JPS5814797A - 平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方法 - Google Patents

平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方法

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JPS5814797A
JPS5814797A JP11318081A JP11318081A JPS5814797A JP S5814797 A JPS5814797 A JP S5814797A JP 11318081 A JP11318081 A JP 11318081A JP 11318081 A JP11318081 A JP 11318081A JP S5814797 A JPS5814797 A JP S5814797A
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榊 博和
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彰 白井
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梓 大橋
Hiroshi Takahashi
弘 高橋
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41NPRINTING PLATES OR FOILS; MATERIALS FOR SURFACES USED IN PRINTING MACHINES FOR PRINTING, INKING, DAMPING, OR THE LIKE; PREPARING SUCH SURFACES FOR USE AND CONSERVING THEM
    • B41N3/00Preparing for use and conserving printing surfaces
    • B41N3/03Chemical or electrical pretreatment
    • B41N3/034Chemical or electrical pretreatment characterised by the electrochemical treatment of the aluminum support, e.g. anodisation, electro-graining; Sealing of the anodised layer; Treatment of the anodic layer with inorganic compounds; Colouring of the anodic layer

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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
  • Electrochemical Coating By Surface Reaction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方法
に関するものである。
平版印刷版は、水と油が物性」二混合しないことを利用
した印刷方式であって、−平向上に水受容性の非画像部
分と、インキ受容性の画傳・部分とからなる版面を形成
させ、その版面に水をイ1(給して非画像部分に水を保
持させた状態でさらに版面にインキを供給すると画像部
分のみにインキが保持されるので、このようにして形成
されたインキ画像を、ブランケットに転写したのち、紙
に印刷する印刷方式である。
従来、平版印刷版を作成する感光材料として“PS版゛
と称せられるものがあり、これは一般には板状のアルミ
ニウムに感光性組成物が被積され友ものであって、その
使用に際してはPS版の感光性版面を所望の画像状に露
光し、ポジ型28版においては、露光部分を水や有機溶
剤あるいはそれらの混合物により、溶解させて、非画像
部分となし、非露光部分は上記溶液に溶解しない性質を
維持させ、画像部分となし、ネガ型PS版においては、
