JPS6312808Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6312808Y2 JPS6312808Y2 JP1983161904U JP16190483U JPS6312808Y2 JP S6312808 Y2 JPS6312808 Y2 JP S6312808Y2 JP 1983161904 U JP1983161904 U JP 1983161904U JP 16190483 U JP16190483 U JP 16190483U JP S6312808 Y2 JPS6312808 Y2 JP S6312808Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piece
- lid
- recess
- operating piece
- compact container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 229910000639 Spring steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は容器本体に蓋体を開閉自在に枢着し、
該容器本体に形成した第1突片に該蓋体に形成し
た第2突片が係合して閉止位置を占めるコンパク
ト容器に関するもので、より具体的には容器本体
の周縁部に形成した凹所内に操作部片を回動自在
に配設し、この操作部片を押圧回動して閉止位置
から蓋体を押し上げ開放してなるコンパクト容器
に関するものである。
該容器本体に形成した第1突片に該蓋体に形成し
た第2突片が係合して閉止位置を占めるコンパク
ト容器に関するもので、より具体的には容器本体
の周縁部に形成した凹所内に操作部片を回動自在
に配設し、この操作部片を押圧回動して閉止位置
から蓋体を押し上げ開放してなるコンパクト容器
に関するものである。
上記のタイプの従来のコンパクト容器では操作
部片が凹所内の側壁から突出した枢着軸片にただ
単に回動自在に枢着されているだけであるから、
操作部片の外端部を押圧した時にその内側上面部
が蓋体を押し上げる量が少なく、従つて蓋体の開
放角度は比較的小さく開けにくいものとなつてい
た。
部片が凹所内の側壁から突出した枢着軸片にただ
単に回動自在に枢着されているだけであるから、
操作部片の外端部を押圧した時にその内側上面部
が蓋体を押し上げる量が少なく、従つて蓋体の開
放角度は比較的小さく開けにくいものとなつてい
た。
本願考案は上記のような従来のコンパクト容器
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は操
作部片の外端部を押圧した時にこれが回転すると
ともに内方へ移動し得るようにし、これによつて
蓋体の開放角度を大きくすることのできるコンパ
クト容器を提供するにある。
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は操
作部片の外端部を押圧した時にこれが回転すると
ともに内方へ移動し得るようにし、これによつて
蓋体の開放角度を大きくすることのできるコンパ
クト容器を提供するにある。
以下に本考案の好適な実施例について添附図面
を参照にして説明する。
を参照にして説明する。
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例に係る
コンパクト容器を示し、このコンパクト容器では
化粧料等を収納する凹所を有する容器本体に内面
に鏡2を有する蓋体3がピン4で開閉自在に枢着
されている。容器本体1は前端部に凹所5を有
し、この凹所の奥面にはフツク状の第1の係合突
片6が形成されている。一方、蓋体3の前端縁に
は爪片7が垂設され、この爪片7の下端部にフツ
ク状の第2の係合突片8が形成され、蓋体3を閉
じた時に第1の係合突片6と第2の係合突片が係
合して蓋体は閉止位置を占めるように構成されて
いる。
コンパクト容器を示し、このコンパクト容器では
化粧料等を収納する凹所を有する容器本体に内面
に鏡2を有する蓋体3がピン4で開閉自在に枢着
されている。容器本体1は前端部に凹所5を有
し、この凹所の奥面にはフツク状の第1の係合突
片6が形成されている。一方、蓋体3の前端縁に
は爪片7が垂設され、この爪片7の下端部にフツ
ク状の第2の係合突片8が形成され、蓋体3を閉
じた時に第1の係合突片6と第2の係合突片が係
