JPS607223Y2 - 吸気ダクトのズレ防止装置 - Google Patents
吸気ダクトのズレ防止装置Info
- Publication number
- JPS607223Y2 JPS607223Y2 JP14311079U JP14311079U JPS607223Y2 JP S607223 Y2 JPS607223 Y2 JP S607223Y2 JP 14311079 U JP14311079 U JP 14311079U JP 14311079 U JP14311079 U JP 14311079U JP S607223 Y2 JPS607223 Y2 JP S607223Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake duct
- dome
- intake
- prevention device
- air duct
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ティルトキャブ付自動車の吸気ダクトのズレ
防止装置に関するものである。
防止装置に関するものである。
従来の自動車の吸気ダクトの連結装置の一例が実開昭4
8−12403号公報に開示されている。
8−12403号公報に開示されている。
上記実開公報に開示された吸気ダクトの連結装置30は
、弾性体からなり、且つボンネットに設けられたエアダ
クト側の連結筒31に一端開口が取付けられ、他端開口
が外方に末広状に伸延されるとともに内側にスカート状
34に折り曲げられている。
、弾性体からなり、且つボンネットに設けられたエアダ
クト側の連結筒31に一端開口が取付けられ、他端開口
が外方に末広状に伸延されるとともに内側にスカート状
34に折り曲げられている。
更に、その折曲縁部は伸縮を容易にするために先細のリ
ップ状となし、且つ複数のスリット35が形成されてな
り、上記他端開口に気化器の入口筒41を嵌入し得るよ
うにしたものである。
ップ状となし、且つ複数のスリット35が形成されてな
り、上記他端開口に気化器の入口筒41を嵌入し得るよ
うにしたものである。
上述の連結装置30は、弾性体からなり、且つ上記折曲
縁部がリップ状であり、更に複数のスリット35が形成
されているので、相手方の気化器40の入口筒41を嵌
入し易く、且つその嵌入時のシール性が優れている反面
、気化器40の入口筒41の中心が少しずれても連結装
置が取付上斜めに気化器40の入口筒41にかぶさるの
で、弾性体であることも手伝って装置は大きく変形した
ま)で嵌合されるおそれがある。
縁部がリップ状であり、更に複数のスリット35が形成
されているので、相手方の気化器40の入口筒41を嵌
入し易く、且つその嵌入時のシール性が優れている反面
、気化器40の入口筒41の中心が少しずれても連結装
置が取付上斜めに気化器40の入口筒41にかぶさるの
で、弾性体であることも手伝って装置は大きく変形した
ま)で嵌合されるおそれがある。
この場合、連結装置30のシール性が損なわれ、エアク
リーナエレメント4を経ないエンジンルーム内の空気が
気化器40に吸入され、エンジンの吸気過剰率が大とな
り、エンジン性能の低下を生ずると共に、シリンダ内が
著しく汚損され、過度の摩耗をもたらす欠点がある。
リーナエレメント4を経ないエンジンルーム内の空気が
気化器40に吸入され、エンジンの吸気過剰率が大とな
り、エンジン性能の低下を生ずると共に、シリンダ内が
著しく汚損され、過度の摩耗をもたらす欠点がある。
また、上記折曲縁部が連結装置30の開口面積を減少す
る如く(本文参照)スカート状34に折り曲げて猛威さ
れているため、気化器40の入口筒41の嵌入が十分で
ない場合は、前述と逆に、気化器41への流入吸気を絞
ることとなり、エンジンの出力の低下をもたらすおそれ
がある。
る如く(本文参照)スカート状34に折り曲げて猛威さ
れているため、気化器40の入口筒41の嵌入が十分で
ない場合は、前述と逆に、気化器41への流入吸気を絞
ることとなり、エンジンの出力の低下をもたらすおそれ
がある。
本考案は、上述に点に鑑み、ティルトキャブ付自動車の
吸気ダクトの連結部において、十分なズレ防止機能を有
するとともにシール性がよく且つ流入吸気の抵抗体とな
らない確実で信頼性のある吸気ダクトのズレ防止装置を
提供することを目的としたもので、その要旨は、リング
状のベースと前記ベースから上方に伸びその頂部で互い
に連結されてドーム状部をなす複数本の骨よりなるセン
ターリングをシャシ側の連結フォースにその開口端から
ティルトキャブ側のエアダクトの開口端内に前記ドーム
