JPS63127238A - 感光性組成物 - Google Patents

感光性組成物

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JPS63127238A
JPS63127238A JP27343286A JP27343286A JPS63127238A JP S63127238 A JPS63127238 A JP S63127238A JP 27343286 A JP27343286 A JP 27343286A JP 27343286 A JP27343286 A JP 27343286A JP S63127238 A JPS63127238 A JP S63127238A
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JP
Japan
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resin
cresol
photosensitive
phenol
titled composition
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Application number
JP27343286A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yamamoto
毅 山本
Sei Goto
聖 後藤
Hiroshi Tomiyasu
富安 寛
Sachiko Kobayashi
幸子 小林
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Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/022Quinonediazides
    • G03F7/023Macromolecular quinonediazides; Macromolecular additives, e.g. binders

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  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ポジ型感光性平版印刷版及びポジ型フォトレ
ジストに適する感光性組成物に関し、更に詳しくは、露
光可視画性に優れたポジ型感光性平版印刷版及びポジ型
フォトレジストに適する感光性組成物に関するものであ
る。
[発明の背景] 感光性平版印刷版に複数のフィルム原稿を位置を変えて
次々と焼き付けする所謂゛多面焼き付け“を行なう際等
、フィルム原稿間の位置合わせを容易にするため、露光
部と未露光部が区別できることが必要である。このため
、一般的に、感光性平版印刷版に用いられる感光性組成
物には、露光により可視画像を形成させるためのプリン
トアウト材料が含まれている。該プリントアウト材料と
しては、露光により酸もしくは遊離基を生成する化合物
と、これと相互作用することにより色調を変える色素と
からなっており、従来、露光により酸もしくは遊離基を
生成する化合物としては、例えば、特開昭50−362
09号公報に0−ナフトキノンジアジド−4−スルホン
酸ハロゲニドが記載されているが、これは、保存性が悪
いという欠点がある。
又、特開昭53−36223号公報に記載されているト
リへロメチルー2−ピロンやトリハロメチル−トリアジ
ン、特開昭55−77742号公報に記載されているハ
ロメチル−ビニル−オキサジアゾール化合物等の露光に
より遊離基を生成する化合物は、保存性が良(、露光可
視画性は添加量に比例して良くなっていくが、添加量を
多くすると感度を低下させ又、アルカリ溶解性を低下さ
せ現像性を悪化させる欠点を有している。
[発明の目的] 従って、本発明の目的は感度及び現像性の低下を伴なう
ことなく露光可視画性に優れた感光性平版印刷版に適す
る感光性組成物を提供することにある。
し発明の構成] 本発明の目的は、フェノール類とカルボニル基含有化合
物との重縮合樹脂の0−ナフトキノンジアジドスルホン
酸エステル化物を含有する感光性組成物において、該エ
ステル化物の吸収スペクトルの波長470nmと波長4
00nmにおける吸光度比;A b 470na+ /