合して蓋体は閉止位置を占めるように構成されて
いる。
容器本体1の凹所5内には操作部片9が配設さ
れている。この操作部片9は大略断面コ字状に形
成されていて、その両側部には内端面から略水平
に切込まれた長溝10−10が形成され、この長
溝10の内方は一部くびれて狭隘部11−11と
なつている。容器本体1の凹所5の両側壁内には
ピン状突片12−12が形成され、このピン状突
片12−12に操作部片9の長孔10−10をそ
の開口端側から水平に押込んで嵌合すると、各ピ
ン状突片12は長孔10の略中央部に位置するよ
うになる。これによつて、操作部片9はピン状突
片12−12を中心として回転可能に遊嵌状態で
支持されており、長孔10−10のピン状突片1
2−12より前方の部分は、後述するように蓋体
を開放する時に操作部片9が前方へ摺動するのを
許容する摺動案内部となつている。この操作部片
9の両側の上面部片13は比較的細長く内方に延
長し、蓋体3を容器本体1に対して閉止した位置
に於いて、蓋体3の内側下面に当接している。ま
た、この蓋体の閉止位置に於いて、操作部片9の
外側上端部14は蓋体3の前端よりも若干外方に
突出し、操作時に使用者の指が掛けやすいように
なつている。更にまた、蓋体の閉止位置に於い
て、この操作部片9の下端面15は前方部が凹所
5の底面16から徐々に分離した傾斜面となつて
いる。
れている。この操作部片9は大略断面コ字状に形
成されていて、その両側部には内端面から略水平
に切込まれた長溝10−10が形成され、この長
溝10の内方は一部くびれて狭隘部11−11と
なつている。容器本体1の凹所5の両側壁内には
ピン状突片12−12が形成され、このピン状突
片12−12に操作部片9の長孔10−10をそ
の開口端側から水平に押込んで嵌合すると、各ピ
ン状突片12は長孔10の略中央部に位置するよ
うになる。これによつて、操作部片9はピン状突
片12−12を中心として回転可能に遊嵌状態で
支持されており、長孔10−10のピン状突片1
2−12より前方の部分は、後述するように蓋体
を開放する時に操作部片9が前方へ摺動するのを
許容する摺動案内部となつている。この操作部片
9の両側の上面部片13は比較的細長く内方に延
長し、蓋体3を容器本体1に対して閉止した位置
に於いて、蓋体3の内側下面に当接している。ま
た、この蓋体の閉止位置に於いて、操作部片9の
外側上端部14は蓋体3の前端よりも若干外方に
突出し、操作時に使用者の指が掛けやすいように
なつている。更にまた、蓋体の閉止位置に於い
て、この操作部片9の下端面15は前方部が凹所
5の底面16から徐々に分離した傾斜面となつて
いる。
いま、第2図に示した蓋体の閉止位置から、操
作部片9を斜め下方に押圧してやると、この操作
部片9はピン状突片12−12を中心として回動
を開始し、その上面部片13が蓋体3の下面を上
方に押し上げ、これによつて蓋体3の第2の係合
突片8が容器本体1の第1の係合突片6から離脱
し、第3図に示すように蓋体3は開放する。この
時、操作部片9の下端傾斜面15は凹所5の底面
16に当接し、引き続いて加えられる押圧力によ
り操作部片9はその長溝10−10の前方部に設
けた摺動案内部によつて第4図に示すように斜め
上方内側へ移動する。これによつて操作部片9の
上面部片13が更に蓋体3を上方へ押し上げるこ
ととなり、蓋体3は操作部片がただ単に枢着ピン
を中心として回転する場合に比べて大きな角度で
開放されることになる。従つて、蓋体3の鏡2を
所望の角度で使用するための以後の蓋体の開放操
作が容易となる。更に、これとは別の効果とし
て、蓋体の開放時に操作部片9が凹所5の内方に
押し込まれることになるので、開放と同時に使用
者の押圧した指先が凹所5の底面前端に引つ掛か
つて滑り止めとなり、使用上都合の良いものとな
る。
作部片9を斜め下方に押圧してやると、この操作
部片9はピン状突片12−12を中心として回動
を開始し、その上面部片13が蓋体3の下面を上
方に押し上げ、これによつて蓋体3の第2の係合
突片8が容器本体1の第1の係合突片6から離脱
し、第3図に示すように蓋体3は開放する。この
時、操作部片9の下端傾斜面15は凹所5の底面
16に当接し、引き続いて加えられる押圧力によ
り操作部片9はその長溝10−10の前方部に設
けた摺動案内部によつて第4図に示すように斜め
上方内側へ移動する。これによつて操作部片9の
上面部片13が更に蓋体3を上方へ押し上げるこ
