JPS63117761A - ゼラチン硬カプセルのフイルムコ−テイング方法 - Google Patents
ゼラチン硬カプセルのフイルムコ−テイング方法Info
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- JPS63117761A JPS63117761A JP26579086A JP26579086A JPS63117761A JP S63117761 A JPS63117761 A JP S63117761A JP 26579086 A JP26579086 A JP 26579086A JP 26579086 A JP26579086 A JP 26579086A JP S63117761 A JPS63117761 A JP S63117761A
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Landscapes
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
■の と!。
腸溶性の硬カプセル剤を製造するなどの目的でゼラチン
硬カプセル剤をフィルムコーティングすることが行われ
る。その場合ゼラチンとコーティング剤との密着性を改
善するためポリビニルピロリドンの下掛けを施したり(
特公昭44−22835)、本発明者の提案した真空下
でコーティングする方法(特願昭6O−169395)
などの方法がある。
硬カプセル剤をフィルムコーティングすることが行われ
る。その場合ゼラチンとコーティング剤との密着性を改
善するためポリビニルピロリドンの下掛けを施したり(
特公昭44−22835)、本発明者の提案した真空下
でコーティングする方法(特願昭6O−169395)
などの方法がある。
元来ゼラチン硬カプセルの頭部と胴部の嵌合部は通常最
大約0.4鶴までの隙間があり、フィルムコーティング
ではこの隙間が完全にふさがらなければならない。さも
なければ例えば腸ン容性カプセルの場合、該隙間から胃
液が浸透し、カプセルが小腸に達する前に崩壊し、所期
の目的を達成し得ないからである。
大約0.4鶴までの隙間があり、フィルムコーティング
ではこの隙間が完全にふさがらなければならない。さも
なければ例えば腸ン容性カプセルの場合、該隙間から胃
液が浸透し、カプセルが小腸に達する前に崩壊し、所期
の目的を達成し得ないからである。
ところが一般に行われているパンコーティングによる方
法では、特に嵌合部のフィルムコーティングが容易でな
く、錠剤のフィルムコーティングに比しコーティング剤
の使用量が多く、また時間もかかる。真空下のフィルム
コーティングではコーティング剤およびコーティング所
要時間はかなり節約できるが、常圧でのコーティングと
同様にコーティングの工程でカプセルの頭部と胴部とが
分離し、カプセルの内容物がコーティングパン内部で飛
散することが絶無ではない。たとえ1個でもカプセルが
分離し、内容物がパン内に飛散すれば、他のカプセルに
付着し外観を10するのでそのロフト全体が不良品とな
る。本発明の課題はこのような問題を解決することであ
る。
法では、特に嵌合部のフィルムコーティングが容易でな
く、錠剤のフィルムコーティングに比しコーティング剤
の使用量が多く、また時間もかかる。真空下のフィルム
コーティングではコーティング剤およびコーティング所
要時間はかなり節約できるが、常圧でのコーティングと
同様にコーティングの工程でカプセルの頭部と胴部とが
分離し、カプセルの内容物がコーティングパン内部で飛
散することが絶無ではない。たとえ1個でもカプセルが
分離し、内容物がパン内に飛散すれば、他のカプセルに
付着し外観を10するのでそのロフト全体が不良品とな
る。本発明の課題はこのような問題を解決することであ
る。
龍状五止
上記課題は本発明によって解決される。本発明は、頭部
と胴部とよりなるゼラチン硬カプセルに薬剤を充填し、
頭部と胴部との嵌合部をシールした後フィルムコーティ
ングを施すことを特徴とするゼラチン硬カプセルのフィ
ルムコーティング方法を提供する。
と胴部とよりなるゼラチン硬カプセルに薬剤を充填し、
頭部と胴部との嵌合部をシールした後フィルムコーティ
ングを施すことを特徴とするゼラチン硬カプセルのフィ
ルムコーティング方法を提供する。
扛ニジ公尖施旦謙
薬剤を充填したカプセルの頭部と胴部の嵌合部のシール
方法は、公知の方法に従って行うことができる。例えば
、水と水混和性の有機溶剤の混液、例えば含水エタノー
