JPH0535777Y2 - - Google Patents

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JPH0535777Y2
JPH0535777Y2 JP10869687U JP10869687U JPH0535777Y2 JP H0535777 Y2 JPH0535777 Y2 JP H0535777Y2 JP 10869687 U JP10869687 U JP 10869687U JP 10869687 U JP10869687 U JP 10869687U JP H0535777 Y2 JPH0535777 Y2 JP H0535777Y2
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JP
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push button
container body
locking
container
lid
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JP10869687U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は化粧料を収容するコンパクト容器の蓋
体係脱機構に関する。
〔従来の技術〕
従来、押釦を用いて蓋体の係合を外すようにし
たコンパクト容器は、実開昭56−48308号公報・
実開昭58−5610号公報・実開昭61−89315号公報
に記載されている。
前記実開昭56−48308号公報に記載されたコン
パクト容器は、第7図に示すように、容器本体1
の前部中央部に凹所35を形成し、この凹所35
に押釦15の一端部を軸着し、押釦15の他端部
を押圧して押釦15を回動させ、押釦15の上面
に突出して形成した押圧面17で蓋体を押し上げ
て開蓋するようにしたものである。
実開昭58−5610号公報に記載されたコンパクト
容器は、第8図に示すように、容器本体1の前部
中央部に、第7図のものと同様に凹所35を形成
し、この凹所35に押釦15の前部が、容器本体
1の前方に突出するようにして、前後方向に摺動
自在に嵌入し、押釦15の押上面17で、蓋体2
5の下面に垂下して設けた係止突片26の傾斜面
28を押上げて、係止段部8と係止用段部27の
係合を外すように形成したものである。
実開昭61−89315号公報に記載されたコンパク
ト容器は、容器本体1の前部中央部から側縁にわ
たつて切欠部36を形成し、この切欠部36に押
釦15を挿入し、押釦15の内端部を容器本体1
の中央部付近に軸9で軸着するとともに、押釦1
5の外端部をばね37で前方に付勢して押釦15
を装着し、押釦15の外端部を押圧して、蓋体2
5の係止突片26に形成した係止用段部27を容
器本体1の係止段部8から外すようにしたもので
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第7図に示す従来のコンパクト容器は、押釦1
5を収容する部分を凹所35に形成し、そして、
この凹所35を容器本体1の前部の中央部に設け
ているので、押釦15の押圧操作がし難い。
第8図に示す従来のコンパクト容器は、押釦1
5の前部を容器本体1の前方に突出させてあるの
で、押釦15の押圧操作はし易いが、押釦15が
容器本体1から突出しているので、ハンドバツク
等の中等狭い場所に収容した場合に誤動作を誘引
し易く、また、体裁も良くない。
第9図に示す従来のコンパクト容器は、押釦1
5が容器本体1の前部中央部から側縁にわたつて
形成した切欠部36に挿入されているので、押釦
15の押圧操作がし易いが、容器本体1の角部が
他のものに少し触れただけで開蓋することがあ
り、押釦15の誤動作が発生し易い。
本考案は前部事項に鑑みなされたものであり、
押釦の押圧操作がし易く、誤動作も少なく、か
つ、体裁のよいコンパクト容器とすることを技術
的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は容器本体1の後部に蓋体25を開閉自
在に軸着し、容器本体1の前部には、中央部から
側縁にわたつて、容器本体1の前面に開口する空
所5を形成し、かつ、容器本体1の上面2から前
記空所5に達する挿入口7を形成するとともに、
挿入口7の下縁に係止段部8を形成し、蓋体25
の前部の中央部下面には、係止突片26を垂下し
て設け、この係止突片26の下部には、前部係止
段部8に係脱自在に係合する係止用段部27を設
け、そして、容器本体1の空所5に押釦15を挿
入し、押釦15の外端部を容器本体1の前部側縁
部に軸9により回動自在に軸着し、押釦15の内
端部には、前部係止突片26の下端部に当接して
カム作用により係止突片26を押上げる押上面1
7を形成してコンパクト容器とした。
〔作用〕
