JPH0640506Y2 - 歩行型耕耘機のエアクリーナ取付構造 - Google Patents

歩行型耕耘機のエアクリーナ取付構造

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JPH0640506Y2
JPH0640506Y2 JP17080988U JP17080988U JPH0640506Y2 JP H0640506 Y2 JPH0640506 Y2 JP H0640506Y2 JP 17080988 U JP17080988 U JP 17080988U JP 17080988 U JP17080988 U JP 17080988U JP H0640506 Y2 JPH0640506 Y2 JP H0640506Y2
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JP
Japan
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air cleaner
engine
support plate
reinforcing member
walk
Prior art date
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Application number
JP17080988U
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JPH0288827U (ja
Inventor
真鋼 瀧本
伸一 竹田
善治 薮野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、前後軸エンジンの後方下部にミッションケー
スを備えるとともに、このケースの上部に上下揺動可能
な操縦用ハンドルの取付部を設けてある歩行型耕耘機の
エアクリーナ取付構造に関する。
〔従来の技術〕
一般に歩行型耕耘機では、サイドバルブ式エンジン採用
に因ってマフラーとキャブレターがエンジンの同一側方
に配置され、バランス上エアクリーナをエンジンの他側
方に配置するという様に、キャブレターとエアクリーナ
がエンジンの両側方に互いに離れて配置されることが多
い。
冒頭に記載した歩行型耕耘機は、従来では第5図に示す
ように、エンジン(1)の左側に付設のエアクリーナ
(11)はこのエンジン(1)のシリンダヘッド(9)に
ボルト止めされた支持板(10)で支持されているととも
に、前記エンジン(1)のエアクリーナ(11)取付側と
反対側に配置のキャブレター(14)からエアクリーナ
(11)へはゴム製等の吸気ホース(15)を連通させてい
るものであった。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記従来技術によれば、エアクリーナはシリンダに固定
の片持ち状支持板で取り付けられているのでその取付強
度を確保し難く、時に左右方向の剛性が不足しがちで振
動等によるエアクリーナの揺れを十分抑制できず、支持
板のエンジン側の取付部が損傷するおそれがあった。ま
たそのために、構造上長さの長い吸気ホースも揺れ易く
なり、他物と接当して耐久性に悪影響を与える懸念も拭
えないものであった。
そこで、エアクリーナを安定的に支持するには支持板の
板厚を厚くするという手段が考えられるが、前記従来構
造では片持ち式のため相当な肉厚を取る必要があり、重
量がかなり重くなる割に補強効果は薄いものである。
本考案は上記実状に鑑みて、耕耘機の各部の配置構成を
匠に利用することにより、上記欠点を解消した合理的な
エアクリーナ取付構造の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的達成のために本考案は、冒頭に記載した歩行型
耕耘機のエアクリーナ取付構造において、前記エンジン
の一側部後方にこのエンジンのシリンダ部から延設した
支持板で支持されたエアクリーナを配設するとともに、
前記取付部と前記支持板とにわたって両端開口パイプ状
の補強部材を取付け、この補強部材の前記支持板側先端
を前記エアクリーナの吸気出口に連通するとともに、前
記補強部材の他端に吸気ホースを接続してあることを特
徴構成とする。
〔作用〕
前記構成によれば、エアクリーナは補強部材によって特
に左右方向に補強効果の著しい支持板で支持されるの
で、支持板、エアクリーナ共に安定的に取り付けられて
揺れ難くなり、支持板のエンジン側取付部に作用する応
力を小さくすることができる。
また、キャブレターに連通する吸気ホースは吸気ホース
としての一部を兼る補強部材に接続されるので、その分
長さが短くなるとともに、エアクリーナ自体の揺れの改
善と相俟てこの吸気ホースも安定的に装着され、他物と
の衝突が発生し難くなる。
〔考案の効果〕
従って、ミッションケース上にハンドルの取付部が位置
している構成に着目して、この取付部に取り付けられる
補強部材が、エアクリーナの支持板の強度・剛性の向上
に寄与し、かつ、吸気ホースも兼ねるという合理的な手
段によって前述した目的を達成できたので、例えば、従
来構造におけるエアクリーナ取付構造の支持板を別部品
の補強部材で補強するという常套手段に比べて、補強部
材の取り付けに無駄が無く、部品点数も少ない経済的に
