JP2602500Y2 - 蒸散材包装体 - Google Patents

蒸散材包装体

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JP2602500Y2
JP2602500Y2 JP1993044263U JP4426393U JP2602500Y2 JP 2602500 Y2 JP2602500 Y2 JP 2602500Y2 JP 1993044263 U JP1993044263 U JP 1993044263U JP 4426393 U JP4426393 U JP 4426393U JP 2602500 Y2 JP2602500 Y2 JP 2602500Y2
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transpiration
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evaporant
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達栄 伊藤
みちよ 堤
吉晴 澤田
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アース製薬株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、防虫剤や芳香剤等とし
て使用される蒸散剤に所定の包装を施した構成をなす蒸
散材包装体に関するもので、詳しくは、多様な用途に柔
軟に対応し得るとともに、店頭販売等の際の取り扱い性
も優れるように改善した蒸散材包装体に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、タンス等に収納した衣類を害
虫から保護するため防虫剤が使用されている。そして、
従来の防虫剤は、通常洋ダンス用と和ダンス用に分けら
れ、洋ダンス用の防虫剤は、衣類を掛けたハンガーを吊
り下げる棒材等に吊り下げられて使用されるとともに、
和ダンス用の防虫剤は、小分けにされた防虫剤を引き出
し内部に分散して配置して使用するようにされている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のよう
に、従来の防虫剤は洋ダンス用と和ダンス用に分けら
れ、それぞれ異なった使用形態を有しているので、洋ダ
ンス用の吊り下げ式防虫剤を和ダンスの引き出し内に分
散して配置したり、和ダンス用の小分けにされた防虫剤
を洋ダンス内に吊り下げ式に用いたりすることができな
かった。そのため、従来の防虫剤を使用する消費者側に
あっては、異なった形態を有する防虫剤をその用途に応
じて購入し使い分ける必要があって不便であるととも
に、防虫剤を供給する販売者側にあっては、防虫剤の種
類が増えてその生産・配送・管理・販売等が煩雑になる
という問題が生じていた。また、和ダンス用に小分けさ
れた従来の防虫剤は、通常、防虫剤をパックした小袋を
さらにポリエチレンやポリ塩化ビニール製の大きな包装
袋に詰込んだ形態で販売店等の店頭に陳列されている
が、外観形状を整えることが難しく、店頭等で山積みに
陳列しようとした場合に荷崩れし易く、陳列等の際にお
ける取り扱い性が悪いという問題も指摘されていた。
【0004】そこで、本考案の目的は上記課題を解消す
ることにあり、防虫剤等の蒸散剤を、和ダンスにも洋ダ
ンスにも共通して使用することができて、消費者側にお
ける使い勝手を向上させることができると同時に販売者
側での管理等を単純化することができ、さらに、外観形
状を整え易く、店頭における陳列等の際の取り扱い性に
優れた蒸散材包装体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の上記目的は、防
虫剤や芳香剤等として使用される蒸散剤に所定の包装を
施した構成をなす蒸散材包装体であって、複数個の蒸散
剤パックと、板状に折り畳まれた組み立て式のパック収
容箱、パック保持部材のいずれか一方と、前記複数個の
蒸散剤パックとパック収容箱又はパック保持部材とを一
緒に密封する外側包装袋とを備えており、前記蒸散剤パ
ックは蒸散剤を通気性のあるフレキシブルな袋体に収納
した構成であり、前記外側包装袋は切除可能な素材かつ
気密性の高いシート状部材を袋状にした構成であるこ
を特徴とする蒸散材包装体により達成される。
【0006】また、上記構成に加えて、前記外側包装袋