ルをカプセルにふりかけ、熱風により溶剤を藤発させる
と共にカプセルを加熱して嵌合部をシールする方法や、
嵌合部に帯状にゼラチン溶液を塗布し、乾燥するバンド
シール方法などがある。後者の方法においてシール液を
あらかじめ着色しておけば、バンドシールの色によって
フィルムコーテングしたカプセルの識別が容易となる。
方法は、公知の方法に従って行うことができる。例えば
、水と水混和性の有機溶剤の混液、例えば含水エタノー
ルをカプセルにふりかけ、熱風により溶剤を藤発させる
と共にカプセルを加熱して嵌合部をシールする方法や、
嵌合部に帯状にゼラチン溶液を塗布し、乾燥するバンド
シール方法などがある。後者の方法においてシール液を
あらかじめ着色しておけば、バンドシールの色によって
フィルムコーテングしたカプセルの識別が容易となる。
腸溶性カプセルを製造するためのコーティング剤は公知
であり、実際に腸溶錠、腸溶性顆粒などの製造に使用さ
れている。その例としては、セルロースアセテートフタ
レート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレー
ト、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサ
クシネート、カルボキシメチルエチルセルロース、メタ
クリル酸−アクリル酸メチル(又はエチル)共重合体な
どがあるが、特にこれらに限定されない。
であり、実際に腸溶錠、腸溶性顆粒などの製造に使用さ
れている。その例としては、セルロースアセテートフタ
レート、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレー
ト、ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサ
クシネート、カルボキシメチルエチルセルロース、メタ
クリル酸−アクリル酸メチル(又はエチル)共重合体な
どがあるが、特にこれらに限定されない。
コーテイング液は、コーティング剤を揮発性の溶剤に溶
かした溶液である。必要ある場合は、着色剤、可塑剤な
どを含むことができる。
かした溶液である。必要ある場合は、着色剤、可塑剤な
どを含むことができる。
コーティング方法は従来法でよい。また本出願人の特願
昭60−169395に開示した真空下のコーティング
方法によってもよい。
昭60−169395に開示した真空下のコーティング
方法によってもよい。
本発明によればそのため使用するコーティング剤の量は
、嵌合部をシールしないでコーティングする場合の1/
4〜115に節約でき、かつコーティング所要時間が大
幅に短縮される。しかもその場合腸溶性崩壊試験におい
て殆ど100%合格する製品が得られる。
、嵌合部をシールしないでコーティングする場合の1/
4〜115に節約でき、かつコーティング所要時間が大
幅に短縮される。しかもその場合腸溶性崩壊試験におい
て殆ど100%合格する製品が得られる。
嵌合部をシールした後フィルムコーティングを行えば、
充填した薬剤が液状またはスラリー状であってもコーテ
ィングが可能であり、腸溶性カプセル剤の通用範囲が広
くなる。
充填した薬剤が液状またはスラリー状であってもコーテ
ィングが可能であり、腸溶性カプセル剤の通用範囲が広
くなる。
以上腸溶性フィルムコーティングを例にとって説明した
が、本発明はこれに限定されず、他の目的を有するゼラ
チン硬カプセル剤のフィルムコーティングにも等しく適
用し得ることが明らかであろう。
が、本発明はこれに限定されず、他の目的を有するゼラ
チン硬カプセル剤のフィルムコーティングにも等しく適
用し得ることが明らかであろう。
実施例
1放材料
■ ゼラチン硬カプセル剤A25%タルク含有乳糖を4
号カプセルに充填したちの 15,000個■ ゼラ
チン硬カプセル剤B:ゼラチン硬カプセル剤Aにバンド
シールを施したちの 15,000(1?il■ 1!
溶性フイルムコーテイング液 塩化メチレン8.445 g、メタノール5.625g
および精製水150gの混合溶媒にヒドロキシプロピル
メチルセルロースアセテートサクシネート(信越化学工
業fl製)750gを完全に溶解させた後、グリセリン
脂肪酸エステル(イーストマン社製)30gを溶解し、
腸溶性フィルムコーテイング液(15,OOOg)とす
る。
号カプセルに充填したちの 15,000個■ ゼラ
チン硬カプセル剤B:ゼラチン硬カプセル剤Aにバンド
シールを施したちの 15,000(1?il■ 1!