ととなり、蓋体3は操作部片がただ単に枢着ピン
を中心として回転する場合に比べて大きな角度で
開放されることになる。従つて、蓋体3の鏡2を
所望の角度で使用するための以後の蓋体の開放操
作が容易となる。更に、これとは別の効果とし
て、蓋体の開放時に操作部片9が凹所5の内方に
押し込まれることになるので、開放と同時に使用
者の押圧した指先が凹所5の底面前端に引つ掛か
つて滑り止めとなり、使用上都合の良いものとな
る。
第5図は本考案の第2実施例に係るコンパクト
容器の要部を示しており、この実施例では操作部
片9の前壁部内に弾性片17の基部が埋設固着さ
れ、この弾性片17の内端部が凹所5の奥面に当
接するようになつている。この弾性片17はバネ
鋼等の金属片でも良いが、好ましくは弾性プラス
チツク片とし、操作部片9と一体形成することで
ある。このような弾性片を設けたことにより、操
作部片9は常時外方へ付勢され、操作部片9を内
方へ押圧して蓋体を開放した後、その押圧力を除
くと、操作部片9は長溝10−10に沿つて元の
位置に弾性復帰し操作部片9がその長溝10−1
0とピン状突片12−12との遊嵌状態にあるに
もかかわらずガタつくことはない。その他の構成
並びに作用効果については第1実施例の場合と同
様である。
容器の要部を示しており、この実施例では操作部
片9の前壁部内に弾性片17の基部が埋設固着さ
れ、この弾性片17の内端部が凹所5の奥面に当
接するようになつている。この弾性片17はバネ
鋼等の金属片でも良いが、好ましくは弾性プラス
チツク片とし、操作部片9と一体形成することで
ある。このような弾性片を設けたことにより、操
作部片9は常時外方へ付勢され、操作部片9を内
方へ押圧して蓋体を開放した後、その押圧力を除
くと、操作部片9は長溝10−10に沿つて元の
位置に弾性復帰し操作部片9がその長溝10−1
0とピン状突片12−12との遊嵌状態にあるに
もかかわらずガタつくことはない。その他の構成
並びに作用効果については第1実施例の場合と同
様である。
尚、第2実施例の変形例として、図示するを省
略したが、弾性片としてコイルスプリングを用い
ることもできるし、あるいは操作部片の両側部か
ら円弧状に湾曲した弾性プラスチツク片を一体的
に形成し、このプラスチツク片を凹所の内側両側
部を切欠して形成した空所内に挿入して容器本体
の壁面あるいはこれから立設したピンによつて弾
性的に支持しても良いのである。
略したが、弾性片としてコイルスプリングを用い
ることもできるし、あるいは操作部片の両側部か
ら円弧状に湾曲した弾性プラスチツク片を一体的
に形成し、このプラスチツク片を凹所の内側両側
部を切欠して形成した空所内に挿入して容器本体
の壁面あるいはこれから立設したピンによつて弾
性的に支持しても良いのである。
第6図は本考案の第3実施例に係るコンパクト
容器を示し、この実施例では凹所5の底面16の
内側部を外方から内方へ向けて徐々に上昇する傾
斜面18として形成している。この実施例におい
ては、操作部片9を第1実施例の場合と同様に下
方に押圧して蓋体を開放することができるだけで
なく、これを水平方向に押圧しても蓋体3を開放
することが出来る。即ち、操作部片9を水平方向
内側に押し込むと、操作部片9の内側下端が傾斜
面18に案内されてピン状突片12−12を中心
として、その上面部片13−13が蓋体3の内側
に作用してこれを押し上げるため蓋体3が開放す
るのである。その他の構成並びに作用効果につい
ては第1実施例の場合と実質的に同じである。こ
のように、この第3実施例に係るコンパクト容器
では操作部片9を垂直方向または水平方向に押圧
しても蓋体を開放することができ、しかも蓋体の
開放角度は第1実施例と同様に大きくすることが
できるため、極めて使用上便利である。
容器を示し、この実施例では凹所5の底面16の
内側部を外方から内方へ向けて徐々に上昇する傾
斜面18として形成している。この実施例におい
ては、操作部片9を第1実施例の場合と同様に下
方に押圧して蓋体を開放することができるだけで
なく、これを水平方向に押圧しても蓋体3を開放
することが出来る。即ち、操作部片9を水平方向
内側に押し込むと、操作部片9の内側下端が傾斜
面18に案内されてピン状突片12−12を中心
として、その上面部片13−13が蓋体3の内側
に作用してこれを押し上げるため蓋体3が開放す
るのである。その他の構成並びに作用効果につい