にはその外面に切除指定目印が設けられており、蒸散剤
の使用条件に応じて蒸散調整口の開口面積を選択し得る
ように、複数の切除指定目印が設けられていることを特
徴とする蒸散材包装体によっても上記目的を達成するこ
とができる。さらに、上記構成に加えて、前記外側包装
袋に装備された前記切除指定目印は、当該外側包装袋上
の複数箇所に分散して設けられていることを特徴とする
蒸散材包装体によっても上記目的を達成することができ
る。又、前記外側包装袋には開閉自在な開閉手段が設け
られており、前記開閉手段の開口度合いにより蒸散成分
の蒸散量を調節可能にした構成、前記パック保持部材が
前記蒸散剤パックを着脱自在にする係合部分及びパック
保持部材自身を吊り下げるための吊り下げ手段を備えた
構成、前記パック収容箱は組み立てることによって前記
蒸散剤パックを複数収容し得る容器となり且つ収容した
蒸散剤パックから蒸散する成分を箱外に散逸させるため
の通気性を有した箱体からなる構成の蒸散材包装体によ
っても上記目的は達成される。
【0007】
【作用】本考案の上記構成によれば、外側包装袋を開封
して、蒸散剤パック単位で利用する場合には、狭いとこ
ろ例えば和ダンス内の着物間に入れることができる。さ
らに、洋服ダンス内の衣類のポケット等に入れて用いる
ことができる。そして、前記外側包装袋内に同梱されて
いるパック収容箱を組み立てて該パック収容箱内に前記
蒸散剤パックを入れて利用することとすれば、洋ダンス
内に吊り下げて使用したり、あるいは、該パック収容箱
をタンス内や部屋の片隅に載置して利用することもでき
る。また、前記パック収容箱を利用する場合は、前記パ
ック収容箱に収容する蒸散剤パックの個数を適宜選択す
ることで、パック収容箱からの蒸散量を制御することが
できる。又、パック保持部材を用いる場合は、そのまま
吊り下げたり、蒸散剤パックの繋がった量を調製してこ
のパック保持部材に適宜貼着して使用することができ
る。また、外側包装袋を大きく開封せずに、該外側包装
袋に装備されている切除指定目印に従って外側包装袋の
一部を切除した場合には、該外側包装袋自体を、大量の
蒸散剤を収容した蒸散剤容器として利用することがで
き、そして、このような利用をする場合には、使用条件
に応じて外側包装袋に装備されている切除指定目印を選
択して切除することによって、使用条件に合致した蒸散
量を得ることが可能になる。
【0008】また、パック収容箱は組み立て式であり、
板状に折り畳んで蒸散剤パックと共に包装するため、容
積が嵩ばらず、しかも搬送時等には同梱されている複数
の蒸散剤パックがパック収容箱に対して緩衝効果を生む
ため、販売流通過程における搬送時等にパック収容箱お
よび包装体自身が破損するといった不都合の発生を防止
することもできる。そして、板状に折り畳まれたパック
収容箱は、外側包装袋内で蒸散剤パックを並べて載置す
る台紙として機能して当該外側包装袋の外観形状を整え
る役割を果たす。
【0009】
【実施例】図1は、本考案に係る蒸散材包装体の一実施
例を示したものである。この一実施例の蒸散材包装体
は、防虫剤や芳香剤等として使用される蒸散剤に所定の
包装を施した構成をなしたもので、複数個の蒸散剤パッ
ク1と、板状に折り畳まれた組み立て式のパック収容箱
2と、前記複数個の蒸散剤パック1とパック収容箱2と
を一緒に密封する外側包装袋3とを備えた構成とされて
いる。以下、これらの各構成要素について順に詳述す
る。
【0010】前記蒸散剤パック1は、蒸散剤5を通気性
のあるフレキシブルな袋体6に収納した構成をなしてい
る。ここに、前記蒸散剤5は、吸油性の素材を小さな粒
形状に成形した保持体に、所定の薬効を有する蒸散液を
含浸させたもので、この一実施例の場合は、吸油性の素
材としては、紙素材を多孔性の粒状に成形したものを使
用している。なお、吸油性の素材としては、上記のもの
の他に、例えば、紙(水筆用紙も含む)、不織布、布、
木材、ベニア、木粉、パルプ、無機高分子物質、無機多
孔性物質(ケイ酸塩、シリカ、ゼオライト等)、有機高
分子物質(セルロース、ポリエチレン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリプロピレン、ポリビニルアルコール、酢酸ビニ
ル−塩化ビニル共重合体、スチレン−ジビニルベンゼン
共重合体等)、ゲル化物質(寒天、カラギーナン、澱
粉、ゼラチン、アルギン酸等)、昇華性物質(アダマン
