JPS63105122A - ロータ型オープンエンド紡績機の運転を停止し次いで再開する方法と装置 - Google Patents

ロータ型オープンエンド紡績機の運転を停止し次いで再開する方法と装置

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JPS63105122A
JPS63105122A JP62258493A JP25849387A JPS63105122A JP S63105122 A JPS63105122 A JP S63105122A JP 62258493 A JP62258493 A JP 62258493A JP 25849387 A JP25849387 A JP 25849387A JP S63105122 A JPS63105122 A JP S63105122A
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rotor
shaft
yarn
drive motor
delivery
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JP62258493A
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ハンス・ラーシユ
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W Reiners Verwaltungs GmbH
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W Reiners Verwaltungs GmbH
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01HSPINNING OR TWISTING
    • D01H4/00Open-end spinning machines or arrangements for imparting twist to independently moving fibres separated from slivers; Piecing arrangements therefor; Covering endless core threads with fibres by open-end spinning techniques
    • D01H4/42Control of driving or stopping
    • D01H4/44Control of driving or stopping in rotor spinning

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数のロータと少なくとも1本のデリベリ軸
と複数のフィードローラと少なくとも1本の巻成軸と複
数の分繊ロールとを有するロータ型オープンエンド紡績
機の運転を停止し次いで再開する方法と装置に関する。
この場合ロータ型オープンエンド紡績機は、(イ)少な
くとも1本のデリベリ軸と、フィードローラを駆動する
少なくとも1本のスライバフィード軸と、制御可能な糸
がイrと、少なくとも1本の巻成軸と(場合によっては
)糸貯え器とのだめの分配伝動装置を駆動しかつロータ
を駆動する主駆動モータ、(ロ)分繊ロールを駆動する
、駆動モータ、(/Jパッケージ持上げ装置と補助糸ガ
イドと糸監視器とを駆動する補助駆動モータ、に)排気
機及びモータ・ジェネレータ、又は制御電圧回路網に給
゛成しかつ付加的に前記排気機を駆動するためにモータ
とジェネレータとから成っていて弾み車質量体を有する
機械ユニット全備えることができる。
発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、不可避的又は所望の運転停止を行った
のちにロータ型オープンエンド紡績機の運転全スムーズ
にかつ支障なく再開させうるようにすることである。
問題点?解決するための手段 前記課題を解決する本発明の方法上の構成手段は請求の
範囲第1項及び第6項に記載した通りである。
また方法上の有利な実施態様は請求の範囲第2項及び第
4項に記載されている。
前記請求の範囲第1項及び第6項に記載の方法全実施す
るための、ロータ型オープンエンド紡績機の運転を自動
的に停止し次いで再開する本発明の新規な装置は請求の
範囲第5項に記載した通りである。
装置上の有利な実施態様は請求の範囲第6項乃至第10
項に記載されている。
作  用 本発明の構成;でよりロータ塁オープンエンド紡績機の
運転は、運転停止が不可避である場合に始めて停止され
るという利点が得られる。運転停止が不可避であるのは
例えばロータ型オープンエンド紡績機の遮断(スイッチ
・オフ)が所望される場合である。これに対して、供給
電圧のごく短時間の中断が生じる場合には、紡績機の現
在のスイッチ状態を維持できるか否かが先ず検査される
。供給電圧の中断が許容不能に長時間にわたって続く場
合に始めて、該紡績機の運転は制御によって停止される
。その場合、運転再開動作をより効果的に進行させるた
めに、停止に続く紡績機再始動の際に使用されるデータ
が求められて記憶される。
実施例 次に図面につき本発明の実施例を詳説する。
阻し図面にはロータ型オープンエンド紡績機1の複数の
紡績部位のうち、最も重要な部材を備えだ紡績部位2だ
けが図示されているにすぎない。
紡績部位2においてロータ3の軸4は手動ベルト5によ
って、@動される。ロータ3の傍には分繊ロール19が
配置されており、該分繊ロールは1駆動ベルト6によっ
て駆動される。分繊ロール19にはフィードローラ20
によってスライバ21が供給され、該スライバを分繊ロ
ール19が単繊維22に分繊し、これらの単繊維はロー
タ3に搬送される。
ロータ3内でヤーン23が生じ、該ヤーンはデリベリ管
24を通過しデリベリ軸25とデリベIJ ローラ26
とによって連続的に引出され綾巻きパッケージ27に供
給される。
綾巻きパッケージ27は巻成ロール28によって駆動さ
れ、該巻成ロール自体は巻成軸29・てよって回転せし
