正方形の取付け部9,10となっており、各ケー
ス6,8の側壁は正方形の取付け部9,10から中心に向けて
傾斜しながら略四角錘状に突出する形状に成形され、入
口部5および出口部7がそれぞれケース6,8の一側面に
あって、フレーム3の中心から偏心した位置に突設され
ている。尚、この取付け部9,10は、上記フレーム3の形
状にあわせて正方形に形成されているため、入口側のケ
ース6を、第1図に示した状態の他、第3図、第4図、
第5図に概略的に示した4つの状態で、フィルタエレメ
ント2に組み込むことができる。
エアクリーナ1の組み立ては、第1図に示したよう
に、フレーム3の側部から外方に突出して設けられたガ
スケット11を、両取付け部9,10で挟んだ状態で、該取付
け部9,10をフレーム3に嵌合させて、2つのケース6,8
をフィルタエレメント2に装着し、取付け部9,10に設け
たフランジ12,13をクランプ14で固定することによって
行う。
このエアクリーナ1の出口部7には、エアフローセン
サ15aを設置した出口パイプ15が配置されている。この
出口パイプ15は、その下流端部に、上記出口部7の内径
形状にあわせて形成され、該出口部7に嵌合することの
できるリブ16を有しており、このリブ16によって、パッ
キングを介在させてエアクリーナ1に結合されるように
なっている。この出口パイプ15のエアクリーナ1への結
合は、該エアクリーナ1の出口側ケース7の一部を延長
して、取付け用リブ17を形成し、このリブ17にビス18で
15を固定することによって行ってもよい。
また、エアクリーナ1自体の車体への取付けは、ケー
ス6,8にインシュレータ19を取り付け、このインシュレ
ータ19を介してビス(図示せず)等で行うか、第6図に
示したように、ケース6,8にネジ貫通孔付フランジ20,21
を形成するとともに、車体にネジ付取付け用ブラケット
22を固定し、これらのフランジ20,21およびブラケット2
2を、ともにボルト23で固定することによって行っても
よい。
更に、入口側ケース6の入口部5へのエアダクト24の
固定は、第7図に示したように、入口部5とエアダクト
24の一方に、溝25を形成し、他方にこの溝25に嵌合する
凸部26からなるカメラのボディとレンズの取付け構造と
似た取付け構造で、取り外し可能に行うことが望まし
い。なお、この取付け構造を用いて入口部5へのエアダ
クト24の固定状態を第8図に示した。
なお、上記実施例では、ケース6,8の取付け部9,10及
びフレーム3の形状が断面正方形のものを例示したが、
これらの形状は正三角形以上の正多角形の種々の組合せ
が考えられる。例えば、取付け部9,10(会合部)とフレ
ーム3の何れか一方を断面正方形とし他方を長辺がこの
正方形の辺と同長の断面長方形とすることができる。何
れにしても上記会合部とフレーム3のシール部の断面形
状のうち少なくとも何れか一方はほぼ正多形とし、これ
らの一方を他方に対して2ケ所以上の回転位置において
選択的に嵌合可能とするとともに嵌着位置にて回動不能
とすることである。
また、上記実施例では、入口側ケース6を回転させる
ことで4つの態様が得られることを説明したが、出口側
ケース8を回転させてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例による内燃機関のエアクリー
ナの長手方向の断面図、第2図は、上記エアクリーナの
平面図、第3図,第4図,第5図は、それぞれ上記エア
クリーナの入口側ケースのそれぞれ異なった取付け状態
を示す概略図、第6図は、エアクリーナの入口側ケース
と出口側ケース同士、およびそれらの車体側への取付け
構造の変形例を示す概略図、第7図は、エアクリーナの
入口側ケースの入口部へのエアダクトの取付け構造を示
す概略図、第8図は、第7図に示した取付け構造を用い
てのエアダクトのエアクリーナへの取付け状態を示す断
面図である。 1……エアクリーナ、2……フィルタエレメント 3……フレーム、6……入口側ケース 8……出口側ケース、9,10……取付け部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 西河 康二 京都府京都市右京区太秦森ケ前町14 足立 ハイツ204 (56)参考文献 特開 昭57−140555(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気の入口部を有する入口側ケースと空気
    の出口部を有する出口側ケースとの会合部内にフィルタ
    エレメントのフレームを嵌着してなるエアクリーナにお
    いて、 該入口部及び該出口部は、該会合部の側面に対し所定角
    度を有した該入口側ケース及び該出口側ケースの面にそ
    れぞれ形成されているとともに、 該会合部と該フレームのシール部の断面形状のうち少な
    くとも何れか一方はほぼ正多角形とし、これらの一方を
    他方に対して2ヶ所以上の回転位置において選択的に嵌
    着可能にして、嵌着位置にて回動不能としてなることを
    特徴とする内燃機関のエアクリーナ。
JP1988097850U 1988-07-26 1988-07-26 内燃機関のエアクリーナ Expired - Lifetime JPH088299Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988097850U JPH088299Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 内燃機関のエアクリーナ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988097850U JPH088299Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 内燃機関のエアクリーナ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0220772U JPH0220772U (ja) 1990-02-13
JPH088299Y2 true JPH088299Y2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=31323601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988097850U Expired - Lifetime JPH088299Y2 (ja) 1988-07-26 1988-07-26 内燃機関のエアクリーナ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH088299Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57140555A (en) * 1981-02-23 1982-08-31 Nippon Denso Co Ltd Fluid cleaner

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0220772U (ja) 1990-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11132122A (ja) エンジンの吸気管構造
JPH088299Y2 (ja) 内燃機関のエアクリーナ
JP2546639Y2 (ja) 温度センサの取付け構造
JPH0212389Y2 (ja)
KR200152910Y1 (ko) 자동차용 에어 클리너의 장착구조
JP2598879Y2 (ja) マフラ取付装置
JP2594143Y2 (ja) 板クランプ付ダクト
JPH028803Y2 (ja)
JP2536757Y2 (ja) 球接手とスタビライザとの結合構造
JPS6011292Y2 (ja) 自動車用テルテ−ルレンズの取付装置
JP3022736U (ja) 自動車用燃料タンク
JPH0449514Y2 (ja)
JPS6416922U (ja)
JP2816451B2 (ja) 車両用エンジンの吸気装置
JPH037671Y2 (ja)
JPH0519572Y2 (ja)
JPS6237954Y2 (ja)
JPH019688Y2 (ja)
JPS6036743Y2 (ja) ラジエ−タの支持構造
JPH0118449Y2 (ja)
JPH0426779Y2 (ja)
JPS6236678Y2 (ja)
JPS6146010Y2 (ja)
JPH0829205A (ja) 部材取付装置
JPH0641035Y2 (ja) 自動車用排気菅継手