JP2773397B2 - 車両用レゾネータ - Google Patents

車両用レゾネータ

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JP2773397B2
JP2773397B2 JP17350090A JP17350090A JP2773397B2 JP 2773397 B2 JP2773397 B2 JP 2773397B2 JP 17350090 A JP17350090 A JP 17350090A JP 17350090 A JP17350090 A JP 17350090A JP 2773397 B2 JP2773397 B2 JP 2773397B2
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は車両用レゾネータに係り、特に車両のラン
プサポートとフロントフェンダとフロントフェンダエプ
ロンとの間に配設されるとともに、エアクリーナから内
燃機関に至る吸気系に配設され、吸気系の騒音を防止す
る車両用レゾネータに関する。
[従来の技術] 車両用レゾネータとは、内部において音波の干渉によ
る共鳴により音波の伝播を防止、つまり内燃機関の吸気
系の騒音を減少して防止するものである。
また、前記車両用レゾネータにおいては、実公昭63−
40014号公報に開示されるものがある。この公報に開示
される車両用吸気レゾネータは、車両のフェンダとエプ
ロンフロントフェンダ間に吸気レゾネータを配設し、こ
の吸気レゾネータ内に両フェンダの壁面を連結する連結
部を設け、吸気レゾネータの重量増加や構造の複雑化及
びこれらに基づくコストアップを招くことなく、吸気レ
ゾネータの面剛性を高めるとともに、フェンダ内側での
こもり音を小としている。
更に、実公昭63−40016号公報に開示されるものがあ
る。この公報に開示され吸気ダクト取付装置は、レゾネ
ータが連結された吸気ダクトをエアクリーナに接続して
吸気ダクト取付装置を構成し、レゾネータをフロントフ
ェンダ内に取り付けるとともに、吸気ダクトをエンジン
ルーム内に取り付け、レゾネータからフェンダエプロン
を貫通して延びるコンクタパイプに弾性シールを介して
吸気ダクトから分岐した分岐パイプを摺動自在に接続
し、エアクリーナ及びレゾネータの位置合わせを容易と
し、取付作業性を向上させている。
前記レゾネータ110は、第5図に示す如く、車両のラ
ンプサポート104とこのランプサポート104に対して直交
するフロトフェンダエプロン108とフロントフェンダエ
プロン108に対して平行なフロントフェンダとの夫々間
に配設されている。
そして、前記レゾネータ110を固定するレゾネータブ
ラケット118は、一端118a側を前記ランプサポート104の
第1取付面Aに2本の固着ボルト120−1、120−2によ
って固着されるとともに、他端118c側に係合鉤部124が
形成され、この係合鉤部124にレゾネータバンド126の一
方を係合させるとともに、レゾネータバンド126の他方
を図示しないフロントフェンダサイドステーに係合さ
せ、てレゾネータブラケット118の上面118tに前記レゾ
ネータ110を固定している。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、従来の車両用レゾネータにおいて、台5図
に示す如く、前記レゾネータブラケット118はランプサ
ポート104の第1取付面A側にのみ取り付けられている
とともに、フロントフェンダエプロン108の第2取付面
B側には取り付けられておらず、いわゆる片持ち支持構
造となっている。
このため、レゾネータブラケットやランプサポート、
そしてフロントフェンダエプロンの剛性が大きくなく、
エンジン回転数によってレゾネータが共鳴した際に、こ
の共鳴時の振動数とランプサポート及びフロントフェン
ダエプロンの固有振動数とが一致すると、共振して新た
な振動源となり、大なる騒音を発生させることとなり、
実用上不利であるという不都合がある。
[発明の目的] そこでこの発明の目的は、上述不都合を除去するため
に、車両のランプサポートとフロントフェンダエプロン
とに夫々固着されるとともに、レゾネータを固定するレ
ゾネータブラケットを設けたことにより、レゾネータブ
ラケットやランプサポート、そしてフロントフェンダエ
プロンの剛性を向上させることができるとともに、固有
振動数を上昇させてレゾネータ共鳴時の振動数よりも大
とすることができ、共振を阻止して騒音を防止し得る車
両用レゾネータを実現するにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するためにこの発明は、車両のランプ
サポートとフロントフェンダとフロントフェンダエプロ
ンとの間に配設され吸気系の騒音防止を果たす車両用レ
ゾネータにおいて、前記ランプサポートとフロントフェ
ンダエプロンとに夫々固着されるとともに前記レゾネー
タを固定するレゾネータブラケットを設けたことを特徴
とする。
[作用] 上述の如く構成したことにより、レゾネータブラケッ
トを取り付ける際には、ランプサポートとフロトフェン
ダエプロンとに夫々固着させ、レゾネータブラケットや
ランプサポート、そしてフロントフェンダエプロンの剛
性を向上させるとともに、固有振動数を上昇させてレゾ
ネータ共鳴時の振動数よりも大とし、共振を阻止して騒
音を防止している。
[実施例] 以下図面を基づいてこの発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1〜4図はこの発明の実施例を示すものである。第
2図において、2は車両、4は車両2の幅方向に対して
平行なランプサポート、6は車両2の前後方向に対して
平行な外側のフロントフェンダ、8は車両2の前後方向