められる。二重矢印30の方向にトラバース運動可能な
糸ガイド33はヤーン23を巻成ロール28全介して、
回転する綾巻きパッケージ27へ導く。デリベリ管24
から出てくるヤー723は、二重矢印31の方向にトラ
バース運動する補助糸ガイド34によってデリベリ軸2
5へ導かれる。その場合ヤーン23ば、補助軸36によ
って制御可能乃至可動の糸検出子37を有する糸監視器
35に沿って通過する。糸検出子37は所定のリズムで
ヤー723に当てつけられ、これによって糸監視器35
は、ヤーン23が固有の張力を以て綾巻きパッケージ2
7へ向って走行しているか否かを確認することができる
糸監視器35と糸ガイド33との間でヤーン23は制御
可能な来庁え器38を通過する。該来庁え器38は、二
重矢印32の方向にトラバース運動可能な1つの糸変位
ローラ39と2つの定置の糸ガイド環40.41とから
成っている。
フィ−ドローラ20の軸42は、切換え可能なクラッチ
装置60とマイタ歯車装置63とを介してスライバフィ
ード軸64と連結可能である。補助糸ガイド34はシフ
トロッド65によって、糸変位ローラ39はシフトロッ
ド66によって、また糸ガイド33はシフトロッド67
によって駆動される。
排気機68は、紡績のために必要な、特にロータ3内に
おいても作用する負圧を発生させる。
該排気機68に接続された分配導管の図示は本図面では
省かれている。
排気機68の軸43はペルドブIJ −69k保持して
いる。該ベルトプリー69は1駆動ベルト7によってベ
ルトブリーフ0と連結されておシ、該ベルトブリーフ0
はモータ95の軸44に固定されている。モータ95は
、該モータとジェネレータ96とから成る援械ユニット
に所属している。ジェネレータ96の駆動はモータ95
の軸44に設けた第2のベルトブリーフ1によって、駆
動ベルト8と、ジェネレータ96の軸45に固定したベ
ルトブリーフ2とを介して行われる。ジェネレータ96
は遮断部位97を介して制御電圧回路網98と接続され
ている。ジェネレータ96とモータ95の回転子(図示
せず)及び所属のベルトプリーは、モータ95を三相交
流回路網103に接続させるリレー99を遮断したのち
にもジェネレータ96の回転数を少なくとも2秒間はち
ま9低下させず、ジェネレータによって給電される制御
電圧回路網98内に制御電圧を維持しうるほどの大きな
慣性質量を有している。
すべての紡績部位の駆動ベルト6、ひいては分繊ロール
19を駆動するためには駆動モータ104が使用され、
該駆動モータの軸46には段プリー93が装着されてお
り、該段プリーは駆動ベルト9によって、軸47の一端
に固着された段プリー94と連結されている。軸47の
他端は、駆動ベルト6の巻掛けられたペルドブ!j −
73’を有している。駆動ベルト6は分繊ロール19の
ワーブ105に接線方向で接している。
主駆動モータ106はすべての紡績部位のロータ3を、
駆動するために使用されるのみならず、また分配伝動装
置107をも、駆動する。該主駆動モータ106の軸4
8はモータの両側から突出し、一方の側にはペルドブI
J−74を、また他方の側ではペルドブl) −75’
!i=保持している。
ベルトブリーフ4には駆動ベルト5が巻掛けられており
、かつすべての紡績部位のロータ3の紬4に接線方向で
接している。
ペルドブ’J −75に巻掛けられている駆動ベルト1
0は主駆動モータ106’k、該モータに所属する伝動
装置部分と連結している。該伝動装置部分に軸49が所
属し、該軸は一端に、駆動ベルト10の巻掛けられたベ
ルトプリー76を有し、また他端には傘歯車108を有
し、該傘歯車は、軸50の一端に固定された傘歯車10
9と噛合っている。軸50は中間に回転角センサ114
の歯付きホイール110’k、また他端に切換え可能な
クラッチ装置61の一方のクラッチ半部118を保持し
ている。クラッチ装置61の他方のクラッチ半部119
は、ペルドブIJ −77を他端に有する軸51の一端
に装着されている。駆動ベルト11によってベルトプリ
ー77はベルトブリーフ8と連結されており、該ベルト
プリーは分配伝動装置107の2本の入力軸のうちの1
本、つまり軸52に固定されている。
軸51には、制御可能なブレーキ122が作用すること
ができるので、主駆動モータ106は、クラッチ装置6
1と制御可能なブレーキ122とを介して分配伝動装置
107に接続されている。
該分配伝動装置107は2本の出力軸を有している。一
方の出力軸つまり軸55はペルドブIJ −81を保持
し、該ベルトプリーは駆動ベルト12によって、スライ
バフィード軸64の端部に固定されたベルトプリー82
と連結されている。他方の出力軸つまり軸53はベルト
シリ−γ9を有し、該ベルトプリーは駆動ベルト14に
よって、デリベリ軸25の端部に固定されたベルトプリ
ー88と連結されている。前記デリベリ軸25には、い
ま1つのベルトプリー89が固定されており、該ペルド
ブIJ −89i11駆動ベルト18によってベルトプ
リー92と連結されている。該ベルトプリー92は巻成
軸29に固定されている。前述の分配伝動装置107の
第2の入力軸つまり軸54はベルトプリー80を有し、
該ベルトプリーは駆動ベルト13によってベルトプリー
87と連結されており、該ベルトプリー87は補助軸3
6の軸部分36′に固定されており、これによって後述
の補助、駆動モータ129と連結されている。
巻成軸29を介して糸ガイド制御装置123と糸貯え器
制御装置124が5駆動される。糸ガイド制御装置12
3には反転ねじ溝付きロール125とトレースレバー1
27が所属しており、また糸貯え器制御装置124には
反転ねじ溝付きロール126とトレースレバー128が
所属している。トレースレバー127は、糸ガイド駆動
装置として作用するシフトロッド67と枢着結合されて
おり、またトレースレバー128は、糸貯え器駆動装置
として働くシフトロッド66と枢着結合されている。
糸貯え器制御装置124及び糸ガイド制御装置123は
次のようにして巻成軸29に伝動結合可能である。
巻成軸29は端部に第2のベルトプリー91を有し、該
ベルトプリーは駆動ベルト17によってベルトプリー9