タン、シクロドデカン、ノルボルナン、トリメチルノル
ボルナン、エンド−トリメチルノルボルナン、パラジク
ロロベンゼン、ナフタリン、樟脳等)を利用することも
可能である。
【0011】前記蒸散剤5は、この一実施例では、粒径
が4〜6mm(4mmのふるいを通過せず、6mmのふ
るいを通過したもの)の粒状としており、蒸散剤パック
1の1包当たりには、約2gの蒸散剤5(約63粒〜7
9粒)を充填することとしている。しかし、この蒸散剤
5の粒形状は、特に限定するものではなく、例えば、図
2の(a)に示す略球形状、図2の(b)に示す円柱錠
剤形状や図示しない矩形、三角、多角形状、図2の
(c)に示す例えば矩形のマット形状など、任意の剤型
で使用することができる。また、蒸散剤5の粒の形状や
大きさは、前述のように多少不均一であってもかまわな
い。また、前記蒸散液としては、常温状態において蒸散
性を有する液状の各種薬剤を使用することができるが、
この一実施例では、防虫剤(ベーパスリン)を有効量例
えば35mgと、ジエチレングリコールモノエチルヘキ
シルエーテル=減感剤(2−EHDG)を5〜60mg
と、ロイコ体(ブルー63)を0.1〜10mgと、イ
ソパラフィン、流動パラフィン=発色助剤(3435プ
ロセスオイル)を0〜35mgと、3−メチル−4−イ
ソプロピルフェノール(防黴剤)を適量と、オイルピン
ク#312(着色剤)適量とをエタノール適量に溶解さ
せた成分組成のものを蒸散液として使用している。
【0012】この成分組成において、2−EHDG、ブ
ルー63、3435プロセスオイル等は、蒸散液による
効力の終点を色の変化で示すインジケータを構成するも
ので、蒸散剤5の使用時に蒸散剤5の発色を変化させる
ことによって使用者に防虫剤等としての効力の有無を知
らせる。
【0013】なお、効力の終点を色の変化で通知するイ
ンジケータとしては、上記の構成に限定するものではな
く、公知の種々の方法を利用することが可能である。公
知のインジケータとしては、代表的なものを次の[1]
〜[8]に示す。 [1]特開昭61−56108号公報および特開昭61
−56109号公報に記載のもので、可塑剤又はベーパ
スリンを発色紙に含浸させる。ここに、前記発色紙は、
着色層ならびに、低屈折率顔料を含む耐油性,油透過性
を示す地色層からなり、屈折率の変化で発色し、消色で
効力の終点を示すもの。 [2]特開昭62−4206号公報に記載のもので、ベ
ーパスリンまたはベーパスリンに共力剤(PB又はサイ
ネピリン500)を混合した液を一部に印刷のある発色
紙に含浸させ、該発色紙上の消色と印刷の残色で効力の
終点を示すもの。使用する発色紙自体は、前記[1]に
記載のものと同様である。 [3]特開昭62−163965号公報および特開昭6
2−179640号公報に記載のもので、揮散性減感性
薬剤と電子供与性呈色性有機化合物と顕色剤からなる薬
効指示性組成物を用い、前記揮散性減感性薬剤の揮散に
よる呈色反応の色調の変化で効力の終点を示すもの。 [4]特開昭62−235562号公報に記載のもの
で、揮散薬剤等に付けて使用して該薬剤の終点を示す指
示体と、所定の薬剤を含浸・塗布・保持させた保持体と
を組合わせてなり、前記保持体に含浸・塗布・保持させ
る薬剤は、電子供与性呈色性有機化合物、減感剤、顕色
剤などから構成したもの。 [5]特開昭62−281802号公報に記載のもの
で、揮散性顕色薬剤又は該薬剤と同等の揮散性の化合物
と、電子供与性呈色性有機化合物と、減感剤とからなる
薬効指示性組成物を用いたもの。 [6]特開昭63−60901号公報に記載のもので、
常温揮散性の減感性防虫薬剤と電子供与性呈色性有機化
合物と顕色剤とを含浸させた含浸体を、前記減感性防虫
薬剤に対して透過性を有した透明又は半透明の包装材に
て包み、該包装材の発色により効力の終点を示すもの。
また、前記減感性防虫薬剤としてエンペンスリンを使用
したり、前記包装材に模様を付けたもの。 [7]特開昭63−101301号公報に記載のもの
で、常温揮散性薬剤を含んだ有色または経時変色する組
成物を含浸体に含浸させ、該含浸体を目付け35−70
g/m2 の合成遷移の不織布で包装したもの。 [8]特開昭64−79284号公報に記載のもので、
重合度200〜1540のPEG溶液を、液体を含浸す
る事で呈色する水筆用紙に含浸させたもの。
【0014】また、蒸散液として使用する薬剤として
は、一実施例として示した前述のものの他に、例えば、
(R,S)−1−エチニル−2−メチルペント−2−エ
