JPH0519572Y2 - - Google Patents

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JPH0519572Y2
JPH0519572Y2 JP1986148829U JP14882986U JPH0519572Y2 JP H0519572 Y2 JPH0519572 Y2 JP H0519572Y2 JP 1986148829 U JP1986148829 U JP 1986148829U JP 14882986 U JP14882986 U JP 14882986U JP H0519572 Y2 JPH0519572 Y2 JP H0519572Y2
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JP
Japan
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fuel filter
case body
substantially right
shape
fuel
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JP1986148829U
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JPS6354859U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は車両用フユーエルフイルタに係り、
特に車両構成部材により形成される隅部にフユー
エルフイルタを配設し得る形状とすることによ
り、空間の有効利用を図りつつフイルタエレメン
トの収容空間を充分に確保し得て、また、取付作
業を容易とし得るとともに部品点数を削減し得
て、車両衝突事故時の安全性を確保し得る車両用
フユーエルフイルタに関する。
[従来の技術] 従来、燃料中の異物を除去するフユーエルフイ
ルタとしては、実開昭58−152565号公報に開示の
如く構成しているものがある。即ち、第4図に示
す如く、フユーエルフイルタ30は、有底円筒状
のケース本体32の収容空間34内にフイルタエ
レメント36を収容して開口端側に蓋体38を固
着し、収容空間34を密封している。
燃料タンク(図示せず)から送られる燃料は、
蓋体38の入口管40からケース本体32内に流
入してフイルタエレメント36により異物を除去
された後に、出口管42から図示しない内燃機関
側に流出する。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、従来のフユーエルフイルタ30は、
第4図に示す如く略円柱状に形成されている。こ
のため、車両構成部材により形成される隅部、例
えば、図示しないフロントメンバとサイドメンバ
との接合部位に形成される隅部に配設することが
困難となる不都合があり、また、分離性を向上す
べく収容空間34を大とすると、ケース本体32
の大型化を招き、空間の有効利用が損なわれる不
都合があつた。また、このフユーエルフイルタ3
0を取付ける際には、位置決めをする必要がある
とともに第5図に示す如く複雑な形状のブラケツ
ト44を必要としたので、取付作業が煩雑である
とともに部品点数が増加するという不都合があつ
た。
[考案の目的] そこで、この考案の目的は、車両構成部材によ
り形成される隅部にフユーエルフイルタを配設し
得る形状とすることにより、空間の有効利用を図
りつつフイルタエレメントの収容空間を充分に確
保し得て、また、取付作業を容易とし得るととも
に部品点数を削減し得て、車両衝突事故時の安全
性を確保し得る車両用フユーエルフイルタを実現
することにある。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するためにこの考案は、車両構
成部材たる2つのメンバにより略直角に形成され
る隅部にフユーエルフイルタを配設すべく該隅部
形状に密着する略直角な2つの辺面を有するとと
もにフイルタエレメントの収容空間を有する有底
の略直角三角筒状に前記フユーエルフイルタのケ
ース本体を形成して設け、このケース本体の開口
端側に固着されて前記収容空間を密封する蓋体に
燃料の入口管と出口管とを設け、前記ケース本体
には前記2つの辺面の延長方向に夫々突出させて
前記2つのメンバに固設される取付部材を一体に
形成して設けたことを特徴とする。
[作用] この考案の構成によれば、車両構成部材たる2
つのメンバにより略直角に形成される隅部形状に
密着する略直角な2つの辺面を有するとともにフ
イルタエレメントの収容空間を有する有底の略直
角三角筒状にフユーエルフイルタのケース本体を
形成して設けることにより、フユーエルフイルタ
を略直角に形成される隅部に倣わせて配設するこ
とができる。また、フユーエルフイルタの取付け
に際しては、隅部の形状に密着する略直角な2つ
の辺面により容易に位置決めし得るとともに、2
つの辺面の延長方向に夫々突出させて2つのメン
バに固設される取付部材を一体に形成して設けた
ことにより、取付用のブラケツトを不要とするこ
とができる。さらに、強度の高い車両構成部材の
隅部にフユーエルフイルタを配設し得るので、過
度の強度を必要とせず薄肉化し得て、車両衝突事
故時の損壊に対して有利である。
[実施例] 次にこの考案の実施例を図に基づいて詳細に説
明する。
第1〜3図は、この考案の実施例を示すもので
ある。図において、2は車両構成部材たるリアフ
ロアのフロントメンバ、4はリアフロアのサイド
メンバ、6は燃料タンク、8はフユーエルフイル
タ、10はケース本体、12は蓋体である。ケー
ス本体10は、フロントメンバ2とサイドメンバ
4との2つのメンバにより略直角に形成される隅
部14の形状に倣わせて形成する。
この実施例では、隅部14に密着する2つの辺
面10f,10fを有するとともにフイルタエレ
メント18の収容空間16を有する有底の略直角
三角筒状にケース本体10を形成している。略直
角三角筒状にケース本体10の収容空間16内に
は、フイルタエレメント18を収容している。こ
のフイルタエレメント18は、円柱状であるが、
収容空間16の形状にあわせて三角形状とするこ
ともできる。
フイルタエレメント18を収容したケース本体
10の開口端側には、前記蓋体12を固着して収
容空間16を密封する。蓋体12は、第1図の如
く円板状としてスピンウエルデイング等の方式で
