JPS63130467A - 搬送車 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は搬送車にかかり、特に搬送車に搭載され移載ス
テーションとの間でワークの授受を行なう移載装置の改
良に関する。

（従来の技術） 無人搬送車に搭載され移載ステーションとの間でワーク
の授受を行なう移載装置の代表的なものとしては、モー
タ駆動によるコロコンベアを備えたものがある。この場
合には移載ステーション側にもモータ駆動によるコロコ
ンベアが設置されている。そして上記無人搬送車から移
載ステーション側にワークを移動させる場合には、無人
搬送車側及び移載ステーション側夫々の駆動モータを回
転させてワークを移動させる。また逆に移載ステーショ
ン側から無人搬送車側にワークを移動させる場合にも上
記夫々の駆動モータを駆動して（この場合には逆転させ
る）、ワークを移動させる。かかる構成の方式のものは
、搬送車の機構も簡単でかつ制御系も簡単であるという
利点がある。

しかしながら上記構成によると以下のような問題がある
。すなわち上記構成の無人搬送車を多数の移載ステーシ
ョンを備えたシステムに適用した場合、各移載ステーシ
ョンに駆動モータが必要とされることから、構成が複雑
であるとともにコストも上昇してしまうという問題があ
る。

°（発明が解決しようとする問題点） このように従来の構成にあっては移載ステーションの構
成が複雑化してコストが上昇してしまうという問題があ
り、本発明はこのような点に基づいてなされたものでそ
の目的とするところは、多数の移載ステーションを備え
たシステムに適用した場合にも構成が複雑化せず、かつ
コストの上昇も来たさない搬送車を提供することにある
。

［発゛明の構成］ （問題点を解決するための手段） すなわち本発明による搬送車は、走行可能な搬送車本体
と、この搬送車本体に取付けられワークが載置されるベ
ルトコンベアと、上記搬送車本体に取付けられ上記ベル
トコンベアを搬送車本体の走行方向と直交する方向に水
平移動させる駆動機構とを具備したことを特徴とするも
のである。

（作用） つまり搬送車を走行させて目的とする移載ステーション
の位置に停止させて、駆動機構によりベルトコンベアを
適宜水平移動させるとともに、ベルトコンベア自体の駆
動により搬送車側と移載ステーション側との間でワーク
の授受をなすものである。

（実施例） 以下第１図及び第２図を参照して本発明の一実施例を説
明する。第１図（ａ）は本実施例による無人搬送車の平
面図であり、第１図（ｂ）は要部を切欠いて示す無人搬
送車の正面図である。図中符号１は無人搬送車本体であ
り、この無人搬送車本体１は図示しない駆動部により車
輪１ａを回転させて走行する。上記無人搬送車本体１の
中央部には移載対像となっているワーク２が載置され、
このワーク２は無人搬送車本体１の走行方向と直交する
方向（図中矢印ａで示す）に適宜移動せられる。以下こ
の移動させる機構について説明する。

まず図中符号３は駆動機構であり、図中符号４は駆動機
構３の基台である。この基台４上にはスライドステージ
５及びラック（第１のラック）６が配置されている。上
記スライドステージ５はガイド５ａに沿って紙面に垂直
な方向にスライドし、またこのスライドステージ５上に
は駆動モータ７が配置されている。この駆動モータ７の
回転軸に連結されたピニオン８が上記ラック６に歯合し
ている。上記ピニオン８上には別のラック（第２のラッ
ク）９が歯合しており、このラック９の上面側にはスラ
イダ１０が固着されている。このスライダ１０は一対の
固定ガイド１１．１１に沿って移動する。以上が駆動機
構３の構成であるが、この駆動機構３によって移動され
るのがベルトコンベア１２である。すなわちスライダ１
０上にはベルトコンベア１２が配置され、このベルトコ
ンベア１２は回転駆動機構１３（第２図（ｂ）に示す）
によって駆動される。前記ワーク２はこのベルトコンベ
ア１２上に載置されている。また上記ベルトコンベア１
２は平行リンク機構１４により上下動する。

