JPS6233832A - オ−プンエンド・ロ−タ式精紡機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、機械フレームに互いに並んで配置された多数
の紡績部を有するオープンエンド・ロータ式精紡機であ
って、前記紡績部が、ロータシャフトとさら形ロータと
を備えたそれぞれ１つの紡績ロータを有しており、前記
さら形ロータがロータケーシングによって取り囲まれて
いて、該ロータケーシングの開放する前部側に蓋状の付
加部が配属されており、該付加部が、糸引出しノズルで
始まる糸引出し通路を有していてしかもこの付加部が、
紡績箇所を開放するために、前記ロータシャフトの軸線
に対してほぼ直角方向に延びる旋回軸を中心にして旋回
可能に、紡績部のベースフレームに接続されており、さ
らに、ロータケーシングの下側に配置された供給及び開
繊装置が設けられていて、該供給及び開繊装置が前記紡
績部のベースフレームに支持されていて、この供給及び
開繊装置の繊維供給通路が紡績ロータに開口していて、
該繊維供給通路の開口部が紡績ロータの開放範囲から引
き出し移動可能である形式のものに関する。

従来の技術 このような形式のオープンエンｒ・ロータ式精紡機はげ
イッ連邦共和国特許第３２４７４１１号明細書によシ公
知である。この公知のロータ式精紡機においては、紡績
部を開く時に、掃除装置をさら形ロータ内部に近づける
ために、繊維供給通路の開口範囲がさら形ロータの開放
範囲から出る方向に旋回せしめられるようになっている
。供給及び開繊装置は紡績部に支持されていて、蓋状の
付加部の旋回運動には追従しない。このような理由によ
り、繊維供給通路はシールされた継ぎ目を有しており、
この継ぎ目は、繊維供給通路の一部が紡績部に定置に残
され、これに対して繊維供給通路の開口部範囲が旋回せ
しめられることを可能にする。しかしながら実際には、
繊維が供給通路の継ぎ目箇所にひっかかってここで繊維
塊を形成する。この繊維塊はさら形ロータに突然吸い込
まれて、このさら形ロータ内で不均一に紡績された糸を
形成するか、又は極端な場合は紡績された糸をひきちぎ
ることもある。

またドイツ連邦共和国特許第１５３５００５号明細書に
よれば、２つの分割されたケーシングを有するロータ式
精紡機が公知である。一方のケーシング部分にはロータ
が配置されていて、他方のケーシング部分には、供給及
び開繊装置と引出しノズルとが配置されている。ロータ
内で、開繊ローラと繊維供給通路との間に一体的な繊維
供給通路が形成されるが、折りたたみ可能なケーシング
部分は供給及び開繊装置の重量によって負荷される。こ
れによって、センタリングの問題及び、場合によっては
設けられている紡績再開装置による操作の問題が生じる
。つまシ紡績再開装置は、折りたたみ可能な重量の重い
ケーシング半部を正確に引き出し旋回せしめ、ロータを
掃除してから再び正確に戻し旋回せしめなければならな
い。さらにこの公知のロータ式精紡機においては、供給
及び開繊ローラの駆動軸はほぼ鉛直に延びている。開繊
ローラの回転平面はほぼ水平に延びており、従って汚れ
粒子を分離させるために重力を利用することができない
ので、困難を招く。

発明の課題 そこで本発明の課題は、初めに述べたオープンエンド・
ロータ式精紡機を改良して、繊維塊が形成されないよう
にし、しかもさら形ロータの掃除作業又は整備作業が前
もって行なわれた後でも繊維供給通路をさら形ロータに
正確に再配属することができるようにすることである。

課題を解決するだめの手段 前記課題を解決した本発明によれば、供給通路が一体に
構成されており、この繊維供給通路が、前記供給及び開
繊装置の軸受によって、紡績部のベースフレームに固定
された旋回軸を中心にして、折りたたみ可能な前記引出
しノズルの折りたたみ方向とは逆方向に、紡績ロータの
開放範囲から引き出し旋回可能である。

