JPH0627043U - 段取りステーションの安全扉 - Google Patents

段取りステーションの安全扉

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Publication number
JPH0627043U
JPH0627043U JP6753192U JP6753192U JPH0627043U JP H0627043 U JPH0627043 U JP H0627043U JP 6753192 U JP6753192 U JP 6753192U JP 6753192 U JP6753192 U JP 6753192U JP H0627043 U JPH0627043 U JP H0627043U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
safety door
setup station
setup
pallet
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP6753192U
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English (en)
Inventor
康弘 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Makino Milling Machine Co Ltd
Original Assignee
Makino Milling Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Makino Milling Machine Co Ltd filed Critical Makino Milling Machine Co Ltd
Priority to JP6753192U priority Critical patent/JPH0627043U/ja
Publication of JPH0627043U publication Critical patent/JPH0627043U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの扉で、パレット移載時の安全扉、工作
機械動作中や搬送車走行時の安全扉の機能を兼ね備えた
段取りステーションの安全扉を得る。 【構成】 段取りステーション1のパレット載置台14周
縁を旋回可能にほぼ半円筒状カバー10b を設け、段取り
作業中は半円筒状カバー10b を段取りステーション1の
搬送車走行側に位置させ、パレット移載時は180°対
向した作業者側に位置させるように旋回させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工作機械や加工システムにおける段取りステーションに設けられる 安全扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パレット交換装置を介して工作機械と対向した位置に設けた段取りステーショ ンにおいては、手前の作業者側と奥側のパレット授受側にそれぞれ安全扉が設け られる。また、加工システムにおける段取りステーションとワーク搬送車との間 には、搬送車走行中は段取りステーションと搬送車の間に安全扉が介在するよう にし、また、ワークを載置した搬送車よりパレットを段取りステーションに移載 するとき、またはパレットを段取りステーションから搬送車に移載するときは、 搬送車と段取りステーションの間の安全扉をなくし、作業者と段取りステーショ ンとの間に安全扉が介在するようにされいる。このように、前記安全扉は交互に 開閉する必要上従来装置においては、段取りステーションの手前(作業者側)と 奥(パレット授受側)とにそれぞれ安全扉が設けられていた。
【0003】 上記のように作動する安全扉は、上下動又は左右動のものを、段取りステーシ ョンの手前側と奥側とに、2つの独立した安全扉として設けられていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、別々に上下動又は左右動する安全扉を2個設ける場合、それぞれに 扉を作動するためのアクチュエータが必要であり、アクチュエータ制御装置もそ れぞれに設ける必要があり、このため作動機構が複雑となり、コストアップの原 因となっている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、パレットを載置する段取りステーション周縁を、旋回可能に間欠移 動する、ほぼ半円筒状カバーを設けることにより、1個の安全扉でパレット交換 装置や搬送車と段取りステーションとの間のパレット移載時における作業者に対 する安全扉、工作機械動作中や搬送車走行時における前記工作機械や搬送車に対 する安全扉の2つの役目を兼ねるようにするものであり、その構成は下記のよう になっている。
【0006】 段取りステーションのパレット載置台の周縁に、手前の作業者側と奥側のパレ ット授受側とを択一的に遮断するほぼ半円筒状のカバーを、旋回可能に設けたこ とを特徴とする段取りステーションの安全扉。
【0007】
【作用】
本考案によれば、段取りステーションのパレット載置台の周りを旋回するほぼ 半円筒状のカバーを安全扉として利用するようにしたので、1個の安全扉によっ て段取りワークステーションへのワーク移載時または、その逆操作時には、安全 扉を段取りワークステーションと作業者との間の手前側に旋回・配置し、段取り 作業中は、段取りステーションの奥側に安全扉が介在するよう旋回位置させるよ うにすることができる。
【0008】 つまり安全扉が段取りステーションの手前側に位置している場合、この安全扉 はパレット移載動作から作業者を守るための作業者が段取りステーションに近づ ける限界を示す働きをし、段取りステーションの奥側に位置している場合、この 安全扉は作業者の段取り作業領域を規定し、段取り作業中の作業者を工作機械の 動きや搬送車の動きから守る働きをする。しかもこの安全扉は、ある時点におい て段取りステーションの手前側と奥側とのいずれか一つの側にしか位置しないの で、手前側と奥側とをそれぞれの必要時に択一的に遮断できる。
【0009】
【実施例】