ては第1実施例の場合と実質的に同じである。こ
のように、この第3実施例に係るコンパクト容器
では操作部片9を垂直方向または水平方向に押圧
しても蓋体を開放することができ、しかも蓋体の
開放角度は第1実施例と同様に大きくすることが
できるため、極めて使用上便利である。
第7図は本考案の第4実施例に係るコンパクト
容器を示し、この実施例では操作部片9の両側壁
に形成される長溝が外方から内方に向けて徐々に
上昇した円弧状長溝19として形成されている。
また、第8図は本考案の第5実施例に係るコンパ
クト容器を示し、この実施例では操作部片9の両
側壁に形成される長溝が外方から内方に向けて直
線状に傾斜した傾斜長溝20として形成されてい
る。この第4及び第5実施例のその他の構成は第
1実施例の場合と実質的に同様である。
容器を示し、この実施例では操作部片9の両側壁
に形成される長溝が外方から内方に向けて徐々に
上昇した円弧状長溝19として形成されている。
また、第8図は本考案の第5実施例に係るコンパ
クト容器を示し、この実施例では操作部片9の両
側壁に形成される長溝が外方から内方に向けて直
線状に傾斜した傾斜長溝20として形成されてい
る。この第4及び第5実施例のその他の構成は第
1実施例の場合と実質的に同様である。
この第4及び第5実施例に係るコンパクト容器
では、操作部片9を下方に押圧した時にこれがピ
ン状突片12−12を中心として回動しながら内
方へ移動して蓋体3を比較的大きな角度開放する
ことが出来る点では第1実施例の場合と同様であ
るが、これ以外に操作部片9を水平方向内方へ押
圧した時に、円弧状長溝19あるいは傾斜長溝2
0の前方部における摺動案内部に沿つて案内され
ながらピン状突片12−12を中心として回転
し、操作部片9の上面部片13−13が蓋体3の
内側下面を上方に押圧して蓋体を開放するのであ
る。このように、第4及び第5実施例に於いて
は、第3実施例同様に操作部片を下方にあるいは
内方に押圧しても蓋体3を比較的大きな角度開放
することができ、使用上極めて便利である。
では、操作部片9を下方に押圧した時にこれがピ
ン状突片12−12を中心として回動しながら内
方へ移動して蓋体3を比較的大きな角度開放する
ことが出来る点では第1実施例の場合と同様であ
るが、これ以外に操作部片9を水平方向内方へ押
圧した時に、円弧状長溝19あるいは傾斜長溝2
0の前方部における摺動案内部に沿つて案内され
ながらピン状突片12−12を中心として回転
し、操作部片9の上面部片13−13が蓋体3の
内側下面を上方に押圧して蓋体を開放するのであ
る。このように、第4及び第5実施例に於いて
は、第3実施例同様に操作部片を下方にあるいは
内方に押圧しても蓋体3を比較的大きな角度開放
することができ、使用上極めて便利である。
尚、本考案の第3〜第5実施例において、操作
部片9に第2実施例と同様の弾性片を取付けた場
合には、操作部片のガタ付きを防止することがで
き、使用上具合良く商品価値を更に一層高めたコ
ンパクト容器とすることができる。
部片9に第2実施例と同様の弾性片を取付けた場
合には、操作部片のガタ付きを防止することがで
き、使用上具合良く商品価値を更に一層高めたコ
ンパクト容器とすることができる。
また、本考案の上記実施例に於いては、操作部
片の両側壁に長溝10,19,20を形成した
が、これらは同様な形状の長孔とすることができ
ることは勿論のことである。
片の両側壁に長溝10,19,20を形成した
が、これらは同様な形状の長孔とすることができ
ることは勿論のことである。
以上のように、本考案のコンパクト容器では操
作部片9の容器本体1への取付けが長溝10また
は長孔10と枢着軸片12とからなつているた
め、操作部片9は軸片12を中心として回転する
とともに内方へ移動することができ、これ故、操
作部片9の上面部片13が長溝10または長孔の
長さに対応した分だけ従来よりも大きな角度で蓋
体を開放することができ、以後の蓋体の開放操作
を極めて容易にすることができる。また、蓋体開
放操作時に操作部片9が容器本体1の凹所5の内
方へ移動するため、操作部片9を斜め上方から押
圧した指先が凹所5の底面前端に引掛かつて滑ら
ないため、蓋体の開放操作上具合の良いものとな
る。
作部片9の容器本体1への取付けが長溝10また
は長孔10と枢着軸片12とからなつているた
め、操作部片9は軸片12を中心として回転する
とともに内方へ移動することができ、これ故、操
