JPS63119211A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

内燃機関用点火コイル

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Publication number
JPS63119211A
JPS63119211A JP61263772A JP26377286A JPS63119211A JP S63119211 A JPS63119211 A JP S63119211A JP 61263772 A JP61263772 A JP 61263772A JP 26377286 A JP26377286 A JP 26377286A JP S63119211 A JPS63119211 A JP S63119211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
ignition coil
ignition
engine
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61263772A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kouhira
向平 高志
Hiroshi Watanabe
博 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPS63119211A publication Critical patent/JPS63119211A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関用点火コイルに関するものである。
〔従来の技術〕
自動車等の内燃機関においては、エンジン点火に必要な
高電圧を発生させるため点火コイルが使用されている。
一般にこの種の点火コイルは、特開昭58−17691
2号、特開昭59−16320号公報等に開示されるよ
うに、一次コイル、二次コイル、閉磁路鉄心等の点火コ
イル組立体を樹脂部材で一体にモールドしてなるモール
ド形の点火コイルが採用されている。この種の点火コイ
ルは耐水性、絶縁性に優れ、装置全体のコンパクト化を
図り得る利点を有する。ところで、この種のモールド形
点火コイルにおいては1点火コイルに組込まれた鉄心が
磁路を構成すると共に、電気的には点火コイル等のアー
ス端子の一部として使用されている。
すなわち、従来は鉄心をアース端子の一部として、鉄心
の適宜箇所に設けた点火コイル取付用穴とこの穴に嵌合
する取付部材とを介して点火コイルを車体フレームに固
定した場合に、前記鉄心を車体フレームに電気的に接続
し、車体ケースを行なつていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前述した如く鉄心により車体アースを行
う場合には次のような改善すべき点を有していた。すな
わち、点火コイルの鉄心をアース端子の一部として使用
した場合には、ケース内に収容された点火コイルの二次
コイルと鉄心間に分布容量が生じて、この分布容量に充
電された電圧が点火プラグ放電時に高周波電圧として車
体アース側に放電され、車載ラジオに雑音として表われ
ていた。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは1点火コイルから生1しるプラグ放
電時の高周波電圧の車体への流入を有効に防止して、車
載ラジオの雑音低減、防止を図り得るモールド形点火コ
イルを提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記目的を達成するためには、点火コイルか
ら生じる高周波電圧を車体アースとは別のエンジンアー
ス側に放出させればよいことに着目し、次のような手段
を講じたものである。すなわち、本発明は一次コイル、
二次コイルを合成樹脂ケースに収納してなる点火コイル
部に閉磁路鉄心等を組合せ外装樹脂部材でモールドして
なる点火コイルにおいて、前記合成樹脂ケースの外側面
には、少なくとも前記閉磁路鉄心と対向するケース外側
部分に導電性物質を被覆して、この導電性物質により前
記二次コイルと前記閉磁路鉄心間に電気的シールド部を
形成し、このシールド部を点火コイルのアース端子と接
続し、且つこのアース端子をエンジン側に接続してなる
ものである。
〔作用〕
このような構成よりなる本発明によれば、二次コイルと
合成樹脂ケースとの間までに充電された分布容量による
電圧が閉磁路鉄心側に至ることなく、合成樹脂ケース外
側面に被覆した導電性物質及びアース端子を介して点火
プラグ放電時にエンジンアース側に放出され、車体側に
侵入することを防止でき、その結果車載ラジオのノイズ
低減、防止を図り得る。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図により説明
する。
第1図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第2図は本
実施例の点火コイルの外装前の立体構造図である。
図中、1は一次ボビンであり、一次ボビン1に一次コイ
ル2を巻装し、二次ボビン3には、二次コイル4を巻装
している。
一次ボビン1は熱可塑性合成樹脂により成形され、一次
コイル2は線径0.3〜1.0mm程度のエナメル線を
一層当り数十回ずつ合計150〜200回程度、数層に
積層巻しである。
−二次ボビン3は、一次ボビン1と同じような合成樹脂
により成形されており軸方向に配置された複数個の鍔5
と、この鍔5によって区切られた複数個の溝6で構成さ
れている。二次コイル4は線径0.03〜0.1mm程
度のエナメル線を各々の溝6に巻装し合計10,000
〜15,000回巻いている。
また、一次ボビン1に巻装された一次コイル2が二次ボ
ビン3の内周側に挿入され、更に一次コイル2及び二次
コイル4が、コイル収納用ケース7の下部位置に一次ボ
ビン1を嵌合させた状態で収容保持され、このようにし
てコイル収納用ケース7内に点火コイル部8が形成され
ている。この点火コイル部8とケース7との間にはエポ
