JPS63112731A

JPS63112731A - オープンエンド−ロータ式紡績機の紡績ユニツト

Info

Publication number: JPS63112731A
Application number: JP62266699A
Authority: JP
Inventors: ハンス・ラーシユ; ハインツ−ゲオルク・ヴアツセンホーフエン
Original assignee: W Reiners Verwaltungs GmbH
Current assignee: W Reiners Verwaltungs GmbH
Priority date: 1986-10-24
Filing date: 1987-10-23
Publication date: 1988-05-17
Also published as: DE3636182A1; DE3636182C2; IT8722076A0; US4769984A; CH673661A5; IT1222775B

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、ロータを有するオープンエンド−ロータ式紡
績機の紡績ユニットにおいて、前記ロータが円すい状に
形成された繊維滑り壁を有しており、この繊維滑り壁の
内側端部に繊維集合みぞが設けられており、このＩ！！
維集台集合の直径が、繊維滑り壁の外側端部におけるロ
ータ開口の直径よシ大きくなっておシ、繊維−供給ロー
ラと分繊ローラとから成る分繊ユニットを備えておシ、
さらにロータを取囲むケーシングを備えており、このケ
ーシングが開放位置から閉鎖位置に運動可能なカバーに
よって閉鎖されるようになっておシ、さらにカバーから
ロータ内に突出する突起を有していて、この突起が、分
繊ローラから出る＃１１維ガイド通路の出口及び紡糸引
出し管の入口を備えている形式のものに関する。

従来の技術従来の紡績ユニットの効果には制限がある。

このことは、と９わけ以下の理由による：所定のロータ
直径において、特に機械的な剛性の理由から回転数が制
限されている。その結果、可能な限シの最大の紡糸引出
し速度が生じる。繊維ガイド通路の出口と繊維滑り壁と
の間に中央の間隔が存在しており、この間隔は繊維屑シ
壁の高さ及びテーパに関連している。この間隔は、同じ
テーパにおいてロータが比較的小さい直径を有している
場合には小さくならない。

この場合、ロータは速べ回転することができるが、しか
し紡糸引出し速度はロータの縮少に比例して増大されな
い。このことは、さらに種々の理由による。第一に、繊
維ガイド通路の出口と繊維屑シ壁との間の間隔は、小さ
なロータにおける繊維集合みぞの直径に比較して犬きく
なシ、このことに↓ｂｍ維滑シ壁における紡糸引渡しは
困難になる。第二に、紡糸引出し管の入口と、繊維ガイ
ド通路の出口との間の間隔は、小さな直径のロータにお
いてすでに小さくなシ、従って多くの繊維は繊維滑り壁
における代わりに、直接繊維集合みぞ内に、あるいは引
出し方向で運動される紡糸に達し、このことにより紡糸
の品質が低下する。

繊維ガイド通路の出口を離れた後に、繊維流がかきまぜ
られ、このかきまぜが紡糸品質に関して、ロータが小さ
くなればなる程、良くなくなる。

発明の課題本発明の課題は、前述の欠点を回避して、高いロータ回
転数及び高い引出し速度において品質の良い紡糸全紡績
することである。

課題を解決するための手段前述の課題を解決するために講じた手段は、突起がロー
タの回転軸線に対して非対称的に配置されており、繊維
ガイド通路の出口に、繊維滑り壁とほぼ同じテーパを有
する壁部分を有しており、この壁部分が、繊維屑シ壁に
対して所定の間隔を置いてロータ開口に後、方から係合
しており、さらにロータ回転軸線に対して直角な方向成
分及びロータ軸線に対して平行な方向成分を有する運動
法則によシ、カバーとロータとが、カバーが閉鎖する際
には突起がロータの後方に自動的に係合し、かつカバー
が開放する除には突起が、開放運動の開始のために前記
の後方からの係合全自動的に解除するように、互い。

に相対的に運動可能に配置されているようにしたことで
ある。

発明の効果本発明によって得られる利点は、紡績ユニットの効果が
上がること・である。

実施例第１図はオープンエンド−ロータ式紡績機の紡績ユニッ
ト１を断面して示しており、前記ロータ式紡績機は複数
のこの上すな紡績ユニットを有している。紡績機フレー
ムは横壁２．　３’を有しており、該横壁は、とりわけ
貫通部４，５を備えている。貫通部４を通ってエンドレ
スの接線ベルト６が、かつ貫通部５を通ってエンドレス
の接線ベルト７が案内されている。横壁２は、ロータ１
０の軸９のための、ここではほとんど詳しく述べていな
い支持装置８を支持している。