作部片9の上面部片13が長溝10または長孔の
長さに対応した分だけ従来よりも大きな角度で蓋
体を開放することができ、以後の蓋体の開放操作
を極めて容易にすることができる。また、蓋体開
放操作時に操作部片9が容器本体1の凹所5の内
方へ移動するため、操作部片9を斜め上方から押
圧した指先が凹所5の底面前端に引掛かつて滑ら
ないため、蓋体の開放操作上具合の良いものとな
る。
更に第2実施例のように操作部片9に弾性片1
7を装着した場合には、操作部片のガタ付きを防
止して心地良い開放操作を得られるとともに商品
価値を高めることができる。
7を装着した場合には、操作部片のガタ付きを防
止して心地良い開放操作を得られるとともに商品
価値を高めることができる。
更にまた、第3〜第5実施例のように構成した
場合には操作部片9を水平方向内方に押圧して
も、操作部片が自動的に回転するため蓋体を大き
な角度開放することができ、使用上更に一層便利
なものとなる。
場合には操作部片9を水平方向内方に押圧して
も、操作部片が自動的に回転するため蓋体を大き
な角度開放することができ、使用上更に一層便利
なものとなる。
尚、本願考案は添附図面に示した実施例のもの
に限られるものでなく、種々の変形例が考えら
れ、例えば操作部片の上端面を平坦な面とすると
ともに、蓋体の前端縁を延長してこの平坦な上端
面を覆い、上面からは操作部片が見えないように
し、操作部片は前方から操作するようにしても良
い。
に限られるものでなく、種々の変形例が考えら
れ、例えば操作部片の上端面を平坦な面とすると
ともに、蓋体の前端縁を延長してこの平坦な上端
面を覆い、上面からは操作部片が見えないように
し、操作部片は前方から操作するようにしても良
い。
第1図〜第4図は本考案の第1実施例に係るコ
ンパクト容器を示し、第1図は操作部片を分離し
て示す斜視図、第2図は蓋体の閉止位置における
部分断面側面図、第3図は操作部片がその枢着軸
片を中心として回転した状態における部分断面側
面図、第4図は第3図の状態から操作部片が内方
へ移動した状態を示す部分断面側面図、第5図は
本考案の第2実施例に係るコンパクト容器の要部
を示す斜視図、第6図は本考案の第3実施例に係
るコンパクト容器を示す部分断面側面図、第7図
は本考案の第4実施例に係るコンパクト容器を示
す部分断面側面図、第8図は本考案の第5実施例
に係るコンパクト容器を示す部分断面側面図であ
る。 1……容器本体、3……蓋体、5……凹所、6
……第1係合突片、8……第2係合突片、9……
操作部片、10……長溝、12……ピン状突片、
13……上面部片、17……弾性片、18……傾
斜面、19……円弧状長溝、20……傾斜長溝。
ンパクト容器を示し、第1図は操作部片を分離し
て示す斜視図、第2図は蓋体の閉止位置における
部分断面側面図、第3図は操作部片がその枢着軸
片を中心として回転した状態における部分断面側
面図、第4図は第3図の状態から操作部片が内方
へ移動した状態を示す部分断面側面図、第5図は
本考案の第2実施例に係るコンパクト容器の要部
を示す斜視図、第6図は本考案の第3実施例に係
るコンパクト容器を示す部分断面側面図、第7図
は本考案の第4実施例に係るコンパクト容器を示
す部分断面側面図、第8図は本考案の第5実施例
に係るコンパクト容器を示す部分断面側面図であ
る。 1……容器本体、3……蓋体、5……凹所、6
……第1係合突片、8……第2係合突片、9……
操作部片、10……長溝、12……ピン状突片、
13……上面部片、17……弾性片、18……傾
斜面、19……円弧状長溝、20……傾斜長溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器本体1に蓋体3を開閉自在に枢着し、該
容器本体に形成した第1突片6に該蓋体に形成
した第2突片8が係合して閉止位置を占めるコ
ンパクト容器において、該容器本体の周縁部に
凹所5を形成するとともに該凹所の側壁から枢
着軸片12−12を突設し、該凹所内に長孔ま
たは長溝10−10,19−19,20−20
を側壁に形成した操作部片9を配設して該操作
部片の該長孔または長溝を該枢着軸片に嵌合し
た時に該長孔または該長溝が該枢着軸片を越え
て前方へ延長する摺動案内部を有し、該操作部
片は該蓋体の閉止位置において該蓋体の下面に
当接または近接する内部上面部13を有し、該
操作部片の外方部を押圧した時に該操作部片が
該軸片12−12を中心として回転するととも