0と連結されている。該ベルトプリー90は、糸ガイド
制御装置123の反転ねじ溝付きロール125の固着さ
れた軸58の端部に固定されている。該軸58は、糸貯
え器制御装置124の反転ねじ溝付きロール126を固
定的に保持する軸59と連結可能である。
補助軸36は糸検出子37の工動以外に、なお付加的に
パッケージ持上げ装置(口承せず)の駆動にも使用され
る。補助軸36は回転角センサ117の歯付きホイール
113全備えている。また該補助軸36は端部に、切換
え可能なクラッチ装置62の一方のクラッチ半部121
を保持している。該クラッチ装置62の他方のクラッチ
半部120ばすでに述べた軸部分36′に設けられてい
る。該軸部分36′はベルトプリー85と1駆動ベルト
16とを介して補助、駆動モータ129と連結しており
、該補助駆動モータは変速ギヤ付きモータとして構成さ
れており、従って該補助駆動モータの出力軸つ′1.v
軸57は減速可能な回転数で回転する。該軸57に固定
されたベルトプリー86には前述の、駆動ベルト16が
巻掛けられている。
モータ95同様に1駆動モータ104、主駆動モータ1
06及び」動駆動モータ129もリレー100.101
もしくは102を有し、該リレーを介して三相交流回路
網103に接続される。
補助糸ガイド34の駆動装置として作用するシフトロッ
ド65はやはり補助、駆動モータ129と伝動納置され
ている。この伝動結合は補助軸36の軸部分36′ヲ起
点として行われる。該軸部分36′は末端にいま1つの
ベルトプリー84を有し、該ベルトプリーは駆動ベルト
15によって、軸56に固着されたベルトプリー83と
連結されている。前記軸56は、補助糸ガイド制御装置
130の反転ねじ溝付きロール131を保持している。
補助糸ガイド制御装置130には、反転ねじ溝内に保合
していてシフトロッド65と枢着結合されたトレースレ
バー132が所属している。
回転数もしくは回転角を測定するためにスライバフィー
ド軸64は回転角センサ115の歯付きホイール111
?有し、また同一目的のためにデリベリ軸25は回転角
センサ116の歯付きホイール112を有している。
分配伝動装置107は4つの切換え可能なクラッチ装置
133,134,135,136を含んでいる。クラッ
チ装置133は軸54と分配伝動装置107との駆動結
合を解離することができる。クラッチ装置134によっ
て軸55は断ち接ぎ自在であり、つまり選択的に軸52
か又は軸54に連結することができる。クラッチ装置1
36によって軸53は分配伝動装置107に連結され、
またクラッチ装置135は軸53ひいてはデリベリ軸2
5を正転ギヤ段から逆転ギヤ段へ切換えるために使用さ
れる。
図面から判るようにロータ型オープエンド紡績機1は電
子式スイッチ装置137を有し、該スイッチ装置は、モ
ータ95、駆動モータ104、主駆動モータ106及び
補助駆動モータ129のリレー99〜102への作用接
続ライン138゜139.140,141に有している
。また回転角センサ114〜117は作用接続ライン1
42.143,144.145によって電子式スイッチ
装置137と結合されている。切換え可能なクラッチ装
置60〜62 ; 133〜136は作用接続ライン1
46 、14 T 、 148゜149.150,15
1,152によって電子式スイッチ装置137と接続さ
れている。
本実施例で示したように円筒状の綾巻きパッケージを巻
成するためには、軸59を軸58から連結解放すること
によって糸貯え器制御装置124の運転が中止される。
円筒状の綾巻きパッケージの巻成のためには糸貯え器3
8の稼働は必要ではないが、円錐角の著しい円錐状の綾
巻きパッケージを巻成するためには必要であるのは勿論
でちる。
補助糸ガイド34は、ヤーン23にトラバース運動を与
えつつ該ヤーンをデリベリ軸25及びデリベリローラ2
6に供給し、これによってデリベリ軸及びデリベリロー
ラの摩耗をより均等にしかつこれらの部材に摩耗による
条痕を生せしめないようにするために役立つ。
また図面から判るように電子式スイッチ装置137は、
デリベリ速度を設定するための入力素子153及び巻成
ロール28に対する綾巻きパッケージ27の接触圧を設
定するための入力素子154を有している。前記入力素
子は目盛を指示する指針を有する回転つまみである。導
線155を介して電子式スイッチ装置137は三相交流
回路網103に接続されている。作用接続ライン156
は制御可能なブレーキ122を電子式スイッチ装置13
γと接続する。
電子式スイッチ装置137は女中、スライバフィード軸
64、巻成軸29並びにデリベリ軸25の制動減速を設
定可能な比較値に従って制御するための電子素子、ロー
タ型オープンエンド紡績機1の運転停止時1gデリベリ
軸25の静止までに引出されるヤーン23の長さを、回
転角センサ116によって計測されたデリベリ軸25の
回転角から算出するための電子素子、前記ヤーン長さを
記憶するための電子素子、記憶されたヤーン長さからヤ
ーン送り戻し長さを算出するための電子素子、デリベリ
軸25をプログラムに従って、制御可能なクラッチ装置
134゜135により正転、浮止又は逆転に切換えるた
めの電子素子、リレー99〜102によりプログラムに
従って駆動装置を接続するための電子素子、回転角セン
サ114により計測されたロータ回転角もしくは単位時
間当りのロータ回転角に従ってデリベリ軸25、巻成軸
29及び糸ガイド制御装置123並びにフィードローラ
20をクラッチ装置30+ 133+ 135+136
により接続乃至連結するための電子素子、デリベリ軸2
5及び巻成軸29並びにスライバフィード軸64をクラ
ッチ装置61,133゜134により補助駆動モータ1
29又は主駆動モータ106に連結させるための電子素
子を内蔵している。
以上の説明からすでに判るように電子式スイッチ装置1
37は、周知の方式でプログラミングでれかつプログラ
ム制御の任務を果たしうる石川のマイクロプロセッサを
内蔵している。
電子式スイッチ装置137は、その役目を常に果たしう
るようにするために独立した供給電圧源157に接続さ
れている。