非露光部分を上記溶液によυ溶解させて非画像部分とな
し、露光部分は上記溶液に溶解しない性質を維持させて
、画像部分となして印刷版面を形成せしめるものである
上述のごとく、印刷版面の非画像部分は、感光性組成物
の層が除かれた部分であるので、支持体のアルミニウム
表面そのものである。従ってアルミニウム支持体の表面
は非画像部分を構成する場合、水を保持する性質が必要
なので、一般に粗面化などによシその件*(保水性)を
向上させている。またアルミニウムは比較的軟かぐ、耐
摩耗性、耐腐触性に劣る材料なので、平版印刷版の支持
体として用いる場合は通常、上述の粗面化のあと陽極酸
化処理を施してより硬い皮膜を形成させることが行なわ
れている。
ところで、アルミニウム及持体を用いたPS版を無光す
る際にいわゆるパハレーション゛が生じてPS版の解像
力を低下させたシ、網点rJ11I像をつくる場合には
、網点の太シやaシが生ずるという現象が知られている
。従来このアルミニウム表面のハレーションによる作用
を防止するため、アルミニウム支持体の表面を鋼灰色に
する方法(%公昭zi−<ttoo3号公報参照。)が
知られている。この方法は、湿潤粉末による粗面化と硫
酸中での南極酸化とのλつの処理工程の組合せによって
得られるアルミニウム表面の鋼灰色化を利用したもので
、湿潤粉末による粗面化を均一に行なう必要があった。
しかしながら湿112I粉末として酸化アルミニウム等
の水懸濁液を使用し、同転ナイロンブラシで表面を粗面
化する場合、所望の表面粗さを持ち、均一な外観を得る
にはかなりσ〕熟練を要し、生産性も悪いという問題が
あったため、熟練を要さずに容易にハレーションの防止
効果の得られる生産性のよい新しい方法が望まれていた
従って、本発明の目的は熟練を要さず、均一なハレーシ
ョン防止効果をもたらす生産性のよいアルミニウム平版
印刷版用支持体の製造方法全提供することにある。本発
明の他の目的は、耐摩耗性、耐腐触性に優れたアルミニ
ウム平版印刷版用支持体の製造方法を提供することにあ
る。
本発明者らは、絞量検討した結果、アルミニウム板の表
面を粗面化し、アルカリエツチングしたのち、着色処理
した陽極酸化皮膜を形成せしめることによpl 本発明
の目的を達成できることを見出した。
本発明に用いられるアルミニウム板としては、純アルミ
ニウム及びアルミニウム合金板が含まれる。アルミニウ
ム合金としては、種々のものが使用でき、例えばけい素
、鉄、銅、マンガン、マグネシウム、クロム、亜鉛、ビ
スマス、ニッケルなどの金属とのアルミニウム合金が用
いられる。アルミニウム板は、シート状であっても帯状
であってもよく、また材料の構成の上から表面をアルミ
ニウムとして、紙、プラスチックあるいは他の金属など
をラミネートしたものも用いることができる。アルミニ
ウム板tま、これが印刷版として印刷機に装着された場
合に、寸法の変化を生じないものでなければならず、た
とえば、アルミニウム単独の板の場合には、一般にO0
/へ−0、j m/m。
厚みのものが用いられる。
アルミニウム板の表面り粗面化処理に先立って必要に応
じて表面の圧死油を除去するための脱脂処理を行なって
もよい。
アルミニウム板表面は、保水性及びその上に塗設される
感光性材料の層との密着性を向上させるために粗面化さ
れる。粗面化する方法は、一般に行なわれている機械的
な粗面化法、化学的粗面化法、電気化学的粗面化法ある
いはそれらを組み合わせた方法を用いることができる。
機械的粗面化法として゛は、ワイヤーブラシグレイニン
グ法、ブラシダレイニング法、ザンドブラ−!− スト法、ボールグレイニング法が用いられる。また電気
化学的粗面化法としては、硝酸、塩酸及びその塩の希薄
水溶液中で、直流又は交流で粗面化する方法が用いられ
る。特(で好ましい粗面化法は、量産安定性の点から、
機械的粗面化法が有利である。また特開昭、tグーz3
202号公報に開示されている両者の組合せ法も用いる
ことができる。
粗面化遍れたアルミニウム表面は、後で述べる着色処理
を均一に行なうために、アルカリエツチングを行なう必
要がある。アルカリエツチングを行なわずに直ちに着色
処理された陽極酸化皮膜を設けると、表面が粗面化され
ているため、着色のムラ、ピンホール等の発生により不
均一になり、従ってハレーション防止効果も不均一とな
