JPS63123139A - デジタルデータ処理システム - Google Patents

デジタルデータ処理システム

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JPS63123139A
JPS63123139A JP62277524A JP27752487A JPS63123139A JP S63123139 A JPS63123139 A JP S63123139A JP 62277524 A JP62277524 A JP 62277524A JP 27752487 A JP27752487 A JP 27752487A JP S63123139 A JPS63123139 A JP S63123139A
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reset signal
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processing system
data processing
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はウォッチドッグ回路を含むプログラム化デジタ
ルデータ処理システムにあって、前記ウォッチドッグ回
路がタイマ手段を具えており、該タイマ手段にリセット
信号入力端子を結合させ、動作中に前記リセット信号入
力端子に供給される連続するリセット信号間のインター
バルが所定長さ以上となるのに応答して前記タイマ手段
が出力信号を発生し、前記所定の長さを越さないインタ
ーバルにてリセット信号を前記リセット信号入力端子に
繰返し供給すべく前記システムをプログラム化し、かつ
該システムを前記出力信号の発生に応答して所定状態を
とるべく配置したデジタルデータ処理システムに関する
ものである。
上述した種類のデータ処理システムは周知であり、これ
らのシステムはシステムプログラムの正しい実行をモニ
タするのに用いられる。タイマ手段は例えば容量過剰と
なる場合にオーバーフロー信号(タイマ手段の出力信号
)を発生する連続的にクロックされるカウンタ形態のも
のとすることができ、このカウンタはリセット入力端子
を具えており、このリセット端子に信号が供給されると
カウンタの内容はゼロにセットされる。従来のデータ処
理システムは適当にプログラム化されるマイクロコンピ
ュータを具えており、このコンピュータの出力ボートの
1つである単一ビットラインをカウンタのリセット入力
端子に結合させ、カウンタの内容がオーバーフローする
前にカウンタが常にリセットされるような速度で単一ビ
ットラインにカウンタをリセットする信号を周期的に供
給するようにマイクロコンピュータをプログラム化して
いる。従って、正規の動作ではカウンタは決してオーバ
ーフロー信号を発生することはない。
しかし、プログラムの実行が何等かの理由により停止し
て、カウンタのリセット化も行われなくなる場合にはカ
ウンタの内容が結局は最大値に達しで、カウンタがオー
バーフロー信号を発生することになる。このオーバーフ
ロー信号出力は、例えばマイクロコンピュータの汎用リ
セット入力端子に結合させたりするため、マイクロコン
ピュータそのものがこれらの状況下にてリセットされる
同じような結果は、タイマ用のリセット信号を単一ビッ
トラインに与えるステップを含んでいないか、又は斯様
なステップを含んでいるも、このステップの繰返し頻度
が不十分で、カウンタの内容のオーバーフローを防げな
いプログラムループにマイクロコンピュータが誤って入
る場合にも得られる。なお、従来の回路によって応答し
ない他の誤動作も有り得る。
本発明の目的は如何なる誤動作にも確実に応答するよう
に適切に接続配置した上述した種類のデジタルデータ処
理システムを提供することにある。
本発明はウォッチドッグ回路を含むプログラム化デジタ
ルデータ処理システムにあって、前記ウォッチドッグ回
路がタイマ手段を具えており、該タイマ手段にリセット
信号入力端子を結合させ、動作中に前記リセット信号入
力端子に供給される連続するリセット信号間のインター
バルが所定長さ以上となるのに応答して前記タイマ手段
が出力信号を発生し、前記所定の長さを越さないインタ
ーバルにてリセット信号を前記リセット信号入力端子に
繰返し供給すべく前記システムをプログラム化し、かつ
該システムを前記出力信号の発生に応答して所定状態を
とるべく配置したデータ処理システムにおいて、各リセ
ット信号をそれぞれ所定の時間窓内にてリセット信号入
力端子に供給すべく前記システムをプログラム化し、か
つリセット信号入力端子に供給される各リセット信号が
前記所定の時間窓内にて該リセット信号入力端子に供給
