JPS63101301A - 薬剤包装体 - Google Patents

薬剤包装体

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JPS63101301A
JPS63101301A JP61244073A JP24407386A JPS63101301A JP S63101301 A JPS63101301 A JP S63101301A JP 61244073 A JP61244073 A JP 61244073A JP 24407386 A JP24407386 A JP 24407386A JP S63101301 A JPS63101301 A JP S63101301A
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drug
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volatile
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JP61244073A
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English (en)
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Fumitoshi Hoshiide
星出 文利
Satoru Oi
大井 哲
Koji Takei
康治 武井
Shiro Oyama
大山 史朗
Yukinobu Yamamoto
山本 志延
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FUMAKIRAA KK
Fumakilla Ltd
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FUMAKIRAA KK
Fumakilla Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J3/00Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N25/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators, characterised by their forms, or by their non-active ingredients or by their methods of application, e.g. seed treatment or sequential application; Substances for reducing the noxious effect of the active ingredients to organisms other than pests
    • A01N25/18Vapour or smoke emitting compositions with delayed or sustained release

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  • Environmental Sciences (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、常温揮散性の液状の殺虫剤、防虫剤、忌避剤
等の薬剤を用いた薬剤包装体に関する。
従来の技術 近時、昇華性固形防虫剤に代って、常温揮散性の液状の
殺虫剤、防虫剤等が注目されてhる。
このような液状の防・殺虫剤等は、その性状から一般に
含浸体に含浸保持させて使用されるが。
他の物品1例えば衣類との接触により薬剤が移行し、こ
れを汚染するという開運がある。
そこで、従来、液状の防・殺虫剤等を含浸保持させ九含
浸体は、プラスチック容器に収納して他物品と直接接触
しないようにしていた。tた、接触汚染を防止する他の
方法として、液状の防・殺虫剤等の含浸体の包装材とし
て、不織布忙ポリエチレン等のフィルムをラミネートし
たものを用いることによって、薬液が移行するのを防止
する手段がある。
そのうえ、更に、この際用いられる薬剤組成物は、汚染
の可能性あるいは印象全極力少くする目的で、無色ある
いは淡色の透性な液状組成物に限定せざるを得なかった