ところでロータ型オープンエンド紡績機1が運転状態に
あり、すべてのリレーがスイッチ・オンの状態にあり、
かつ三相交流回路網103における電圧が何らかの理由
に基づいて突発的に消失したものと想定する。電子式ス
イッチ装置137は導線155を介してこの電圧消失を
測定し、例えば2秒に設定されたタイムスイッチを自動
的に作勘させ、該タイムスイッチは、前記の設定時間内
に供給電圧が所要の電圧高さに戻らない場合にだけ運転
を停止させる。電圧が元に戻った場合にはタイムスイッ
チは零にリセットされてロータ型オープンエンド紡績機
は稼働状態を保つ。その間ジェネレータ96は制御電圧
回路網98内に制御電圧を維持している。
しかしながら三相交流回路網103が、ロータ型オープ
ンエンド紡績機1の運転を停止するために遮断される場
合には、供給電圧は2秒の設定時間内に元に戻らず、か
つその場合、電子式スイッチ装置137に内蔵さ九たタ
イムスイッチは自動的に次の運転停止動作を開始するこ
とになる。
すなわちモータ95、分繊ロール19の駆動モータ10
4及び主駆動モータ106のリレー99.100,10
1は自動的にオフに切換えられる。前記のモータが停止
するまで所定の時間が経過する。また補助駆動モータ1
29もオフに切換わるが、この切換えは、監視すべきヤ
ーン23に対して糸監視器35の制御可能な糸検出子3
7が離間した位置をとる時点に行われ、これは回転角セ
ンサ117による回転角の検出によって確認され、該回
転角センサは次いで電子式スイッチ装置137を介して
クラッチ装置62及び補助駆動モータ129の遮断を生
せしめる。
入力素子153において設定されたデリベリ速度に関連
した遅延時間をおいて主駆動モータ106と分配伝動装
置107との間の作用接続はクラッチ装置61の遮断に
よって自動的に解消されかつ分配伝動装置107は停止
するまでブレーキ122によって制御・制動される。ク
ラッチ装置60は自動的に遮断されるので、フィードロ
ーラ20はスライバフィード軸64との連結を断たれて
いる。これによってロータ内への繊維供給は休止される
。全紡績部位のクラッチ装置が断たれる時点以降、電子
式スイッチ装置137では、デリベリ軸25の静止まで
に引出されるヤーン23の長さが自動的に検出される。
この検出測定は回転角センサ116によって行われる。
測定された回転角は、引出されたヤーンの長さの尺度で
ちるのみならず、ロータ型オープンエンド紡績機の後刻
の始動特性のだめの尺度ともなる。惰力運転時間が長い
と、ヤーン端部は、惰力運転時間がごく短い場合よりも
ロータから遠く隔たっていることになる。それに相応し
て後刻、ヤーン戻し時間は長くなったり短くなったりす
る。デリベリ軸25の測定された回転角は電子式スイッ
チ装置137において、後刻の運転再開動作のために記
憶される。
分配伝動装置107の制動中に電子式スイッチ装置13
7では、デリベリ軸25の測定された単位時間当りの回
転角から遅延時間が算出されて比較値と比較される。該
比較値は、入力素子153において設定されたデリベリ
速度と、入力素子154において設定さまた、巻成ロー
ル28に対する綾巻きパッケージ27の接触圧とに関連
している。殊に制動遅延が過度に長くならないようにす
るためにブレーキ122に対してそれ相応に電圧を付勢
することによって比較値に従って制動遅延が制御される
。制御遅延が著しい場合には、綾巻きパッケージ2γは
巻成ロール28上をスリップすることになり、それに伴
なってヤーン23は過負荷を受ける。
軸51をブレーキ122によって制動することによって
スライバフィード軸64、デリベリ軸25、巻成軸29
、糸貯え器38及び糸ガイド33は同時に停止されるの
に対して、ロータ3、分繊ロール19並びに、補助駆動
モータ129によって駆動される部材は、その他の可動
部材には無関係に惰力運転を行う。すべての可動部材停
止と相俟ってロータ型オープンエンド紡績機の運転停止
動作は終了する。
ロータ型オープンエンド紡績機の運転を再開するために
は三相交流回路網103が1つのスイッチをスイッチ・
オンにすることによって給電される。その他の運転動作
過程はすべて自動的に行われる。先ず電子式スイッチ装
置137は、排気優68とジェネレータ96とを作動さ
せるためにリレー99をオンに切換える。排気機68と
ジェネレータ96との回転数がアップすると制御電圧回
路網98内には、その他すべての切換え動作及び制御動
作に必要な制御電圧が生じる。
ジェネレータ96の回転数がアップしたのち駆動モータ
104のリレー100は分繊ロール19を駆動するため
に自動的にオンに切換わる。
該分繊ロール19の回転数が高速度にアップすると、主
駆動モータ106のリレー101と補動駆動モータ12
9のリレー102が自動的にオンに切換わるが、この場
合補助軸36は軸部分36′を除けば差当ってなお連結
が断たれた状態にちる。クラッチ装置133及び134
の作動によって自動的にスライバフィード軸64が補助
、駆動モータ129に連結される一方、回転角センサ1
14によってロータ回転数が連続的に計測される。
回転数調整器n1に2いて設定された第1のロータ回転
数に達すると自動的にクラッチ装置60の連結によって
フィードローラ20がスライバフィード軸64に、ひい
て(ま補助駆動モータ129に連結される。設定される
第1のロータ回転数は、回転数調整器n2において設定
される第2のロータ回転数に関連している。該第2のロ
ータ回転数自体はロータ直径とロータ運転回数とに関連
している。
クラッチ装置60の連結時点以降、回転角センサ115
によって、供給されるスライバ長さがスライバフィード
軸64の回転角の関数として計測される。フィード長さ
調整器158において設定されたフィード長さに達する
と、フィードローラ20はクラッチ装置60の遮断によ
って再び停止される。今やロータ内には繊維の予備フィ
ード量が位置している。
回転数調整器n2において設定されたロータ回転数に達
すると、自動的にクラッチ装置135及び136の作動
によってデリベリ軸25及び巻成軸29は逆転方向に運
転される。その際送り戻されるヤーン長さは回転角セン
サ116によって回転角の関数として計測され、かつ、