されない場合にも前記出力信号を発生すべ(ウォッチド
ッグ回路を配置したことを特徴とするデジタルデータ処
理システムにある。
例えばウォッチドッグ回路は、リセット信号入力端子へ
のリセット信号の供給が斯様な所定の時間窓内で行われ
る場合にだけ前記インターバルの境界を制定するように
リセット信号をリセット信号入力端子に単に供給して、
リセット信号が斯様な時間窓以外にて供給されても所定
長さを越えるインターバルの期間中にリセット信号が前
記時間窓内にてリセット信号入力端子に供給されない場
合にはタイマ手段そのものが前記出力信号を発生するよ
うにデータ処理システムを構成することができる。しか
し、ウォッチドッグ回路は前記出力出力信号の発生によ
り前記時間窓以外でのリセット信号のリセット信号入力
端子への供給に直接応答すべく配置するのが好適である
。誤動作中にはリセット信号が斯様な時間窓以外で供給
されて、システムがその誤動作に応答してしまうことが
有り得る。そこで、前記所定の各時間窓には直前のリセ
ット信号がリセット信号入力端子に供給された瞬時に対
して所定の関係を持たせるのが好適である。従って、例
えばタイマ手段を連続的にクロックされる2進カウンタ
で構成し、該カウンタのリセット入力端子にリセット信
号入力端子を結合させる場合には、カウンタの内容の或
る特定ビットが所定値を有している時間に各時間窓を一
致させるのが好適である。またこのような場合には、前
記特定ビットの値を周期的にテストして、その特定ビッ
トがいつ所定値に変ったかを決定し、そのような変化が
検出された後にリセット信号をリセット信号入力端子に
供給して、斯様な変化の検出時とつぎのリセット信号の
供給時との間にて他のプログラムステップを実行させる
べくシステムをプログラム化するのが好適である。他の
プログラムステップを実行させることによって、即ち、
リセット信号の供給時点をそのもととなった特定ビット
の変化検出時点から離すことによって、誤動作中にリセ
ット信号が前記時間窓内にて供給されるようなことは殆
ど有り得なくなる。
システムは例えば、リセット信号がリセット信号入力端
子に供給される度毎にウォッチドッグ回路に特有のアド
レスを発生させることによりウォッチドッグ回路をスト
ローブすべくプログラム化するのが好適である。このよ
うにすれば例えば、前記時間窓以外でのリセット信号入
力端子へのリセット信号の供給にウォッチドッグ回路を
直接応−9= 答し易くすることができる。
システムに設けるプログラム化マイクロコンピュータに
装備させる外部アドレスラッチ、アドレスラッチ及びウ
ォッチドッグ回路は同一半導体チップに集積化するのが
好適である。
システムは前記各リセット信号を所定値のマルチビット
ワード形態で供給すべくプログラム化することができ、
またウォッチドッグ回路はリセット信号入力端子に供給
される各リセット信号が所定値を有さない場合にも前記
出力信号を発生すべく配置することができる。例えばタ
イマ手段は、リセット信号が所定値となった場合にだけ
前記各リセット信号に単に応答させて、所定長さを越す
インターバルの期間中に、他の値を有するリセット信号
がそのインターバルの期間中にたとえ供給されても、所
定値を有するリセット信号がリセット信号入力端子への
所定値を有していないリセット信号の供給に直接応答さ
せるべく回路を配置するのが好適である。
各リセット信号を所定値のマルチビットワード形態とし
、かつウォッチドッグ回路に供給される各リセット信号
が所定値を有さない場合にウォッチドッグ回路が出力信
号を発生するようにして、例えば幾つかのビットライン
をイネーブル状態とし、これらのラインを正しい機能を
テストすべきウォッチドッグ回路に供給することができ
る。これらのビットラインは(存在する場合)、システ
ムの一部を成す適当にプログラム化されるマイクロコン
ピュータの出力ボートを成す各ビット出力端子に接続す
ることができ、このために斯かる出力ボート自体をテス
トすることができる。
連続リセット信号に対して上記所定値が周期的シーケン
スに従って変化するようにシステムを配置すれば、プロ
グラムが誤って短いループに入る場合に、正しい所定値
のリセット信号がリセット信号入力端子に十分な速度で
供給されて、タイマ手段が出力信号の発生を妨げる見込
みは、これと同じ状況にて慣例のウォッチドッグ回路が
出力信号の発生を妨げる見込みよりも遥かに低くするこ
とができる。原則として、斯様な周期的なシーケンスに
は前記所定値とは異なる任意の数を含ませることができ
る。しかし、シーケンスを僅か2とし、その各々を他方
から取出せるようにし、その各々を例えば他方の補数と
し、例えば“0”と“°1”とが交互するバイトによっ
て隣接ビット間のクロストークをチェックし、かつその
バイトをRAMの単一位置に記憶させることができる。