 A b 400nmが0.10以下である感光性組成
物によって達成される。
[発明の具体的構成] 以下、本発明を詳述する。
本発明におけるフェノール類とは、例えば、フェノール
、0−クレゾール、m−クレゾール、p−クレゾール、
3.5−キシレノール、カルバクロール、チモール、p
−アルキル基(炭素数1〜8個)置換フェノール等のm
個フエノール、カテコール、レゾルシン、ヒドロキノン
等の二価フェノール、ピロガロール、フロログルシン等
の三価フェノール等が挙げられる。これらのうち好まし
いのは、二価、三価の多価フェノールで、更に好ましい
のは、ピロガロールである。本発明におけるカルボニル
基含有化合物としては、例えば、アセトン、メチルエチ
ルケトン、ジエチルケトン等のケトン類、ホルムアルデ
ヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド、クロトン
アルデヒド及びフルフラール等のアルデヒド類が挙げら
れる。これらのうち好ましいのは、ベンズアルデヒド及
びアセトンである。
該重縮合樹脂の合成の際は、酸性触媒として、塩酸、し
ゆう酸、硫酸、リン酸、オキシ塩化リン等の無機”酸や
有機酸が用いられ、フェノール類とアルデヒド又はケト
ンとの配合比は、フェノール類1モル部に対しアルデヒ
ド又はケトンが0.7〜1.0モル部用いられる。但し
、反応溶媒としてアルデヒド又はケトンが用いられる場
合は、上記の配合比に限定されない。反応溶媒は、例え
ばメタノール、エタノール等のアルコール類、アセトン
、水、テトラヒドロフラン等が用いられる。
所定温度(−5〜120℃)、所定時間(3〜48時間
)反応後、減圧上加熱し、水洗して脱水させて得るか、
又は水結析させて反応物を得る。
樹脂の乾燥は50℃以下、好ましくは35℃以下で行な
う。
前記重縮合樹脂の具体的な例としては、フェノール・ホ
ルムアルデヒド樹脂、l−クレゾール・ホルムアルデヒ
ド樹脂、m +、 p −1合クレゾール・ホルムアル
デヒド樹脂、フェノール・クレゾール・ホルムアルデヒ
ド樹脂、フェノール・ベンズアルデヒド樹脂、クレゾー
ル・ベンズアルデヒド樹脂、レゾルシン・ベンズアルデ
ヒド樹脂、レゾルシン・ホルムアルデヒド樹脂、ピロガ
ロール・ホルムアルデヒド樹脂、ピロガロール・アセト
ンm脂、ピロガロール・ベンズアルデヒド樹脂、ハイド
ロキノン・ホルムアルデヒド樹脂、カテコール・ホルム
アルデヒド樹脂等が挙げられる。これらのうち好ましい
のは、ピロガロール・ホルムアルデヒド樹脂、レゾルシ
ン・ベンズアルデヒド樹脂及びピロガロール・アセトン
樹脂である。最も好ましいのはピロガロール・アセトン
樹脂である。
前記重縮合樹脂の分子量(ポリスチレン標準)は、重惜
平均分子量MWが5.0X102〜7,0X103で、
数平均分子IMnが4.0×102〜3.5X103の
範囲が好ましく、更に好ましくは、lylwが7.Ox
 102〜2.5x 103で、Mnが9.0XiQ2
〜2.0X103の範囲である。
該樹脂の分子量の測定は、GPC(ゲルパーミネーショ
ンクロマドグ・ラフイル法)によって行う。
数平均分子量Mn及び重層平均分子量MWの算出は、柘
植盛男、宮林達也、田中誠之著“日本化学会誌”  8
00頁〜805頁(1972年)に記載の方法により、
オリゴマー領域のピークを均す(ピークの山と谷の中心
を結ぶ)方法にて行うものとする。
本発明のO−ナフトキノンジアジド化合物は、前記フェ
ノール類とアルデヒド又はケトンとの重縮合樹脂を適当
な溶媒、例えば、ジオキサン又はアセトン等に溶解させ
て、これに、0−ナフトキノンジアジドスルホン酸クロ
ライドを投入し、45〜50℃で加熱撹拌しながら、炭
酸カリウム等のアルカリを当世点まで滴下することによ
りエステル化させて得られる。反応溶媒中のアルカリ濃
度は炭酸カリウムの場合0.30 moffi / I
I以下が好ましい。反応液を希塩酸水溶液に投入し、水
結析させて反応物を得る。濾取後水洗して乾燥を50℃
以下の温度、好ましくは、40’C以下の温度で行なう
。前記0−ナフトキノンジアジドスルホン酸クロライド
はナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2)−5−
スルホン酸クロライドが好ましい。
