JPS63126740A - 防火シ−ト - Google Patents
防火シ−トInfo
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- JPS63126740A JPS63126740A JP27358386A JP27358386A JPS63126740A JP S63126740 A JPS63126740 A JP S63126740A JP 27358386 A JP27358386 A JP 27358386A JP 27358386 A JP27358386 A JP 27358386A JP S63126740 A JPS63126740 A JP S63126740A
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Fireproofing Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は、可燃物、特に電線・ケーブル外周に巻回して
火災による延焼を防止するのに好適な防火シートに関す
るものである。 −［従来の技術］ 洞道等に布設されている超高圧ＯＦケーブルあるいはＣ
ｖケーブル等のような幹線ケーブル類は、万一地絡や外
部火源により火災が発生すると、他のケーブルへ延焼し
、重大な被害を被るおそれかある。このため、電線・ケ
ーブルの延焼防止方法として無機物を主体とした延焼防
止塗料を塗布する方法や、防火テープを巻回する方法が
従来から採用されてきている。
火災による延焼を防止するのに好適な防火シートに関す
るものである。 −［従来の技術］ 洞道等に布設されている超高圧ＯＦケーブルあるいはＣ
ｖケーブル等のような幹線ケーブル類は、万一地絡や外
部火源により火災が発生すると、他のケーブルへ延焼し
、重大な被害を被るおそれかある。このため、電線・ケ
ーブルの延焼防止方法として無機物を主体とした延焼防
止塗料を塗布する方法や、防火テープを巻回する方法が
従来から採用されてきている。
［発明が解決しようとする問題点］
しかし、延焼防止塗料の塗布による方法では、塗装して
から乾燥するまでに一定時間が必要であり、定められた
厚さに塗布するにはかなりの日数を必要とする。また、
テープの巻回による方法でも、少なくとも２回巻回が必
要であり、施行作業能率は必ずしもよくない。
から乾燥するまでに一定時間が必要であり、定められた
厚さに塗布するにはかなりの日数を必要とする。また、
テープの巻回による方法でも、少なくとも２回巻回が必
要であり、施行作業能率は必ずしもよくない。
本発明は、上記に基いてなされたものであり、施行作業
性を向上できると共に、優れた耐火断熱性を有す防火シ
ートの提供を目的とするものである。
性を向上できると共に、優れた耐火断熱性を有す防火シ
ートの提供を目的とするものである。
［問題点を解決するための手段］
本発明の防火シートは、塩素化ポリエチレン１００重量
部に対しりん酸塩フリット５０〜２００重量部およびク
レー５０〜２００重量部を含有する樹脂組成物からなる
シートに発泡断熱型シートを積層して構成したことを特
徴とするものである。
部に対しりん酸塩フリット５０〜２００重量部およびク
レー５０〜２００重量部を含有する樹脂組成物からなる
シートに発泡断熱型シートを積層して構成したことを特
徴とするものである。
本発明において、塩素化ポリエチレンは、非結晶性で平
均分子量３０，０００〜５００，０００、塩素含有景３
０〜４０重量％のものを使用でき、特に、平均分子量７
０，０００〜２５０，０００のものが好ましい。
均分子量３０，０００〜５００，０００、塩素含有景３
０〜４０重量％のものを使用でき、特に、平均分子量７
０，０００〜２５０，０００のものが好ましい。
りん酸塩フリットは、主成分がＰ２Ｏ５，Ａ １ｘｏ３
．ＳｉＯ□。
．ＳｉＯ□。
３、Ｑ、、、ＫＮａＯから構成され、融点５００℃以下
のものが適しており、含有量は、塩素化ポリエチレン１
００重量部に対して５０〜２００重量部である。５０重
量部未満では十分な耐火性能が得られず、２００重量部
を越えると、シートの可撓性が低下する。
のものが適しており、含有量は、塩素化ポリエチレン１
００重量部に対して５０〜２００重量部である。５０重
量部未満では十分な耐火性能が得られず、２００重量部
を越えると、シートの可撓性が低下する。
クレーの含有量も、同様な理由から塩素化ポリエチレン
１００重量部に対して５０〜２００重量部である。りん
酸塩フリットとクレーの配合比は、３：ｌ〜１：３、好
ましくは２：１〜ｌ：２であり、両者を合わせた含有量
は耐火性と可撓性の観点から塩素化ポリエチレン１００
重量部に対して２００〜３５０重量部が好ましい。
１００重量部に対して５０〜２００重量部である。りん
酸塩フリットとクレーの配合比は、３：ｌ〜１：３、好
ましくは２：１〜ｌ：２であり、両者を合わせた含有量
は耐火性と可撓性の観点から塩素化ポリエチレン１００