リセット信号が必要とされる度毎に単一位置を読取り、
かつ再書込みすることででき、しかも単一位置の内容を
各リセット信号をつぎのリセット信号との間の或る段に
て補足する。これらの動作をプログラムにて適宜分離さ
せれば、プログラム機能が不正確な場合に上記動作が正
しい順次で、しかも適切な速度で実行されたりすること
は有り得なくなる。さらに、RAMへの記憶はRAMの
該当部分がプログラムの誤動作に応答して誤って重ね書
きするのをチェックする。
以下図面につき本発明を説明する。
第1図に示す本発明によるプログラム化デジタルデータ
処理システムは、外部アドレスラッチ5及びウォッチド
ッグ回路を装備しているプログラム化マイクロコンピュ
ータ1を具えている。
マイクロコンピュータエは低次結合アドレス兼データバ
スラインADO〜AD7及び高次アドレスバスライン八
8〜AI5を有しており、これらのパスラインはシステ
ムの他の部分(図示せず)、例えば2.3及び4にて示
すようにプログラム及び/又はデータストアに結合させ
ることができる。パスラインADO−407は二重の機
能を有するため、アドレスラッチ5を既知の方法で設け
る。マイクロコンピュータ1が16ビツトのアドレスを
出力する際に、このマイクロコンピュータは出力端子^
LEにアドレスラッチイネーブル信号も出力し、斯かる
出力端子ALEはラッチ5のストローブ入力端子7に接
続する。上記イネーブル信号によりラッチ5はその入力
端子6に現われる8つの低次のアドレスビットを記憶し
、かつこれらを特に出力端子4に供給する。8つの高次
のアドレスビットは出力端子3に供給され、その後アド
レス/データバスラインADO〜AD7は特にデータ人
力/出力端子2を経てマイクロコンピュータlにデータ
ビットを入力させるか、及び/又はマイクロコンピュー
タlからデータビットを出力させるのに有効となる。マ
イクロコンピュータ1はアクティブ・ロー(actfv
e−1ow)読取制御信号用の出力端子RDと、アクテ
ィブ・ロー書込制御信号用出力端子−Rと、アクティブ
・ローリセット信号用入力端子1?sTも既知の方法で
有している。出力端子RD及び−Rは8及び9にて線図
的に示すようにシステムの他の部分(図示せず)に結合
させることができる。
ウォッチドッグ回路は第1及び第2比較器10及び11
と、8−1デコーダ12と、2−1マルチプレクサ13
と、出力端子Qがインバータ44を介してデータ入力端
子りに接続されるD形フリップフロップ14により形成
される2分周器と、D形フリップフロップ15と、クロ
ックパルス源16と、カウンタ17と、8ビット幅の出
力バッフ718と、パワーアップリセットパルス発生器
68と、2個のANDゲート69及び70と、NORゲ
ート19と、2個のORゲート20及び21とを具えて
いる。ラッチ5の出力端子は比較器=14− 11の8ビット幅の第1入力端子22に接続し、比較器
11の8ビット幅の第2入力端子23には固定の8ビツ
トバイトZを供給する。デコーダ12の(アクティブ・
ロー)出力端子27は比較器11の単一ビット幅の第3
入力端子24に接続し、比較器11の単一ビット幅の第
4入力端子25には固定の論理値“0”信号を供給する
。比較器11はその入力端子22に供給されるビットグ
ループと、入力端子23に供給されるビットグループと
を比較し、かつ入力端子24に供給さるビットを入力端
子25に供給されるビットと比較して、これらの各ビッ
トがいずれの場合にも一致する場合にだけ出力端子26
に論理値“0”を発生する。デコーダ12は、マイクロ
コンピュータ1がデコーダ入力端子46に接続されるビ
ットライン八8〜A15に或る特定のビットグループを
発生する場合にだけ出力端子27に論理値°0”発生す
る。
従って、比較器11とデコーダ12はウォッチドッグ回
路用のアドレスデコーダを構成し、即ち比較器11はマ
イクロコンピュータ1が或るアドレス(このアドレスの
8つの低次ビットはバイトZに相当し、かつ上記アドレ
スの8つの高次ビットはデコーダ12が応答するビット
グループに相当する)を発生する場合にだけ出力端子2
6に論理値“0”を発生する。従って比較器11の入力
端子22はデコーダ12の入力端子46と相挨ってウォ
ッチドッグ回路のストローブ信号入力端子を構成する。
比較器11の出力端子26はORゲート20及び21の
各一方の入力端子に接続し、これらORゲートの他方の
入力端子はマイクロコンピュータの出力端子RD及び−
Rにそれぞれ接続する。従ってORゲート20は、マイ
クロコンピュータ1がウォッチドッグ回路をアドレス(
ストローブ)し、かつアクティブ・ロー読取信号も発生
する場合にだけORゲート出力端子28に論理値“0”
を発生し、またORゲート21は、マイクロコンピュー