発明が解決しようとする問題点 前記した薬液を含浸保持する含浸体をプラスチック容器
に収納する方法は、接触汚染の防止方法としては確実性
の高い方法といえるが、薬液の効能・効果の面から見て
今だ充分に満足し得るものでなかつ九。
すなわち、防・殺虫剤等が揮散することによって何等か
の薬効を期待する剤型にあっては。
充分な揮散量の確保が重要であシ、それ相当の揮散面積
を必要とする。しかし、プラスチック容器の場合、経済
的にも製造上も自ずとその大きさには限界があり、不充
分な状態にあるのが現状である。
一方、薬液含浸体の包装材としてポリエチレン等により
ラミネート加工した不織布を用いた場合、いくら薄いフ
ィルムをラミネートしたとしても、それKよって気体(
すなわち揮散eJ )の通過(透過)は著しく妨げられ
、充分な効果は期待し得ない。また、ラミネートするフ
ィルムに多数の穴を穿孔するなどの加工をして気体通過
性を高める工夫もなされているが、この場合、大きな穴
t−あけすぎるとプラスチックフィルムをラミネートす
る意味をなさなくなるし。
また逆に小さな穴を多数あけた場合、相当多くあけた場
合でもその開孔率は低く、充分な効果は期待でき危い。
さらに、不織布にプラスチックフィルムをラミネート加
工した包装材の場合。
その製造コストも高くなるなどの問題もある。
また別の問題として、薬剤組成物が有色であることは、
製造時に含浸の成否が明瞭に判別できて良い、あるいは
デザイン上好ましい場合も多いなどの利点があるにも拘
らず、無色あるいは淡色に限定されるという点が挙げら
れる。さらに発樋色によって使用終期を指示する方法も
使えない等の制限を受ける。
従って1本発明の目的は、上述のような問題を解決し、
含浸体からの薬液の接触移行による汚染を防止し、それ
に伴ない薬液の着色も可能にすると共に、薬剤の揮散を
押えることなく。
充分な揮散量で長期間に亘って効果的に薬剤を揮散でき
る薬剤包装体を提供するととくある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため1本発明の薬剤包装体は、常温
揮散性を有する殺虫剤、防虫剤、忌避剤等の液状薬剤を
主成分とし、かつ有色のまたは経時的に変色(無色から
有色への変化も含む)し得る薬剤組成物を含浸・保持す
る含浸体を、目付35〜7097m”の合成繊維製の不
織布で包装したことを特徴とするものである。
発明の作用及び態様 本発明によれば、常温揮散性を有する液状薬剤を含浸保
持する含浸体を、ポリエステル、ポリエチレン、ボリア
オド、ポリウレタン、アクリル、ポリプロピレンなどの
合成繊維で構成され、35〜70 P/m鵞、よシ好ま
しくは40″−60P/yxfの目付の不織布で包装す
ることによって、含浸体から薬剤が不織布を介して他物
質へ移行するのを防止でき、なおかつ、この不織布は充
分な気体透過性を有しているため、効力の低下を殆んど
招かない。すなわち、本発明を実施することによって、
薬剤の揮散をそれ福犠牲にすることなく接触汚染を防止
することが可能となる。
ここに挙げ之ポリエステル、ポリプロピレン。
ポリエチレン、ポリアミド、ポリウレタン、アクリルな
どの合成繊維製不織布は微少空隙を有しているにも拘ら
ず、なぜ含浸体から薬液を吸収しないのかについては必
ずしも明確ではないが、その主要因はこれら合成繊維の
表面状態。
例えば疎液性と不織布の微少空隙の大きさに由来してい
るものと考えられる。従って、使用する薬液に対して親
和性がないかあるいは少ない合成繊維製の不織布を用い
ることが必要である。
使用される不織布の目付が3 s P/7F!!よシ小
さい場合、不織布は薄くかつ粗い目罠なってしまい、薬
液汚染を充分に防止することができない。一方、 70
 F/mlよシ大きくなった場合。
不織布は淳く目も細かくなる次め、充分な薬剤揮散量を
確保できず好ましくない。
本発明において使用できる薬剤としては、常温揮散性を
有する液状の各種薬剤が使用でき、例えば(R,5)−
1−エチニル−2−メチルベント−2−エニル(I R
)−シス、トランスクリサンテマート(以下、ベーパー
スリンという)、I−エチニル−2−メチル−2−ペン
テニル−2,2−ジメチル−3−(2’、2’−ジクロ
ルビニル)−シクロプロパン−1−カルホキシレート、
1−エチニル−2−メチル−2−ペンテニル−2,2−
ジメチル−3−(2’−メチル−1’−7”ロベニル)
伸シクロプロパンー1−カルボキシレート、1−エチニ
/l/ + 2−メチル−,2−ペンテニル−2,2,