溶着することもでき、また、第2図の如く三角板
状とすることもできる。この蓋体12には、燃料
の入口管20と出口管22とを設けてある。前記
燃料タンク6から送られる燃料は、入口管20か
らケース本体10内に流入してフイルタエレメン
ト18により異物を除去された後に、出口管22
から図示しない内燃機関側に流出する。
前記略直角三角筒状に形成したケース本体10
には、それぞれ直角に挾む辺面10f,10fの
延長方向に突出させて、取付部材24,24を一
体に形成して設ける。この取付部材24,24に
は、孔26,26を形成している。取付部材2
4,24は、孔26,26にボルト28,28を
挿通して各メンバ2,4に固設することにより、
フユーエルフイルタ8を第3図の如く隅部14に
取付ける。
このように、フユーエルフイルタ8は、リアフ
ロアのフロントメンバ2とサイドメンバ4とによ
り略直角に形成される隅部14の形状に密着する
略直角な2つの辺面10f,10fを有するとと
もにフイルタエレメント18の収容空間16を有
する有底の略直角三角筒状にケース本体10を形
成することにより、第3図の如く隅部14の形状
に倣わせて配設することができるので、空間を有
効に利用することができ、フイルタエレメント8
の収容空間16を充分に確保して水分離性を向上
することができる。
また、フユーエルフイルタ8の取付けに際して
は、隅部14の形状に密着する略直角な2つの辺
面10f,10fをケース本体10に形成してい
ることにより、容易に位置決めすることができ、
取付部材24,24をケース本体10に一体に形
成したことにより、取付けに際し複雑な形状のブ
ラケツトを必要とせず、簡単に取付けることがで
き、取付作業を簡単にすることができるととも
に、部品点数を削減することができる。
さらに、フロントメンバ2とサイドメンバ4と
により形成される隅部14は強度が高いので、フ
ユーエルフイルタ8は過度の強度を必要とせず、
薄肉化を図ることができる。このため、フユーエ
ルフイルタ8は軽量とすることができるととも
に、車両衝突事故時にフユーエルフイルタ8の損
壊を招くこともなく、燃料漏れを回避することが
でき、安全性を確保することができる。
[考案の効果] このように、この考案によれば、車両構成部材
たる2つのメンバにより略直角に形成される隅部
形状に密着する略直角な2つの辺面を有するとと
もにフイルタエレメントの収容空間を有する有底
の略直角三角筒状にフユーエルフイルタのケース
本体を形成して設けることにより、フユーエルフ
イルタを2つのメンバにより略直角に形成される
隅部に倣わせて配設することができるので、空間
の有効利用を図りつつフイルタエレメントの収容
空間を充分に確保することができる。このため、
水分離性を向上することができる。また、、フユ
ーエルフイルタの取付に際しては、隅部の形状に
密着する略直角な2つの辺面をケース本体に形成
していることにより、容易に位置決めすることが
でき、取付部材をケース本体に一体に形成したこ
とにより、取付に際して複雑な形状のブラケツト
を必要とせず、簡単に取付けることができるの
で、取付作業を簡単にすることができるととも
に、部品点数を削減することができる。さらに、
強度の高い車両構成部材たる2つのメンバの隅部
にフユーエルフイルタを配設し得るので、フユー
エルフイルタは過度の強度を必要とせず、薄肉化
を図り得て軽量とし得て、車両衝突事故の損壊に
対して有利であり、燃料漏れのおそれを回避し得
て安全性を確保し得る。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの考案によるフユーエルフイル
タの実施例を示し、第1図は斜視図、第2図は平
面図、第3図は取付状態を示す平面図である。第
4,5図は従来例のフユーエルフイルタを示し、
第4図は斜視図、第5図は取付状態を示す斜視図
である。 図において、2はフロントメンバ、4はサイド
メンバ、6は燃料タンク、8はフユーエルフイル
タ、10はケース本体、12は蓋体、14は隅
部、16は収容空間、18はフイルタエレメン
ト、20は入口管、22は出口管、24は取付部
材、26は孔、28はボルトである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両構成部材たる2つのメンバにより略直角に
    形成される隅部にフユーエルフイルタを配設すべ
    く該隅部形状に密着する略直角な2つの辺面を有
    するとともにフイルタエレメントの収容空間を有
    する有底の略直角三角筒状に前記フユーエルフイ
    ルタのケース本体を形成して設け、このケース本
    体の開口端側に固着されて前記収容空間を密封す
    る蓋体に燃料の入口管と出口管とを設け、前記ケ
    ース本体には前記2つの辺面の延長方向に夫々突
    出させて前記2つのメンバに固設される取付部材
    を一体に形成して設けたことを特徴とする車両用
    フユーエルフイルタ。
JP1986148829U 1986-09-30 1986-09-30 Expired - Lifetime JPH0519572Y2 (ja)

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JPS6354859U JPS6354859U (ja) 1988-04-13
JPH0519572Y2 true JPH0519572Y2 (ja) 1993-05-24

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605930B2 (ja) * 1980-12-12 1985-02-14 東京航空計器株式会社 自動車の風防ガラス内と車体を同様に撮影するための光学装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS605930U (ja) * 1983-06-27 1985-01-17 株式会社クボタ 運搬車の燃料油供給部
JPH068897Y2 (ja) * 1985-01-18 1994-03-09 本田技研工業株式会社 燃料タンク用キャニスタ

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JPS6354859U (ja) 1988-04-13

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