運転停止動作中に記憶された、ロータ3の繊維集め条溝
からのヤーン端部の距離値(場合によっては経験値に基
づいて修正された距離値)と比較される。送り戻し長さ
と前記距離値(場合によっては修正距離値)とが合致し
た時点にデリベリ軸25及び巻成軸29はクラッチ装置
136の遮断によって停止され、かつクラッチ装置13
5の接続によって正転せしめられる。同時にクラッチ装
置133の遮断及びクラッチ装置61の接続によって、
主駆動モータ106と分配伝動装置107は再び作用接
続せしめられる。
クラッチ装置134の作動によってスライバフィード軸
64は主駆動モータ106と作用液αする。数秒間の遅
延時間を、祥たのちデリベリ軸25はクラッチ装置13
6の作動によって補助駆動モータ129との連結を断た
れかっ主駆動モータ106に連結される。フィードロー
ラ20はクラッチ装置60の接続によってスライバフィ
ード軸64に連結される。これによって紡績動作が再開
される。FJ2秒の遅延時間を経たのち補助軸36もク
ラッチ装置62の接続によって補助駆動モータ129に
連結される。これに伴って糸監視器35によるヤーン監
視も開始される。シフトロッド65及び67は反転ねじ
溝付きロール131及び125の作用を受けつつ二重矢
印31及び30の方向にトラバース運動を行う。円筒形
の綾巻きパッケージ27が巻成されるので、反転ねじ溝
付きロール126は静止している。それというのは軸5
9の連結が断たれているからである。従ってシフトロッ
ド66も静止しておりかつ糸貯え器38は稼働しない。
ベルトプリー77及び78の交換によってヤーン加熱度
を変化することができ、またベルトプリー81及び82
の交換によってドラフトを変化することができ、段プリ
ー93及び94における。駆動ベルト9の変位によって
分繊ロール19の角速度を変化することが可能である。
切換え可能なクラッチ装置60によらずにクラッチ装置
134の断ち接ぎによってフィードローラ20の接続・
遮断を行ってもよい。緊急時には電子式スイッチ装置1
37を、独立した供給電圧源にではなく制御電圧回路網
98に接続することも可能である。
ロータ型オープンエンド紡績機の稼働停止時のスリップ
の危険を低減するために巻成ロール28に対する綾巻き
パッケージの接触圧を例えば、付加的なばね力によって
ボビンフレーム(図示せず)を負荷することによって高
めることも可能でちる。
始紡前乃至紡績再開前にロータ3に掃除工程を施すため
には例えば、排気機68の分配導管に接続されていてロ
ータ条溝に向って方向づけられたクリーニング管又はク
リーニング通路の閉塞蓋(図示せず)が一時的に開かれ
て、ロータから、堆積したダストや繊維が吸出される。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明のロータ型オープンエンド紡績機の運転を
自動的に停止・再開する装置の1実施例の概略図である
。 1・・・ロータ型オープンエンド紡績機、2・・・紡績
部位、3・・・ロータ、4・・・軸、5,6.γ、8.
9,10,11,12.13,14,15゜16.17
.18・・・駆動ベルト、19・・・分繊ロール、20
・・・フィードローラ、21・・・スライバ、22・・
・単憧維、23・・・ヤーン、24・・・デリベリ管、
25・・・デリベリ軸、26・・・デリベリローラ、2
7・・・綾巻きパッケージ、28・・・巻成ロール、2
9・・・巻成軸、30.31.32・・・二重矢印、3
3・・・糸ガイド、34・・・補助糸ガイド、35・・
・糸監視器、36・・・補助軸、36′・・・軸部分、
37・・・糸検出子、38・・・糸貯え器、39・・・
糸変立ローラ、40.41・・・糸ガイド環、42,4
3゜44.45,46,47.48.49.50゜51
.52.53.54,55,56,57゜58.59・
・・軸、60,61.62・・・クラッチ装置、63・
・・マイタ歯車装置、64・・・スライバフィード11
111.65.66.67−・・シフトロンド、68・
・・排気機、69,70,71.72,73.74,7
5,76.77.78,79,80.81.82.83
,84.85.!3Ei、87.8f3,89,90,
91.92・・・ベルトプリー、93.94・・・段プ
リー、95・・・モータ、96・・・ジェネレータ、9
7・・・遮断部位、98・・・制御電圧回路網、99 
、100 、101 、102・・・リレー、103・
・・三相交流回路網、104・・・駆動モータ、105
・・・フープ、106・・・主駆動モータ、107・・
・分配伝動装置、108.109・・・傘歯車、110
,111,112,113・・・歯付きホイール、11
4,115,116゜117・・・回転角センサ、11
13 、119 、12[1,121・・・クラッチ半
部、122・・・ブレーキ、123・・・糸ガイド制御
装置、124・・・糸貯え器制御装置、125.126
・・・反転ねじ溝付きロール、127,128・・・ト
レースレバー、129・・・補助1駆動モータ、130
・・・補助糸ガイド制御装置、131・・・反転ねじ溝
付きロール、132・・・トレースレバー、133,1
34,135゜136・・・クラッチ装置、137・・
・電子式スイッチ装置、138,139,140,14
1゜142.143,144,145,146゜147
.148,149,150,151 。 152.156・・・作用接続ライン、153゜154
・・・入力素子、155・・導線、157・・・供給電
圧源、158・・・フィード長さ調整器、n1r n 
2・・・回転数調整器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数のロータと少なくとも1本のデリベリ軸と複数
    のフィードローラと少なくとも1本の巻成軸と複数の分
    繊ロールとを有するロータ型オープンエンド紡績機の運
    転を停止し次いで再開する方法において、給電の中断又
    は遮断後にロータ及び分繊ロールの駆動を断ち、デリベ
    リ速度に関連した遅延時間をおいてデリベリ軸とフィー
    ドローラと巻成軸との駆動を断ちかつ前記のデリベリ軸