作用 本発明の構成によれば、重量の重い供給及び開繊装置を
、紡績部の形状の安定したベースフレームに支持するこ
とができる。供給及び開繊装置を繊維供給通路と一緒に
旋回させると、作業位置に正確に戻すことができる。ま
た、紡績部のベースプレートに供給及び開繊装置を配属
することによって、開繊ローラをほぼ鉛直に配置するこ
とができる。これは汚れを分離させる際に好都合である
。繊維供給通路の運動と引出しノズルの運動とを分ける
ことによって、非常に小さい紡績ロータにも最適に整列
させることができる。紡績部の折りたたまれる部分の重
量は紡績再開装置のためにはわずかであるので、紡績再
開装置には、出力が小さく、ひいては重量の軽いモータ
を設けることができる。

実施態様 本発明の実施態様によれば、旋回軸が中空軸として構成
されており、該中空軸を貫通して、供給及び開繊装置の
供給ローラの駆動軸が案内されている。このように構成
すれば、旋回装置の所要スペースが非常に少なくて済む
だけではなく、わずかな旋回角度で繊維通路の開口をロ
ータの開放範囲から十分能れた旋回を得るために、繊維
ローラ及びひいてはこの繊維ローラから出発する繊維供
給通路５を旋回軸から十分能れて取り外すことができる
。

マタ、旋回軸とロータシャフトとが互いに２５°〜４５
°の角度を成し、この旋回軸の軸線とロータシャフトの
軸線との想定交差点が作業員側に来るように配置すれば
、有利であることが判明した。このようにすれば、ロー
タに対する繊維供給通路の好都合な傾斜角が調節される
。

直径の小さいロータを使用することによって、はぼロー
タ中央からロータ縁部を越えるまでの旋回運動は著しく
小さくて済む。この時に、ロータの開放平面に対して直
角な運動を行なわないで済むようにするために本発明の
別の実施態様によれば、供給及び開繊装置とロータとが
、繊維供給通路がロータ縁の範囲で終るように互いに配
置されている。紡績ロータが非常に小さい場合は、繊維
供給通路を、ロータの開放平面のすぐ手前で終るように
しなければならない。

もちろん、繊維供給通路内の繊維に供給される動力学上
のエネルギの量は、供給された繊維が高回転数で回転す
るさら形ロータの限界層流を突き破る程度の量である。

本発明の別の実施態様によれば、ロータケーシングは延
長されて管状の終端区分を形成しており、この終端区分
が、蓋状の付加部の対応するシール区分によってほぼ気
密にシールされている。このような構造によれば、製造
費用が特に安価であって、簡単な手段で所望の密閉状態
が得られる。また、管状の終端区分が円形の中空円筒形
区分として構成されていて、ロータシャフトに対する角
度が、供給及び開繊装置の旋回軸とがロータシフトに対
する角度と同じ角度で配置されていれば特に有利である
。このようにすれば、折りたたみ可能なケーシングの旋
回運動内に良好に位置する比較的滑らかな蓋状の付加部
が得られる。

本発明の別の実施態様によれば、繊維供給通路によって
貫通されている終端区分の壁部範囲が供給通路を一体的
に取り囲んでおり、この終端区分の壁部範囲が、旋回軸
を中心とした円弧に沿って延びる継ぎ目によって終端区
分の残りの壁範囲に対して分離されていて、この残シの
壁範囲から引き出し旋回せしめられる。これによって、
ロータケーシングに対する繊維供給通路の良好なシール
可能性が得られる。

ロータの直径が特に小さい場合、糸引出し通路を旋回さ
せる時に、糸引出し通路の引出しノズルと繊維供給通路
の開口部とは互いに接近して隣接し合うか若しくは、引
出しノズルの旋回が不可能になる。このような場合、本
発明の別の実施態様によれば、供給及び開繊装置のケー
シングに旋回軸に対して偏心的に配置されたガイド輪郭
が設けられていて、蓋状の付加部にこの付加部に作用す
る対抗部材が設けられており、この対抗部材と前記ガイ
ド輪郭とが協働作用することによって、ロータケーシン
グの開放若しくは閉鎖過程中に繊維供給通路が引出しノ
ズルの旋回経路から外へ強制的に旋回せしめられ、再び
作業位置に強制的に戻し旋回せしめられる。