状部が突入するように取付けたことにある。
吸気ダクトの連結部において、十分なズレ防止機能を有
するとともにシール性がよく且つ流入吸気の抵抗体とな
らない確実で信頼性のある吸気ダクトのズレ防止装置を
提供することを目的としたもので、その要旨は、リング
状のベースと前記ベースから上方に伸びその頂部で互い
に連結されてドーム状部をなす複数本の骨よりなるセン
ターリングをシャシ側の連結フォースにその開口端から
ティルトキャブ側のエアダクトの開口端内に前記ドーム
状部が突入するように取付けたことにある。
以下、本考案の一実施例を図について説明する。
第1図において、1は自動車のシャシ、2はティルトキ
ャブであって、その前端を軸に前傾しうるようになって
いる。
ャブであって、その前端を軸に前傾しうるようになって
いる。
3はシャシ側に設けられた連結ホースで、一端は上方に
向は開口し、他端はエアクリーナを介してエンジン吸気
マニホールドに連結している。
向は開口し、他端はエアクリーナを介してエンジン吸気
マニホールドに連結している。
4はキャブ側に固定されたエアダクトであって、その一
端はエア吸入口として開口し、他端はキャブ2が走行位
置に降下してシャシ1上にロックされた状態で前記連結
ホース3の開口部と連結するような位置に開口している
。
端はエア吸入口として開口し、他端はキャブ2が走行位
置に降下してシャシ1上にロックされた状態で前記連結
ホース3の開口部と連結するような位置に開口している
。
これらによりエンジンの吸気ダクトが構成される。
このエアダクト4の下端には、この例では、半径方向外
側に向かってはS゛直角広がり、その端部が円形フラン
ジで終る連結部40が形成されている。
側に向かってはS゛直角広がり、その端部が円形フラン
ジで終る連結部40が形成されている。
この直角な平面は、後述する連結ホース3上端部と密着
するシール面を構成する。
するシール面を構成する。
一方連結ホース3は、ジャバラ状のゴムホースで形成さ
れ、下端はエアクリーナに連結されたダクト5に適当な
手段で締付・固着されており、上端はや)フレア状に開
口している。
れ、下端はエアクリーナに連結されたダクト5に適当な
手段で締付・固着されており、上端はや)フレア状に開
口している。
この連結ホース3は、軸方向に伸縮可能で横方向に移動
可能である。
可能である。
この連結ホース3の上端にはセンターリング6が取り付
けられている。
けられている。
このセンターリング6は、合成樹脂で一体成形されたも
ので、リング状のベース60と、同ベース60から上方
に伸び、その頂部で互いに連結されてドーム状をなす複
数本(この例では4本)の骨61より構成されている。
ので、リング状のベース60と、同ベース60から上方
に伸び、その頂部で互いに連結されてドーム状をなす複
数本(この例では4本)の骨61より構成されている。
このセンターリング6は、そのリング状のベース60の
部分を、前記連結ホース3の開口端から押し込んで、そ
のジャバラ状のクビレ間に嵌め込むことにより、連結ホ
ース3に取り付けられる。
部分を、前記連結ホース3の開口端から押し込んで、そ
のジャバラ状のクビレ間に嵌め込むことにより、連結ホ
ース3に取り付けられる。
この場合、骨61により形成されるドーム状部は連結ホ
ース3の開口部より突出するよう、その取付位置が定め
られる。
ース3の開口部より突出するよう、その取付位置が定め
られる。
本考案は以上のように構成されているので、キャブ2が
前傾位置から降下して、所定位置に戻されるとき、エア
ダクト4もそれに伴なって降下するが、その場合、エア
ダクト4の開口端と連結ホース3の開口部との間に位置
のズレがあっても、前記センターリング6のドーム状部
のガイド作用で、連結ホース3がズレ分だけ移動して、
エアダクト4と連結ホース3は、第2図のように連結す
ることができるのである。
前傾位置から降下して、所定位置に戻されるとき、エア
ダクト4もそれに伴なって降下するが、その場合、エア
ダクト4の開口端と連結ホース3の開口部との間に位置
のズレがあっても、前記センターリング6のドーム状部
のガイド作用で、連結ホース3がズレ分だけ移動して、
エアダクト4と連結ホース3は、第2図のように連結す
ることができるのである。
センターリング6の頂部はエアダクト4内に一部突入し
、連結ホース3の開口端部は、エアダクト4の連結部4
0のシール面(又は平面)に密着した状態に保持される
。
、連結ホース3の開口端部は、エアダクト4の連結部4
0のシール面(又は平面)に密着した状態に保持される
。
センターリング6のドーム状部(又はv字状部)は、エ