前記エステル化合物において、フェノール類の○H基に
対する0−ナフトキノンジアジドスルホン酸クロライド
の縮合率(OH基1個に対する反応率%)は、15〜8
0%が好ましく、より好ましくは20〜50%、更に好
ましくは20〜45%である。該縮合率は、元素分析に
よりスルホニル基の硫黄原子の含有量を求めて計算する
本発明の感光性組成物中に占めるO−ナフトキノンジア
ジド化合物の量は5〜60重但%が好ましく、特に好ま
しくは、10〜50重量%である。
本発明の0−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステル
化物の吸収スペクトルの波長470nmと波長400n
mにおける吸光度比の測定は、該エステル化物をメチル
セロソルブ(エチレングリコールモノメチルエーテル)
に溶解して、分光光度計を用いて、吸収スペクトルを測
定する。次に波長470nmと波長400nmにおける
吸光度の比を算出することにより行なわれる。該吸光度
比: A b 470nm /A b 400nmは0
.10以下であり、010を越えると露光可視画性が低
下する。該吸光度比は、0.01〜0.06の範囲が好
ましく、更に0.01〜0.03の範囲が特に好ましい
本発明の感光性組成物には、皮膜強度、耐処理薬品性及
びアルカリ溶解性を高めるため、アルカリ可溶性樹脂を
バインダーとして含有することができる。
アルカリ可溶性84脂としては、特開昭54−9861
3号公報に記載されているような芳香族性水M基を有す
る単量体、例えばN−(4−ヒト0キシフエニル)アク
リルアミド、N−(4−ヒドロキシフェニル)メタクリ
ルアミド、o +、m−1又はp−ヒドロキシスチレン
、0−1m−1又はp−ヒドロキシフェニルメタクリレ
ート等と他の単量体との共重合体、米国特許第4.12
3.276号明細書に記載されているようなヒドロキシ
エチルアクリレート又はヒドロキシエチルメタクリレー
トとの他の単量体との共電体が挙げられる。前記組み合
わされる他の単量体としては、エチレン系不飽和オレフ
ィン類、スチレン類、アクリル酸類、不飽和脂肪族ジカ
ルボン酸類、α−メチレン脂肪族モノカルボン酸のエス
テル類、ニトリル類、アミド類、アニリド類、ビニルエ
ステル類、ビニルエーテル類、及びN−ビニル化合物等
が挙げられる。更にノボラック樹脂も用いることができ
る。
ノボラック樹脂は、フェノール、m−クレゾール(又は
0−クレゾール)及びp−クレゾールから選ばれる少な
くとも1種とアルデヒドとを酸性触媒存在下で共重縮合
して得られるもので、アルデヒドとしては、例えばホル
ムアルデヒド、アセトアルデヒド、ベンズアルデヒド、
アクロレイン、フルフラール等の脂肪族及び芳香族アル
デヒドが挙げられる。これらのうちホルムアルデヒドが
好ましい。
ノボラック樹脂の具体例としては、フェノール・ホルム
アルデヒド樹脂、m−クレゾール・ホルムアルデヒド樹
脂、O−クレゾール・ホルムアルデヒド樹脂、フェノー
ル・クレゾール・ホルムアルデヒド共重縮合体樹脂、■
−クレゾール・p−クレゾール・ホルムアルデヒド共重
縮合体樹脂、O−クレゾール・p−クレゾール・ホルム
アルデヒド共重縮合体樹脂、特開昭55−57841号
公報に記載されているフェノール・m−クレゾール・p
−クレゾール・ホルムアルデヒド共重縮合樹脂、フェノ
ール・0−クレゾール・p−クレゾール・ボルムアルデ
ヒド共重縮合体樹脂等が挙げられる。
上記のノボラック樹脂のうちフェノール・m−クレゾー
ル・p−クレゾール・ホルムアルデヒド樹脂が好ましい
前記アルカリ可溶性樹脂の感光層中における含有量は、
感光層の全固形分に対して30〜95重世%が好ましく
より好ましくは50〜85重量%である。
上記アルカリ可溶性樹脂の分子量は、好ましくは数平均
分子量1ylnが3.0x1Q2〜5,0×103、重
量平均分子量MWが1.OX 103〜2、OX 10
4 、より好ましくはMnが1.0×102〜3.OX
 103、Myが5.0X1Q3〜1.5X10”であ
る。該樹脂の分子量の測定は、前記フェノール類とカル
ボニル基含有化合物との重縮合樹脂と同様に行なう。
本発明の感光層には、更に必要に応じて、可塑剤、塗布
性向上剤として界面活性剤、露光により可視画像を形成
させるためのプリントアウト材料等の添加剤を含むこと
ができる。プリントアウト材料は露光により酸若しくは