に該摺動案内部によつて内方に移動することが
でき、該内部上面部が該蓋体を上方に押圧開放
してなることを特徴とするコンパクト容器。 (2) 前記長孔または長溝10−10が外方から内
方に向けて水平方向に形成されてなることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
コンパクト容器。 (3) 前記凹所5の内底面に外方から内方に向けて
上昇した傾斜面18を形成し、前記操作部片9
を内方へ押圧した時にその下端部が該傾斜面に
沿つて上昇し、該操作部片が前記枢着軸片12
−12を中心として回転するようにしてなるこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第2項
記載のコンパクト容器。 (4) 前記長孔または長溝19−19,20−20
が該容器本体1の外方から内方に向けて上方に
傾斜してなることを特徴とする実用新案登録請
求の範囲第1項記載のコンパクト容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16190483U JPS6070209U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16190483U JPS6070209U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | コンパクト容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6070209U JPS6070209U (ja) | 1985-05-18 |
JPS6312808Y2 true JPS6312808Y2 (ja) | 1988-04-12 |
Family
ID=30355678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16190483U Granted JPS6070209U (ja) | 1983-10-21 | 1983-10-21 | コンパクト容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6070209U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005211286A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | コンパクト |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS597709B2 (ja) * | 1976-07-05 | 1984-02-20 | 住友化学工業株式会社 | 新規なモルホリン誘導体及びその製造法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS597709U (ja) * | 1982-07-06 | 1984-01-19 | 株式会社吉野工業所 | 化粧用コンパクト |
-
1983
- 1983-10-21 JP JP16190483U patent/JPS6070209U/ja active Granted
Patent Citations (1)
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JPS597709B2 (ja) * | 1976-07-05 | 1984-02-20 | 住友化学工業株式会社 | 新規なモルホリン誘導体及びその製造法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005211286A (ja) * | 2004-01-29 | 2005-08-11 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | コンパクト |
JP4614667B2 (ja) * | 2004-01-29 | 2011-01-19 | 株式会社吉野工業所 | コンパクト |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6070209U (ja) | 1985-05-18 |
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