アダクト4の内径との関係で、ガイドされ易い適当な形
状に定められる。
アダクト4の内径との関係で、ガイドされ易い適当な形
状に定められる。
骨61の本数も図示の例に限られず、また、強度上の面
から骨61間を互いに結ぶ他の骨を設けることも考えら
れる。
から骨61間を互いに結ぶ他の骨を設けることも考えら
れる。
いずれの場合においても、吸入空気抵抗との関連が考慮
され、決定されるであろう。
され、決定されるであろう。
連結ホース3は軸方向に伸縮でき、横方向に移動できか
つ、センターリング6を取り付けうる構造であればよい
。
つ、センターリング6を取り付けうる構造であればよい
。
本考案は以上のように構成したので、吸入空気抵抗を妨
げることなく吸気ダクトの位置のズレを防止することが
でき、シール部との独立と相俟って、水、ダストの侵入
、吸気音の漏れ等を十分に防止することができる。
げることなく吸気ダクトの位置のズレを防止することが
でき、シール部との独立と相俟って、水、ダストの侵入
、吸気音の漏れ等を十分に防止することができる。
またキャブティルト時に上方に向けて開口する連結ホー
ス内への異物の侵入をも防止することができ、構造が簡
単、軽量かつ低コストで容易に実用化できる等、多くの
メリットを有するものである。
ス内への異物の侵入をも防止することができ、構造が簡
単、軽量かつ低コストで容易に実用化できる等、多くの
メリットを有するものである。
第1図は本考案の実施例を示す要部概略図であって、自
動車への装着位置関係を示しており、第2図は本考案の
一つの作動状態を示す断面図、第3図は本考案の構成部
品を示す斜視概略図である。 符号、2・・・ティルトキャブ、3・・・連結ホース、
4・・・エアダクト、6・・・センターリング。
動車への装着位置関係を示しており、第2図は本考案の
一つの作動状態を示す断面図、第3図は本考案の構成部
品を示す斜視概略図である。 符号、2・・・ティルトキャブ、3・・・連結ホース、
4・・・エアダクト、6・・・センターリング。
Claims (1)
- リング状のベースと前記ベースから上方に伸びその頂部
で互いに連結されてドーム状部をなす複数本の骨よりな
るセンターリングを、シャシ1側の連結ホースにその開
口端からティルトキャブ側のエアダクトの開口端内に前
記ドーム状部が嵌入するように取付けたことを特徴とす
る吸気ダクトのズレ防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14311079U JPS607223Y2 (ja) | 1979-10-16 | 1979-10-16 | 吸気ダクトのズレ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14311079U JPS607223Y2 (ja) | 1979-10-16 | 1979-10-16 | 吸気ダクトのズレ防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5659968U JPS5659968U (ja) | 1981-05-22 |
JPS607223Y2 true JPS607223Y2 (ja) | 1985-03-11 |
Family
ID=29374361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14311079U Expired JPS607223Y2 (ja) | 1979-10-16 | 1979-10-16 | 吸気ダクトのズレ防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS607223Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5892120U (ja) * | 1981-12-16 | 1983-06-22 | 三菱自動車工業株式会社 | チルト式キヤブ車の吸気管装置 |
JPS6023424U (ja) * | 1983-07-26 | 1985-02-18 | 三菱自動車工業株式会社 | キヤブ取付吸気シュノ−ケルのシャシ側ダクト構造 |
-
1979
- 1979-10-16 JP JP14311079U patent/JPS607223Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5659968U (ja) | 1981-05-22 |
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