重量部に対して２００〜３５０重量部が好ましい。
本発明においては、上記成分に更に防火性を向上させる
ため二酸化アンチモンのような難燃助剤を含有させても
よく、また、必要に応じ、劣化防止剤、着色剤、難燃剤
、可塑剤等を添加してもよい。
ため二酸化アンチモンのような難燃助剤を含有させても
よく、また、必要に応じ、劣化防止剤、着色剤、難燃剤
、可塑剤等を添加してもよい。
かかる塩素化ポリエチレン、りん酸塩フリッ１−および
クレーを必須成分とする組成物からなる防火シートは高
度の防火性を発揮する。すなわち、塩素化ポリエチレン
がりん酸塩フリットおよびクレーによって高度の難燃性
を付与されるばかりでな（、塩素化ポリエチレンが分解
炭化してもりん酸塩フリットが高温で溶融してクレーと
結合し、強固な炭化層を形成することにより可燃物表面
を覆うのでアフターブローがなくなる。
クレーを必須成分とする組成物からなる防火シートは高
度の防火性を発揮する。すなわち、塩素化ポリエチレン
がりん酸塩フリットおよびクレーによって高度の難燃性
を付与されるばかりでな（、塩素化ポリエチレンが分解
炭化してもりん酸塩フリットが高温で溶融してクレーと
結合し、強固な炭化層を形成することにより可燃物表面
を覆うのでアフターブローがなくなる。
発泡断熱型シートは、加熱により発泡膨張して断熱層を
形成するものであり、ポリマ中にポリりん酸アンモニウ
ム、りん酸メラミン、ポリりん酸アミドのような炭化脱
水剤、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール
、澱粉のような炭化層形成剤、ジシアンジアミド、メラ
ミンのような発泡剤を加えた組成物をシート成形するこ
とにより得ることができる。
形成するものであり、ポリマ中にポリりん酸アンモニウ
ム、りん酸メラミン、ポリりん酸アミドのような炭化脱
水剤、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール
、澱粉のような炭化層形成剤、ジシアンジアミド、メラ
ミンのような発泡剤を加えた組成物をシート成形するこ
とにより得ることができる。
シートの積層は、接着剤を用いてもよ（、また、単に重
ね合せたものでもよい。
ね合せたものでもよい。
［発明の実施例コ
第１表の各側に示すような組成物を厚さ１．５ｍｍ、２
．０ｍｍ、３．０ｍｍにシート成形し、また、第２表の
各側に示すような組成物を厚さ１．Ｏｍｍ、１．５ｍｍ
および３．０ｍｍにシート成形した。第１表の組成物か
らなるシートと第２表の組成物からなるシートを接着剤
を介して第３表に示すような組み合せで積層して厚さ３
ｍｍの防火シートを作製した。接着剤は、スチレン−ブ
タジェンゴムおよびエチレン−酢酸ビニルコポリマから
なるものを用い、５０μｍ厚に塗布した。これらのシー
トから、３５０ｍｍＸ１７０ｍｍの試験片を切りとり、
架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルに巻付けて
試験体とした。なお、３、Ｏｍｍのシートは積層しない
で上記と同様にして試験体とした。
．０ｍｍ、３．０ｍｍにシート成形し、また、第２表の
各側に示すような組成物を厚さ１．Ｏｍｍ、１．５ｍｍ
および３．０ｍｍにシート成形した。第１表の組成物か
らなるシートと第２表の組成物からなるシートを接着剤
を介して第３表に示すような組み合せで積層して厚さ３
ｍｍの防火シートを作製した。接着剤は、スチレン−ブ
タジェンゴムおよびエチレン−酢酸ビニルコポリマから
なるものを用い、５０μｍ厚に塗布した。これらのシー
トから、３５０ｍｍＸ１７０ｍｍの試験片を切りとり、
架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルに巻付けて
試験体とした。なお、３、Ｏｍｍのシートは積層しない
で上記と同様にして試験体とした。
試験体について、巻き作業性および耐火性について評価
した結果は、第３表の下欄に示す通りである。
した結果は、第３表の下欄に示す通りである。
なお、評価は次に基いて行った。
巻き作業性：シートを直径３９ ｍ ｍのケーブルにテ
ンションをかけて巻き付けたときの作業のしやすさから
評価した。
ンションをかけて巻き付けたときの作業のしやすさから
評価した。
耐火性：シートを直径３９ ｍ ｍ 、長さ３８０ｍｍ
の架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルに１回巻
きし、両端をスチールバンドでとめた。なお、ケーブル
シースの外周に熱電対を取付けた。
の架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブルに１回巻
きし、両端をスチールバンドでとめた。なお、ケーブル
シースの外周に熱電対を取付けた。
試験体を水平に設置し、酸化炎の長さ１５０ｍｍ、還元