ニル(IR)−シス、トランスクリサンテマート、1−
エチニル−2−メチル−2−ペンテニル−2,2−ジメ
チル−3−(2’,2’−ジクロルビニル)−シクロプ
ロパン−1−カルボキシレート、1−エチニル−2−メ
チル−2−ペンテニル−2,2−ジメチル−3−(2’
−メチル−1’−プロペニル)−シクロプロパン−1−
カルボキシレート、1−エチニル−2−メチル−2−ペ
ンテニル2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパン
カルボキシレート、ベンフルスリン、フェンフルスリン
等のピレスロイド系化の殺虫殺ダニ合物、DDVP、ス
ミチオン等の有機リン系の殺虫殺ダニ化合物、フタル酸
ジメチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フマ
ル酸ジエチル、N,N−ジエチル−m−トルアミド等の
防虫・忌避剤、安息香酸エチル、サフロール、インサフ
ロール、オイゲノール、シトロネロール、アネトール、
1−カルボン酸等の防虫性香料、シトラール、シトロネ
ラール、ネロール、ゲラニオール、酢酸リナシル、アセ
トフェノン、テルピネオール、メントン、安息香酸ベン
ジル、フェニル酢酸エチル、酢酸イソアミル、ユーカリ
プトール等の香料、ケイ皮アルデヒド、ベンズアルデヒ
ド等の防虫・防黴剤、サリチル酸フェニール、メントー
ル等の防虫殺ダニ化合物などを挙げることができる。上
述の各種薬剤は、周知のごとく単独であるいは2種以上
組み合わせて使用することができるものであり、防虫
剤、殺虫剤、殺虫殺ダニ剤、防殺虫剤、防虫芳香剤、防
虫・防黴剤として使用することができるものである。
【0015】前記袋体6は、例えば、天然繊維(和
紙)、ポリエステル、ポリエチレン、ポリアミド、ポリ
ウレタン、アクリル、ポリプロピレン、セルロースなど
の合成繊維を、単独であるいは組み合わせて不織布や織
布、あるいは微多孔性フィルムやラミネートフィルムと
した蒸散成分が透過するものを袋状に成形したもので、
この一実施例の場合は、15〜70g/m2 の不織布を
袋状に成形したものを利用している。そして、一実施例
における袋体6は、図3に示すように、粒形状の蒸散剤
5を内部に収納した後に、その開口をヒートシールなど
により接着して塞ぐことによって形成される。なお、こ
の一実施例では、生産性を高めることから、袋体6は予
め長尺の筒状に成形し、その筒状体内に蒸散剤5を適量
装填した後に該長尺の筒状体上を一定ピッチでヒートシ
ールすることにより、図4に示すように、複数個の蒸散
剤パック1を連続した形態で得る生産法を採用できる。
【0016】前記パック収容箱2は、図5に示すよう
に、組み立てることによって前記蒸散剤パック1を適宜
数収容し得る容器となる箱体10と、該箱体10を洋ダ
ンス等に装備されている吊り下げ棒等に吊り下げるため
の吊り下げ手段20とを備え、かつ、前記箱体10の壁
部には蒸散口16と切込み17とを確保した構成をなし
ている。ここに、前記蒸散口16は、箱体10内に収容
した蒸散剤パック1から蒸散する成分を箱外に散逸させ
るための通気性を確保するためのものであり、また、切
込み17は、前記吊り下げ手段20を箱体10に着脱す
るためのものである。図5に示す形態では下げ手段20
と取り付ける構造としたが、本考案においては、例えば
この吊り下げ手段20が箱体10と一体の構成でもよ
く、又、この吊り下げ手段20が無い構成でもよい。こ
の吊り下げ手段20が無い構成においては、蒸散口16
が吊り下げ部材に直接引っかけるための部分として利用
することができ、又、箱体10の側面に例えば両面接着
テープの如き貼着手段を設けた構成としてもよい。
【0017】前記箱体10は、厚紙を図6に示す形状に
打ち抜いた素材11を図中に点線で示した各々の折り曲
げ線12に沿って折曲げるとともに、その側壁を構成す
る部分(側壁部)13aと13eとを互いに接着し、か
つ蓋部分14、および底板部分15をそれぞれ組み立て
ることにより図5に示すような箱体10を得るものであ
り、その蓋部分14は開閉自在とされている。そして、
前記蓋部分14と側壁部13a〜13dには、それぞれ
複数の前記蒸散口16が設けられている。さらに、側壁
部13b,13dには、前記吊り下げ手段20の先端部
23が挿入される前記切込み17がそれぞれ設けられて
いる。
【0018】前記吊り下げ手段20は、図6に示すよう
