JP3007295U - エアクリーナ用インテークスタックのコネクタ - Google Patents
エアクリーナ用インテークスタックのコネクタInfo
- Publication number
- JP3007295U JP3007295U JP1994010782U JP1078294U JP3007295U JP 3007295 U JP3007295 U JP 3007295U JP 1994010782 U JP1994010782 U JP 1994010782U JP 1078294 U JP1078294 U JP 1078294U JP 3007295 U JP3007295 U JP 3007295U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stack
- air cleaner
- cab
- connector
- intake port
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sealing Devices (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 車両の運転室背部外壁に当接支持されたスタ
ックと、エアクリーナ吸気口のコネクタで、運転室を前
倒しする型式において、自動的に分離・接続が可能の
上、殊に接続時におけるシール性の安定確実を図る。 【構成】 エアクリーナ吸気口17先端部外周に広幅の
環状溝18を設け、この溝に、外周でシールする形状の
環状ガスケット19を嵌装する一方、スタック11下端
側には、内周がガスケットに圧接する大きさのフード1
4を固着して、特に上下振動に順応できるラジアルシー
ルとする構成。
ックと、エアクリーナ吸気口のコネクタで、運転室を前
倒しする型式において、自動的に分離・接続が可能の
上、殊に接続時におけるシール性の安定確実を図る。 【構成】 エアクリーナ吸気口17先端部外周に広幅の
環状溝18を設け、この溝に、外周でシールする形状の
環状ガスケット19を嵌装する一方、スタック11下端
側には、内周がガスケットに圧接する大きさのフード1
4を固着して、特に上下振動に順応できるラジアルシー
ルとする構成。
Description
【0001】
本考案は、主として中型以上の輸送用トラックにおけるエンジン用エアクリー ナのインテークスタックに関し、更に詳細には、運転室背部外壁に当接支持され たインテークスタックが、エンジンや周辺整備のため運転室を前倒しした際、エ アクリーナ吸気口と分離する構造のコネクタに関する。
【0002】
従来、代表的な例でこの部分のコネクタには、運転室が前倒しになる弧状の動 きに沿って分離、接続が自動的にできるよう、スタックの下端に弾性のじゃ腹管 を装着し、倒した運転室を戻す際には垂れ気味となるじゃ腹管を、エアクリーナ 吸気口へ設けた誘導枠によって補導嵌装して、接続した相互の異なる振動や横振 れを吸収する順応性を活用した構造になっている。
【0003】
コネクタ構造として弾性じゃ腹管30を用いることは、前記の有利な点がある 反面、エアクリーナ吸気口への嵌装は、接触の際ある程度の押圧力があるとはい え大きな上下振動では浮き上がり、多量の水やダストの浸入を招くことがあり、 故障の原因になるという課題があった。 この外、図5に示すように、負圧の変動によって通気道を狭めるという弾性じ ゃ腹管30の弱点を補うため、じゃ腹の数箇所に補強スペーサ31を嵌め込むこ とや、エアクリーナ吸気口32に特殊形状の誘導枠33を突出させるなどの付随 品が必要となり、複雑な上にコスト高になるという課題もあった。
【0004】
本考案は、スタック側とエアクリーナ吸気口側の異なる振動、特に上下振動に 順応できて外部からの水やダストの浸入を阻止するラジアルシールのガスケット を、エアクリーナ吸気口外周に嵌装し、運転室の前倒し・戻しの弧状の動きに沿 って分離・接続ができる誘導つば付きのフードを、スタック下端寄りに固着し、 このフードの内周がガスケットに圧接しシールする構造とするものである。
【0005】
以下に図面を参照しながら詳細な説明をする。 図1は本考案によるコネクタを装着したインテークスタックの取付け状態を示 したトラックの部分斜視図である。 高い位置に空気入口10を持つスタック11が、運転室20の背部外壁21へ 当接するようバンド22で締付け支持され、スタック11下端寄りに固着された フード14によりエアクリーナ16の吸気口17を被冠する状態のコネクタ13 が示されている。 床下に配置されたエンジン等の整備のため、運転室20を前倒しする型式では 、図2に見るとおりスタック11下端のコネクタ13がエアクリーナ16の吸気 口17とは分離する構成になっており、このように自動的に分離・接続ができて 、しかも接続後は確実なシールができる上、走行時の振動で特に大きい上下振動 に耐え得る構造とするため、図3に見るとおりコネクタ13はラジアルシールの ガスケット19を骨子として構成したものである。 エアクリーナ16吸気口17先端部外周に、広幅の環状溝18が一体成形で設 けられ、外周がラジアルシールとなる形状の環状ガスケット19が嵌装されてい る。一方、スタック11下端側には、ガスケット19に圧接する大きさで、ガス ケット19の上下方向にそれぞれ若干の空間を有する深さとしたフード14が固 着され、その裾端15が外周方向に傾斜し開口する形状とし、この傾斜内面は、 前倒しの運転室20を戻す際の弧状の動きに沿ってガスケット19への嵌装がつ かえることなく誘導できるよう高さを決めてある。 なお、スタック11の横断面形状は、従来のものでも見られる偏平形であり、 外壁21へ取付ける際の当接面を広くとれることで安定した保持が得られるとい うものである。また、接続に際しスタック11下端が吸気口17へ若干入り込む 長さにして、下端近くに全周ひも出し12を設けることで、相互の片寄り嵌装を 矯正し、ガスケット19の全周均等シールを図るとともに、ダストが舞い上がる ことがあってもガスケット19の上側に浸入しにくい阻止堤にもなっている。 この外、変形例として図4に示すように、内周がラジアルシールとなる環状ガ スケットの応用も可能である。