に対して平行な内側のフロントフェンダエプロンであ
る。
前記車両2のランプサポート4とフロントフェンダ6
とフロントフェンダエプロン8との夫々間にレゾネータ
10を配設する。
このレゾネータ10は、例えば気化器仕様の後述する内
燃機関30の吸気系側に設けられており、第3図に示す如
く、エアクリーナ12に吸気パイプ4を介してレゾネータ
10が接続されているとともに、エアクリーナ12にはウォ
ームエアホース16が接続されている。
前記ランプサポート4とフロントフェンダエプロン8
とに夫々固着されるとともに、前記レゾネータ10を固定
するレゾネータブラケット18を設ける構成とする。
詳述すれば、このレゾネータブラケット18は板状部材
によって形成され、レゾネータブラケット18の一端18a
側が前記ランプサポート4の第1取付面Aに例えば2本
の第1固着ボルト20−1、20−2により固着される。
また、レゾネータブラケット18の側端18b側が前記フ
ロントフェンダエプロン8の第2取付面Bに例えば1本
の第2固着ボルト22により固着される。
更に、レゾネータブラケット18の他端18c側に係合鉤
部24が形成されている。
そして、この係合鉤部24にレゾネータバンド26の一方
を係合させるとともにレゾネータバンド26の他方をフロ
ントフェンダサイドステー28に係合させ前記レゾネータ
ブラケット18の上面18tに前記レゾネータ10を固定すべ
く設けられる。
なお符号30は前記車両2に搭載される内燃機関であ
る。
次に作用について説明する。
前記レゾネータブラケット18の一端18a側を2本の第
1固着ボルト20−1、20−2により前記ランプサポート
4の第1取付面Aに固着する。
また、前記レゾネータブラケット18の側端18b側を1
本の第2固着ボルト22により前記フロントフェンダエプ
ロン8の第2取付面Bに固着する。
そして、前記レゾネータブラケット18の上面18tにレ
ゾネータ10を載置し、レゾネータブラケット18の他端18
c側の係合鉤部24にレゾネータバンド26の一方の係合さ
せるとともに、レゾネータバンド26の他方をフロントフ
ェンダサイドステー28に係合させ、レゾネータブラケッ
ト18の上面18tにレゾネータ10を固定している。
これにより、前記レゾネータブラケット18がランプサ
ポート4の第1取付面Aとフロントフェンダエプロン8
の第2取付面Bとを支持する補強部材として機能させる
ことができ、レゾネータブラケット18とランプサポート
4の第1取付面Aとフロントフェンダエプロン8の第2
取付面Bとの夫々の剛性を向上させ得て、レゾネータ10
の共鳴時の振動数よりも固有振動数を大とし得て、ラン
プサポート4の第1取付面Aとフロントフェンダエプロ
ン8の第2取付面Bとの共振を阻止でき、騒音を減少す
べく防止し得て、実用上有利である。
また、前記レゾネータブラケット18の形状を少許変更
するのみで対処することができることにより、レゾネー
タブラケット18の構成が極端に複雑化することがなく、
レゾネータ10の取付スペースが小となる不具合がないと
ともに、従来のものと略同様に製造が容易で、コストを
低廉に維持し得て、経済的に有利である。
[発明の効果] 以上詳細に説明した如くこの発明によれば、車両のラ
ンプサポートとフロントフェンダエプロンとに夫々固着
されるともに、レゾネータを固定するレゾネータブラケ
ットを設けたので、レゾネータブラケットがランプサポ
ートとフロントフェンダエプロンとを支持する補強部材
として機能し、レゾネータブラケットとランプサポート
とフロントフェンダエプロンとの夫々の剛性を向上させ
得て、レゾネータの共鳴時の振動数よりも固有振動数を
大とし得て、ランプサポートとフロントフェンダエプロ
ンの共振を阻止でき、騒音を減少すべく防止し得て、実
用上有利である。また、前記レゾネータブラケットの形
状を少許変更するのみで対処することができることによ
り、構成が極端に複雑化することがなく、製造が容易
で、コストを低廉に維持し得て、経済的に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図はこの発明の実施例を示し、第1図は車両用
レゾネータのレゾネータブラケットによる取付状態の概
略斜視図、第2図は車両用レゾネータの車両における取
付状態の概略斜視図、第3図はエアクリーナとレゾネー
タとの接続状態の組立斜視図、第4図は車両の前方側か
ら見たレゾネータの取付状態の概略図である。 第5図はこの発明の従来技術を示す車両用レゾネータの
レゾネータブラケットによる取付状態の概略斜視図であ
る。 図において、2は車両、4はランプサポート、6はフロ
ントフェンダ、8はフロントフェンダエプロン、10はレ
ゾネータ、12はエアクリーナ、14は吸気パイプ、16はウ
ォームエアホース、18はレゾネータブラケット、18aは
一端、18bは側端、18cは他端、18tは上面、20−1、20
−2は第1固着ボルト、22は第2固着ボルト、24は係合
鉤部、26はレゾネータバンド、28はフロントフェンダサ
イドステー、Aはランプサポートの第1取付面、Bはフ
ロントフェンダエプロンの第2取付面である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両のランプサポートとフロントフェンダ
    とフロントフェンダエプロンとの間に配設され吸気系の
    騒音防止を果たす車両用レゾネータにおいて、前記ラン
    プサポートとフロントフェンダエプロンとに夫々固着さ
    れるとともに前記レゾネータを固定するレゾネータブラ
    ケットを設けたことを特徴とする車両用レゾネータ。
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