遊離基を生成する化合物と、これと相互作用することに
よりその色調を変える有機染料よりなるもので、露光に
より酸もしくは遊離基を生成する化合物としては、例え
ば特開昭50−36209号公報に記載されている。〇
−ナフトキノンジアジドー4−スルホン酸ハロゲニド、
特開昭53−36223号公報に記載さ、れているトリ
ハロメチル−2−ピロンやトリハロメチル−トリアジン
、特開昭55−6244号公報に記載されている0−ナ
フトキノンジアジド−4−スルホン酸のクロライドと電
子吸引性置換基を有するフェノール類又はアニリン類と
のエステル化合物、特開昭55−77742号公報に記
載されているハロメチル−ビニル−オキサジアゾール化
合物及びジアゾニウム塩等が挙げられる。
これらのうち、ハロメチル−ビニル−オキサジアゾール
化合物が好ましく、特に特開昭60−138539号公
報に記載されている、ベンゾフリル基のような酸素を含
む複素環式基を直接又はビニル基を介して5位に有する
2−へロメチルー1.3.4−オキサジアゾール化合物
が更に好ましい。
又、前記の有機染料としては、例えば、ビクトリアピュ
アーブルーBOH[保土ケ谷化学]、オイルブルー#6
03[オリエント化学]、パテントピュアーブルー[住
友三国化学製]、クリスタルバイオレット、ブリリアン
トグリーン、エチルバイオレット、メチルグリーン、エ
リスOシンB1ベイシックフクシン、マラカイトグリー
ン、オイルレッド、m−クレゾールパープル、ローダミ
ンB、オーラミン、4−11−ジエチルアミノフェニル
イミノナフトキノン、シアノ−p−ジエチルアミノフェ
ニルアセトアニリド等に代表されるトリフェニルメタン
系、ジフェニルメタン系、オキサジン系、キサンチン系
、イミノナフトキノン系、アゾメチン系又はアントラキ
ノン系の色素が挙げられる。これらのうちトリフェニル
メタン系色素−が好ましい。又、画像の印刷インク着肉
性を高めるために、疎水性基を有する各種添加剤、例え
ばp−オクチルフェノール・ホルマリンノボラック樹脂
、p−t−ブチルフェノール・ホルマリンノボラック樹
脂、p−t−ブチルフェノール・ベンズアルデヒド樹脂
、ロジン変性ノボラック樹脂等の変性ノボラック樹脂、
これらの変性ノボラック樹脂の0−ナフトキノンジアジ
ドスルホン酸エステル(OH基のエステル化率20〜6
0モル%)を添加することができる。これらの疎水性基
を有する添加剤は全感光性組成物の0.05−y10重
邑%含まれるのが好ましい。
又、感度を向上させるための増感剤も本発明の感光性組
成物に添加することができる。
本発明の感光性組成物を、上記各成分を溶解する溶媒に
溶解させ、これを適当な支持体表面に塗布乾燥させるこ
とにより、ポジ型感光性平版印制版を形成することがで
きる。使用し得る溶媒としてはメチルセロソルブ、メチ
ルセロソルブアセテート、エチルセロソルブ、エチルセ
ロソルブアセテート等のセロソルブ類、ジメチルホルム
アミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサン、アセトン
、シクロヘキサノン、トリクロロエチレン、メチルエチ
ルケトン等が挙げられる。
塗布方法は、従来公知の方法、例えば、回転塗布、ワイ
ヤーバー塗布、ディップ塗布、エアーナイフ塗布、ロー
ル塗布、ブレード塗布及びカーテン塗布等が可能である
本発明の感光性組成物を用いた感光層を設ける支持体は
、アルミニウム、亜鉛、銅、鋼等の金属板、及びクロム
、亜鉛、銅、ニッケル、アルミニウム及び鉄等がめっき
又は蒸着された金属板、紙、プラスチックフィルム及び
樹脂が塗布された紙、アルミニウム等の金属箔が張られ
た紙、親水化処理したプラスチックフィルム等が挙げら
れる。このうち好ましいのはアルミニウム板である。支
持体としてアルミニウム板を使用する場合、砂目立て処
理、陽極酸化処理及び必要に応じて封孔処理等の表面処
理が施されていることが好ましい。これらの処理には公
知の方法を適用することができる。
砂目立て処理の方法としては、例えば、機械的方法、電
解によりエツチングする方法が挙げられる。好ましいの
は電解エツチングする方法である。
電解エツチングは、りん酸、硫酸、塩酸、硝酸等の無機
の酸を単独ないし2種以上混合した浴で行なわれる。砂
目立て処理の後、必要に応じてアルカリあるいは酸の水