第２図及び第３図から特に判るように、ロータ１０は軸
９と結合された７ランク区域１１、床置域１２及び壁区
域１３を有している。壁区域１３は前方を緑１４によっ
て制限されておシ、この縁は円形のロータ開口１５を取
囲んでいる。

壁区域１３はロータ内部に、円すい状に形成された繊維
屑シ壁１６を形成する。繊維屑シ壁１６の内側端部には
、床置域１２への移行部において繊維集合みぞ１７が設
けられている。第３図において、ロータ１０は繊維集合
みぞ１７の平面で部分的に断面して示されている。

繊維集合みぞ１７の直径は、繊維滑り壁１６の外側端部
におけるロータ開口１５の直径より大きい。接線ベルト
６の下側区分が軸９上に位置していて、かつ軸９の摩擦
によって駆動する。

ロータ１０がケーシング１８によって取囲まれており、
紡績運転中はこのケーシング１８内に負圧が形成される
。ケーシング１８の接続管１９は、図示しない負圧源に
接続されている。

ケーシング１８は前方をカバー２０によって閉鎖される
ようになっておシ、シかもロータ１０の縁１４の周シで
、環状ギャップ２１を介してロータ１０の内部が、ロー
タ１０を取囲むケーシング１８と接続されるような形式
で閉鎖される。このような理由から、ロータの内部は紡
績運転中、やは９負圧にさらされることができる。

カバー２０は、結合部材２２，２３．２４によってケー
シング２５と結合されておシ、このケーシングは分繊ユ
ニット２６も支持しかつ取　　′囲んでいる。ケーシン
グ２５が旋回支承部２７を有していて、この旋回支承部
はぎン２８を中心にして旋回可能に支承されている。旋
回軸線が符号４６で示されている。

第１図に示された運転位置では、ケーシング２５が上方
へ旋回していて、かつ錠止部材２９によって、ロータ１
０のケーシング１８に固定されたばね弾性的な掛金３０
に弾性的に掛金から外されるように係止されている。

第１図に示すように、分繊ユニット２６は繊維供給ロー
ラ３１と分繊ローラ３２とから成っている。第１図にお
いて、繊維供給ローラ３１は分繊ローラ３２によって被
われている。分繊ローラ３２は断面図で示されたケーシ
ング３３内に配置されている。ケーシング３３は分繊ロ
ーラ３２の軸３５のだめの軸受３４を備えている。軸３
５はその端部にはずみ車３６を支持していて、このはず
み車は接線ベルト７によって駆動される。支え３７によ
って、ケーシング３３はケーシング２５と結合されてい
る。

繊維供給ローラ３１と結合された軸３８が２つの軸受３
９，４１介して支承台４１，４２によってケーシング、
２５に軸受けされている。

軸３８の一方端部がウオーム歯車４３を支持している。

ウオーム歯車４３はウオーム４４にかみ合っており、こ
のウオームは軸４５に取付けられている。

ケーシング２５の旋回軸線４６は、ケーシング２５と結
合されたカバー２０の旋回軸線と同じである。旋回軸線
４６は、ロータ回転軸線４８もしくは軸９の中心線に対
して直角に延びている。

ロータ１０に突入するカバー２０の突起４７ば、第２図
及び第３図てよりロータ１０の回転軸線４８に対して非
対称的（τ配置されている。

突起４７は、分繊ローラ３２から出発する繊維ガイド通
路５０の出口４９を有している。突起４７はさらに、紡
糸引出し管５２の入口５１を有している。回転軸線４８
が入口５１を通っている。

繊維ガイド通路５０の出口４９において、突起４７が繊
維滑り壁１６とほぼ同じテーパを有する壁部分５３を有
している。壁部分５３は、襟維滑シ壁１６に対して所定
の間隔を置いてロータ開口１５に後方から係合している
。前記間隔は１　ｍｍである。

繊維ガイド通路５０の出口４９が、ロータ１０の回転方
向５４（第６図）に向かう拡張部４９′ヲ有している。

第３図に示すように、突起４７は拡張部４９′の開始部
から徐々に大きくなる間隔を繊維滑り壁１６に対して有
している。

第１図から判るように、旋回軸線４６は、仮想の平面５
５の、繊維集合みぞ１７を設けた側に位置する。さらに
第１図及び第２図から判るように、旋回軸線４６は、ロ
ータ開口１５に接触点５７で接する平面５６の外に位置
しており、この平面５６に対して、繊維滑り壁１６のチ
ー７＜？ｆ規定する輪郭ｉ５８が、ロータ１０の縦断面
図において繊維ガイド通路５０の出口４９の高さで見て
垂直に位置しており、この場合前記接触点５７は前記の
輪郭線５８の終端部に位置する。