    及び巻成軸を静止するまで制動し、該デリベリ軸の静止
    までに引出されたヤーン長さを自動的に検出して、次ぎ
    の紡績再開時にロータ内へ送り戻すべきヤーン長さのた
    めの尺度として記憶させ、かつロータ型オープンエンド
    紡績機の運転再開時には先ず分繊ロールを作動させ、該
    分繊ロールの回転数アップ後にロータを作動させ、ロー
    タ回転数又はロータ回転角を連続的に計測し、第1の規
    定ロータ回転数又は第1の規定ロータ回転角に達すると
    前記フィードローラを再び回転させ、供給される繊維ス
    ライバ長さを計測し、規定供給長さに達すると再び該フ
    ィードローラを停止させ、規定ロータ回転数又は規定ロ
    ータ回転角に達すると前記の巻成軸及びデリベリ軸を逆
    転ギヤ段で運転し、その際送り戻されるヤーン長さを計
    測しかつ、ロータ型オープンエンド紡績機の運転停止時
    に引出されたヤーンの記憶長さから電子的に算出される
    送り戻し長さ値と比較し、該送り戻し長さ値に達すると
    前記の巻成軸及びデリベリ軸を停止して正転ギヤ段にセ
    ットし、かつ滞留時間を経たのち前記フィードローラと
    共に、前記ロータをも駆動する駆動装置に連結すること
    を特徴とする、ロータ型オープンエンド紡績機の運転を
    停止し次いで再開する方法。 2、複数のロータと少なくとも1本のデリベリ軸と複数
    のフィードローラと少なくとも1本の巻成軸と複数の分
    繊ロール以外に、前記フィードローラを駆動する少なく
    とも1本のスライバフィード軸と制御可能な複数の糸ガ
    イドと糸貯え器用駆動装置と複数のパッケージ持上げ装
    置と制御可能な複数の補助糸ガイドと糸検出子を有する
    糸監視器と紡績負圧発生用排気機とモータ・ジェネレー
    タ又は、モータとジェネレータとから成つていて弾み車
    質量体と前記ジェネレータ側に接続された制御電圧回路
    網とモータ側に接続された排気機とを有する機械ユニッ
    トを備えたロータ型オープンエンド紡績機の運転を停止
    し次いで再開する方法において、給電の中断又は遮断後
    にスイッチ状態を差当つて維持したままで停電の持続の
    有無を確認し、停電の持続を確認した場合に始めてロー
    タ、分繊ロール、排気機及びモータ・ジェネレータ、又
    は、モータとジェネレータとから成る機械ユニットの駆
    動をモータ側から断ち、パッケージ持上げ装置、補助糸
    ガイド及び糸監視器の駆動を同様に断ち、ヤーンを引出
    すデリベリ速度に関連した遅延時間を以てデリベリ軸、
    フィードローラ、糸ガイド、巻成軸及び糸貯え器の駆動
    を断ち、かつ、デリベリ速度及び、綾巻きパッケージと
    巻成ロールとの間の設定接触圧に関連した遅延時間を以
    て前記軸及び作動装置を静止するまで共に制動し、その
    際、各紡績部位においてデリベリ軸の静止までに引出さ
    れたヤーンの長さを自動的に検出し、かつ次の紡績再開
    動作時にロータ内へ送り戻すべきヤーン長さの尺度とし
    て前記の引出されたヤーン長さを記憶させ、かつロータ
    型オープンエンド紡績機の運転再開時には先ず排気機及
    びモータ・ジェネレータ又は前記機械ユニットを作動さ
    せ、前記排気機及びモータ・ジェネレータ又は機械ユニ
    ットの回転速度アップ後に分繊ロールを作動させ、該分
    繊ロールの回転速度アップ後にロータ及び補助糸ガイド
    を作動させ、ロータ回転数又はロータ回転角を連続的に
    計測し、第1の規定ロータ回転数又は第1の規定ロータ
    回転角に達するとフィードローラを再び回転させ、その
    際前記の第1の規定ロータ回転数もしくは第1の規定ロ
    ータ回転角を第2の規定ロータ回転数もしくは第2の規
    定ロータ回転角に関連せしめ、該第2の規定ロータ回転
    数自体もしくは第2の規定ロータ回転角自体をロータ直
    径とロータ運転回転数とに関連せしめ、供給されたスラ
    イバ長さを計測し、規定のスライバ供給長さに達す 驍■tィードローラを再び静止させ、前記の第2の規定
    ロータ回転数もしくは第2の規定ロータ回転角に達する
    と巻成軸及びデリベリ軸を逆転ギヤ段で作動させ、その
    際に送り戻されたヤーン長さを計測し、かつ、ロータ型
    オープンエンド紡績機の運転停止中に引出されたヤーン
    の記憶長さから電子的に算出される送り戻し長さ値と比
    較し、該送り戻し長さ値に達すると巻成軸及びデリベリ
    軸を停止させて正転ギア段にセットしかつ滞留時間経過
    後にフィードローラと一緒に、ロータも駆動する駆動装
    置に連結し、かつ遅延時間を経たのちパッケージ持上げ
    装置、補助糸ガイド及び糸監視器の駆動を再開する、特
    許請求の範囲第1項記載の方法。 5、(イ)少なくとも1本のデリベリ軸と、フィードロ
    ーラを駆動する少なくとも1本のスライバフィード軸と
    、制御可能な糸ガイドと、少なくとも1本の巻成軸と、
    糸貯え器とのための分配伝動装置を駆動しかつロータを
    駆動する主駆動モータ、(ロ)複数の分繊ロールを駆動
    する駆動モータ、(ハ)パッケージ持上げ装置と補助糸
    ガイドと糸監視器とを駆動する補助駆動モータ、(ニ)
    排気機及びモータ・ジェネレータ、又は制御電圧回路網
    に給電しかつ付加的に前記排気機を駆動するためにモー
    タとジェネレータとから成つていて弾み車質量体を有す
    る機械ユニットを備えたロータ型オープンエンド紡績機
    の運転を自動的に停止し次いで再開する方法において、
    給電の中断又は遮断後に自動的に約2秒のあいだ前記モ
    ータのリレーをオン状態に保ち、そのあと、停電持続を
    条件として主駆動モータと分繊ロールの駆動モータのリ
    レー及びモータとジェネレータとから成る機械ユニット
    もしくはモータ・ジェネレータのモータ側のリレーを自