タ1がウォッチドッグ回路をアドレス(ストローブ)し
、かつアクティブ・ロー書込信号も発生する場合にだけ
ORゲート出力端子29に論理値“O”を発生する。
アドレス/データビットラインADO〜AD7は比較器
10の8ビット幅の第1入力端子30にも接続し、この
比較器10の8ビット幅の第2入力端子31にはマルチ
プレクサ13の8ビット幅の出力端子32を接続する。
マルチプレクサ13の2つの8ビット幅の入力端子33
及び34には固定の8ビツトバイトX及びYをそれぞれ
供給する。マルチプレクサ13の制御人力35にはA分
周器を成すフリップフロップ14の出力を供給する。比
較器10はORゲート21の出力端子29に接続される
アクティブ・ローストロープ信号入力端子36を有して
いる。比較器10の出力端子37はフリップフロップ1
5のデータ入力端子りに直接接続すると共にへNDゲー
ト70を介してカウンタ17の(アクティブ・ロー)リ
セット入力端子R3にも接続する。フリップフロップ1
5の(負縁応答)クロック入力端子38はゲート21の
出力端子に接続し、カウンタ17のクロック入力端子3
9はクロック信号発生器16の出力端子に接続する。ゲ
ート19の2個の入力端子はフリップフロップ15の出
力端子Qとカウンタ17の最上位ビット出力端子Q7と
にそれぞれ接続し、ゲート19の出力端子はANDゲー
ト69を介してマイクロコンピュータ1のアクティブ・
ロー入力端子R3Tと、フリップフロップ14及び15
のアクティブ・ロー非同期リセット入力端子R3Tと、
ANDゲート70の第2入力端子とに接続する。 AN
Dゲート69の第2入力端子には、データ処理システム
をパワーアップさせる度毎に短時間論理値0″の出力パ
ルスを発生するリセットパルス発生器68の出力を供給
する。リセットパルス発生器68は例えばシュミットト
リガ回路で構成することができ、この回路の入力端子は
コンデンサを介して一方の給電ラインに、また抵抗を介
して他方の給電ラインに接続する。従って、マイクロコ
ンピュータ1、フリップフロップ14及び15並びにカ
ウンタ17はパワーアップ時及びフリップフロップ15
の出力か、又はカウンタ17の最上位ビット出力のいず
れかが論理値“1”となる場合にもリセットされる。フ
リップフロップ14がリセット状態にある際に、これは
マルチプレクサ13を制御して比較器10の入力端子3
1にバイトXを供給せしめる。
カウンタ17の最上位から2番目のビット出力Qfi−
1は多重出力バッファ18を介してビットラインADO
−AD7のすべてに結合させ、出力バッファ18のアク
ティブ・ロー出カイネーブル信号入力端子40はゲート
20の出力端子28に接続する。カウンタ17の出力端
子Qn−+ はA分周フリップフロップ14の(負縁応
答)クロック入力端子41及び比較器10の単一ビット
の第3入力端子41にも接続する。
比較器10の単一ビットの第4入力端子43には固定論
理値“1”の信号を供給する。比較器10の出力端子3
7における信号レベルは通常論理値“1”である。
比較器10のストローブ入力端子36に論理値“0”レ
ベルが現われる場合及びそのような場合にだけ比較器1
0はビットラインADO−AD7から入力端子30に現
われるバイトとマルチプレクサ13によって入力端子3
1に供給されるバイト(X又はY)とを比較し、かつ入
力端子42における論理値のレベルを入力端子43に供
給される論理値“1”のレベルと比較して、これら双方
の比較において一致が生ずる場合にだけ比較器10は出
力端子37に論理値“0”を発生する。
作動に当りマイクロコンピュータ1は、これがラインA
DO〜A15におけるアドレスと相撲って出力端子RD
に論理値“0”を発生するが、又は出方端子WRに論理
値“0”を発生するかに応じて2つの異なるモード、即
ち読取モード及び書込モードでウォッチドッグ回路をア
ドレスし、これにより比較器11はその出力端子26に
論理値“0”を発生することになる。読取モードではゲ
ート2oの出力信号によりバッファ18がイネーブル状
態となることにより、このバッファはカウンタ17の出
力Q+t−+ の論理状態をパスラインADO−AD7
に、従ってマイクロコンピュータ1に書込ませるため、
このマイクロコンピュータ1は斯かる論理状態が如何な
る状態であるかを確認することができる。書込モード(
これは通常の動作では下記に示すように前記論理状態が
“1”である場合にだけ生ずる)では、マイクロコンピ
ュータ1は通常の動作にてマルチプレクサ13により比
較器10の入力端子31に目下供給されているバイトX
及びYの一方のラインをピントラインADO〜AD7に
接続する。カウンタ17の出力(L−+が実際上論理値
“1″であるものとすると、ゲート21によって比較器
10の入力端子36に供給される論理値“0″によって