溶性フイルムコーテイング液 塩化メチレン8.445 g、メタノール5.625g
および精製水150gの混合溶媒にヒドロキシプロピル
メチルセルロースアセテートサクシネート(信越化学工
業fl製)750gを完全に溶解させた後、グリセリン
脂肪酸エステル(イーストマン社製)30gを溶解し、
腸溶性フィルムコーテイング液(15,OOOg)とす
る。
上記カプセルAおよびB夫々15,0OOf[iilを
フィルムコーティング[(VGココ−−50. ++”
J)菊水製作所製)に投入し、腸溶性フィルムコーティ
ング液を噴霧してHfA ?g性ラフイルムコ−ティン
グ行う。フィルムコーテイング液を2 kg液掛けした
時、カプセルAおよびBを夫々サンプリングする。フィ
ルムコーテイング液2 kgの液掛けに要する時間は約
30分である。引き続き液掛けを行い、フィルムコーテ
イング液2 kg液掛は毎に同様サンプリングし、腸溶
性の試験に合格するまで腸溶性フィルムコーティングを
行う。サンプリングしたカプセルは日周一般試験法、崩
壊試験、腸溶性の製剤の項により試験を行う。カプセル
AおよびBの試験結果を次の表に示す。表に示すように
カプセルBは腸溶性フィルムコーテイング液2 kg液
掛けでは7日局崩壊試験に合格するが、カプセルAは少
なくとも12kgの液掛けが必要である。また第1液で
異常なしのものは第2液では6〜8分で崩壊し、フィル
ムの量が変わっても崩壊時間に大きな変化はない。
フィルムコーティング[(VGココ−−50. ++”
J)菊水製作所製)に投入し、腸溶性フィルムコーティ
ング液を噴霧してHfA ?g性ラフイルムコ−ティン
グ行う。フィルムコーテイング液を2 kg液掛けした
時、カプセルAおよびBを夫々サンプリングする。フィ
ルムコーテイング液2 kgの液掛けに要する時間は約
30分である。引き続き液掛けを行い、フィルムコーテ
イング液2 kg液掛は毎に同様サンプリングし、腸溶
性の試験に合格するまで腸溶性フィルムコーティングを
行う。サンプリングしたカプセルは日周一般試験法、崩
壊試験、腸溶性の製剤の項により試験を行う。カプセル
AおよびBの試験結果を次の表に示す。表に示すように
カプセルBは腸溶性フィルムコーテイング液2 kg液
掛けでは7日局崩壊試験に合格するが、カプセルAは少
なくとも12kgの液掛けが必要である。また第1液で
異常なしのものは第2液では6〜8分で崩壊し、フィル
ムの量が変わっても崩壊時間に大きな変化はない。
(以下余白)
Claims (1)
- 頭部と胴部とよりなるゼラチン硬カプセルに薬剤を充填
し、頭部と胴部との嵌合部をシールした後フィルムコー
ティングを施すことを特徴とするゼラチン硬カプセルの
フィルムコーティング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61265790A JPH0669476B2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | ゼラチン硬カプセルのフイルムコ−テイング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61265790A JPH0669476B2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | ゼラチン硬カプセルのフイルムコ−テイング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63117761A true JPS63117761A (ja) | 1988-05-21 |
JPH0669476B2 JPH0669476B2 (ja) | 1994-09-07 |
Family
ID=17422078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61265790A Expired - Fee Related JPH0669476B2 (ja) | 1986-11-07 | 1986-11-07 | ゼラチン硬カプセルのフイルムコ−テイング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0669476B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999033924A1 (en) * | 1997-12-26 | 1999-07-08 | Warner-Lambert Company | Gelatine compositions |
WO2012090623A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 日清ファルマ株式会社 | ビフィズス菌大腸デリバリーカプセル及びその製造方法 |
JP2015502923A (ja) * | 2011-11-09 | 2015-01-29 | キャプシュゲル・ベルジウム・エヌ・ヴィ | 耐酸性ツーピースハードカプセル用の耐酸性バンディング溶液 |
US11246837B2 (en) | 2015-11-10 | 2022-02-15 | Capsugel Belgium, NV | Acid resistant banding or sealing solution for acid resistant two piece hard capsules |
WO2024019133A1 (ja) * | 2022-07-22 | 2024-01-25 | クオリカプス株式会社 | 多層構造腸溶性硬質カプセル |
Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS58198190A (ja) * | 1982-05-12 | 1983-11-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | リニアモ−タ装置 |
JPS5999220A (ja) * | 1982-11-29 | 1984-06-07 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | 光電式のエンコ−ダ |
JPS6097215A (ja) * | 1983-11-01 | 1985-05-31 | Canon Inc | 測長装置 |
-
1986
- 1986-11-07 JP JP61265790A patent/JPH0669476B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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WO2012090623A1 (ja) * | 2010-12-28 | 2012-07-05 | 日清ファルマ株式会社 | ビフィズス菌大腸デリバリーカプセル及びその製造方法 |
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JP2018030863A (ja) * | 2011-11-09 | 2018-03-01 | キャプシュゲル・ベルジウム・エヌ・ヴィ | 耐酸性ツーピースハードカプセル用の耐酸性バンディング溶液 |
US9980918B2 (en) | 2011-11-09 | 2018-05-29 | Capsugel Belgium Nv | Acid resistant banding solution for acid resistant two piece hard capsules |
US11246837B2 (en) | 2015-11-10 | 2022-02-15 | Capsugel Belgium, NV | Acid resistant banding or sealing solution for acid resistant two piece hard capsules |
WO2024019133A1 (ja) * | 2022-07-22 | 2024-01-25 | クオリカプス株式会社 | 多層構造腸溶性硬質カプセル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0669476B2 (ja) | 1994-09-07 |
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