り、本発明の目的を十分に達成できなかったが、本発明
者らは、この欠点をアルミニウム表面をある数値以上ニ
アルカリエッチングすることにより克服できることを見
出したものである。即ちアルミニウム表面から除去され
るアルミニウム量(以下、エツチング量と記す。)とし
てj II/ m、 2以上除去−6〜 することによL 均一な着色処理を行なうことができる
のである。λ、iil / tn 2以下のエツチング
量では着色処理さtj−fc衣表面均−Vこlらず、ム
ラ、ピンホール等が発生する。エツチングh1は、いく
ら多くしても差し支えないが、余り多くすると浴出した
アルミニウムの廃液処理上の負荷が大きくなってしまい
、その割に幻性能上の向1ti削れない。従って/θj
j / m 2以−トが′i)!If、(的と思われる
所で、特公昭!/−1/−1,003号公報に記載され
ている方法には、湿潤粉末による粗面化と陽極酸化との
間VC,場合により化学処理を行ない暗灰色でほとんど
あるいは全く光沢のない表面が4H(られることも開示
されている。しかし化学処理としてアルカリエツチング
を行なった場合、暗灰色で、笑狛的に反射のない表面′
(Il−得るには、極〈少量のエツチング量に抑えるこ
とが必要であり多大なアルカリエツチング(エツチング
量としてj l/ /42 )を行なうとアルミニウム
・表面の反射率は著しく増大し、この場合Kに実質的に
ハレーション防止効果がなくなってしまうことが判った
。従って、特公昭j/−4t4003号公報に開示され
ている化学処理と、本発明のアルカリエツチングは、本
質的にその機能及び作用効果の上で違いのあることが明
らかである。
本発明におけるアルカリエツチングに用いるエツチング
剤としては、苛性ソーダ、苛性カリ、炭酸ソーダ、炭酸
カリ、第3りん酸ンーダ等が使用でき、その濃度は/〜
jO重量係、温度は室温〜ro 0cの範囲で用いるの
が好ましい。
このようにしてアルカリエツチングさrした表面は、酸
性溶液で洗浄中和される。用いる酸性溶液は、硝酸、硫
酸、りん酸、クロム酸あるいは特開昭j’1−10.2
311号公報に開示されている過硫酸を用いることがで
きる。
このように処理されたアルミニウムには、以下に述べる
方法で眉処処理された陽極酸化皮膜が設けられる。
■ 特殊な陽極酸化処理法によp着色する方法。
この方法は一次電解着色法と呼ばれ、一般的に有機酸が
用いられる。例えばスルホサルチルrIRに少量の硫酸
を混入して電解的に着色処理するカルカラー法等を用い
ることができる。
■ 陽極酸化皮膜を設けた後、交流又は直流によシミ解
着色する7J法。
この方法は二次電解着色法と呼ばれ、陽極酸化皮膜の孔
中に金属化合物(例えば、ニッケル、スズ、銅、銀、セ
レン等の金属化合物)を析出させて発色させる方法で、
特公昭31−/7/A’号公報に詳しく開示されている
。筐だ特公昭V6−/りζ≠−号公報に開示されている
如く、二次′ぼ解を源に工夫をこらした方法も用いるこ
とかできる。
■ 陽極酸化皮膜の孔中に染料、顔料を吸着させる方法
一般的に染色法と呼ばれる本方法に幻、しゆう酸第−鉄
アンモニウムに浸漬して、陽極酸化皮膜の孔中に鉄化合
物を沈着させ発色させる方法や、モノアゾ染料、ビスア
ゾ染料、アンスラキノン染料、フタロシアニン染料、ト
リフェニルメタン染料等を陽極酸化皮膜の孔中に吸着さ
せて発色させる方法も用いることができる。
2− 支持体を染料溶液に直接浸漬あるいは塗布乾燥する方法
に於ては、浸漬によって下塗シされた染料が感光液を塗
布したさいに感光液中に比較的、溶は込みにくいものの
方が効果的であハまた染料溶液が水の場合の方が安価で
ありかっ、作業の安全上望ましいことから、一般に水溶
性染料が好ましい。水溶性染料としては、直接染料、酸
性染料、塩基性染料などから適宜選択される。具体的な
塩基性染料としては、例えば、C,I。ベーシック イ
エローλ、C,■。ベーシック オレンジJ、C,I。
ベーシック オレンジ/J  C0■。
ベーシック レッド タなどがあシ、直接染料および酸
性染料の具体例としては、C9工。アシッド イエロー
コ3(タートラジン)、C0■、アシッド イエロー3
6、C,I。アシッド イエロー3t、C,I。アシッ
ド オレンジ 10゜C0■。アシッド レッド /!