実施例 次に図面に示した実施例について本発明の構成を具体的
に説明する。

第１図には、供給及び開繊装置２の繊維供給通路１が１
点鎖線で示されており、これはこの繊維供給通路１が断
面された第１図の図平面の外にあることを示している。

全体が符号３で示された紡績部内には、さら形ロータと
して構成された紡績ロータ４及び軸受若しくは駆動部５
が配置されている。ロータケーシング６は蓋状の付加部
７によっておおわれている。ロータケーシング６には吸
込み空気接続部８が設けられている。蓋状の付加部７は
、旋回軸１０を中心にして矢印１１方向で作業員側に折
シたたまれるカバー９に固定されている。紡績部３のこ
のような折りたたみ若しくは開放は、レバー１３によっ
てカバー９の対応する溝１４に係合する紡績再開装置１
２によって行なわれる。つまりレバー１３を矢印１５方
向に旋回させるとカバー９は開放される。紡績再開装置
１２はロータ式精紡機のすべての紡績部のそばを通過し
て特に糸の紡績再開及び、紡績部、特に紡績ロータの掃
除を行なう。このために紡績再開装置１２は糸を結び継
ぎ又は撚り継ぎするだめの装置（図示せず）並びに紡績
ロータ若しくはロータ溝を掃除するだめの装置を有して
いる。蓋状の付加部７のシール円板１６がロータケーシ
ング６の終端範囲１Ｔに載設されており、この付加部７
には糸引出し通路１８が貫通している。糸引出し通路１
８は紡績ロータ４の開口箇所で糸引出しノズル１９を有
している。図面で分るように、供給及び開繊装置２は紡
績ロータ４の下側に配置されている。開繊ローラ２１の
軸２０とロータシャフト２２との、作業員側の想定交差
点における角度は約６０°である。開繊ロー２２１の駆
動輪２３は紡績部３の内部に突入しているので、循環す
る接線方向ベルトによって簡単な形式で駆動、される。

供給及び開繊装置の軸受部は第５図に示されている。

第２図は、開繊ローラ２１の駆動軸２０に対して平行な
方向で、第１図の右側から供給及び開繊装置２及び紡績
ロータ４を見た図であって、カバー９は省かれている。

繊維束は供給ローラ２５の１点鎖線で示されたライン２
４に沿って供給され供給ローラ２５によって開繊ローラ
２１の範囲に送られる。供給及び開繊装置２／繊維供給
通路１全体は旋回軸２６を中心にして紡績部３に旋回可
能に軸受けされている。従って繊維供給通路１は矢印２
７方向で紡績ロータ４の開放範囲から外へ旋回せしめら
れる。これによって紡績ロータ４の内部を完全に掃除す
ることができ、特にロータ溝に付着した繊維の残りを掃
除することができる。一般にはこの掃除は各紡績再開過
程時に自動的に行なわれる。また第２図によればさらに
、繊維供給通路１は例えば差込み接続部２８を介して供
給及び開繊装置２のケーシングに解除可能に接続されて
いることが分る。従って繊維供給通路１は使い古せば新
しいものと容易に交換することができる。

ロータケーシング６の終端範囲１７の壁部範囲２９には
繊維供給通路１が貫通しているが、この壁部範囲２９は
繊維供給通路１と一体に構成されている。繊維供給通路
１を紡績ロータ４の開放範囲から引き出し旋回できるよ
うにするために、ロータケーシング６の終端範囲１７に
は、継ぎ目３０．３１と、これらの継ぎ目３０゜３１を
、壁部範囲２９と終端範囲１７の周壁との間で接続する
継ぎ目（図示せず）とが設けられている。これらの継ぎ
目は旋回軸２６を中心とした円弧に沿って延びている。