3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレート
等のピレスロイド系殺虫剤、DDV?、スミチオン等の
有機リン系化合物、7タル酸ジメチル、フタル酸ジエチ
ル、フタル酸ジブチル、フマル酸ジエチル、N、N−ジ
エチル−m−)ルアミド等の防虫・忌避剤、安息香酸エ
チル、す70−ル。
インサン0−ル、オイゲノール、シトロネロール、アネ
トール、を−カルボン等の防虫性香料。
シトラール、シトロネラール、ネロール、ゲラニオール
、酢酸リナリル、アセト7二ノン、テルピネオール、メ
ントン、安息香酸ベンジル。
フェニル酢酸エチル、酢酸イソアミル、ユーカリブトー
ル等の香料、ケイ皮アルデヒド、ベンズアルデヒド等の
防虫・防黴剤、などが挙げられる。
上記各種薬剤を単独であるいは2種以上組合せ使用する
こと(よって、防虫剤、殺虫剤、防殺虫剤、防虫芳香剤
、防虫防黴剤などとして用いることができる。
含浸体としては1紙、不織布、布、木材、パルプ、無機
高分子物質、無機多孔質物質(ケイ酸塩、シリカ、ゼオ
ライト等)、有機高分子物質(セルロース、ポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリビニルアル
コール。
酢酸ビニル−塩化ビニル共1合体、スチレンージビニル
ベンゼン共重合体等ン、ゲル化物質(寒天、カラギーナ
ン、でん粉、ゼラチン、アルギン酸等)、昇華性物質(
7ダマンタン、シクロドデカン、ノルボルナン、トリメ
チルノルボルナン、エンド−トリメチレンノルボルナン
バラジクロロベンゼン、ナフタリン、II脳等)などが
挙げられ、これらの1種又は2種以上を組み合わせて使
用でき、マット状、シート状。
フィルム状、ゲル状、粉状1粒状、打錠形など任意の剤
型で使用できる。
含浸体への薬剤の適用方法としては各種方法が採用でき
1例えば多孔質含浸体の場曾1滴下塗布、浸漬塗布、ス
プレー塗布、印刷 /Mヶ塗シなどにより塗布含浸でき
、またゲル化物質等の場合は薬剤との混合物をそのまま
ゲル状あるいは粉状、粒状等に製剤する仁とができる。
前記含浸体には必要に応じて酸化防止剤、紫外線吸収剤
、固着剤等を添加することができる。
本発明で使用する薬剤組成物としては、薬剤それ自体が
色を有する場合1色素等の添加によって着色した場合の
他、経時的に変色してくる薬剤組成物も含む。この経時
的に変色する薬剤組成物は、前記したような薬剤の有す
る減感性(減感作用)と顕色剤の有する顕色性(顕色作
用)を利用して、一般に感熱感圧染料と称されている電
子供与性呈色性有機化合物の発色機構を利用して呈色変
化を起こさせるものである。
例えばトリフェニルメタン−フタリド系の染料であるク
リスタルバイオレットラクトン(CvL)について発色
の原理を簡単に説明すると。
まずこの染料の顕色剤及び減感剤との反応機構クリスタ
ルバイオレットラクトン(CVL)   クリスタルバ
イオレット(無色)     (青色) クリスタルバイオレットラクトンそのものは無色である
が、顕色剤(例えばビスフェノール人)の作用によシク
リスタルバイオレットラクトン中のラクトン環が開環し
、クリスタルバイオレットとなシ背色を呈する。一方、
減感剤(例えばエステル類、アミド類等)が作用すると
、逆の反応が進み、ラクトン環にもどシ無色となる。
本発明で用いる発色性薬剤組成物は、この発色原理を薬
効表示に応用し念ものであシ、前記し7+?、を子供与
件呈色性有機化合物と顕色剤とにさらに揮散性減感性薬
剤を存在せしめることによって、揮散前すなわち上記薬
剤が充分に残存している間は上記薬剤の減感作用が顕色
剤の作用に勝シ1発色を抑える。上記薬剤が揮散して残
存率が低くなると、顕色剤と電子供与性呈色性有機化合
物との反応が開始し、呈色し始め。
さら忙薬剤が完全に揮散して残存しなくなった時に電子
供与性呈色性有機化合物特有の色調を呈する。従って、
上記反応過程と揮散性減感性薬剤の揮散過程とが対応し
、上記組成物の色調の変化により初見的に揮散性減感性
薬剤の薬効残存状態及びその終点を極めて正確に認知す
ることができる。
揮散性減感性薬剤は、を子供与件呈色性有機化合物及び
/又は顕色剤と均一に溶解または溶融できることが好ま
しいが、不溶を次は難溶の場合は溶剤を使用してもよい
。溶剤としては。
上記薬剤、電子供与性呈色性有機化合物及び顕色剤を均
一に溶解するもので、経時的に溶解物を安定に保つもの
であればよく1例えば脂肪族炭化水素類、芳香族炭化水