に厚紙を所定の形状に打ち抜いた素材21を、図中に点
線で示す折り返し線22で二つ折りにすることにより、
図5に示すような二股状に成形したものである。そし
て、この素材21には、前記折り返し線22で二つ折り
にしたときに互いに重なり合う切り欠き26が設けられ
ており、図7に示すようにハンガーを掛けるために洋服
ダンス内に装備されている吊り下げ棒30に係止できる
ようにされている。そして、この2つ設けられた切り欠
き26がそれぞれ前記吊り下げ棒30に係止されるの
で、箱体10を安定して吊り下げることができる。ま
た、吊り下げ手段20の両先端部23は、箱体10に設
けられた切込み17に対して挿入する方向に尖った形状
とされ、かつ、その幅方向の両端部には、一対の係止用
突部24が設けられている。これにより、この吊り下げ
手段20の先端部23を切込み17に挿入すると、この
係止用突部24の付け根部分が切込み17に係合して、
吊り下げ手段20は箱体10に対して着脱自在に係止さ
れることとなる。図8は、吊り下げ手段20を装着せず
に箱体10のみで使用する場合を示している。このよう
に箱体10のみで使用する場合には、タンス内や部屋の
片隅に載置して利用することになる。
【0019】以上の如き構成としたパック収容箱2は、
箱体10となる前記素材11(図6参照)を側壁部13
cと側壁部13dとの間の折り曲げ線12の箇所で2つ
に折り畳んで板状にし、この2つに折り畳んだ素材11
の間に吊り下げ手段20となる前記素材21(図6参
照)を挟んだ板状態のまま、蒸散剤パック1とともに外
側包装袋3に収容する。図9は、図1のA−A線に沿う
断面図である。即ち、一実施例では、板状に折り畳まれ
たパック収容箱2は、外側包装袋3内を上下に仕切る如
く収容され、このパック収容箱2による仕切りの両側
に、それぞれ前記図4に示した蒸散剤パック1が幾重
(図では3重)かに重ねて装填されている。前記パック
収容箱2の素材11,21としては、適度の可撓性と剛
性を兼ね備えたものが好ましいが、具体的な組成等は任
意であり、ボール紙やケント紙等の紙材、あるいは合成
樹脂製の薄板材、あるいは裏面にアルミニウム箔を積層
したラミネート構造の板状体等、公知の種々の材料を使
用することができる。上述のパック収納箱2に代えて図
12に示すようなパック保持部材2aを使用することも
できる。図12に示したパック保持部材2aは前記パッ
ク収納箱2と同様な素材により構成された板状の部材で
あり、例えば洋服ダンス等の掛け棒等に引っかけること
ができるように開口した吊り下げ手段20aが設けら
れ、又、蒸散剤パック1を図示のごとく吊り下げること
ができるパック取付け部2bが設けられている。このパ
ック取付け部2bは例えば両面接着テープや面状のファ
スナーにより構成することができ、そしてパック取付け
部2bは不織布にて構成されているので、このパック取
付け部2bに容易に取り付けることができる。また、蒸
散剤パック1は帯状に繋げられた構成であり、各パック
同士は容易に切り離すこと(図示の点線部分がミシン目
状にになっている)ができるので、図示のように吊り下
げる場合に、その量を調節することができる。
【0020】前記外側包装袋3は、気密性の高いシート
状部材を袋状に加工してなるもので、当該外側包装袋3
の表面には、図1にも示しているように、指定範囲を切
除することにより収容している蒸散剤パック1の蒸散成
分を袋外に散逸させる蒸散調整口となる切除指定目印8
a,8bが装備されている。外側包装袋3は、気密性を
高めることから、合成樹脂等による気密性シートや、裏
面にアルミニウム層を形成したラミネート構造の気密性
シートをヒートシールして袋状に成形することによって
得る。また、この一実施例の場合は、外側包装袋3の一
端側には、ヒートシールした端部より少し内側に、開閉
チャック9が装備されている。この開閉チャック9は、
ヒートシールされている端部を切除して外側包装袋3の
一端を開口させ、必要量の蒸散剤パック1を取り出した
ら再び外側包装袋3の開口を密封したい場合に用いるも
のである。なお、ここに示した開閉チャック9は特にな
くてもよい。
【0021】前記切除指定目印8a,8bは、図10に
も示しているように、袋の4隅に分散して装備されてい
る。これらの切除指定目印8a,8bは、袋の隅を三角
形状に切除するための輪郭を描いたものであるが、互い
に切除する大きさが異なっている。このような切除する
大きさの相違は、蒸散剤の使用条件(例えば、使用空間