図面は紡績ユニット１を運転位置で示す。搬送空気によ
って繊維ガイド通路５０を通って搬送される繊維は、高
い周速度で矢印５４の方向で回転するロータ１０の繊維
滑り壁１６に直接達する。繊維ガイド通路５０の出口４
９がロータ１０の回転方向５４に向かう拡張部４９′ヲ
有しているので、かつ突起４７が繊維滑り壁１６に対し
て拡張部４９′の開始部から徐々に大きくなる間隔を有
しているので、搬送空気は、次に有利にロータ開口１５
の下方部分を通゛り環状ギャップ２１を通ってケーシン
グ１８に達するように、出口４９．４９’ｔ−離れた後
にまず有利に、矢印５９（第３図）の方向で流れ、さら
にケーシングから搬送空気は接続管１９を介して吸込ま
れる。

繊維は遠心力により繊維滑り壁１６に沿って繊維集合み
ぞ１７内に滑υ、ここから繊維は紡糸として紡糸引出し
管５２を通って引出される。

繊維が出口４９を離れる個所において、突起４７と繊維
滑り壁１６との間隔は単に１皿だけである。このような
わずかな間隔は、繊維屑シ壁における繊維の形成に役立
ち、従ってこのことにより紡績結果が改善される。

糸切れ又はスライバが終わる際には始紡過程が行なわれ
るが、始紡過程そのものについてはここでは述べない。

始紡過程を準備するためには、ロータ内部をまず一度掃
除する必要がある。

このために、−点鎖線で示された操作装置６０が近づけ
られ、この操作装置は切換えアーム６１によってケーシ
ング２５のフォーク６２内に掛けられ、次いでこの切換
えアームは、第１図において矢印６３で示すように逆時
計回シで運動せしめられる。切換えアーム６１のこのよ
うな運動の際に、錠止部材２９は掛金３０から外れ、従
ってケーシング２５は旋回軸線４６を中心に時計回りで
旋回することができる。第１図はこのような旋回運動中
の、ケーシングの中間位置６４、カバーの中間位置６５
及び突起の中間位置６６を示す。第１図から明らかなよ
うに、突起４７は、平面５６の外に位置する旋回軸線４
６を中心にして旋回するのでロータ内部から強制されず
に運動せしめられる。旋回軸線がなお平面５６内に位置
する場合てさえ、突起４７は、ケーシング２５の旋回時
に強制されずにロータ内部から外へ出される。旋回軸線
が平面５５と５６との間の領域のどこかに位置している
と、突起４７の繊維屑シ壁１６に対する間隔は、繊維屑
シ壁１６の高さに応じて、かつ繊維滑り壁のテーパに応
じて、場合によってはたとえば１゜５朋に拡大され々け
ればならず、あるいはケーシング懸架部を変化させなげ
ればならない。たとえば、ケーシング２５の旋回前にま
ず１度ロータ２５１１：、場合によってはロータのケー
シング１８のみを数ミリメートルだけ上方へ動かすよう
に、ケーシング２５を懸架することができる。この場合
、ロータ１０を上方へ持上げることによってまず、突起
４７の上方の区域と繊維屑シ壁１６との間隔が拡大され
、続いて突起４７は同様に再びロータ１０から外へ強制
されずに旋回されうる。

ケーシング２５を下方へ動かす際に、ウオーム歯車４３
がウオーム４４から外れる。接線ベルト７がはずみ車３
６から外れる。開放されたロータ１０に、今や機械的な
及び／又は空気力式の掃除過程が周知の形式で導入され
る。次に、操作装置６０が切換えアーム６１で以てケー
シング２５を再び出発位置に戻し旋回させ、従って紡績
ユニットは始紡を準備される。始紡は、自動的に従来の
形式で行なわれる。