素類、ハロゲン化炭化水素類、アルコール類、エステル
類、エーテル類、ケトン類、アミド類等が挙げられる。
薬剤の揮散速度と溶剤の揮散速度が大きく異なると、正
確な薬効表示が困難になるなどの弊害を生じる場合があ
る。この場合には、薬剤と溶剤の揮散速度が大きく異な
らないものを使用すればよい。溶剤は、それ自身薬効を
有していても有さなくても構わない。
使用される電子供与性呈色性有機化合物としては、トリ
フェニルメタン7タリド類%7/L/オラン類、フェノ
チアジン類、インドリルフタリド類、スピロピラン類、
ロイコオー5 ミツ類、ローダミンラクタム類等があシ
1例示するとマラカイトグリーンラクトン、クリスタル
バイオレットラクトン、ローダミンラクトン、3−ジエ
チルアミノ−6、ε−ジメチ/l/フルオラン。
3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、2
−メチル−6−(N−p−トリル−N−エチルアミノ)
フルオラン、3−ジエチルアイノー6−メチルーフ−ク
ロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メトキシフ
ルオラン。
3−ジエチルアミノ−6−ベンジルオキシフルオラン、
3−ジエチルアミノ−6−メチルフルオラン、3−ジエ
チルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミ
ノ−5−メチル−7−(N、N−ジベンジルアミノ)フ
ルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニ
リノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロアニ
リノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−ア
ニリノフルオラン、3−(ジエチルアミノ)−7−(N
、N−ジベンジルアミノ)フルオラン、3−ピペリジノ
−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3,6−ビス
(ジエチルアミノ)フルオラン−r ++ (i、r−
ニトロアニリノ)ラクタム、3−(N−シクロヘキシル
−N −メチルアミン)6−メチル−7−アニリノフル
オラン、2.3−ブチレン−6−ジーn−7’チルアミ
ノフルオラン、3−ジエチル−7−(p−)ルイジノ)
フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(N−メチルア
ニリノ)フルオラン、3−ジメチルアミノ−6−メドΦ
シフルオラン、1.2−ベンツ−6−ジニチルアミノフ
ルオラン、3.6−ジニトキシフルオラン。
3−ジエチルアミン−6−メチル−7−クロルフルオラ
ン、1.2−ベンツ−6−ジニチルアミノフルオラン、
N−フェニルローダミンラクタム、2−C3,6−ビス
(ジエチルアミノ)−9−(0−クロロアニリノ)キサ
/チル〕安息香酸ラクタム%2−(フェニルイミノエタ
ンジリデン)−3,3−ジメチルインドリン、8′−メ
トキシ−N−3,3−トリメチルインドリノベンゾスピ
ロピラン41 N−393−)リメチルインドリノベン
ゾスビロピラン、l=  3*  3−トリメチルイン
ドリノ−2,22−スピロ−6′−二トロー82−メト
キシベンゾピラン、  l、  3゜3−ト!jメチル
ーインドリノー71−クロル−β−ナフトスピロピラン
、ジーβ−す7トスピロピラン、ベンゾ−β−す7トイ
ソスビロピラン。
キサント−β−ナフトスピロピラン、N−アセチルオー
ラミン、N−フェニルオーラミン、ローダミンBラクタ
ム、ペンゾイルロイコメチレ7フに一、メチルロイコメ
チレンブルー、エチルロイコメチレンブルー、メトキシ
ベンゾイルロイコメチレンブルー等が挙げられ、その使
用に当っては単独でも2種以上でもよい。上記電子供与
性呈色性有機化合物は、薬剤組成物の使用状態で揮散せ
ずに残存し、すなわち、非揮散性もしくは難揮散性のも
のであれば従来公知の各種の化合物が使用できる。
以上の電子供与性呈色性有機化合物は、単独では無色な
いし淡色であるが、顕色剤が存在すると発色するもので
ある。本発明において使用する顕色剤を例示すると、2
.2−ビス(4′−ヒドロキシフェニル)プロパン、3
.3’−チオジプロピオン酸シミリスチル、2.2’−
メチレンビス(4−クロルフェノール)、4.4’−メ
チレンビス−2,6−ジーt−ブチルフェノール、2.