一方上記構成の無人搬送車が適用されるシステムの移載
スーション１５側には第２図（ａ）及び（ｂ）に示すよ
うに、一対のガイド１６，１６、及び回転コロ１７が取
付けられている。尚図中符号１８は無人搬送車に取付け
られたガイドである。

以上の構成を基にその作用を説明する。まず無人搬送車
から移載ステーション１５側にワーク２を移動させる場
合であるが、まず無人搬送車を走行させて目的の移載ス
テーション１５位置に停止させる。次に駆動モータ７を
回転させてピニオン８を回転させる。これによって駆動
モータ７及びピニオン８が第２図（ｂ）に示すように移
載ステーション１５側に移動するとともに、スライダ１
０がステーション１５側に移動する。所定の位置までス
ライダ１０をスライドさせた後駆動モータフを停止させ
る。そして回転駆動機構１３によりベルトコンベア１２
を駆動させて、ワーク２を移載ステーション１５側の回
転コロ１６上に移動させる。次に平行リンク機構１４を
駆動してベルトコンベア１２を降下させる。その状態で
前記駆動モータ７を逆方向に回転させて駆動モータ７自
身が元の位置に戻るとともに、スライダ１０を元の位置
まで戻す。これで無人搬送車側から移載ステーション１
５側へのワーク２の搬出は終了する。

尚第２図（ｂ）に二点′Ｉ！４線で示すように、反対側
の移載ステーション１５にワーク２を搬出する場合も同
様の操作により行なう。

次に移載ステーション１５側にあるワーク２を無人搬送
車側に移動させる場合には、まずベルトコンベア１２を
降下させた状態で移載ステーション１５方向に移動させ
る。そしてワーク２の下方位置にきたら停止させてベル
トコンベア１２を上昇させワーク２を保持する。その状
態で駆動モータ７を逆転させればワ゛−り３はベルトコ
ンベア１２上に載置された状態で無人搬送車側に移動せ
られる。その後、モータ７を回転してコンベア１２を車
内に収納する。またこの場合も反対側の移載ステーショ
ン１５から無人搬送車にワーク２を移動させる場合も同
様の操作により可能である。

以上本実施例によると以下のような効果を秦することが
できる。

■まず多数の移載ステーション１５を備えたシステムに
適用する場合にも、移載ステーション１５には特に駆動
モータを必要とせず、単にガイド１６と回転コロ１７を
設置するだけでよいので、構成が簡単であるとともに、
低コストで設備することができる。

■また本実流例の駆動機構３によるワーク搬送可能距離
が大きいために、無人搬送車と移載ステーション１５と
の距離をある程度大きくとることができる。これによっ
て無人搬送車の走行性が向上する。

尚本発明は上記一実施例に限定されるものではなく、例
えば駆動機構の構成には種々のものが考えられる。

［発明の効果コ 以上詳述したように本発明による搬送車によると、移載
ステーション側の構成の簡略化を図ることができるとと
もに、コストの低減を図ることができる等その効果は大
である。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は無人搬送車の平面図、第１図（ｂ）は要
部を切欠いて示す無人搬送車の正面図、第２図（ａ）は
作用を示す平面図、第２図（ｂ）は作用を示す正面図で
ある。 １・・・搬送車本体、２・・・ワーク、３・・・駆ｉｂ
ｉ構、１２・・・ベルトコンベア。 出願人代理人　弁理士　鈴江武彦 （ａ） 第１図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）走行可能な搬送車本体と、この搬送車本体に設け
   られ上記搬送車本体の走行方向と直交する方向にワーク
   を搬出入駆動する移載手段と、上記搬送車本体に設けら
   れ上記移載手段を搬送車本体の外側から突出させるとと
   もに復帰させる駆動機構とを具備したことを特徴とする
   搬送車。
2. （２）上記駆動機構は、搬送車本体に固定された第１の
   ラックと、この第１のラックに歯合するピニオンと、こ
   のピニオンを回転させるとともに自身も水平移動する駆
   動モータと、上記ピニオンに歯合しピニオンの回転によ
   り水平方向に移動する第２のラックと、この第２のラッ
   クに固定され上記移載手段を支持するスライダとから構
   成されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記
   載の搬送車。
3. （３）前記移載手段は上下動するものであることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の搬送車。