JPH10311259A - 車両の吸気構造 - Google Patents

車両の吸気構造

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Publication number
JPH10311259A
JPH10311259A JP12137497A JP12137497A JPH10311259A JP H10311259 A JPH10311259 A JP H10311259A JP 12137497 A JP12137497 A JP 12137497A JP 12137497 A JP12137497 A JP 12137497A JP H10311259 A JPH10311259 A JP H10311259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resonator
chamber
intake
vehicle
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP12137497A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutaka Umagome
靖隆 馬込
Masahiko Maruyama
政彦 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH10311259A publication Critical patent/JPH10311259A/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 レゾネーターやチャンバーなどの吸気音低減
装置を、複数設ける場合でも必要な容量を確保できる構
造を提供すること。 【解決手段】 チャンバー5をレゾネーター4に固定し
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レゾネーターを用
いた車両の吸気構造に関する。
【0002】
【従来の技術】レゾネーターを用いた車両の吸気構造に
は、例えば図7のもの、および実開平4−134661
号公報、実公平7−55317号公報に開示されたもの
がある。図7は、車両のエンジンに用いるエアクリーナ
ー20より上流側(空気取り入れ側)の吸気通路21を
示した模式図である。吸気音を低減するために、エア取
り入れ口22とエアクリーナー20との間の吸気通路に
レゾネーター23やチャンバー24を別々に設けてい
る。さらに、該レゾネーター23や該チャンバー24な
どを連結するために接続管25が設けられている。実開
平4−134661号公報には、車両のホイールハウス
H内の空間部hに、フェンダライナー1に一体成形され
たレゾネータ2を設けた構造が開示されている。実公平
7−55317号公報には、吸気管路2に複数のレゾネ
ータ5、6を設けたことが開示されている。ところが、
レゾネーターやチャンバーは、エンジンルームのデッド
スペースやフェンダーアウターとフェンダーインナーの
間のわずかなスペースを利用して搭載されるため、それ
らが複数必要な場合には、互いに必要な容量を満たした
上で搭載する場所を確保するのが困難であった。特に、
図7に示すように、複数の吸気音低減装置(レゾネータ
ーやチャンバーなど)間をホース類で接続している場合
には、接続管に場所を取られてしまい、容量を小さくせ
ざるを得なくなり、吸気音低減に充分な性能を発揮する
のが困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、レゾ
ネーターやチャンバーなどの吸気音低減装置を複数設け
る場合でも、限られたスペースの中で、必要な容量を確
保できる構造を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、チャンバーをレゾネーターに固定した
ことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面に基づいて説明する。図1は、本発明を利用した
車両の全体図(但し、本来フロントフェンダーおよびフ
ロントフードにより隠されている吸気構造も実線にて記
載)、図2は、図1の要部を抜き出し拡大したII-II 線
における断面図、図3は、本発明に使用するレゾネータ
ーとチャンバーの斜視図、図4は、図3のIV-IV 線にお
ける断面図、図5は、本発明の別の実施例で図4相当
図、図6は、さらに別の実施例で、エアクリーナーにレ
ゾネーターを設けた場合の断面図である。
【0006】車両1のエンジンルーム2内には、エアク
リーナー3が設けられている。該エアクリーナー3より
上流(空気取り入れ側)に位置し、レゾネーター4やチ
ャンバー5などから成る吸気通路6は、フェンダーアウ
ター7とフェンダーインナー8から構成されるフロント
フェンダー内に設けられている。図2に示す矢印は、吸
入空気の流れを示している。
【0007】上記チャンバー5と上記レゾネーター4の
一体構造を具体的に説明する。まず、チャンバー5の底
部にレゾネーター4の先端部4aを差し込む。同時に、
チャンバー5とレゾネーター4の隙間にクッション材9
を挟む。該クッション材9は、チャンバー5とレゾネー
ター4が干渉し合うのを防ぐためや、差し込み部からの
吸気エアが漏れるのを防ぐために用いられる。具体的に
は、ゴムシートなどがクッション材として用いられる。
次に、チャンバー5およびレゾネーター4に埋め込まれ
ているピン10にプレート11を通した後、ピン10の
先端を潰す。これにより、チャンバー5とレゾネーター
4は一体構造となる(図2〜図4参照)。ピン10とプ
レート11には、樹脂製、金属製のどちらを用いてもよ
い。尚、一体構造となったチャンバー5とレゾネーター
4は、図示しないボルトあるいはスクリューと、ナット
により、フロントフェンダー内に固定される。
【0008】上記チャンバー5には、サクションホース
12を介して、サクションパイプ13の一端が接続され
る。また、上記チャンバー5には、空気取り入れ用サク
ションホース14を取り付けるために開口部5aが設け
られる。さらに、該開口部5aの内側には、吸気管15
が接続される。該吸気管15は、その一端が該開口部5
aに接着、あるいははめ込みにより固定され、もう一方
の端部は、前記チャンバー5内に向かって延長されてい
る。図示の吸気管15は、レゾネーター4の先端部4a
に向かって延びている。この延長部によって、上記サク
ションホースのチャンバー5外の長さが短縮される。
尚、該吸気管15は、チャンバー5と一体成形により形
成してもよい(図2参照)。
【0009】異なる周波数域の吸気音を低減するため
に、図5に示すように、チャンバー5に複数の容量の異
なるレゾネーター16、17を設けてもよい。さらに、
図6に示すように、上記エアクリーナー3も箱形形状で
十分な容量を持ち、チャンバーとしての機能を有してい
るので、レゾネーター18、19をエアクリーナー3内
に設けてもよい。また、上記実施例では、レゾネーター
とチャンバーの固定方法には、ピンとプレートを用いた
が、樹脂同士を接続できるものであれば何を用いてもよ
い。さらに、チャンバーとレゾネーターをはめ込みによ
る固定のみで形成してもよい。
【0010】
【発明の効果】レゾネーターとチャンバーが一体構造と
して形成されているため、両者を接続するための接続管
を設ける必要がないので、組み付け工数削減に貢献でき
る。また、一体構造とすることにより接続管用のスペー
スがいらなくなるので、このスペースをレゾネーター
や、チャンバーの容量確保に利用できる。さらに、一体
構造とすることにより、接続管が不要になるため、部品
点数が減少するので、設計上の自由度が増すことができ
る。レゾネーターとチャンバーとの接続は、差し込むだ
けで可能な簡単な構造であるので、製造が容易である。
チャンバー内に吸気管を延長したため、スペースを増大
することなく、必要な吸気管長を確保できる。レゾネー
ターを複数設けた場合には、広帯域に渡って吸気音低減
にも対応可能である。エアクリーナー内にレゾネーター
を設けた場合には、レゾネーター用に取付スペースを確
保する必要がなく、さらにレゾネーターが、予めエアク
リーナー内に組み込まれているので、組み付け工程の工
数削減にも貢献できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した車両の全体図(但し、本来フ
ロントフェンダーおよびフロントフードにより隠されて
いる吸気構造も実線にて記載)である。
【図2】図1の要部を抜き出し拡大して示す、同図のII
-II 線における断面図である。
【図3】本発明に使用するレゾネーターとチャンバーの
斜視図である。
【図4】図3のIV-IV 線における断面図である。
【図5】本発明の別の実施例で、図4に相当する図であ
る。
【図6】さらに別の実施例で、エアクリーナーにレゾネ
ーターを設けた場合の断面図である。
【図7】一般的な車両のエンジンに用いるエアクリーナ
ーより上流側の吸気通路を示した模式図である。
【符号の説明】
1 車両 2 エンジンルーム 3 エアクリーナー 4 レゾネーター 5 チャンバー 6 吸気通路 7 フェンダーアウター 8 フェンダーインナー 9 クッション材 10 ピン 11 プレート 12 サクションホース 13 サクションパイプ 14 サクションホース 15 吸気管 16 レゾネーター 17 レゾネーター