4.6−)リス(3F、sr−ジ−t−ブチル−4′−
ヒドロキシベンジル)メシチレン。
4.4′−チオジフェノール、4−4’−ビス(4ヒド
ロキシフエニル)スルホン、ブチリデンビス−6−t−
ブチル−虎−クレゾール、p−フェニルフェノール、1
.I、3−)リス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−
t−ブチルフェニル)ブタン、3.5−ジ−t−ブチル
カテコール、力?コール、p−t−ブチルカテコール。
没食子酸メチル、サリチル酸フェニル、サリチルアニリ
ド、サリチル酸p−オクチルフェニル。
サリチル酸p−オクチルフェニル、2−ヒドロ牛シー4
−メトキシベンゾフェノン、  2. 2’。
4.4′−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2゜2′
−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2.2
’−ジヒドロ中シー4.4′−ジメトキシベンゾフェノ
ン、2.4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、β−す7ト
ール、p−クレゾール、ハイドロキノン、プチルヒドロ
キシアニンール、6−t−ブチル−2,4−キシレノー
ル、p−ヒドロキシベンジルアルコール。
Q−t−ブチルフェノール、【−ブチルハイドロキノン
、2−t−ブチル−6−メチルフェノール、2,5−ジ
ーt−ブチルハイドロ中ノン、p −ヒ)’ロキシ安息
香酸プロピル、l、2.4−トリヒドロキシベンゼン、
I、2.3−ベンゾトリアゾール、等が挙げられ、前記
した意味での非揮散性もしくは難揮散性の従来公知の各
種顕色剤が使用できる。上記顕色剤は単独もしくは2種
以上で使用してもよい。
揮散性減感性薬剤と電子供与性呈色性有機化合物及び顕
色剤の配置割合は1通常、 !!−比で薬剤:を子供与
件呈色性有機化合物:顕色剤=+00 : 0.1〜5
0 : 0.01〜100程度で充分であるが、好まし
い範囲は!00 : 0.2〜30 : 0.1〜50
である。
なお上記薬剤そのものの減感性か弱い場合には、その作
用の弱い顕色剤を用いるか、あるいは減感性の溶剤を使
用して上記薬剤の減感性を補償してやればよい。
電子供与性呈色性有機化合物が発色して得られる色調と
しては、赤、黒、青、緑、紫、橙。
黄、茶と殆んどの色が得られるため、使用する薬剤に対
して適当に電子供与性呈色性有機化合物と顕色剤、さら
に必要とあれば溶剤を選定することによって、目的とす
る色調1色濃度及び色変期間を得ることができる。
ま九、一般の油溶性染料等着色剤を添加することによシ
、有色から有色への色変も可能である。−例を示すと、
忌避剤N、N−ジエチルーm−トリアミド100部に油
溶性染料アイゼンスビロンプル−GNH1部、電子供与
性呈色性有機化合物NC−R−1(フルオラン系化合物
)1部、顕色剤ビスフェノール人2部の混合溶解液をリ
ンターマントに塗布し、室温で放置すると、上記忌避剤
の揮散に応じて青色→青紫→赤紫の変色が得られる。
実施例 以下、実施例及び比較例を示して本発明について具体的
に説明する。
実施例1〜6.比較例1〜3 6 cyt x 8ayt X 211℃厚のパルプ裂
マットに、ペーパースワン100部と油性青色色素1部
とからなる混合液300Mgを塗布含浸させ、得られた
含浸体jを、添附図面に示す如く、下記表−1に示す不
織布2で包装して防殺虫剤包装体を得た。
表  −1 得られた各防殺虫剤包装体を白色の布で包み、更にアル
ミホイールを積層したフィルムで完全密封し友。これを
40℃の条件下で保存し、経時的に不織布及び白布への
色素の移行状況を調べた。その結果を表−2に示す。
表−2部色素の移行状況 なお、上記表中、各符号の意味は以下のとおシである。
−  ・・・・・・ 移行認められず ±  ・・・・・・ わずかに移行 中 ・・・・・・ 移行認められる ” )  著しく移行あり +++ 上記表−2に示す結果から明らかなように。
比較例1のように目付が3597m”未満の場合。
目が粗いため白布と含浸体の直接接触があり。