ストローブされる比較器10は、その出力端子37に論
理値“O”を発生する。
この論理値“0”はカウンタ17の内容をゼロにリセッ
トし、またこの論理値“O”はゲート21の出力端子に
現われる信号の負に向う転換部によってクロックされる
フリップフロップ15に記憶される。これがため、ゲー
ト19の再入力端子は論理値“θ″となるため、マイク
ロコンピュータ1及びフリップフロップ14.15の各
リセット入力端子R3Tは論理値“1”となり、即ちこ
れらはいずれもリセットされなくなる。タイマ/カウン
タ17のリセット化により、その出力端子Q、、−Iに
おけるレベルは論理値“1”から論理値“0”に変化し
、この変化によって2分周フリップフロップ14は他の
出力状態に切替わり、これによりマルチプクサ13は比
較器10の入力端子3Iにパイ)X及びYの内の他方の
バイトを供給する。ついでマイクロコンピュータ1は通
常の動作にてウォッチドッグ回路を書込モードでアクセ
スし、上記他方のバイトをビットライン^DO−21= =20− 〜AD7に供給せしめるようにするため、上述した所と
同じような結果が生ずる。バイトX及びYはウォッチド
ッグ回路を書込モードで連続的にアクセスするためにビ
ットラインADO〜^D7に交互に供給され、このため
に比較器1oの入力3oはタイマ/カウンタ17用のリ
セット信号に対する8ビット幅の入力を制定する。
リセット信号は、ゲート19の2つの入力端子のいずれ
かが何等かの理由により論理値“1″となる場合にゲー
ト19によってマイクロコンピュータ1及びフリップフ
ロップ14.15に供給される。このようなことが起こ
り得る第1の原因は、カウンタ17(これはクロックパ
ルス源16によって絶えずクロックされる)が十分にリ
セットされずに、このカウンタの最上位ビット出力Qn
が論理値“1″にならないことが度々あると云うことに
ある。マイクロコンピュータ1によって実行させるプロ
グラムは、斯様な各書込動作が上記前節にて述べたよう
な結果を来す場合に、ウォッチドッグ書込動作を十分短
いインターバルにて包含させて、通常の動作にて斯様な
事態が決して起こらないように編成する。しかし、プグ
ラムの実行を何等かの理由のために停止させる必要があ
る場合、又はウォッチドッグ書込動作を包含していない
プログラムループに間違って入ってしまう場合には、カ
ウンカ17の出力Qnが結局は論理値“1”となり、所
要に応じゲート19を介してマイクロコンピュータ1が
リセットされることは明らかである。これは従来のウォ
ッチドッグ回路の場合にもそうであることは勿論である
。しかし図示の回路は下記に説明するようにシステムの
他の所定の誤動作にも応答ひる。ゲー目9の2つの入力
の一方が論理値“1″ となって、マイクロコンピュー
タ1をリセットする第2の原因はフリップフロップ15
のセツティングにある。フリップフロップ15はウォッ
チドッグ回路が書込モードにアドレスされる度毎にクロ
ックされ、またこの場合にビットラインADO3〜AD
7に正しいバイトX又はYが供給されないために、比較
器10がその出力端子37に論理値“0”を発生しなく
なる場合には、論理値“1”がフリップフロップ15に
クロックされ、これがその出力端子Qに現われるため、
斯かる論理値“1”がNORゲート19に供給され、従
ってマイクロコンピュータ1にはリセット信号が直接、
即ちカウンタ17の出力Qnが論理値“1”となるのを
待機することなく供給される。
そこで先ず第1に、リセットパルスを例えばマイクロコ
ンピュータの出力ボートの1つである単一ヒツトライン
を介してマイクロコンピュータによりカウンタ17に似
ているクロックカウンタに周期的に正規に直接供給し、
かつマイクロコンピュータをパワーアップ時以外にはカ
ウンタのオーバーフローに応答してのみリセットさせる
従来のウォッチドッグ回路と対比するに、第1図の本発
明によるシステムではマイクロコンピュータ1のリセッ
ト化が、ウォッチドッグ回路を書込モードでアドレスす
る際にマイクロコンピュータ1がアドレス/データビッ
トラインADO〜AD7にX又はYの正しいバイト以外
のバイトを発生するのに応答しても起る(その理由はフ
リップフロップ15がこれらの条件下にてリセットされ
るからである)と云うことに留意すべきである。従って
、マイクロコンピュータ1は1個以上のビット出力AD
I〜AD7が誤動作する場合(及び実際には1個以上の
ビット出力角8〜^15も誤動作する場合)にもリセッ
トされる。さらに、マイクロコンピュータ1が、単に或
る特定の単一出力ビツトラインが繰返し書込まれて、従
来回路によるリセット化を妨げることになるプログラム
ループに入るよりも、正しいバイトX及びYを交互に発
生して、マイクロコンピュータの所要のリセット化が実