の容積や要求される蒸散成分の薬効の強度など)に応じ
て蒸散調整口の開口面積を選択し得るように、使用条件
別に装備したもので、図1および図10には図示してい
ないが、それぞれの切除指定目印8a,8bは色分けや
説明文の印刷等によって使用条件が識別可能にされてい
る。なお、図10は、片隅における切除指定目印8aに
沿って、外側包装袋3の一部を切除した状態を示してい
る。符号の8cは、切除指定目印8aに沿った切除によ
って開口した蒸散調整口を示している。この切除指定目
印8a,8bは単なる目印でハサミによって切除する構
成であってもよいが、その他に、密封性を保持できる構
成であればミシン目の構成や切り目を入れた構成として
手指にて開口できるようにしてもよい。
【0022】以上の一実施例の蒸散材包装体は、蒸散剤
5を通気性のあるフレキシブルな袋体6に収納した複数
個の蒸散剤パック1を気密性を有した外側包装袋3に詰
めたもので、外側包装袋3を開封して、蒸散剤パック1
単位で利用する場合には、狭いところ例えば和ダンス内
の着物間に入れることができる。そして、前記外側包装
袋3内に同梱されているパック収容箱2を組み立てて該
パック収容箱2内に前記蒸散剤パック1を入れて利用す
ることとすれば、洋ダンス内に吊り下げて使用したり、
あるいは、該パック収容箱2をタンスや部屋の片隅に載
置して利用することもできる。更に、パック保持部材2
aの場合には、このパック保持部材2aに蒸散剤パック
1を取付けた図12の状態で洋服ダンスの掛け棒等に引
っかけて使用することができる。又、洋服ダンス内の使
用においては、蒸散剤パック9を個々または小さく切り
離して洋服のポケット等に入れて使用することもでき
る。また、前記パック収容箱2を利用する場合は、前記
パック収容箱2に収容する蒸散剤パック1の個数を適宜
選択することで、パック収容箱2からの蒸散量を制御す
ることができる。また、外側包装袋3を大きく開封せず
に、該外側包装袋3に装備されている切除指定目印8a
あるいは切除指定目印8bに沿って外側包装袋3の一部
を切除した場合には、該外側包装袋3自体を、大量の蒸
散剤5を収容した蒸散剤容器として利用することがで
き、そして、このような利用をする場合には、使用条件
に応じて外側包装袋3に装備されている切除指定目印8
a,8bを選択して切除することによって、使用条件に
合致した蒸散量を容易に得ることが可能になる。
【0023】したがって、一実施例の蒸散材包装体によ
れば、防虫剤等の蒸散剤5を、和ダンスにも洋ダンスに
も共通して使用することができるとともに、使用条件に
応じて柔軟に蒸散量を調節することができて、消費者側
における使い勝手を著しく向上させることができる。そ
して、さらには、販売者側では、例えば、洋ダンス用と
和ダンス用、あるいは小スペース用と大スペース用とい
った用途別に多種の製品を生産管理する必要がなくな
り、販売者側での管理等を単純化することも可能にな
る。
【0024】また、一実施例の蒸散材包装体によれば、
パック収容箱2は組み立て式であり、板状に折り畳んで
蒸散剤パック1と共に包装するため、容積が嵩ばらず、
しかも搬送時等には同梱されている複数の蒸散剤パック
1がパック収容箱2或いはパック保持部材2aさらには
蒸散材包装体自身に対して緩衝効果を生むため、販売流
通過程における搬送時等にパック収容箱2、パック保持
部材2a或いは蒸散材包装体自身が破損するといった不
都合の発生を防止することもできる。そして、板状に折
り畳まれたパック収容箱2或いはパック保持部材2a
は、外側包装袋3内で蒸散剤パック1を並べて載置する
台紙として機能して当該外側包装袋3の外観形状を整え
る役割を果たす。従って、外観形状を整え易く、陳列等
のために山積みする際にも崩れにくくなり、店頭におけ
る陳列等の際の取り扱い性も優れたものとなる。
【0025】また、前記一実施例の蒸散材包装体によれ
ば、蒸散剤5に含浸させた蒸散液にインジケータとして
機能する薬剤を含めているため、薬効の終点が容易に識
別可能であり、薬効が残っているのにそれを確認できな
いために交換してしまったり、あるいは薬効が切れてい
るの交換を忘れるといった不都合の発生を防止すること
ができる。
【0026】なお、前述の一実施例では、板状に折り畳
んだパック収容箱2やパック保持部材2aは、外側包装
袋3内を上下に仕切る如く外側包装袋3内に収容した
が、図11に示すように、外側包装袋3内で上側あるい
は下側のどちらか一方に寄せて収容するようにしても良