、C,I。アシッド λ7および下記に示される構造の
染料CI)、〔π〕、〔■〕および[■)等がある。
10− [1) −ii− 03K 〔■〕 03K 〔■〕 本発明に用いる着色処理された陽極酸化皮膜を形成せし
める方法は上記の3方式が含まれる。
発色させる色相としては、どのような色でも用−/ コ
ー いることができるが、分光波長3弘0− j O(7n
mに吸収のあるものが特に好筐しい。其体的な色相とし
ては、金色、黄色、橙色が好ましく、全波長に吸収のあ
る黒、褐色等も使用可能である。着色の濃度は種々の程
度にすることができるが、好ましくは3110〜!00
nmの吸光度がQ、参以上となるようにされる。
着色処理される陽極酸化皮膜は、硫酸、pん酸、クロム
酸、しゆう酸等の電解液中で、直流又は交流を用いて電
解処理することにより設けられる。。
このように着色処理された陽極酸化皮膜を設けたアルミ
ニウム板の表面は、米国時1F第コ、7 / 4Z。
ott号公報及び同第3./ざl、弘z1号公報に開示
されているように、アルカリ金網シリケート例えば珪酸
ナトリウムの水溶液あるいは、特公昭3t−2,204
3号公報に開示されているようす弗化ジルコニウム酸カ
リウム等により、親水化処理を行うことができる。この
ように17で得られたアルミニウム板表面には、下記に
示す感光性物質が埃設され、感光性平版印刷版とされる
l 3− ■ ジアゾ樹脂とバインダーとからなる感光組成物。
ネガ作用型感光性ジアゾ化合物としては米国時%1g”
 * ”3.”’号及び同第2.t47゜4111号の
各明細■、に開示されているジアゾニウム塩とアルドー
ルやアセタールのような反応性カルボニル基を含有する
有機縮合剤との反応生成物であるジフェニルアミン−p
−ジアゾニウム塩とフォルムアルデヒドとの縮合生成物
(所謂感光性ジアゾ樹脂)が好適に用いられる。この他
の有用な縮合ジアゾ化合物は特公昭Vター’l#00/
号、同憂ター4!j3ココ号、同lター’IjJ23号
の各公報等に開示されている。これらの型の感光性ジア
ゾ化合物は通常水溶性無機塩の形で得られ、従って水溶
液から塗布することができる。又、これらの水溶性ジア
ゾ化合物を特公昭u7−iit7号公報に開示された方
法により1個又はそれ以上のフェノール性水酸基、スル
ホン酸基又はその両者を有する芳香族又は脂肪族化合物
と反応させ、その反応生成物である笑質的に水不溶性の
感光性−/ グー ジアゾ樹脂を使用することもできる。
tた、英国特許第1,3/、2.’?:2.t−し明細
書に記載されているジアゾ樹脂も好ましい。
もつとも好適なるジアゾ樹11+スk」、 p−ジアゾ
ジフェニルアミンとホルムアルデヒドとの縮合物のλ−
メトキシーグーヒトIJオギシー!−ベンゾイルベンゼ
ンスルホン酸塩である。
ジアゾ樹脂の含有髪は、感光層中に!〜jO重蓋係含ま
れているのが適当である。ジアゾ樹脂の1が少なくなれ
ば感光性に当然大になるが、経時安定性が低下する。最
適のジアゾ樹脂の1は約t〜20重量%である。
一方、バインダーとしては、桶々の高分子化合物が使用
され得るが、本発明においては、ヒトI]キシ、アミン
、カルボン酸、アミド、スルホンアミド、活性メチレン
、チオアルコール、エポキシ等の基を含むものが望まし
い。このような好ましいバインダーには、英国特許第1
,3jθ、j、2/号明細書に記されているシェラツク
、英国特許第11グ60,771号および米国特許第≠
、123.27t号の各明細書に記されているようなヒ
ドロキシエチルアクリレート単位またはヒドロキシエチ
ルメタクリレート単位を主なる繰シ返し単位として會む
ポリマー、米国特許第3.7!/。
217号明細曹eこ記されているポリアミド樹脂、英国
特許第1,07グ、3り4号明細書に記されているフェ
ノール樹脂および例えばポリビニルフォルマール樹脂、
ポリビニルブチラール樹脂のようなポリビニルアセクー
ル樹脂、米国特許第39tto、oり7号明細書に記さ
れている線状ポリウレタン’R脂、ポリビニルアルコー
ルのフタレート化樹脂、ビスフェノールAとエピクロル
ヒドリンから縮合されたエポキシ樹脂、ポリアミノスチ
レンやポリアル蓼ルアミノ(メタ)アクリレートのよう
なアミン基を含むポリマー、酢酸セルロース、セルロー
スアルキルエーテル、セルロースアセテートフタレート
等のセルロース誘導体婢が包含される。