溶液によってfスマット処理を行い中和して水洗する。
陽極酸化処理は、電解液として、硫酸、クロム酸、シュ
ウ酸、リン酸、マロン酸等を1種または2種以上含む溶
液を用い、アルミニウム板を陽極として電解して行なわ
れる。形成された陽極酸化皮膜量は1〜50 m(1/
 dt’が適当であり、好ましくは1o〜40II1g
/d12テアル。
封孔処理は、?1i11!!水処理、水蒸気処理、ケイ
酸ソーダ処理、重クロム酸塩水溶液処理等が具体例とし
て挙げられる。この他にアルミニウム板支持体に対して
、水溶性高分子化合物や、フッ化ジルコン酸等の金属塩
の水溶液により下引き処理を施すこともできる。
本発明の感光性組成物を適用したポジ型感光性平版印刷
版は、従来慣用のものと同じ方法で露光することができ
る。例えば、透明陽画フィルムを通して超高圧水銀灯、
メタルハライドランプ、キセノンランプ、タングステン
ランプ等の光源により露光し、次いで、アルカリ現像液
にて現像され、未露光部分のみが支持体表面に残り、ポ
ジーポジ型のレリーフ像ができる。
アルカリ現像液としては、例えば、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、メタ
ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸カリウム、第ニリン酸ナ
トリウム、第三リン酸ナトリウム等のアルカリ金属塩の
水溶液が挙げられる。
[発明の効果] 本発明の感光性組成物を用いた感光性平版印刷版は、実
用感度及びアンダー現像性を低下させることなく優れた
露光可視画性を示す。
[実施例] 以下、本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
らに限定されるものではない。
実施例1 感光体の合成 ピロガロール62g、アセトン200.Qをsoo、g
三頚コルベン中に投入し、窒素ガスで内部を還流し、窒
素置換を行った後、オキシ塩化リン 1.29tJを投
入し、水浴で加温した。10分後に還流状態(62℃)
になるように温度を設定し、以後75時間反応させて、
室温まで冷却した。次に、強力に撹拌させている水5y
中に、上記反応液を徐々に流し込み、反応物の樹脂を結
析させる。濾過、乾燥後、淡褐色状の樹脂100gを得
た。樹脂の乾燥は35℃以下で行なう。
このピロガロール・アセトン樹脂の分子量をGPC(ゲ
ルパーミネーションクロマトグラフィー)を用いて測定
した。
GPC測定条件は以下の通りである。
装置:日立製作所製635型、分離カラム:昭和電工社
1shodex A 802、A303及びA304の
3本を直列に接続、温度:室温、溶媒:テトラヒドロフ
ラン、流速1.5d/min 、ポリスチレンを標準と
して検量線を作成した。
その結果、数平均分子iMn =1110、重量平均分
子fily1w=1600であった。
次にこの樹脂20(lとジオキサン295112を50
01Q三頚コルベン中に投入し、樹脂を溶解させた後、
ナフトキノン−(1,2)−ジアジド−(2)−5−ス
ルホン酸クロライド32.41Jを投入し、撹拌溶解し
、温度を45〜47℃に加温して、炭酸カリウム水溶液
(13重量%) 76.5(]を徐々に滴下し、縮合反
応を40分間行なわせた。この後、室温に冷却後、希塩
酸水中(濃塩酸3.61gを水4001gに溶解)に反
応液を投入させ、析出した反応物を濾取、室温で真空乾
燥させた。ピロガロール・アセトン樹脂の0−ナフトキ
ノンジアジドスルホン酸エステル45(lの黄色粉末樹
脂が得られた。元素分析の結果、ピロガロールの水酸基
のエステル化率は、30モル%であった。
以下、前記エステル化合物を[感光体[I]」と呼ぶ。
感光体[I]をメチルセロソルブに溶解し0.050/
 ffiの溶液を作製し、その吸収スペクトルを測定し
た。分光光度計(日立製作新製、200−20)を用い
、400nmでの吸光度及び470nlでの吸光度を測
定し、その比A b AlonIll/ A b 4Q
Onmを求めると0.02であった。
厚さ0.24mmのアルミニウム板を5%水酸化ナトリ
ウム水溶液中で温度=25℃、電流音度:60A/df
、処理時間:30秒間の条件の電解エツチング処理を行
なった。次いで、5%水酸化ナトリウム水溶液でデスマ
ット処理を施した後、硫酸溶液中で陽極酸化処理を行な