有利なものにすることができた。
〔実施例〕
以下に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図、第2図および第4図に示すように、前後軸エン
ジン(1)の後方下部にミッションケース(2)を備え
るとともに、ケース(2)の上部に上下揺動可能な操縦
用ハンドル(3)の取付部(4)を、下部前方にチェン
ケース(5)を介した走行輪(6)、下部後方にサブミ
ッションケース(7)を介した作業装置(8)をそれぞ
れ備えた歩行型耕耘機が構成されている。
前記エンジン(1)の左側後方に、このエンジン(1)
のシリンダヘッド(9)から延設した板状の支持板(1
0)で支持された湿式のエアクリーナ(11)を配設する
とともに、前記ハンドル(3)の取付部(4)と前記支
持板(10)とにわたって両端開口パイプ状の補強部材
(12)を取り付け、この補強部材(12)の前記支持板
(10)側先端をエアクリーナ(11)の吸気出口(13)に
連通するとともに、補強部材(12)の他端にキャブレタ
ー(14)へ連通する吸気ホース(15)を接続してある。
前記支持板(10)は2本のボルトでシリンダヘッド
(9)に取り付けてあり、第3図にも示すように前記取
付部(4)のブラケット(16)に取付ステー(12a)で
ボルト止めされる補強部材(12)とは溶接によって一体
化され、エアクリーナ(11)は2本のスクリューで支持
板(10)に取り付けられている。
前記ブラケット(16)はこの上に搭載の燃料タンク(1
7)の取付部も兼ており、補強部材(12)および吸気ホ
ース(15)はシリンダヘッド(9)、ハンドルの取付部
(4)、燃料タンク(17)で囲まれた狭い空間を有効に
利用してエアクリーナ(11)から反対側のキャブレター
(14)に吸気を連通するように構成してある。
また、エンジン(1)の上部には、燃料タンク(17)と
形状的に関連を持ったボンネット(18)を、その前部の
嵌着部(19)と後部のボルト止めによって装着してあ
る。
第1図に示すように前記嵌着部(19)は、ボンネット
(18)の内側に付設した下向き挿入部(20)を、エンジ
ン(1)のファンカバー(21)上部の孔に、この孔に嵌
め入れたリング状グロメット(22)を介して挿入係合さ
せて、ボンネット(18)を上方よりファンカバー(21)
に係合および離脱が自在となるように構成されている。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る歩行型耕耘機のエアクリーナ取付構
造の実施例を示し、第1図は一部断面要部側面図、第2
図は一部断面要部平面図、第3図は補強部材の取付を示
す斜視図、第4図は歩行型耕耘機の側面図、第5図は従
来例を示す要部平面図である。 (1)……エンジン、(2)……ミッションケース、
(3)……ハンドル、(4)……取付部、(9)……シ
リンダ部、(10)……支持板、(11)……エアクリー
ナ、(12)……補強部材、(13)……吸気出口、(15)
……吸気ホース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後軸エンジン(1)の後方下部にミッシ
    ョンケース(2)を備えるとともに、このケース(2)
    の上部に上下揺動可能な操縦用ハンドル(3)の取付部
    (4)を設けてある歩行型耕耘機のエアクリーナ取付構
    造であって、前記エンジン(1)の一側部後方にこのエ
    ンジン(1)のシリンダ部(9)から延設した支持板
    (10)で支持されたエアクリーナ(11)を配設するとと
    もに、前記取付部(4)と前記支持板(10)とにわたっ
    て両端開口パイプ状の補強部材(12)を取付け、この補
    強部材(12)の前記支持板(10)側先端を前記エアクリ
    ーナ(11)の吸気出口(13)に連通するとともに、前記
    補強部材(12)の他端に吸気ホース(15)を接続してあ
    る歩行型耕耘機のエアクリーナ取付構造。
JP17080988U 1988-12-27 1988-12-27 歩行型耕耘機のエアクリーナ取付構造 Expired - Lifetime JPH0640506Y2 (ja)

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JP17080988U JPH0640506Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 歩行型耕耘機のエアクリーナ取付構造

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JP17080988U JPH0640506Y2 (ja) 1988-12-27 1988-12-27 歩行型耕耘機のエアクリーナ取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0288827U JPH0288827U (ja) 1990-07-13
JPH0640506Y2 true JPH0640506Y2 (ja) 1994-10-26

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