ジアゾ樹脂とバインダーからなる組成物には、更に、英
国特許第1,04t/、グイ3号明細書に記されている
ようなpH指示系、米国特許第3゜23t、t≠2号明
細書に記載されている燐酸、染料などの添加剤を加える
ことができる。
■ 活性光線の照射により二蓋化を起す化合物を含む組
成物。例えばポリ桂皮酸ビニル、ポリビニルシンナモイ
ルエチルエーテル、ポリエチルシンナメートアクリレー
ト、及びその共重合体、ポリエチルシンナメートメタク
リレート及びその共重合Lポリパラビニルフェニルシン
ナメート及びその共重合体、ポリビニルベンザールアセ
トフェノン及びその誘導体、ポリビニルシンナミリデン
アセテート及びその誘導体、アクリル酸アリルプレポリ
マー及びその誘導体、ノにラフエニレンジアクリル酸と
ポリハイドリックアルコールから成るポリエステル樹脂
の誘導体で、例えば米国特許第J 、030,201号
明細曹に記載されているような化合物などがある。
■ 活性光線の照射により重合反応を起す、いわゆる光
重合性組成物。例えば米国特許第λ、74o、ざ43号
および同第J、(7ぶ0,0λ3号l 7− 明細1−に記載の2個又はそれ以上の末端エチル〉・基
を有する付加重合性不飽和化合物、例えばエチレングリ
コールジアクリレート及びジメタクリレート、プロピレ
ングリコールジアクリレート及びジメタクリレート、ジ
エチレングリコールジアクリレート及びジメタクリレー
ト、トリエチレングリコールシアクリ1/−ト及びジメ
タクリレート、ジプロビ1/ングリコールジアクリレー
ト及びジメタクリレート、トリメチロールエタントリア
クリレート及びトリメタクリレート、トリメチロールプ
ロノぐントリアクリレート及びトリメタクリレート、テ
トラメチロールメタンテトラクリレート及びテトラメタ
クリレート、メチレンビスアクリルアミド、/、t−へ
キサメチレンビスアクリルアミド等と光重合開始剤より
なる組成物がある。
上記活性光線の照射により二慧化する化合物および重合
反応する化合?!Iには、更にバインダーとしての樹脂
、増感剤、熱重合防止剤、色素、可塑剤などを含有させ
ることができる。
上記の如き感光性組成物は、通常、水、有機溶−/J’
− 剤、又はこれらの混合物の溶液として、本発明による支
持体上に塗布し、乾燥されて感光性平版印刷版が作成さ
れる。
感光性組成物の塗布量は、一般的には約θ。/〜約J 
、 j 、jil / m 2が適当であり、約o、z
〜約−・19/惜2がより好−ましい。
かくして得られる感光性平版印刷版はカーボンアーク灯
、キセノン灯、水優灯、タングステン灯、メタルハライ
ドランプなどの如き活性光線を含む光源により画像露光
し、現像して平版印刷版が得られる。
以下、本発明を実施例に基づいて、−fに詳aIに説明
する。ただし、本発明はこれら実施例によって限定され
るものではない。なお、実施例中の係は、重量係を示す
ものとする。
実施例1゜ JIS/10Oアルミニウムをパミストンと水の懸濁液
を用い回転ナイロンブラシVこよりアルミニウム人血全
粗面化し、水洗した後、10係苛性ソーダ水溶液中で、
アルミニウム表向をアルカリエツチングした。この時の
エツチング量はt g/m2であった。水洗後、30%
硝酸水溶液中に室温で7分間浸漬して表面を洗浄中和し
た。水洗後、−0%硫酸水浴液中で、陽極酸化した。酸
化皮膜型1ktds 、 t g /?/L 2であっ
た。水洗後下記溶液〔■〕中で交流を用い、電圧/jv
で70分間電解して、褐色に着色した財極酸化皮膜を設
けた。
分光光度計により4’00nmに於ける光学濃度を測定
すると/、λグであった。
水洗後、3条3号珪酸ソーダ水溶液を70”Cに昇温さ
せて1分間親水化処理を行なった。
水洗乾燥後、下記溶液[n)を乾燥後の重量がλ □g
7g、2となるように塗布した。
溶液〔■〕 エチレンジクロライド         tgこのよう
にして感光性平版印刷版〔A〕ゲ得た。
また溶液[I]による着色化処理だけ全行なわない他は
全く同様にして感光性平版印刷板[13]を用意した。
なお、この版の支持体表面のグoonmに於ける光学濃
度は、Ol、2.2であった。更にまり、アルカリエツ
チング処理しなかった点を除いて、全く同様にして感光
性平版印刷版[C1得た。この版の支持体表面の色はか
なり斑があつ九。