カバー９を開放すると、図示していないロンドを介して
ストッパ３２に作用し、これによって、繊維供給通路１
と供給及び開繊装置とから成るユニットが旋回軸２６を
中心に旋回せしめられる。この時にこのユニットは、ば
ね３４によって当てつけられているストッパ３３から持
ち上がる。ユニット全体の旋回は通常は、紡績ロータの
開放平面が完全にあられれるまで行なわれる。次いで紡
績再開装置１２はロータ溝から繊維の残りを掃除するこ
とができる。これは各紡績再開過程の前に自動的に行な
われる。ストッパ３３は偏心的に構成されているので、
繊維供給通路１の開口は、種種異なる直径を有する紡績
ロータに最適に配属することができる。

第３図及びＭ４図に示した構造部は、第１図及び第２図
に示した構造部と同じである。第６図では、旋回作業開
始時にカバー９がロータケーシングの終端範囲１７のす
ぐ手前に持ち上げられている状態が示されており、これ
に対して第４図では、繊維供給通路／供給及び開繊装置
のユニットが、紡績ロータ４の開放平面が完全にあられ
れるまで旋回せしめられている。

第２図及び第３図によれば、繊維供給通路１と糸引出し
ノズル１９とは、その旋回時に紡績ロータの開放平面の
範囲で互いに妨げ合うことが分る。この妨害を取り除く
ために、供給及び開繊装置２のケーシングには、がイド
輪郭４１を備えたレバー４０が設けられている。このガ
イド輪郭４１には対抗部材４２が係合し、この対抗部材
４２は、糸引出しノズル１９が繊維供給通路１に接近す
るとこの繊維供給通路１を糸引出しノズル１９の旋回運
動経路から押しのける。糸引出しノズル１９が繊維供給
通路１との交差点を通過すると１．繊維供給通路１は、
紡績ロータへの運転位置に戻る。糸引出しノズル１９は
、繊維供給通路１側に向けられた範囲が平らになってい
る。

所定の場合、糸引出しノズルを中央部以外から紡績ロー
タに導入することもできる。これによって糸引出しノズ
ルの導入経路と繊維供給通路とが交差することは避けら
れる。高回転数を可能にするために非常に小さいロータ
を使用する場合、糸引出しノズルをスペースの理由によ
シあらかじめ偏心的に配置する。この場合、繊維供給通
路１を糸引出しノズルの旋回経路から外すように配慮し
なければならない。

第５図によれば、供給ロー２２５の駆動軸４４がＵ字形
の接続ウェブによって軸受ケーシング４６を介して紡績
部３に固定されていることが分る。接続ウェブ４５は、
紡績部の側壁（図示せず）に溶接されている。軸受ケー
シング４６は、供給ローラ２５の範囲にまで達っしてい
て、その前部が中空の旋回軸２６を形成している。この
旋回軸２６には、供給及び開繊装置のケーシング４Ｔが
かぶせはめられている。

ピニオン４８は、紡績郡全体を貫通する駆動軸のウオー
ム歯車にかみ合う。このピニオン４８は、紡績作業中断
時に繊維供給をしゃ断できるように、電気式にかみ合い
及びかみ合い解除されるカッブリング４９を介して駆動
軸４４に連結される。