った。陽極酸化皮膜量を前述の方法で測定したところ、
20mMd 12であった。次に、90℃の熱水溶液に
浸漬し封孔処理を行なった。
続いて、かかるアルミニウムを支持体に下記の組成の感
光性塗布液を回転塗布機を用いて塗布し、100℃で4
分間乾燥し、感光性平版印刷版(A)を得た。
(感光性塗布液組成) ・前述の感光体[I]          1.ag・
フェノール、m−クレゾール、p− クレゾール及びホルムアルデヒドとの 共重縮合体ノボラック樹脂(フェノール=I11−クレ
ゾール:p−クレゾール=20:30:50、重量平均
分子量 Mvi =6800)            6.4
゜・ビクトリアピュアブルーBOH (保土ケ谷化学■製)        0.072 +
I+・2−トリクロロメチル−5−[β− (2−ベンゾフリル)ビニル]1゜ 3.4−オキサジアゾール(特開昭 60−138539号公報に記載の例示化合物(1’)
  )                      
     0.057  +)・エチルセロソルブ  
        80顧・メチルセロソルブ     
     201g乾燥後の塗布重器は約22+++M
dfであった。
かくして得られた感光性平版印刷版上に感度測定用ステ
ップタブレット(イーストマン・コダック社製NO12
、濃度差0.15ずつで21段階のグレースケール)及
び1501!/インチの網点スケール(小西六写真工業
四社製さくらステップ・タブレット・タイプTPS−8
)を密着して2Kwメタルハライドランプ(岩崎電気■
社製アイドルフィン200G )を光源として8.Om
w/ he”の条件で、別々に35秒間、50秒間、7
0秒間及び100秒間露光した試料を作製した。
初めに露光可視画性を検討するために、50秒間露光し
た試料を用いて、露光部と未露光部(ベタ部)の濃度差
を濃度計〈小西六写真工業■製5akura D en
sitometer P D A 65)を用いて、レ
ッドフィルターを通して測定した。
次に、実用感度(点減り)を検討するために、前記の4
つの試料を4%メタケイ酸カリウム水溶液で25℃にて
45秒間現像したところ、非画像部は完全に除去されて
平版印刷版を得た。これに現像インキを盛った後、平版
印刷版上の原稿面積率49%の網点面積の再現性を測定
し、点減り効果を検討した。点減りの大きさは、網点解
析装置(小西六写真工業−社製、さくらエリアダック−
1000)によって前記35.50.70及び100秒
露光によって得られた各々の網点の面積率を測定し、同
様に測定した原稿網点との比較から原稿網点と平版印刷
版上の網点との面積率の差を求め、これにより原稿に対
する網点の点減りの大きさを表現した。こうして露光時
間と点減り%の関係を求め、この関係から点減り10%
を基準とした場合、これに要する露光時間を求めた。こ
の露光時間が短い程、網点の点減り効果は大きく、実用
感度が高いことを意味する。
次にアルカリ溶解性を検討するために、標準の4%メタ
ケイ酸カリウム水溶液よりもそのアルカリ濃度が希釈さ
れた現像液を用意し、前記70秒露光した試料を使って
、現像能力が低下した現像液に対する現像性(以下アン
ダー現像性と呼ぶ)を検討した。すなわち、1.9%、
1.1%及び1.5%メタケイ酸カリウム水溶液で各々
25℃、45秒間現像し非画像部の溶解性を判定した。
より希釈された現像液で非画像部の感光層が溶解される
程、アンダー現像性は良いことになる。
以上、得られた感度(50秒露光時のクリアー感度)、
実用感度(10%点減0に要する露光時間)及びアンダ
ー現像性の結果を表1に示す。
比較例1 実施例1の感光体[I]の合成において、ピロガロール
・アセトン樹脂の乾燥を80℃で行なう。
又、次のエステル化反応で溶媒のジオキサンの量を23
0dとする。更に得られたエステル化合物の乾燥を40
℃の送風乾燥で行なうこと以外はすべて、実施例1の感
光体[I]の合成法と同様の処方で合成し、ピロガロー
ル・アセトン樹脂のO−ナフトキノンジアジドスルホン
酸エステル46gの黄褐色粉末樹脂が得られた。
実施例1と同様に、この感光体[II]の吸収スペクト
ルにおける470nm /400nmの吸光度比を求め
たところ、0.13であった。
実施例1の感光性塗布液において、感光体[I]の代わ
りに感光体[I[]を同吊用いる以外は同じ組成の感光