際上記らない短いプログラムループに誤って入るような
ことは殆ど有り得ない。さらに、マイクロコンピュータ
1はRAMにこれらのバイトを記憶させ、これらのバイ
トを検索し、かつそれらが必要とされる度毎に検索バイ
トを再書込みすべくプロクラム化することができる。こ
のような場合にウォッチドッグ回路は、何等かの理由で
、例えば所定の誤り状態で起こ得るような、プログラム
が関連する記憶位置に重ね書きをさせようとする場合に
RAMの該当部分が不適当となるか否かをチェックする
。このようなことが起る場合には、マイクロコンピュー
タ用のリセット信号を自動的に発生させる。バイトX及
びYの各々は他方から交互に取出すことができ、即ち各
バイトは他方のバイトの補数とすることができる。この
ような場合に、上記バイトを記憶させるのに単一のRA
M位置のみを必要とする場合には、バイトX又はYが要
求される度毎に斯かるRAMの位置をアクセスし、その
内容をウォッチドッグ回路に供給して、アクセスしたバ
イトを同じ位置に書込み、かつ連続的な斯様な各アクセ
ス対間にて記憶バイトを他のバイトに変換すべくマイク
ロコンピュータをプログラム化する。このような場合に
み、バイトX及びYをそれぞれ10101010及び0
1010101として、ビットライン^Do−AD7の
内の隣接するライン間におけるクロストークをチェック
するのが好適である。
第2番目としてカウンタ17の最上位ビットから2番目
の出力端子Q7−3を比較器10の入力端子42に接続
(この比較器では斯かる出力端子におけるレベルを入力
端子43に供給される論理値“1”と比較する)するこ
とに注目する。このことは、ウォッチドッグ回路が書込
モードにアドレスされる場合に、出力Qn−Iが論理値
“1″でなければ、たとえマイクロコンピュータ1がビ
ットラインADO〜AD7に正しいバイトX又はYを供
給しても比較器10が論理値“0″′の出力信号を発生
しないと云うことを意味する。換言するに、カウンタ1
7の出力Qn−+が論理値“O”となる時点にウォッチ
ドッグ回路が書込モードにアドレスされる場合には、フ
リップフロップ15がゲート19を介してマイクロコン
ピュータ1にリセット信号を供給することになる。この
ような特徴によってマイクロコンピュータ1におけるプ
ログラムの正しい実行をさらにチェックすることができ
、しかもこれは出力バッファ18と、ウォッチドッグ回
路を読取モードにアドレス指定する設備とを設けるから
である。マイクロコンピュータ1は、ウォッチドッグ回
路を周期的に読取モードにアドレスして、カウンタ17
の出力Q7−0の論理状態を確認し、これによりいつの
時点に斯かる状態が“0“から“1”に変ったかを決定
し、かつこのような変化が生じた際にフラグをセットす
べくプログラム化することができる。プログラムに含ま
れる書込モードアドレス指定ステップも、フラグが実際
上関連する時点にセットされる場合にだけそのフラグの
リセット化を実際に行なうべく編成することができる。
出力端子Q7−1に現われる矩形波信号の周期が、クロ
ックパルス発生器16の出力周波数と、カウンタ17の
容量とによって決定されることは勿論既知である。これ
がため、読取モードアドレス指定ステップの発生頻度及
びこのような各ステップとつぎの書込モードアドレス指
定ステップとの間のインターバルは、通常の動作にて斯
様な書込モードアドレス指定ステップが生ずる度にフラ
グがセットされても出力端子Q、、−1における信号が
論理値“1”のままとなるように選定することができる
。(なお、このための条件は、連続する読取モードアド
レス指定ステップの各対向のインターバルと、第2のこ
れら読取モードアドレス指定ステップとつぎの書込モー
ドアドレス指定ステップとの間のインターバルとをたし
たものを、出力端子Qn−Iにおける信号が存在してい
たカウンタ17を自由に実行させていた期間のA以下と
しなければならないと云うことにある。)このような制
約内で各書込モードアドレス指定ステップをプログラム
にて直前に読取モードアドレス指定ステップから適宜で
きる限り離間させれば、マイクロコンピュータ1により
入力される短いプログラムループがウォッチドッグ書込
モードアドレス指定ステレプを実際に包含している場合
に、そのプログラムループが斯かる書込モードアドレス
指定ステップを準備させるのに必要なウォッチドッグ読
取モードアドレス指定ステップも含むことになると云う
ようなことは低減する。出力Q、、、をテストし、かつ
斯かる出力のレベル力(−Qllから“1”に変化した
際にのみウォッチドッグ回路に書込ませることの他の利
点は、ウォッチドッグ書込動作の繰返し速度が出力端子
Qn−+における信号の周波数の(+A〜1)倍に自動
的に調整されると云うことにあり、斯かる繰返し速度は