    動的にオフにし、駆動される糸監視器が設けられている
    場合には補助駆動モータ及び、該補助駆動モータによつ
    て駆動される補助軸又はそのいずれかを、前記糸監視器
    の制御可能な糸検出子が監視すべきヤーンに対して離間
    位置をとる時点に遅延時間をとつて初めて遮断し、デリ
    ベリ速度に関連した遅延時間をおいて前記主駆動モータ
    と分配伝動装置との間の作用接続を解消しかつ該分配伝
    動装置を静止するまで制御によつて制動し、フィードロ
    ーラをスライバフィード軸から連結を断ち、遅くともこ
    の時点以降に、紡績部位においてデリベリ軸の静止まで
    に引出されたヤーンの長さを自動的に検出し、該ヤーン
    長さから、ヤーン端部とロータの繊維集め条溝との距離
    並びにロータ型オープンエンド紡績機械の始動特性を推
    定し、かつ、該ロータ型オープンエンド紡績機械の次の
    運転再開の際に、ヤーン端部と前記繊維集め条溝との距
    離に相当するヤーン長さを、ロータ型オープンエンド紡
    績機械の始動特性に相当する送り戻し速度経過で前記繊
    維集め条溝にまで自動的に送り戻すために前記推定値を
    記憶させ、前記分配伝動装置の制動中にデリベリ軸の単
    位時間当りの回転角を測定し、該測定回転角から制動遅
    延時間を算出して、デリベリ速度と巻成ロールに対する
    綾巻きパッケージの設定接触圧とに関連した比較値と比
    較し、この比較に基づいて制動遅延を制御し、かつ、ロ
    ータ型オープンエンド紡績機の再開時には先ず、紡 ■沿■■■■■■髞r気機の駆動装置を作動させ、かつ
    、モータ・ジェネレータ又はモータとジェネレータとか
    ら成る機械ユニットが設けられている場合には制御電圧
    を発生させるためにジェネネレータも作動させ、前記の
    排気機もしくはジェネレータの回転数アップ後に、分繊
    ロールを駆動するための駆動モータのリレーをオンにし
    、分繊ロールの回転数アップ後に主駆動モータと補助駆
    動モータとのリレーをオンにし、しかしパッケージ持上
    げ装置及び糸監視器が設けられている場合には該パッケ
    ージ持上げ装置と糸監視器とを補助駆動モータから連結
    を断つたままにしておくか又は断たれ、スライバフィー
    ド軸を補助駆動モータに連結し、ロータ回転数又はロー
    タ回転角を連続的に計測し、第1の規定ロータ回転数又
    は第1の規定ロータ回転角に達するとフィードローラを
    スライバフィード軸に、ひいては補助駆動モータに連結
    し、その際第1の規定ロータ回転数もしくは第1の規定
    ロータ回転角を第2の規定ロータ回転数もしくは第2の
    規定ロータ回転角に関連せしめ、該第2の規定ロータ回
    転数自体もしくは第2の規定ロータ回転角自体をロータ
    直径とロータ運転回転数とに関連せしめ、供給されるス
    ライバ長さを計測し、規定の供給スライバ長さに達する
    とフィードローラを再び静止させ、第2の規定ロータ回
    転数もしくは第2の規定ロータ回転角に達すると巻成軸
    及びデリベリ軸を補助駆動モータとの連結によつて逆転
    ギヤ段で作動させ、その際送り戻されるヤーン長さを計
    測しかつ、繊維集め条溝からのヤーン端部の距離の記憶
    値もしくは、経験値に基づいて修正された記憶値と比較
    し、送り戻し長さが前記距離の記憶値もしくは修正記憶
    値と合致する時点にデリベリ軸及び巻成軸を停止して正
    転ギヤ段にセットし、遅くともこの時点に主駆動モータ
    と分配伝動装置とを再び作用接続させ、デリベリ軸又は
    デリベリローラを滞留時間の経過後に補助駆動モータと
    の連結を断つて主駆動モータに連結し、その際フィード
    ローラをスライバフィード軸に連結し、かつ約2秒の遅
    延時間を経たのちにパッケージ持上げ装置及び糸監視器
    を補助駆動モータに連結することを特徴とする、ロータ
    型オープンエンド紡績機の運転を自動的に停止し次いで
    再開する方法。 4、ロータ型オープンエンド紡績機の運転停止中に巻成
    軸に対する綾巻きパッケージの接触圧を、巻成動作のた
    めに必要な値以上に高める、特許請求の範囲第3項記載
    の方法。 5、複数のロータと少なくとも1本のデリベリ軸と複数
    のフィードローラと少なくとも1本の巻成軸と複数の分
    繊ロールとを有するロータ型オープンエンド紡績機の運
    転を自動的に停止し次いで再開する装置において、ロー
    タ(3)を駆動するために、回転する伝動装置部分(4
    9、50)を有する主駆動モータ(106)が配置され
    ており、前記伝動装置部分(49、50)の単位時間当
    りの回転角が、該伝動装置部分(50)に配設された回
    転角センサ(114)によつて計測可能であり、前記フ
    ィードローラ(20)を駆動するスライバフィード軸(
    64)とデリベリ軸(25)にも夫々1つの回転角セン
    サ(115、116)が配設されており、前記分繊ロー
    ル(19)が固有の駆動モータ(104)を有し、運転
    再開動作中に前記スライバフィード軸(64)とデリベ
    リ軸(25)とを駆動するために補助駆動モータ(12
    9)が設けられており、前記スライバフィード軸(64
    )、巻成軸(29)及び糸ガイド制御装置(123)を
    選択的に主駆動モータ(106)又は補助駆動モータ(
    129)と連結する制御可能なクラッチ装置(61、1
    33〜135)が設けられており、駆動モータ(95、
    104、106、129)、回転角センサ(114〜1
    17)及び制御可能なクラッチ装置(69〜62、13
    3〜136)が、ロータ型オープンエンド紡績機(1)
    の運転停止及びそれに次ぐ運転再開を制御する電子式ス
    イッチ装置(137)に接続されており、該電子式スイ
