JPH0325495Y2 - - Google Patents

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JPH0325495Y2
JPH0325495Y2 JP317585U JP317585U JPH0325495Y2 JP H0325495 Y2 JPH0325495 Y2 JP H0325495Y2 JP 317585 U JP317585 U JP 317585U JP 317585 U JP317585 U JP 317585U JP H0325495 Y2 JPH0325495 Y2 JP H0325495Y2
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JP
Japan
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reinforcing rib
air duct
bellows
duct hose
rib row
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JP317585U
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は自動車用エンジンのエアダクトホース
として主に利用されるものであり、具体的にはエ
アクリーナと気化器とを接続するエアダクトホー
スやクールエアダクトとエアクリーナとを接続す
るエアダクトホースとして利用されることが多い
ものである。
(従来技術及びその問題点) エアクリーナとエンジン本体とを別箇所に配置
する自動車においては、エアクリーナとエンジン
本体の気化器とを可撓性のある蛇腹状エアダクト
ホースによつて接続しているのが普通である。
そしてこのエアダクトホースは次の相反する性
能が要求されている。
エアクリーナと気化器との間に生ずる相対動
を吸収するため、変形が容易であること(低剛
性)。
エアダクトホース内に発生する負圧に対して
変形せず、振動が生じにくいこと(高剛性)。
現在一般にはの性能を重視して、ゴム又は軟
質合成樹脂からなる低剛性の蛇腹状エアダクトホ
ースを使用しているが、剛性不足による騒音発生
の問題や変形による性能悪化の問題が注目を集
め、その改善が強く要請されている。
実開昭51−29114号公報には、ホースの内部に
径方向の変形を防止するコイルバネを設けること
によつて、エアダクトホースの剛性を高め、上記
問題を解決した先行技術が開示されているが、構
造が複雑になつてコストアツプを招くと共に組付
性が悪くなるという問題がある。
(考案の目的) 本考案は上記問題点を解消することを目的とす
る。
(考案の構成) 本考案は上記目的を達成するため、ゴム又は軟
質合成樹脂を素材として蛇腹状に形成してなるエ
ンジン用エアダクトホースにおいて、各蛇腹隆起
部間を一つおきに連結する複数の補強リブ列と、
この補強リブ列を構成する補強リブが存在しない
部分において各蛇腹隆起部間を一つおきに連結す
る複数の補強リブ列とを有し、且つ前者の補強リ
ブ列と後者の補強リブ列とが円周方向に互いに偏
位していることを特徴とする。
(実施例) 図示する本考案の実施例は、エアクリーナ1と
気化器2とを接続するエアダクトホースAに係る
ものである。
このエアダクトホースAはゴム又は軟質合成樹
脂を素材として蛇腹状に一体形成されており、そ
の蛇腹部には4列の補強リブ列3a,3b,4
a,4bが形成されている。
第1の補強リブ列3aと第2の補強リブ列3b
とはホース中心に対する対称位置に形成され、
夫々各蛇腹隆起部5間を1つおきに連結するよう
に形成されている。他方、第3の補強リブ列4a
と第4の補強リブ列4bとはホース中心に対する
対称位置に形成されているが、前記第1の補強リ
ブ列3a及び第2の補強リブ列3bに対し、円周
方向に90゜偏位した位置に形成されている。
前記第3の補強リブ列4a及び第4の補強リブ
列4bは、第1の補強リブ列3a及び第2の補強
リブ列3bを構成する補強リブ3が存在しない部
分において各蛇腹隆起部5間を1つおきに連結し
ている。4は第3の補強リブ列4a及び第4の補
強リブ列4bを構成する補強リブである。
尚、本実施例では第1図及び第2図に示すよう
に、上端の蛇腹隆起部5とこれに隣接する蛇腹隆
起部5との間隔を広くとつている関係上、第1の
補強リブ列3a及び第2の補強リブ列3bの延長
線上にも例外的に補強リブ3cを設け、4本の補
強リブ3c,4によつて両蛇腹隆起部5を連結し
た構成となつている。
かくして上記構成のエアダクトホースAによれ
ば、前記補強リブ列3,4によつて剛性を高める
ことができ、エアダクトホースA内に発生する負
圧に対しての変形を防いで、騒音発生の問題や性
能悪化の問題を解決することができる。又前記補
強リブ3,4は各蛇腹隆起部間に1つおきに交互
に形成されているので、可撓容易性も維持される
結果、エアクリーナ1と気化器2との間に生ずる
相対動を容易に吸収することができる。もし、第
1乃至第4の補強リブ列3a,3b,4a,4b
がすべての蛇腹隆起部5を連結するように構成さ
れた場合には、可撓容易性が損なわれ、前記相対
動の吸収が困難になるが、本考案によればこのよ
うな問題を解決することができるのである。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することが出来る。例えば補強リブ列の総数を
5列以上とすることができ、又前記円周方向の偏
位も90゜に限定されない。又本考案はクールエア
ダクト(図示せず)とエアクリーナ1とを接続す
るエアダクトホースなど他のエンジン用エアダク
トホースにも適用することができる。
(考案の効果) 本考案は上記構成を有するので、適度な剛性と
適度な可撓容易性とを備え、騒音発生の問題、性
能悪化の問題を解決できると共に、エアクリーナ
と気化器、クールエアダクトとエアクリーナなど
の間の相対動を容易に吸収できるエンジン用エア
ダクトホースを提供することができる。
又本考案は構造が簡単で部品点数の増加を招か
ず、コストアツプを回避できると共に組付性の良
いエンジン用エアダクトホースを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の一部切欠正面図、第
2図はその側面図、第3図はその横断面図、第4
図はその使用状態を示す概略図である。 3……補強リブ、4……補強リブ、3a,3b
……補強リブ列、4a,4b……補強リブ列、5
……蛇腹隆起部、A……エアダクトホース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ゴム又は軟質合成樹脂を素材として蛇腹状に形
    成してなるエンジン用エアダクトホースにおい
    て、各蛇腹隆起部間を一つおきに連結する複数の
    補強リブ列と、この補強リブ列を構成する補強リ
    ブが存在しない部分において各蛇腹隆起部間を一
    つおきに連結する複数の補強リブ列とを有し、且
    つ前者の補強リブ列と後者の補強リブ列とが円周
    方向に互いに偏位していることを特徴とするエン
    ジン用エアダクトホース。
JP317585U 1985-01-14 1985-01-14 Expired JPH0325495Y2 (ja)

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JP317585U JPH0325495Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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JP317585U JPH0325495Y2 (ja) 1985-01-14 1985-01-14

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JPS61119682U JPS61119682U (ja) 1986-07-28
JPH0325495Y2 true JPH0325495Y2 (ja) 1991-06-03

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JP2528498Y2 (ja) * 1988-05-16 1997-03-12 日産自動車株式会社 車両用エンジンの吸気管構造

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JPS61119682U (ja) 1986-07-28

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