JP2816451B2 - 車両用エンジンの吸気装置 - Google Patents

車両用エンジンの吸気装置

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JP2816451B2
JP2816451B2 JP34004889A JP34004889A JP2816451B2 JP 2816451 B2 JP2816451 B2 JP 2816451B2 JP 34004889 A JP34004889 A JP 34004889A JP 34004889 A JP34004889 A JP 34004889A JP 2816451 B2 JP2816451 B2 JP 2816451B2
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duct
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの吸気系とダクト部とを接続する
ための、車両用エンジンの吸気装置に関するものであ
る。
(従来の技術) エンジンの吸気系にはエアクリーナが設けられ、吸気
系の除塵を行なうようにしてある。そして、エアクリー
ナの吸気口にダクトを取付け、吸気騒音を減ずるように
した構造もある。実公昭63−13055号公報にはエアクリ
ーナの吸気口とダクトとを蛇腹で接続した技術が開示さ
れている。また、実公平1−10550号公報にはエンジン
ブロアの吐出口に吐出方向可変のダクトを取付けことが
開示されている。ところでダクトを延長する場合、第5
図に示すように、一方のダクト1aを、このダクト1aを挿
通するダクト1bに嵌入し、外側を締付バンド2で締付け
て結合し、ダクト1の配管距離を延ばすようにしたもの
があり、また、第6図に示すように、互いのダクト1a,1
bに嵌合部3(3a,3b)を形成させて嵌め込むタイプも使
用されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、締付バンド2で二つのダクトを接合す
るには、取付箇所に制約を受け、狭い箇所では取付作業
が困難であり、作業時間も多く要する。また、空気洩れ
のないように密接に取付けるので、エンジンからの振動
伝搬も大きくなる。第6図に示すダクトにおいては、嵌
合部がきついと振動伝搬が大きくなり、緩くすると気密
性が悪くなる。さらに、二つのダクトの取付位置がずれ
ていると接合状態が悪くなり、取付不良による騒音も発
生する。このため、より簡単に、より確実に配管作業の
行なえるものの出現が望まれていた。
本発明は、この要望に沿うために成されたものであ
り、エンジンの吸気系にダクトを接続した車両用エンジ
ンの吸気装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するために、外周面にひだ状
の薄肉部11bを複数枚形成した接続用筒状体11を弾性部
材で形成し、外接続用筒状体11の一端をエンジン吸気口
からのダクト8に嵌入すると共に、他端を延長ダクト10
に嵌入して両方のダクト8,10を接続したことを特徴とす
る。
(作用) 上記の構成とすることによって、エンジン吸気口から
のダクト8と延長ダクト10との二つのダクト8,10に嵌入
した接続用筒状体11は、ダクト8,10の取付位置に沿って
変形し、筒状体11の複数のひだ状の薄肉部11bは二つの
ダクト8,10の内部でその内周面と圧接し、薄肉部11bと
ダクト8,10とは隙間なく接続され、外部空気をエンジン
の吸気口に送ることができる。
(実施例) 次に、本発明の一実施例を第1図および第4図に基づ
いて説明する。第2図に示すように、車両のエンジンル
ーム4にはエンジン5の吸気系に設けられたエアクリー
ナ6が設置され、エアクリーナ6の吸気口は蛇腹7を介
して車体に固定されたダクト8に接続されている。ま
た、フェンダー9内部に固定されたダクト10は、エンジ
ンルーム4内のダクト8と、弾性部材で形成した接続用
筒状体11を介して接続されている。
第4図に示すように、接続用筒状体11(片側外周面を
示す)は筒部11aが厚肉にに形成され、外周面に複数の
ひだ状の薄肉部11bが環状に形成されている。接続用筒
状体11の中央部には他より高さのある薄肉部11cが形成
されており、接続用筒状体11の端部からこの薄肉部11c
までの長さlは、ダクト8,10に嵌入する長さであり、こ
の薄肉部11cはストッパの役目をする。また、実施例で
は、接続用筒状体11を嵌入するダクト8,10は、拡径され
た嵌合部8a,10aを形成しており、接続筒状体11の内径d
はダクト8,10の内径d1とほぼ同じにされダクト8,10の内
周面は嵌入された筒状体11の内周面と面一になる構造と
され、嵌合部8a,10aの長さl1は、筒状体の嵌入する長さ
lより長くされている。また、挿入される薄肉部11bの
高さhは、ダクト8,10の嵌合部8a,10aの内径拡大部h1
り大きくされている。実施例では、中央部の薄肉部11c
は他の薄肉部11bの長さのほぼ2倍としている。
二つのダクトの接続方法は、固定されている一方のダ
クト8(或はダクト10)に筒状体11を嵌入し、次に他方
のダクト10(或はダクト8)を筒状体11に嵌入させてこ
のダクト10を固定する。
第1図に示すように、ダクト8,10は取付部12(片側を
図示)のねじ孔にねじを入れて締付け固定される。両方
の嵌合部8a,10aには筒状体11が嵌入され、複数の薄肉部
11bは挿入した方向に沿って変形され嵌合部内周面に圧
着している。ダクト8,10間の距離が長い場合には、嵌合
部8aの端部が薄肉部11cから離れる(距離s)だけで密
閉状態には影響はない。
また、第3図に示すように、ダクト8,10間の距離が短
い場合には、嵌合部8aの端部が薄肉部11cに圧接するこ
とになる。なお、薄肉部11cは極端に片側だけを曲げて
図示したが力配分が均等する位置に筒状体11が移動し留
まり、位置ずれを吸収できる。
なお、筒状体11の筒部は厚肉なので負圧で潰れること
はなく、前後対称に形成されているので吸引方向に関係
なく単にダクトに嵌入するだけで連結でき作業性が良
い。また、気密性を要する配管接続には筒状体を使用す
ると好適である。
そして、このように筒状体でダクトを接続し、エンジ
ンの吸気が開始されると、薄肉部11bは吸気する方向に
対して抵抗を持ち、密閉度が良くなり、また、ダクトと
はこの薄肉部11bが当接しているだけでなので振動騒音
の伝達は低減される。
(発明の効果) 本発明は、以上説明したように構成したものであるか
ら、ダクトの取付位置がずれていても連結することがで
き、薄肉部がダクトの内周面と圧接し気密性が向上し、
筒状体をダクトに嵌入するだけなので作業性が良い。ま
た、ダクトとは薄肉部が当接しているだけで振動の伝搬
を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による実施例のダクト接続部の断面図、
第2図は実施例による全体の説明図、第3図は実施例に
よる取付状態を示す側面図、第4図は筒状体とダクトと
大きさの関係を示す説明図、第5図は従来のダクトの接
続方法を示す斜視図、第6図は従来の他の接続方法を示
す断面図である。 8……ダクト 10……延長ダクト 11……筒状体 11b……薄肉部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周面にひだ状の薄肉部を複数枚形成した
    接続用筒状体を弾性部材で形成し、外接続用筒状体の一
    端をエンジン吸気口からのダクトに嵌入すると共に、他
    端を延長ダクトに嵌入して両方のダクトを接続したこと
    を特徴とする車両用エンジンの吸気装置。
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