い。即ち、外側包装袋3内でのパック収容箱2やパック
保持部材2aの収容位置は任意である。また、パック保
持部材2aについても、本考案でいう板状とはその形状
が図12に示すような形状で図11に示す如く下側に寄
せるように外側包装袋3内に収容する形態に限定するも
のではなく、その他に外側包装袋3内の蒸散剤パック1
の束の4辺を囲むような形態、3辺を囲むような形態、
2辺を囲むような形態等種々の形態を採用することがで
きるものである。
【0027】また。前記パック収容箱2は、板状に折り
畳める構成であればよく、具体的なパック収容箱の組み
立て構造および外観形状は、一実施例のものに限定する
ものではない。
【0028】また、一実施例では、使用条件別に2種類
の切除指定目印を外側包装袋3の4隅に設けることとし
たが、切除指定目印を設ける位置や、設ける数、および
使用条件の種類等は、一実施例に限定するものではな
い。設置箇所を1ヵ所に集約させたり、あるいは任意の
複数箇所とすることもできるし、蒸散調整口の開口面積
を調整する切除指定目印の種類も3つ以上に設定して細
かく調整可能にすることも考えられる。また、蒸散調整
口の開口面積の調節には、外側包装袋3の外面に複数の
孔を開けてこの孔を粘着性のシートにより塞いでおき、
このシートを剥がす量により調節することができる。さ
らに、前述の開閉チャック9の開放度合いを調節するこ
とによっても、蒸散量の調節を行うことができる。
【0029】
【考案の効果】本考案の蒸散材包装体によれば、蒸散剤
を通気性のあるフレキシブルな袋体に収納した複数個の
蒸散剤パックを気密性を有した外側包装袋に詰めたもの
で、外側包装袋を開封して、蒸散剤パック単位で利用す
る場合には、狭いところ例えば和ダンス内の着物間に入
れたり洋服のポケット等に入れたりすることができる。
そして、前記外側包装袋内に同梱されているパック収容
箱を組み立てて該パック収容箱内に前記蒸散剤パックを
入れたり、或いはパック保持部材を利用することとすれ
ば、洋ダンス内に吊り下げて使用したり、あるいは、該
パック収容箱をタンスや部屋の片隅に載置して利用する
こともできる。また、前記パック収容箱を利用する場合
は、前記パック収容箱に収容する蒸散剤パックの個数を
適宜選択することで、パック収容箱からの蒸散量を制御
することができる。また、外側包装袋を大きく開封せず
に、該外側包装袋に装備されている切除指定目印に従っ
て外側包装袋の一部を切除した場合には、該外側包装袋
自体を、大量の蒸散剤を収容した蒸散剤容器として利用
することができ、そして、このような利用をする場合に
は、使用条件に応じて外側包装袋に装備されている切除
指定目印を選択して切除することによって、使用条件に
合致した蒸散量を得ることが可能になる。したがって、
本考案の蒸散材包装体によれば、防虫剤等の蒸散剤を、
和ダンスにも洋ダンスにも共通して使用することができ
るとともに、例えば、洋服ダンス内の衣類のポケット等
に入れて用いるような使用条件に応じて柔軟に蒸散量を
調節することができて、消費者側における使い勝手を著
しく向上させることができる。そして、さらには、販売
者側では、例えば、洋ダンス用と和ダンス用、あるいは
小スペース用と大スペース用といった用途別に多種の製
品を生産管理する必要がなくなり、販売者側での管理等
を単純化することも可能になる。また、本考案の蒸散材
包装体によれば、パック収容箱或いはパック保持部材は
組み立て式であり、板状に折り畳んで蒸散剤パックと共
に包装するため、容積が嵩ばらず、しかも搬送時等には
同梱されている複数の蒸散剤パックがパック収容箱或い
はパック保持部材さらには外側包装袋自身に対して緩衝
効果を生むため、販売流通過程における搬送時等にパッ
ク収容箱が破損するといった不都合の発生を防止するこ
ともできる。そして、板状に折り畳まれたパック収容箱
或いはパック保持部材は、外側包装袋内で蒸散剤パック
を並べて載置する台紙として機能して当該外側包装袋の
外観形状を整える役割を果たす。従って、外観形状を整
え易く、陳列等のために山積みする際にも崩れにくくな
り、店頭における陳列等の際の取り扱い性も優れたもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の概略構成を示す斜視図であ
る。
【図2】図1に示す蒸散剤の粒形状を説明する斜視図で
ある。
【図3】図1に示す蒸散剤パックの斜視図である。
【図4】図1の蒸散剤パックの製造形態の説明図であ