色素の移行ひいては薬液の移行が認められた。
これ(対して、実施例1〜6の場合のように目付が35
〜702/−の範囲内にあれば。
不織布へのわずかな移行は認められるが、それ以上は移
行せず、長期間経過後も白布への移行は認められなかっ
た。一方、不織布としてレーヨン不織布を用いた場合(
比較例2)およびレーヨンとポリプロピレンの混會布を
用いた場合(比較例3)、目付が上記範囲にあるにも拘
らず不織布及び白布への色素の著しい移行が認められた
。これはレーヨンは薬液に対して親和性が高い九めと考
えられる。
実施例7.8及び比較例4.5 6 cm x 8 cm x 2 m 厚のパルプ製マ
ットにベーパースリン300■を塗布含浸させ、添附図
面に示す如く下記表−3に示す不織布で包装して防殺虫
側包装体を得た。
表  −3 得られた各防殺虫側包装体を洋タンス(容積約750t
)内に吊シ下げ、経時的にマット中の薬剤残存率を測定
した。その結果を表−4に示す。
表−4:ベーパースリンのマット中への残存率上記結果
から明らかなように、ラミネート加工したレーヨン不織
布の場合、薬剤の揮散が著しく抑制され、充分な効果を
発揮し得ず、また比較例4のように不織布の目付が大き
くても薬剤の揮散が抑制され、充分な効果が得られない
これに対して1本発明で規定する一定範囲の目付の合成
繊維製不織布を用いた場合には約6ケ月に亘って充分な
薬剤の揮散が行なわれ、しかも1表−2に示す結果から
明らかなようにその間に薬剤の接触移行による汚染も防
止される。
実施例9〜20.比較例6〜29 表−5に示す処方の組成物(配合割合は常温揮散性薬剤
:e2イコ染利:顕色剤= l:o、02 :0.05
 ) 300■を6画×8譚X2m厚のノくルプ製マッ
トに塗布含浸させ得られた含浸体+t。
同表に示した各種不織布で包装し友後密封し。
6ケ月間40℃で保存した後とり出しタンス内に吊り下
げ、その後の色変を観察し次。
表−6に結果を示す。但し、表中の符号の意味は次のと
おりである。
−・・・色質全く認められず ±・・・極わずかに色質 +・・・色質あり ++・・・広範囲にわたって明瞭な色質認められる。
上記結果から明らかなように、実施例9〜20において
は、揮散開始後4〜6ケ月で各含浸体は各染料特有の色
に色変するOK対し、それを包んでいる不織布は薬液の
移行がないため、色変しない。一方、比較例6〜29に
おいては。
各含浸体か色変するのと並行して不織布も色変している
。これは薬液が含浸体から不織布の方へ移行するからで
ある。
発明の効果 以上のように1本発明の薬剤包装体は、常温揮散性t−
有する液状薬剤を含浸保持する含浸体を、薬液との親和
性に乏しいポリエステル、ポリプロピレン、ナイロン等
の合成樹脂から作られた目付35〜70P/−の不織布
で包装し次ものであるため、長期間に亘って光分な揮散
量で薬剤を揮散させることができると共に、その間に薬
剤が含浸体から不織布を介して他の物質へ接触移行して
汚染することもない。ま九そのため、有色あるいは経時
的に変色し得る薬剤組成物を使用することができ、製造
時に含浸体への薬剤組成物の含浸の成否が明瞭に判別で
き。
あるいは薬効のエンドポイントを明確に認識できるなど
、製造上及び使用上多大の利点を有するO
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の薬剤包装体の一実施例を示す部分破断斜
視図である。 I・・・含浸体、2−・・不織布。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、常温揮散性薬剤を主成分とし、かつ有色あるいは経
    時的に変色し得る薬剤組成物を含有保持する含浸体を、
    目付け35〜70g/m^2の合成繊維製の不織布で包
    装したことを特徴とする薬剤包装体。 2、合成繊維製不織布がポリエステル、ポリプロピレン
    、ポリエチレン、ポリアミド、ポリウレタン、アクリル
    繊維の一種または二種以上からなる特許請求の範囲第1
    項記載の薬剤包装体。
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