最適値とすることができる、しかも5プログラム=29
− 一28= が実行される際にそのプログラムがどのブランチを実際
にとるかと云うことには差程関係しない。
プログラム化することのできるマイクロコンピュータ1
の本発明に関連するプログラム部分の一例を第2図に流
れ図をもって示しである。この第2図における種々のブ
ロックはつぎのような意味を有している。
50−スタート(第1図のマイクロコンピュータ1のリ
セット入力端子R5Tに供給されるリセット信号により
プログラムはこの段に戻る)。
51− RAMの特定ア、ドレスへのバイトXの書込み
(第1図についての説明参照)及びフラグF1及びF2
の論理値“O”への設定を含む初期設定。
52−主ブロクラムの一部。
53−第1図のカウンタ17の出力QR−Iは論理値“
1”か? 54−フラグF1を論理値“1″にセットする。
55−主プログラムの一部。
56−フラグF1は論理値″1′か? 57− RAMアドレスADの内容をウォッチドッグ回
路に書込む。
58−フラグF2を論理値“1“にセットする。
フラグF1を論理“0”にセットする。
59−主プログラムの一部。
60−フラグF2は論理値“1”か? 61− RAMアドレスの内容を補足する。
62−フラグF2を論理値″0”にセットする。
スタート(第50)後にはステップ51にてバイトXを
RAMの位置ADに書込ませる。このRAMはプログラ
ムの誤動作の場合に重ね書きされるようなものとするの
が好適である。さらに、カウンタ17の出力端子Q7−
0における信号が論理値“1”であると決定された時点
を示すのに用いられにフラグF1を、ウォッチドッグ回
路が書込まれたことを示すのに用いられるフラグF2で
あるとして論理値“O″にセットする。ついでマイクロ
コンピュータの主プログラムの(ステップ52の)部分
を実行させる。
つぎにステップ53では、出力Qh−+が論理値“1”
であるか、否かテストし、マイクロコンピュータ1は先
ずその出力端子ADO−AD7にアドレスバイトzを発
生し、かつデコーダ12が応答するバイトを出力端子へ
8〜A15に発生し、ついで論理値°0″を出力端子R
D (読取モード)に発生し、斯くしてイネーブル状態
となったバッファ18の出力信号をこのバッファの出力
/入力ADONAD7にて読取る。
Q4−1が“1”(Y)の場合にはフラグF1をステッ
プ54にて“l”にセットし、かついずれの場合にも主
プログラムの他の部分をつぎにブロック55にて実行さ
せる。この後にはステップ56にてフラグF1をセット
するか、否か、即ちQ7−3が論理値“1”であったと
云うことがステップ53にて決定されたか、否かを確か
める。その結果が(Y)であった場合には、RAMアド
レスADの内容(最初はバイトX1例えば010101
01)をステップ57にてウォッチドッグ回路に書込み
(かつ、アドレスADにも再書込みし)、マイクロコン
ピュータ1によりアドレスバイトZをその出力端子AD
O〜AD7に発生させ、かつデコーダ12が応答するバ
イトを出力端子^8〜A15に発生させ、ついで、論理
値“0”を出力端子WR(書込モード)に発生させると
共にRAMアドレスADからのバイトを出力端子ADO
〜AD7に発生させる。正規の動作では、ステップ57
の動作が行われる際に出力Q□1が論理値“1”のまま
であるため、カウンタ17はリセットされ、フリップフ
ロップ14を切換えるも、一般的なリセットは行われな
い、ついでフラグF1をリセットし、かつフラグF2は
ウォッチドッグ回路が書込まれたことを示す論理値”1
”にセットする(ブロック58)。つぎにプログラムは
ブロック59に進むが、フラグF1がセットされない(
N)ことが確められる場合にはステップ56がら直接ブ
ロック59に進む。ブロック59はっぎの主プログラム
の部分を示し、この後にはステップ57が実際に行われ
たか、否かを確めるためにフラグF2をテストする(ス
テップ60)。フラグF2が“1”(Y)であった場合
には、RAMアドレスADのバイトがステップ61にて
補足され、再書込みされるため、それはマルチプレクサ
13の新規の状態にならってYとなり、その後フラグF
2はステップ62にてリセットされて、プログラムはブ
ロック52へと進むが、ステップ60での結果が「ノー
」(N)である場合に=33− はプログラムはブロック60から直接ブロック52へと
進む。
ステップ53での結果が「イエス」である場合に、ステ
ップ57を実行させる際にもカウンタ17の出力Q*−
1が依然“1′のままであるようにするためには、シス
テムが正しく作動しているものとする場合に、ステップ
53での連続テスト間の時間インターバルと、ステップ
57が実際に実行される場合のつぎのステップ57まで
の時間とを示したものが、常にカウンタ17の出力端子