炎の長さ５０ｍｍのブンゼンバーナの炎を試験体の下部
から３０分あて、延焼ケーブルの表面温度を測定した。
炎の長さ５０ｍｍのブンゼンバーナの炎を試験体の下部
から３０分あて、延焼ケーブルの表面温度を測定した。
また、ブンゼンバーナを取り去った後の延焼時間および
シートの炭化後の固化状態についても評価した。
シートの炭化後の固化状態についても評価した。
実施例１〜８のように、発泡断熱型シートを積層した防
火シートは、比較例の一層防火シートより耐火断熱性が
優れており、火災時のケーブルの温度上昇をより効果的
に抑制できることになる。
火シートは、比較例の一層防火シートより耐火断熱性が
優れており、火災時のケーブルの温度上昇をより効果的
に抑制できることになる。
［発明の効果］
以上説明してきた通り、本発明によれば施行作業性およ
び耐火性に優れた防火シートが得られるようになり、こ
れを電線・ケーブル外周に巻付けることにより、優れた
延焼防止効果を発揮するようになる。
び耐火性に優れた防火シートが得られるようになり、こ
れを電線・ケーブル外周に巻付けることにより、優れた
延焼防止効果を発揮するようになる。
Claims (1)
- （１）塩素化ポリエチレン１００重量部に対しりん酸塩
フリット５０〜２００重量部およびクレー５０〜２００
重量部を含有する樹脂組成物からなるシートに発泡断熱
型シートを積層して構成したことを特徴とする防火シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27358386A JPS63126740A (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 防火シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27358386A JPS63126740A (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 防火シ−ト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63126740A true JPS63126740A (ja) | 1988-05-30 |
Family
ID=17529820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27358386A Pending JPS63126740A (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 防火シ−ト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63126740A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004035711A1 (en) * | 2002-10-17 | 2004-04-29 | Ceram Polymerik Pty Ltd | Fire resistant polymeric compositions |
| US8409479B2 (en) | 2004-03-31 | 2013-04-02 | Olex Australia Pty Ltd | Ceramifying composition for fire protection |
| WO2021124718A1 (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 日東電工株式会社 | 難燃断熱シートおよび難燃断熱材 |
-
1986
- 1986-11-17 JP JP27358386A patent/JPS63126740A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004035711A1 (en) * | 2002-10-17 | 2004-04-29 | Ceram Polymerik Pty Ltd | Fire resistant polymeric compositions |
| US8409479B2 (en) | 2004-03-31 | 2013-04-02 | Olex Australia Pty Ltd | Ceramifying composition for fire protection |
| WO2021124718A1 (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 日東電工株式会社 | 難燃断熱シートおよび難燃断熱材 |
| JP2021094809A (ja) * | 2019-12-19 | 2021-06-24 | 日東電工株式会社 | 難燃断熱シートおよび難燃断熱材 |
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