キシ樹脂等の熱硬化性合成樹脂である絶縁注型樹脂9を
注入含浸した後、加熱硬化しである。
一次コイル2の巻始めは一次端子10に、巻終りは一次
端子11に接続される。二次コイル4の巻始は、第2図
に示すようにアース端子18に、巻終りは高圧端子12
に接続されている。18′は一次端子10,11、アー
ス端子18を取付ける端子板である。また、一次ボビン
1の内周側には、ケース7の両側面を貫通するようにし
てL字形の鉄心13が挿入され、この鉄心13と収納ケ
ース7の下部外側に配置したL字形の鉄心14とを組合
せて、磁気回路を構成する。また、鉄心13.14間に
は、鉄心13.14を通る最大磁東密度を制限するため
の空隙を定める非磁性体のスペーサ15が介在されてい
る。
更に、本実施例においては、鉄心14と対向する部分を
含むケース7の外側面に導電性物質16がメッキ又は塗
布手段により被覆され、これを第2図に示すように、接
続端子17を用いてアース端子18に接続する。19は
鉄心14に配設した貫通穴で、外装成形時の構成部品の
金型固定のために使用されるとともに、この穴19は車
体取付用穴として利用される。
しかして、本実施例における点火コイルは、一次コイル
2、二次コイル4を収容し注型樹脂9を充填したコイル
収納用ケース7と、鉄心13及び14と、端子板18′
等の点火コイル構成部品を。
熱可塑性合成樹脂よりなる外装成形樹脂20により一体
的にモールドしてなるもので、またアース端子18をエ
ンジン側に電気的に接続することでエンジンアースが可
能となり、鉄心14と二次コイル4の間との電気的シー
ルドが可能となる。その結果、二次コイル4とケース7
表面との間までに充電された電圧は、鉄心14側に至る
ことなく、導電性物質16、接続端子17、アース端子
18を介して点火プラグ放電時にエンジンアース側に放
出され、車体側に侵入することを防止でき車載ラジオの
ノイズ低減・防止を有効に図り得る。更に本実施例によ
れば、車載ラジオのノイズ低減の他、鉄心14と二次コ
イル4間に発生するコロナ放電も防止でき、コロナ放電
による絶縁注型樹脂9の劣化低減による信頼性向上にも
効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、エンジンアースを通してモールド点火
コイルが放電時に発生さる高周波電圧の車体への流入を
防止できるので、車載ラジオの雑音低減、防止を有効に
図り得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の断面図、第2図は上記実施
例の外装成形前の立体構造図である。 1・・・一次ボビン、2・・・一次コイル、3・・・二
次ボビン、3・・・二次ボビン、4・・・二次コイル、
7・・・合成樹脂ケース、8・・・点火コイル部、9・
・・絶縁注型樹脂、10.11・・・一次端子、12・
・・高圧端子、13.14・・・閉磁路鉄心、16・・
・導電性物質、17・・・接続端子、18・・・アース
端子、20・・・外装樹脂部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、一次コイル、二次コイルを合成樹脂ケースに収納し
    、この合成樹脂ケース内に絶縁注型樹脂を注入硬化する
    ことにより点火コイル部を形成し、この点火コイル部に
    閉磁路鉄心、一次端子等の部品を組合せ、外装樹脂部材
    でモールドしてなる点火コイルにおいて、前記合成樹脂
    ケースの外側面には、少なくとも前記閉磁路鉄心と対向
    するケース外側部分に導電性物質を被覆して、該導電性
    物質により前記二次コイルと前記閉磁路鉄心間に電気的
    シールド部を形成し、このシールド部を点火コイルのア
    ース端子と接続し、且つ該アース端子をエンジン側に接
    続してなることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
JP61263772A 1986-11-07 1986-11-07 内燃機関用点火コイル Pending JPS63119211A (ja)

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JP61263772A JPS63119211A (ja) 1986-11-07 1986-11-07 内燃機関用点火コイル

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JPS63119211A true JPS63119211A (ja) 1988-05-23

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ID=17394069

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JP61263772A Pending JPS63119211A (ja) 1986-11-07 1986-11-07 内燃機関用点火コイル

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JP (1) JPS63119211A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0387007A (ja) * 1989-08-10 1991-04-11 General Motors Corp <Gm> 点火コイル
JP2005175470A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Robert Bosch Gmbh 点火コイル

Cited By (2)

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JPH0387007A (ja) * 1989-08-10 1991-04-11 General Motors Corp <Gm> 点火コイル
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