    ッチ装置が、デリベリ軸(25)、巻成軸(29)並び
    にスライバフィード軸(64)の制動減速を設定可能な
    比較値に従つて制御するための電子素子、デリベリ軸(
    25)の静止までに引出されるヤーン(23)の長さを
    、該デリベリ軸(25)の計測回転角から算出するため
    の電子素子、引出されたヤーン長さの計測値を記憶する
    ための電子素子、記憶されたヤーン長さ計測値からヤー
    ン送り戻し長さを算出するための電子素子、デリベリ軸
    (25)をプログラムに従つて正転ギヤ段、静止又は逆
    転ギヤ段に切換えるための電子素子、プログラムに従つ
    て駆動モータ(95、104、106、129)を接続
    するための電子素子、計測ロータ回転角又は単位時間当
    りの計測ロータ回転角もしくはロータ回転数に従ってデ
    リベリ軸(25)、巻成軸(29)及び糸ガイド制御装
    置(123)並びにフィードローラ(20)をクラッチ
    装置(60、133、135、136)により接続 T至連結するための電子素子、デリベリ軸(25)及び
    巻成軸(29)並びにスライバフィード軸(64)を補
    助駆動モータ(129)又は主駆動モータ(106)に
    連結させるための電子素子を内蔵し、かつ前記電子式ス
    イッチ装置(137)から前記駆動モータ、回転角セン
    サ及び制御可能なクラッチ装置に達する作用接続ライン
    (138〜152、156)が設けられていることを特
    徴とする、ロータ型オープンエンド紡績機の運転を自動
    的に停止し次いで再開する装置。 6、ロータ型オープンエンド紡績機(1)が、紡績負圧
    を発生するための排気機(68)及びモータ・ジェネレ
    ータを備えているか、又は、モータ(95)とジェネレ
    ータ(96)とから成つていて弾み車質量体と前記ジェ
    ネレータ側に接続された制御電圧回路網(98)と前記
    モータ側に接続された排気機(68)を有する機械ユニ
    ットを備えている、特許請求の範囲第5項記載の装置。 7、ロータ型オープンエンド紡績機(1)が、糸貯え器
    制御装置(124)によつて制御可能な糸貯え器駆動装
    置(66)を有し、前記の糸貯え器制御装置(124)
    及び糸ガイド制御装置(123)が伝動機構によつて巻
    成軸(29)に連結されている、特許請求の範囲第5項
    又は第6項記載の装置。 8、ロータ型オープンエンド紡績機(1)が、パッケー
    ジ持上げ装置、糸監視器(35)の糸検出子(37)及
    び、制御装置(130)を有する補助糸ガイド(34)
    を駆動するための補助軸(36)を備え、前記補助糸ガ
    イド(34)の制御装置(130)が伝動機構によつて
    補助駆動モータ(129)に連結されており、前記補助
    軸(36)が、切換え可能なクラッチ装置(62)を介
    して前記補助駆動モータ(129)に接続可能であり、
    前記補助軸(36)には回転角センサ(117)が配設
    されており、該回転角センサ(117)及び前記クラッ
    チ装置(62)が電子式スイッチ装置(137)に達す
    る作用接続ライン(145、148)を有し、かつ前記
    電子式スイッチ装置(137)が前記回転角センサ(1
    17)に応じて前記クラッチ装置(62)を切換えるた
    めの電子素子を有している、特許請求の範囲第5項から
    第7項までのいずれか1項記載の装置。 9 主駆動モータ(106)がクラッチ装置(61)と
    制御可能なブレーキ(122)とを介して分配伝動装置
    (107)に接続されており、該分配伝動装置の出力軸
    (55、53)にはスライバフィード軸(64)、デリ
    ベリ軸(25)及び巻成軸(29)が接続されており、
    前記分配伝動装置(107)が入力軸(54)を有し、
    該入力軸には補助駆動モータ(129)が接続されてお
    り、前記分配伝動装置(107)が、スライバフィード
    軸(64)を主駆動モータ(106)又は補助駆動モー
    タ(129)に制御により断ち接ぎするため、デリベリ
    軸(25)及び巻成軸(29)を逆転時には補助駆動モ
    ータ(129)に、正転時には主駆動モータ(106)
    に断ち接ぎするために切換え可能なクラッチ装置(13
    3〜136)を有し、かつ前記ブレーキ(122)及び
    クラッチ装置(133〜136)が電子式スイッチ装置
    (137)に達する作用接続ライン(156、149〜
    152)を有している、特許請求の範囲第5項から第8
    項までのいずれか1項記載の装置。 10、電子式スイッチ装置(137)が、デリベリ速度
    及び接触圧のためのスイッチングプログラムを変化させ
    る入力素子(153、154)を有している、特許請求
    の範囲第5項から第9項までのいずれか1項記載の装置
JP62258493A 1986-10-18 1987-10-15 ロータ型オープンエンド紡績機の運転を停止し次いで再開する方法と装置 Pending JPS63105122A (ja)

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DE3635510.0 1986-10-18

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JPS63105122A true JPS63105122A (ja) 1988-05-10

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JP62258493A Pending JPS63105122A (ja) 1986-10-18 1987-10-15 ロータ型オープンエンド紡績機の運転を停止し次いで再開する方法と装置

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