Q7−3に信号が現われている期間のη以下となるよう
にする。
所要に応じ、第1図のゲート69の出力端子に遅延素子
(図示せず)を設けて、カウンタ17又はフリップフロ
ップ15がリセットされる前にゲート69の出力端子に
発生するいずれものリセット信号の持続時間を十分に長
くすることができる。
第り図に示した本発明システムにおけるマイクロコンピ
ュータ1以外の部分はいずれも同じ半導体チップに極め
て良好に集積化することができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明データ処理システムの一例を示すブロッ
ク線図、 第2図は第1図に示す例の動作説明用流れ図である 1・・・マイクロコンピュータ 2.3.4・・・外部回路への接続部分5・・・アドレ
スラッチ  10・・・第1比較器11・・・第2比較
器    12・・・デコーダ13・・・マルチプレク
サ 14・・・フリップフロップ(分周器)15・・・D形
フリップフロップ 16・・・クロックパルス源 17・・・タイマ/カウンタ 18・・・多重出力バッファ 19・・・NORゲー)     20.21・・・O
Rゲート44・・・インバータ    68・・・パル
ス発生器69、70・・・ANDゲート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ウォッチドッグ回路を含むプログラム化デジタルデ
    ータ処理システムにあって、前記ウォッチドッグ回路が
    タイマ手段を具えており、該タイマ手段にリセット信号
    入力端子を結合させ、動作中に前記リセット信号入力端
    子に供給される連続するリセット信号間のインターバル
    が所定長さ以上となるのに応答して前記タイマ手段が出
    力信号を発生し、前記所定の長さを越さないインターバ
    ルにてリセット信号を前記リセット信号入力端子に繰返
    し供給すべく前記システムをプログラム化し、かつ該シ
    ステムを前記出力信号の発生に応答して所定状態をとる
    べく配置したデータ処理システムにおいて、各リセット
    信号をそれぞれ所定の時間窓内にてリセット信号入力端
    子に供給すべく前記システムをプログラム化し、かつリ
    セット信号入力端子に供給される各リセット信号が前記
    所定の時間窓内にて該リセット信号入力端子に供給され
    ない場合にも前記出力信号を発生すべくウォッチドッグ
    回路を配置したことを特徴とするデジタルデータ処理シ
    ステム。 2、前記ウォッチドッグ回路を前記時間窓以外でのリセ
    ット信号のリセット信号入力端子への供給に直接応答さ
    せて前記出力信号を発生すべく配置したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のデジタルデータ処理シ
    ステム。 3、前記所定の各時間窓が、リセット信号入力端子に直
    前のリセット信号が供給された瞬時に対して所定の関係
    を有することを特徴とする特許請求の範囲第1又は2項
    に記載のデジタルデータ処理システム。 4、前記タイマ手段を連続的にクロックされる2進カウ
    ンタで構成し、該カウンタのリセット入力端子に前記リ
    セット信号入力端子を結合させ、かつ各時間窓を前記カ
    ウンタの内容の或る特定ビットが所定値を有している時
    間に一致させることを特徴とする特許請求の範囲第3項
    に記載のデジタルデータ処理システム。 5、前記特定ビットの値を周期的にテストして、該特定
    ビットがいつの時点に変ったかを決定し、斯様な変化が
    検出された後にリセット信号をリセット信号入力端子に
    供給して、斯様な変化の検出時とつぎのリセット信号の
    供給時との間にて他のプログラムステップを実行させる
    べくプログラム化したことを特徴とする特許請求の範囲
    第4項に記載のデジタルデータ処理システム。 6、リセット信号がリセット信号入力端子に供給される
    度毎にウォッチドッグ回路をストローブすべくプログラ
    ム化したことを特徴とする特許請求の範囲第1〜5項の
    いずれか一項に記載のデジタルデータ処理システム。 7、同一半導体チップに集積化される外部アドレスラッ
    チ、アドレスラッチ及びウォッチドッグ回路を装備して
    いるプログラム化マイクロコンピュータで構成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1〜6項のいずれか一項
    に記載のデジタルデータ処理システム。
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