感光性平版印刷版[A]、[:H,]及び〔C〕それぞ
れを30アンはアのカーボンアーク灯で70mの距離か
ら原画を通して画像露光し、次に示す溶液(m)にて、
室温で1分間浸漬後、脱脂綿で表面金軽くこ丁シ、未露
光部分を除去して、平版印刷版[A)、〔B〕および〔
C〕を得九。
−コ /− 露光時間は、富士写真フィルム■製ステップガイドを同
時に焼付は印刷j〜でスラップ161が完全にベタにな
るように決めた。
このようにして得た平版印刷版〔A〕、〔B〕および〔
C〕を常法に従って印刷した結果、印刷版[A]の網点
は、原画の網点に比べtμ太っていたのに対し、印刷版
〔B〕の網点は/、2μも太った。また印刷版〔C〕の
太夛は、場所によりl〜tμと一定でなかつ友。感光性
平版印刷版[A]は、支持体のハレーション効果が著し
く少なく調子再現性の優れていることが判った。
実施例2゜ J Is/ ozoアルミニウムを実施例1.と同様−
,2コー の方法で粗面化した後、70%苛性ソーダ水溶液でIl
l/−2、エツチングした。水洗後30%硝酸水溶液中
で中和洗浄し、30%髄酸水溶液中で陽極酸化した。酸
化皮膜重量れi、2 、7 、llI/m2であった。
水洗後下記溶液〔■〕中で、交流音用いて、/3vの電
圧で10分間着色処理して、黄金色に着色させた。実施
例1.と同様にlIoonmにおける光学濃度を測定し
た結果o、を夕であった。
3%3号珪酸ソーダ水浴液中で70”C1分間処理し、
水洗乾燥した後、実施例1.で使用した溶液[II)を
!シ燥後の重量が2.01/η12となるように塗布し
て感光性平版印刷版〔1〕〕を’t4Jだ。
実施例1.と同様に製版処理して印刷版を得、これで印
刷したところ、原画の網点Vこ比べtμの太りが観察さ
れた。
一方、溶液〔■〕による着色処理を付なわなかった以外
は全く同様にしてイ0た印刷版は、りμの網点の太シが
観察され、着色処理することにより、ハレーションを防
止することができた・。
溶1夜〔■〕 更にまた、エツチング処理しなかった点を除いて感光性
平版印刷版〔D〕と全く同様に作成したものから得られ
た印刷版は網点の太りがぶ〜tμと一定でなく、支持体
表面の着色に斑があってハレーション防止効果も一定で
ないことが判った。
実施例3゜ JIS110Oアルミニウムを実施例1.と同様の方法
で粗面化した後、70%苛性ソーダ水溶液で♂77 /
 m 2エツチングした。水洗後3096硝酸水溶液中
で中和洗浄し、20憾硫酸水溶液中で陽極酸化した。酸
化皮膜重量はλ、ぶg / 7)c 2であった。水洗
後、下記溶液[V)l’O’Cに温めて、1分間浸漬し
て黄色に着色した。1実施例1.と同様Vr、弘00n
mにおける光学濃度を測定した結果、o、toであった
水洗、乾燥後、3傷3号珪j′#ソーダ水溶液中で、7
0”C1分間処理し水洗、乾燥した。この表面に実施例
1、で使用した溶液[TI)を乾燥後の塗布膜力2゜O
p / m 2となるように設けた。
実施例1.と同様に、製版処理して旬た平版印刷版を用
いて印刷した結果、オリジナルに比べて、jμの線の太
りが観察された。
一方、比較の為にアルカリエツチングを行なわない点を
除いて、上記と全く同様にしてサンプルを用意した。
スラップ4tがベタになるように印刷し九結果、p−r
μの線の太シが観察され、均一性に欠けていた。
特許出願人 冨士写真フィルム株式会社−2!−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アルミニウム板の表面を粗面化し、アルカリエツチング
    したのち、着色処理した陽極酸化皮膜を形成せしめるこ
    とを特徴とする平版印刷版用アルミニウム支持体の製造
    方法。
JP11318081A 1981-07-20 1981-07-20 平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方法 Granted JPS5814797A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11318081A JPS5814797A (ja) 1981-07-20 1981-07-20 平版印刷版用アルミニウム支持体の製造方法

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