る。
【図5】図1に示したパック収容箱の組み立て状態の説
明図である。
【図6】図1に示したパック収容箱の展開図である。
【図7】図1に示したパック収容箱の使用状態の説明図
である。
【図8】図1に示したパック収容箱の使用状態の説明図
である。
【図9】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図10】図1の外側包装袋の説明図である。
【図11】図1におけるパック収容箱の収容形態の説明
図である。
【図12】本考案におけるパック保持部材の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 蒸散剤パック 2 パック収容箱 2a パック保持部材 3 外側包装袋 5 蒸散剤 6 袋体 8a,8b 切除指定目印 8c 蒸散調整口 9 開閉チャック 10 箱体 11 箱体の素材 12 折り曲げ線 13a,13b,13c,13d,13e 側壁部 14 蓋部分 15 底板部分 16 蒸散口 17 切込み 20 吊り下げ手段 21 素材 22 折り曲げ線 23 先端部 24 係止部 25 吊り下げ部 26 切り欠き 30 洋ダンスの吊り下げ棒
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−283901(JP,A) 特開 昭60−126202(JP,A) 実開 平3−38302(JP,U) 実開 平3−92701(JP,U) 実開 昭61−15977(JP,U) 実開 平6−65402(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 25/18 102 A01N 25/34 A61L 9/12 B65B 5/00 WPIDS(STN)

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防虫剤や芳香剤等として使用される蒸散
    剤に所定の包装を施した構成をなす蒸散材包装体であっ
    て、 複数個の蒸散剤パックと、板状に折り畳まれた組み立て
    式のパック収容箱、パック保持部材のいずれか一方と、
    前記複数個の蒸散剤パックとパック収容箱又はパック保
    持部材とを一緒に密封する外側包装袋とを備えており、 前記蒸散剤パックは蒸散剤を通気性のあるフレキシブル
    な袋体に収納した構成であり、 前記外側包装袋は切除可能な素材かつ気密性の高いシー
    ト状部材を袋状にした構成であるこを特徴とする蒸散
    材包装体。
  2. 【請求項2】 前記外側包装袋にはその外面に切除指定
    目印が設けられており、蒸散剤の使用条件に応じて蒸散
    調整口の開口面積を選択し得るように、複数の切除指定
    目印が設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    の蒸散材包装体。
  3. 【請求項3】 前記外側包装袋に装備された前記切除指
    定目印は、当該外側包装袋上の複数箇所に分散して設け
    られていることを特徴とする請求項1または2に記載の
    蒸散材包装体。
  4. 【請求項4】 前記外側包装袋には開閉自在な開閉手段
    が設けられており、前記開閉手段の開口度合いにより蒸
    散成分の蒸散量を調節可能に構成されたことを特徴とす
    る請求項1乃至3に記載の蒸散材包装体。
  5. 【請求項5】 前記パック保持部材が前記蒸散剤パック
    を着脱自在にする係合部分及びパック保持部材自身を吊
    り下げるための吊り下げ手段を備えていることを特徴と
    する請求項1乃至4に記載の蒸散材包装体。
  6. 【請求項6】 前記パック収容箱は組み立てることによ
    って前記蒸散剤パックを複数収容し得る容器となり且つ
    収容した蒸散剤パックから蒸散する成分を箱外に散逸さ
    せるための通気性を有した箱体からなることを特徴とす
    る請求項1乃至4に記載の蒸散材包装体。
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JP6041720B2 (ja) * 2013-03-22 2016-12-14 大日本除蟲菊株式会社 衣料害虫の侵入阻害剤および摂食阻害剤
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