効果 以上のように、本発明のオープンエンド・ロータ式精紡
機によれば、繊維塊の形成が避けられ、さら形ロータの
掃除及び整備作業後に繊維供給通路をさら形ロータに正
確に再配属することができる。また、紡績部の折りたた
まれる部分の重量）；わずかであるので、紡績再開装置
に出力の小さい軽量モータを設けることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の１実施例によるオープンエンド・ロ
ータ式精紡機の、ロータケーシングが閉じられている状
態にある紡績部の部分的な鉛直断面図、第２図は第１図
による紡績部からカバー９を取シ除いて第１図右側から
供給及び開繊装置と紡績ロータとを見た図、第６図は、
第１図の紡績部で蓋状の付加部が半分開けられている状
態を示した部分的な鉛直断面図、第４図は第２図と同一
方向から見た供給及び開繊装置と紡績ロータで繊維供給
通路が紡績ロータの開放範囲から引き出し旋回せしめら
れている状態を示しだ図、第５図は、繊維供給通路／供
給及び開繊装置のユニットの旋回軸受部の部分的な縦断
面図である。 １・・・繊維供給通路、２・・・供給及び開繊装置、３
・・・紡績部、４・・・紡績ロータ、５・・・駆動部、
６・・・ロータケーシング、７・・・付加部、８・・・
吸込み空気接続部、９・・・カバー、１０・・・旋回軸
、１１・・・矢印、１２・・・紡績再開装置、１３・・
・レバー、１４・・・溝、１５・・・矢印、１６・・・
シール円板、１７・・・終端範囲、１８・・・糸引出し
通路、１９・・・糸引出しノズル、２０・・・駆動軸、
２１・・・開繊ローラ、２２・・・ロータシャフト、２
３・・・駆動輪、２４・・・ライン、２５・・・供給ロ
ーラ、２６・・・旋回軸、２１・・・矢印、２８・・・
差し込み接続部、２９・・・壁部範囲、３０．３１・・
・継ぎ目、３２．３３・・・ストッパ、３４・・・ばね
、４０・・・レバー、４１・・・がイド輪郭、４２・・
・対抗部材、４４・・・駆動軸、４５・・・接続ウェブ
、４６・・・軸受ケーシング、４７・・・ケーシング、
４８・・・ピニオン、４９・・・カップリング ト・線維供給通路　　　　　　　１０・・・旋回軸２２
・・・ロータシャフト １−４１．ｉｔｌ（ｔｌａｍあ　ＦＩＧ、２　４．、□
。−２２・・供給及び量線装置　　　　　　１９・・・
糸引出しノズルＦＩＧ、　５ １・・・繊維供給通路　　　　　　　１８・・・糸引出
し通路ＦＩＧ、　３