図1は、本考案の実施例を示す加工システムの一部分の斜視図で、(a)は搬 送車と段取りステーションとの間のワーク移載時の安全扉の旋回位置の状態、( b)は段取り作業中における安全扉の状態を示し、図2は同じく安全扉の詳細構 成を示す斜視図、図3は、図2におけるA−A断面図、である。
【0010】 図1に示すように、段取りステーション1の奥側にはレール2が布設されてい て、前記レール2上でワーク3を固定したパレット6を載置して走行する搬送車 4が配置されており、また、段取りステーション1の左右両側には走行する搬送 車4から作業者を保護するためのガード5、5が設けられている。
【0011】 段取りステーション1には、パレット載置台14が備えられ、前記台は搬送車4 に対するパレット6移載のための載置台ともなっている。 なお、符号7はパレット載置台14の周りに設けられたオイルパン、8はその下 部に設けたバケット、9はベース、である。
【0012】 また、パレット載置台14の周りに設けた円形軌道に沿って、ほぼ半円筒状とな った安全扉10が旋回可能に設けられており、前記安全扉10は、図1の(a)(b )に示すように、段取りステーション1の作業者側(手前側)、奥側(搬送車側 )との180°対向する位置でそれぞれ止まるようにされている。
【0013】 図2、図3に示すように、安全扉10は、その下部には背の低い円筒状部分10a が形成されており、また、その上部は、ほぼ半円筒状部分10b に形成されており 、この部分が従来の安全扉としての役目をする。なお、符号10c は半円筒状部分 10b に設けたアクリル板などによる透明窓である。
【0014】 また、円筒状部分10a には、円形レール11が取付られており、オイルパン7の 底面7a 上において円周に沿って植設された支軸12、12、・・・・に軸支された水平 方向に回転する溝付コロ13で前記円形レール11が案内されることにより、安全扉 10が旋回可能に構成されている。なお、この安全扉旋回機構は、安全扉10の底縁 部がオイルパン底面7a に支承されて旋回可能とするなど、適宜機構を用いても よいものである。
【0015】 安全扉10は、上記したように構成されてあるので、段取りステーション1のワ ーク載置台6の周りを旋回可能となっていて、図1(a)(b)に示す位置に、 ボールクリック機構など適宜手段を利用して位置決め停止させられる。
【0016】 なお、安全扉を手前側と奥側とに旋回させる方式は、同一回転方向に旋回動作 させる構造にしても良いし、往復旋回動作させる構造にしても良い。また加工シ ステムではなく、パレット交換装置付工作機械の段取りステーションにおいても 同様の安全扉を設けることができる。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、安全扉は、半円筒状で且つ段取りステーションのパレット載 置台の周りを旋回可能に構成されてあるので、一つの扉で、パレット移載時の安 全扉、工作機械動作中や搬送車走行時の安全扉の機能を兼ね備えた役目を果たす ことができる。
【0018】 したがって、従来装置における2枚の安全扉を1枚で済むようにしたことによ る扉、戸袋、駆動及び制御機構など部品点数の削減によるコスト低減が図れるば かりでなく、安全扉の手前側が閉まっているときは必ず奥側が開いており、奥側 が閉まっているときは手前側が開いている機械的保証が得られることになり、安 全扉としての信頼性向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案による安全扉の回動機構を示す斜視図で
ある。
【図3】図2のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 段取りステーション 2 レール 3 ワーク 4 搬送車 5 ガード 6 パレット 7 オイルパン 8 バケット 9 ベース 10 安全扉 11 円形レール 12 支軸 13 溝付コロ 14 パレット載置台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 段取りステーションのパレット載置台の
    周縁に、手前の作業者側と奥側のパレット授受側とを択
    一的に遮断するほぼ半円筒状のカバーを、旋回可能に設
    けたことを特徴とする段取りステーションの安全扉。
JP6753192U 1992-09-03 1992-09-03 段取りステーションの安全扉 Pending JPH0627043U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6753192U JPH0627043U (ja) 1992-09-03 1992-09-03 段取りステーションの安全扉

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6753192U JPH0627043U (ja) 1992-09-03 1992-09-03 段取りステーションの安全扉

Publications (1)

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JPH0627043U true JPH0627043U (ja) 1994-04-12

Family

ID=13347659

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6753192U Pending JPH0627043U (ja) 1992-09-03 1992-09-03 段取りステーションの安全扉

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JP (1) JPH0627043U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5539572B1 (ja) * 2013-04-26 2014-07-02 マキノジェイ株式会社 段取りステーション
JPWO2018047306A1 (ja) * 2016-09-09 2019-04-25 マキノジェイ株式会社 加工システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5539572B1 (ja) * 2013-04-26 2014-07-02 マキノジェイ株式会社 段取りステーション
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