【0006】
ラジアルシールのガスケットを用い、これに圧接するフード内壁に対しその裾 端が外周方向へ傾斜し開口しているため、コネクタ部の分離・接続が、シール性 を損なうことなく自動的にできる外、接続時における接続相互の振動、特に大き い上下振動にも順応しシール性を維持するため、外部からダストや水の浸入がな い。この外、従来のじゃ腹式のコネクタに比べ構成部品が少ないことでコスト低 減にも寄与できるというものである。 以上は本考案の一実施例に基づき説明したが、これに限定されることなく本考 案の思想に沿って種々の変化変形が可能なことはいうまでもない。
【図1】本考案によるコネクタを装着したインテークス
タックの取付け状態を示すトラックの部分斜視図であ
る。
タックの取付け状態を示すトラックの部分斜視図であ
る。
【図2】運転室を前倒しした状態を示すトラックの部分
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本考案コネクタの縦断面部分斜視図である。
【図4】本考案の変形例コネクタの縦断面部分斜視図で
ある。
ある。
【図5】従来のじゃ腹式コネクタの縦断面部分図であ
る。
る。
10 空気入口 11 スタック 12 ひも出し 13 コネクタ 14 フード 15 裾端 16 エアクリーナ 17 吸気口 18 環状溝 19 ガスケット 20 運転室 21 外壁 22 バンド 30 じゃ腹管 31 スペーサ 32 吸気口 33 誘導枠
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02M 35/024 501 D F16J 15/10 L
Claims (1)
- 【請求項1】 高い位置に空気入口を持つスタックが、
車両の運転室背部外壁へ当接支持され、エアクリーナ吸
気口に接続するが、整備上運転室を前倒しする型式で、
スタックと吸気口が分離する構造のコネクタにおいて、
エアクリーナ吸気口先端部外周へ、軸線とは直角方向に
広幅の環状溝を設け、この溝に、外周でシールする形状
の環状ガスケットを嵌装する一方、スタック下端側に
は、内周が環状ガスケットに圧接する大きさで、環状ガ
スケットとは上下方向それぞれ若干の空間を有する深さ
としたフードを固着し、その裾部が所定の長さのみ外周
方向に傾斜し開口する形状として、接続時にエアクリー
ナ吸気口を被冠する構造の、ラジアルシールを特徴とし
たエアクリーナ用インテークスタックのコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010782U JP3007295U (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | エアクリーナ用インテークスタックのコネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994010782U JP3007295U (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | エアクリーナ用インテークスタックのコネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3007295U true JP3007295U (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=43143143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994010782U Expired - Lifetime JP3007295U (ja) | 1994-07-27 | 1994-07-27 | エアクリーナ用インテークスタックのコネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3007295U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010174946A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Mahle Filter Systems Japan Corp | パイプの接続構造 |
WO2011069965A1 (de) * | 2009-12-09 | 2011-06-16 | Mahle International Gmbh | Fangkorb |
DE102013015492B4 (de) | 2013-09-19 | 2020-06-04 | Mann+Hummel Gmbh | Luftfiltervorrichtung für ein Kraftfahrzeug |
-
1994
- 1994-07-27 JP JP1994010782U patent/JP3007295U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010174946A (ja) * | 2009-01-28 | 2010-08-12 | Mahle Filter Systems Japan Corp | パイプの接続構造 |
WO2011069965A1 (de) * | 2009-12-09 | 2011-06-16 | Mahle International Gmbh | Fangkorb |
CN102713227A (zh) * | 2009-12-09 | 2012-10-03 | 马勒国际有限公司 | 钩扣盒 |
CN102713227B (zh) * | 2009-12-09 | 2014-08-06 | 马勒国际有限公司 | 钩扣盒 |
DE102013015492B4 (de) | 2013-09-19 | 2020-06-04 | Mann+Hummel Gmbh | Luftfiltervorrichtung für ein Kraftfahrzeug |
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