性塗布液を、実施例1と同じ支持体に同様にして塗布乾
燥し感光性平版印刷版(8)を得た。
乾燥後の塗布重量は約22+11(+/dイであった。
次に、この感光性平版印刷版(B)を用いて、実施例1
と同様に、感度<50秒露光時のクリアー感度)、実用
感度(10%点減0に要する露光時間)及びアンダー現
像性の評価を行なった。結果を表1に示す。
比較例2 実施例1のアルミニウム支持体に、下記の組成の感光性
塗布液を実施例1と同様に塗布乾燥し、感光性平版印刷
版(C)を得た。
(感光性塗布液組成) ・感光体[I[]             1.8゜
・フェノール、m−クレゾール、p− クレゾール及びホルムアルデヒドとの 共重縮合体ノボラック樹脂(フェノール:l−クレゾー
ル:p−クレゾール; 20:30:50.  重量平均分子世MW壬6800
)            6.4 (J・ビクトリア
ピュアブルーBOH (採土ケ谷化学側製)        0.072 g
・2−トリクロロメチル−5−[β− (2−ベンゾフリル)ビニル]1゜ 3.4−オキサジアゾール(特開昭 60−138539号公報に記載の例示化合物(1) 
)           o、082 g・エチルセロ
ソルブ          80112・メチルセロソ
ルブ          20d乾燥後の塗布重量は約
22 mg/ d1’であった。
次に、この感光性平版印刷版(C)を用いて、実施例1
と同様に、感度(50秒露光時のクリアー感度)、実用
感度(10%点減0に要する露光時間)及びアンダー現
像性の評価を行なった。結果を表1に示す。
以上、実施例1及び比較例1〜2について行なった感度
、実用感度及びアンダー現像性の結果を表1において、
アンダー現像性での評価で、○印は非画像部の感光層が
完全に溶解除去されている。
Δ印は同上一部残存している。
X印は同上はとんど溶解していない。
ことを意味する。
以上の実施例及び比較例の結果から、以下のことが明ら
かである。すなわち、実施例1と比較例1の比較から、
0−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステル化物の吸
収スペクトルでの吸光度比A b 470nn+ / 
A b 400nmが0.10を越えていると、露光可
視画性が低下する。又、上記エステル化物であっても露
光可視画剤として用いている2−トリクロロメチル−5
−[β−(2−ベンゾフリル)ビニル11.3.4−オ
キサジアゾールの添加量を増加させると、露光可視画性
は良くなるが、一方実効感度、アンダー現像性は低下す
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フェノール類とカルボニル基含有化合物との重縮合樹脂
    のo−ナフトキノンジアジドスルホン酸エステル化物を
    含有する感光性組成物において、該エステル化物の吸収
    スペクトルの波長470nmと波長400nmにおける
    吸光度比:Ab470nm/Ab400nmが0.10
    以下であることを特徴とする感光性組成物。
JP27343286A 1986-11-17 1986-11-17 感光性組成物 Pending JPS63127238A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5814797A (ja) * 1981-07-20 1983-01-27 Fuji Photo Film Co Ltd 平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方法
JPS60122649A (ja) * 1983-12-07 1985-07-01 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 両面シ−ト原稿送り装置
JPS60138545A (ja) * 1983-12-26 1985-07-23 Fuji Photo Film Co Ltd 感光性組成物
JPS60243446A (ja) * 1984-05-17 1985-12-03 三菱電機株式会社 冷凍サイクル装置の制御方法

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