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、機械フレームに互いに並んで配置された多数の紡績
   部（３）を有するオープンエンド・ロータ式精紡機であ
   って、前記紡績部（３）が、ロータシャフト（２２）と
   さら形ロータとを備えたそれぞれ１つの紡績ロータ（４
   ）を有しており、前記さら形ロータがロータケーシング
   （６）によって取り囲まれていて、該ロータケーシング
   （６）の開放する前部側に蓋状の付加部（７）が配属さ
   れており、該付加部（７）が、糸引出しノズル（１９）
   で始まる糸引出し通路（１８）を有していてしかもこの
   付加部（７）が、紡績箇所を開放するために、前記ロー
   タシャフト（２２）の軸線に対してほぼ直角方向に延び
   る旋回軸（１０）を中心にして旋回可能に、紡績部（３
   ）のベースフレームに接続されており、さらに、ロータ
   ケーシング（６）の下側に配置された供給及び開繊装置
   （２）が設けられていて、該供給及び開繊装置（２）が
   前記紡績部（３）のベースフレームに支持されていて、
   この供給及び開繊装置（３）の繊維供給通路（１）が紡
   績ロータ（４）に開口していて、該繊維供給通路（１）
   の開口部が紡績ロータ（４）の開放範囲から引き出し移
   動可能である形式のものにおいて、前記繊維供給通路（
   １）が一体に構成されており、この繊維供給通路 （１）が、前記供給及び開繊装置（２）の軸受部によっ
   て、紡績部（３）のベースフレームに固定された旋回軸
   （２６）を中心にして、折りたたみ可能な前記引出しノ
   ズル（１９）の折りたたみ方向とは逆方向に、紡績ロー
   タ（４）の開放範囲から引き出し旋回せしめられること
   を特徴とする、オープンエンド・ロータ式精紡機。 ２、前記旋回軸（２６）が中空軸として構成されており
   、該中空軸を貫通して、供給及び開繊装置（２）の供給
   ローラ（２５）の駆動軸（４４）が案内されている、特
   許請求の範囲第１項記載のオープンエンド・ロータ式精
   紡機。 ３、前記旋回軸（２６）とロータシャフト（２２）とが
   互いに２５°から４５°までの角度を成して延びていて
   、この旋回軸（２６）の一軸線とロータシャフト（２２
   ）の軸線との想定交差点が作業員側にある、特許請求の
   範囲第１項又は第２項記載のオープンエンド・ロータ式
   精紡機。 ４、繊維供給通路（１）が、種種異なる直径の紡績ロー
   タ（４）に配属できるように、旋回範囲の種種異なる角
   度位置で固定可能である、特許請求の範囲第１項から第
   ３項までのいずれか１項記載のオープンエンド・ロータ
   式精紡機。 ５、供給及び開繊装置（２）と紡績ロータ（４）とが、
   繊維供給通路（１）がロータ縁の範囲で終るように互い
   に配置されている、特許請求の範囲第１項から第４項ま
   でのいずれか１項記載のオープンエンド・ロータ式精紡
   機。 ６、供給及び開繊装置（２）と紡績ロータ（４）とが、
   繊維供給通路（１）がロータ縁のすぐ手前で終るように
   互いに配置されている、特許請求の範囲第１項から第５
   項までのいずれか１項記載のオープンエンド・ロータ式
   精紡機。 ７、ロータケーシング（６）が延長されて管状の終端区
   分（１７）を形成しており、該終端区分（１７）が、蓋
   状の付加部（７）の対応するシール区分（１６）によっ
   てほぼ気密にシールされている、特許請求の範囲第１項
   から第６項までのいずれか１項記載のオープンエンド・
   ロータ式精紡機。 ８、管状の終端区分（１７）が円形の中空円筒形区分と
   して構成されていて、ロータシャフト（２２）に対する
   角度が、供給及び開繊装置（２）の旋回軸（２６）がロ
   ータシャフトに対する角度と同じ角度で配置されている
   、特許請求の範囲第７項記載のオープンエンド・ロータ
   式精紡機。 ９、繊維供給通路（１）によって貫通されている終端区
   分（１７）の壁部範囲（２９）が供給通路（１）を一体
   的に取り囲んでおり、この終端区分（１７）の壁部範囲
   （２９）が、旋回軸（２６）を中心とした円弧に沿って
   延びる継ぎ目（３０、３１）によって終端区分（１７）
   の残りの壁範囲に対して分離されていて、この残りの壁
   範囲から引き出し旋回せしめられる、特許請求の範囲第
   ７項又は第８項記載のオープンエンド・ロータ式精紡機
   。 １０、精紡機の作業員側に向かって旋回可能な付加部（
   ７）がロータケーシング（６）を開く際に適当な手段を
   介して供給及び開繊装置 （２）に作用し、ひいては繊維供給通路（１）に作用し
   てこの繊維供給通路（１）を作業位置から紡績ロータ（
   ４）の開放平面外に旋回せしめる、特許請求の範囲第１
   項から第９項までのいずれか１項記載のオープンエンド
   ・ロータ式精紡機。 １１、供給及び開繊装置（２）のケーシング（４７）に
   旋回軸（２６）に対して偏心的に配置されたガイド輪郭
   （４０、４１）が設けられていて、蓋状の付加部（７）
   にこの付加部（７）に作用する対抗部材（４２）が設け
   られており、この対抗部材（４２）と前記ガイド輪郭（
   ４０、４１）とが協働作用することによって、ロータケ
   ーシング（６）の開放若しくは閉鎖過程中に繊維供給通
   路（１）が引出しノズル（１９）の旋回経路から外へ強
   制的に旋回せしめられ、再び作業位置に強制的に戻し旋
   回せしめられる、特許請求の範囲第１項から第１０項ま
   でのいずれか１項記載のオープンエンド・ロータ式精紡
   機。 １２、繊維供給通路（１）が供給及び開繊装置（２）の
   ケーシング（４７）に交換可能に接続されている、特許
   請求の範囲第１項から第１１項までのいずれか１項記載
   のオープンエンド・ロータ式精紡機。