【図面の簡単な説明】

第１図は紡績ユニットの断面図、第２図は第１図の個所
ａを拡大した図、第６図は第２図のｍ−ｍ線に沿った図
である。１・・・紡績ユニット、２・３・・・横壁、４・５・・
・貫通部、６・７・・・接線ベルト、８・・・支持装置
、９・・・軸、１０・・・ロータ、１１・・・フランジ
区域、１２・・・床区域、１３・・・壁区域、１４・・
・縁、１５・・・ロータ開口、１６・・・繊維屑シ壁、
１７・・・繊維集合みぞ、１８・・・ケーシング、１９
・・・接続管、２０・・・カバー、２１・・・環状ギャ
ップ、２２・２３・２４・・・結合部材、２５・・・ケ
ーシング、２６・・・分繊ユニット、２７・・・旋回支
承部、２８・・・ビン、２９・・・錠止部材、３０・・
掛金、３１・・・繊維供給ローラ、３２・・・分繊ロー
ラ、３３・・・ケーシング、３４・・・軸受、３５・・
・軸、３６・・・はずみ車、３７・・・支え、３８・・
・軸、３９・４０・・・軸受、４１・４２・・・支承台
、４３・・・ウオーム歯車、４４・・・ウオーム、４５
・・・軸、４６・・・旋回軸線、４７・・・突起、４８
・・・回転軸線、４９・・・出口、４９′・・・拡張部
、５０・・・繊維ガイド通路、５１・・・入口、５２・
・・紡糸引出し管、５３・・・壁部分、５４・・・回転
方向、６０・・・操作装置、６１・・・切換えアーム、
６２・・・フォーク、６３・・・矢印、６４・６５・６
６・・・中間位置

Claims

【特許請求の範囲】１、ロータを有するオープンエンド−ロータ式紡績機の
紡績ユニットにおいて、前記ロータが円すい状に形成さ
れた繊維滑り壁を有しており、この繊維滑り壁の内側端
部に繊維集合みぞが設けられており、この繊維集合みぞ
の直径が、繊維滑り壁の外側端部におけるロータ開口の
直径より大きくなつており、繊維−供給ローラと分繊ロ
ーラとから成る分繊ユニットを備えており、さらにロー
タを取囲むケーシングを備えており、このケーシングが
開放位置から閉鎖位置に運動可能なカバーによつて閉鎖
されるようになつており、さらにカバーからロータ内に
突出する突起を有していて、この突起が、分繊ローラか
ら出る繊維ガイド通路の出口及び紡糸引出し管の入口を
備えている形式のものにおいて、突起（４７）がロータ
（１０）の回転軸線（４８）に対して非対称的に配置さ
れており、繊維ガイド通路（５０）の出口（４９）に、
繊維滑り壁（１６）とほぼ同じテーパを有する壁部分（５３）を有しており、この壁部分が、繊維滑り壁（１
６）に対して所定の間隔を置いてロータ開口（１５）に
後方から係合しており、さらにロータ回転軸線（４８）
に対して直角な方向成分及びロータ回転軸線（４８）に
対して平行な方向成分を有する運動法則により、カバー
（２０）とロータ（１０）とが、カバー（２０）が閉鎖
する際には突起（４７）がロータ開口（１５）の後方に
自動的に係合し、かつカバー（２０）が開放する際には
突起（４７）が、開放運動の開始のために前記の後方からの
係合を自動的に解除するように、互いに相対的に運動可
能に配置されていることを特徴とする、オープンエンド
−ロータ式紡績機の紡績ユニット。２、繊維滑り壁（１６）と、この繊維滑り壁（１６）に
最も近づく、突起（４７）の壁部分（５３）との間隔が
ほぼ１ｍｍから１．５ｍｍである特許請求の範囲第１項
記載の紡績ユニット。３、カバー（２０）が、ロータ回転軸線（４８）に対し
て直角に延びていて、かつ繊維集合みぞ（１７）が存在
する仮想の平面（５５）の外に位置する旋回軸線（４６
）を中心にして旋回可能に支承されている特許請求の範
囲第１項又は第２項記載の紡績ユニット。４、カバー（２０）の旋回軸線（４６）が、ロータ開口
（１５）に接触点（５７）において接する平面（５６）
内に、又はこの平面の外に位置しており、この平面に対
して、繊維滑り壁（１６）のテーパを規定する輪郭線（
５８）が、ロータ（１０）の縦断面において繊維ガイド
通路（５０）の出口（４９）の高さで見て垂直に位置し
ており、しかも接触点（５７）が前記の輪郭線（５８）
の終端部に位置している特許請求の範囲第３項記載の紡
績ユニット。５、繊維ガイド通路（５０）の出口（４９）がロータ（
１０）の回転方向（５４）に向かう拡張部（４９′）を
有している特許請求の範囲第１項から第４項までのいず
れか１項記載の紡績ユニット。６、突起（４７）が、繊維滑り壁に対して、拡張部（４
９′）の開始部から徐々に大きくなる間隔を有している
特許請求の範囲第５項記載の紡績ユニット。７、分繊ユニット（２６）並びにカバー（２０）を支持
するケーシング（２５）が、ロータ回転軸線（４８）に
対して直角に延びる共通の旋回軸線（４６）を有してい
る特許請求の範囲第３項から第６項までのいずれか１項
記載の紡績ユニット。