本考案のコンパクト容器は、閉蓋状態で容器本
体1の前面から押釦15を押圧すると、押釦15
は外端部の軸9を中心として回動し、内端部の押
上面17が、蓋体25の係止突片26の下端部に
当接して押上げ、係止段部8と係止用段部27の
係合を外し、開蓋する。
〔実施例〕
第1図乃至第6図は本考案の一実施例のコンパ
クト容器を示すものであり、容器本体1の後部に
蓋体25を開閉自在に軸着し、容器本体1の前部
には、中央部から右側縁にわたつて、容器本体1
の前面に開口する空所5が形成してあり、この空
所5には突入部6が設けてある。また、容器本体
1の上面2から前記空所5に達する挿入口6が形
成してある。この挿入口6の下縁に係止段部8が
形成してあり、空所5の下面3の前部は、切欠い
て下面切欠部4に形成してあり、容器本体1の前
部右側縁部の空所5内には軸9が垂下して設けて
ある。
蓋体25の前部の中央部下面には、係止突片2
6を垂下して設け、この係止突片26の下部には
前記係止段部8に係脱自在に係合する係止用段部
27を設けるとともに傾斜面28に形成してあ
る。
容器本体1の空所5には押釦15を挿入し、押
釦15の外端部に形成した切欠部を有する軸受孔
16を軸9に嵌合し、押釦15を回動自在に軸着
し、押釦15の内端部には、前記蓋体25の係止
突片26の下端部の傾斜面28に当接して、カム
作用により係止突片26を押上げる傾斜した面の
押圧面17を形成し、この押圧面17の前方に
は、突出部18を形成した。
そして、押釦15を軸着する軸9を押釦15に
形成し、軸受孔16を容器本体1側に設けること
も可能である。
前記実施例は、容器本体1の前部右側に押釦1
5を設けたが、この押釦15は容器本体1の左側
に設けることも可能であり、そして、押釦15を
左側に設けた場合は、右利きの人が、容器本体1
を左手で把持し、その左手の親指で押釦15を押
圧して開蓋する場合に便利である。
〔考案の効果〕
本考案は容器本体1の中央部から側縁にわたつ
て空所5を形成し、この空所5に押釦15を挿入
し、容器本体1の前部側縁部に押釦15の外端部
を軸着したので、押釦15が押し易く、また、一
方の掌にコンパクト容器を載せ、他方の手の親指
を容器本体1の前部側縁から前部中央部に沿わせ
て押釦15を押圧することが容易であり、しか
も、押釦15が突出しておらず、かつ、押釦15
の外側部を軸着しているので、コンパクト容器を
ハンドバツク等に収容して、押釦15の外端部が
押圧された場合でも押釦15は回動せず、蓋体2
5が開くこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の開蓋状態の斜視
図、第2図はその要部の分解斜視図、第3図はそ
の要部の平面図、第4図はその要部の正面図、第
5図は閉蓋状態における第3図−線の位置の
断面図、第6図は同じく第3図の−線の位置
の断面図、第7図は従来例の要部の斜視図、第8
図は別の従来例の要部の断面図、第9図は他の従
来例の要部の断面図である。 1……容器本体、5……空所、7……挿入口、
8……係止段部、9……軸、15……押釦、17
……押上面、25……蓋体、26……係止突片、
27……係止用段部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体1の後部に蓋体25を開閉自在に軸着
    し、容器本体1の前部には、中央部から側縁にわ
    たつて、容器本体1の前面に開口する空所5を形
    成し、かつ、容器本体1の上面2から前記空所5
    に達する挿入口7を形成するとともに、挿入口7
    の下縁に係止段部8を形成し、蓋体25の前部の
    中央部下面には、係止突片26を垂下して設け、
    この係止突片26の下部には、前記係止段部8に
    係脱自在に係合する係止用段部27を設け、そし
    て、容器本体1の空所5に押釦15を挿入し、押
    釦15の外端部を容器本体1の前部側縁部に軸9
    により回動自在に軸着し、押釦15の内端部に
    は、前記係止突片26の下端部に当接してカム作
    用により係止突片26を押上げる押上面17を形
    成したコンパクト容器。
JP10869687U 1987-07-15 1987-07-15 Expired - Lifetime JPH0535777Y2 (ja)

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JP10869687U JPH0535777Y2 (ja) 1987-07-15 1987-07-15

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JPS6414308U JPS6414308U (ja) 1989-01-25
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