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エアクリーナーより上流側の吸気通路に
    レゾネーターを設けた車両の吸気構造において、チャン
    バーを前記レゾネーターに固定したことを特徴とする車
    両の吸気構造。
  2. 【請求項2】 上記チャンバーに接続された吸気管の端
    部を前記チャンバー内まで延長したことを特徴とする請
    求項1記載の車両の吸気構造。
  3. 【請求項3】 上記レゾネーターは複数からなることを
    特徴とする請求項1記載の車両の吸気構造。
JP12137497A 1997-05-13 1997-05-13 車両の吸気構造 Pending JPH10311259A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003269272A (ja) * 2002-03-18 2003-09-25 Denso Corp レゾネータ一体型エアクリーナ
KR100887828B1 (ko) * 2007-12-14 2009-03-09 현대자동차주식회사 에어클리너의 소음 저감 구조
US8833326B2 (en) 2012-08-10 2014-09-16 Honda Motor Co., Ltd. Air cleaner device for internal combustion engine
CN106164435A (zh) * 2014-03-07 2016-11-23 天纳克有限责任公司 排气消音器
CN107559114A (zh) * 2017-10-31 2018-01-09 天津市宇龙昊天汽车滤清器有限公司 结构紧凑的空滤器进气管路总成

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US8833326B2 (en) 2012-08-10 2014-09-16 Honda Motor Co., Ltd. Air cleaner device for internal combustion engine
CN106164435A (zh) * 2014-03-07 2016-11-23 天纳克有限责任公司 排气消音器
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