JPS6299571A - 鋼製煙突 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は筒身及び同筒身を支持する鉄塔からなる＠製煙
突に係るものである。

（従来の技術） 第１２図及び第１３図は従来のこの種の煙突と示し、筒
身（α）及び同筒身（α）の全高に亘る支持架構全形成
する支持鉄塔（ｂ）とを同心状に立設し、鉄塔（ｂｌに
配設された水平材（ｃｌと筒身（ｃＬ）との間に配設さ
れ、且つ筒身（α）の上下方向に亘る熱伸縮を許容する
ように構成された水平力伝達装置（ｄ）’を介して、風
、地震等の水平力に対して支持鉄塔で抵抗するように構
成されている。

なお前記筒身ｔｃ＋の下端部は図示のように地盤に接地
する場合と、同地盤との間に間隔を存して位置するよう
に配設される場合とがある。

（発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら前記従来の鋼製煙突においては、筒身（α
）のほぼ頂部域で支持鉄塔（６）’を組むため、８風時
等における風圧力がブ（きく、基礎や鋼重が大きくなる
という問題点があった。

（問題点全解決するための手段〕 本発明はこのような問題点全解決するために提案された
もので、基礎上に立設された低層の支持架構の中央部に
筒身を嵌挿するとともに、Ｐ［挿部分を前記支持架構で
支持し、同支持架構の上方に突出する前記筒身の頂部ま
たは頂部近傍に防振装ｇｉｔを設置してなること全特徴
とする鋼製煙突に係るものである。

（作用） 本発明に係る鋼製煙突においては前記したよりに、支持
架構の中心部に嵌挿された筒身の頂部、または頂部近傍
に防振装置が設置されているので。

同防撮装置によってｉ’４ｉＪ記筒身に発生する揚力振
動が低減されるものである。

（発明の効果） このように本発明によれば筒身の頂部、または頂部近傍
に設置された防振装置によって、筒身頂部に発生する揚
力振動が低減されるので、同筒身の支持架構を従来のよ
うに筒身全高に亘って配設して筒身の横移動を支持する
必要がなく、支持架構の上部から筒身を突出させること
ができる。

従って本発明によれば低層の支持架構で筒身を支持すれ
ばよいので、台風時等において風圧力が減少し、基礎や
鋼重全率さく抑えることができる。

（実施例） 以下本発明を図示の実施例について説明する。

第１図及び第２図において、（１）はコンクリート基礎
（２）上に立設された、前記筒身支持架構を構成する低
層の鉄塔で、柱（３）間が水平材（４）で連結されると
ともに、外周構面に筋違材（５）が配設されている。

（６）は筒身で、前記鉄塔（１）の中央部に嵌挿され、
鉄塔（１）上端部より上方に突出する筒身頂部または頂
部近傍に防振装置（７）が設置されている。なお筒身（
６）の下端部は図示のように接地するか、地盤面上に間
隔全存して位置するように配設される。

第２図は筒身（６）の横方向支持のための水平構面の詳
細を示し、筒身（６）及び鉄塔（１）全同心状に配設す
るとともに、鉄塔＋ＩＪに配置した水平材（４）と筒身
（６）との間に配設され、且つ同筒身（６）の上下方向
に亘って熱伸縮を許容するように構成された水平力伝達
装置（７）全弁して風や地震等の水平力に対１−て前記
鉄塔（１１で抵抗するように構成されている。

第３図及び第４図は前記防振装置（７）の詳細を示し、
筒身（６）の外周壁に対する垂直取付部材（８）の下端
より外側に突設された水平支持板（９）上に、ユニバー
サルジヨイントα０）ｙｊｃ介してマスαυが装架され
たマス支持アームα２が立設され、同支持アーム０２）
における互いに直交する両面と前記垂直取付部材（８）
及び前記水平支持板（９）上に立設嘔れた垂直支持材０
３）との間に夫々げね０４）及びダンパ０５）が介装さ
れている。

従って前記防振装置（７）の固有周期を煙突の固有周期
と合わせておくことによって、前記筒身（６）の揚力振
動時にマスＱ１１が振動し、同マス０Ｄの支持アームα
９と前記垂直取付部材（８）及び垂直支持材ａ線との間
に介装されたばねａカ及びダンパ（１５）によってエネ
ルギが吸収され、筒身（６）頂部に発生する揚力振動が
低減される。

このように図示の実施例によれば筒身（６）の頂部、ま
たは頂部近傍に設置された防振装置（７）によって、筒
身（（５１の頂部に発生する揚力撮動が低減されるので
、筒身（６）の支持架構を構成する鉄塔（Ｌｌを従来の
ように筒身全高に亘って配設して筒身（６）の横移動を
支持する必要がなく、鉄塔（ＩＩを低層構造物としてそ
の上部から筒身を突出させることができる。

従って図示の実施例によｊＬは低層の鉄塔（１）で筒身
（６）を支持すればよいので、台風時等において風圧力
が減少し、基礎＋１１や鋼重全率さく抑えることができ
る。

第５Ａ図及び第５Ｂ図は夫々従来の鋼製煙突及び本発明
に係る鋼製煙突の煙突全長Ｈと鉄塔全侵んとの比率を示
すもので、前者においてはＨ：ｈ＝１：０．９５〜０．
９７後者においてはＨ：Ａ＝１：０．６前後となる。

第６図乃至第１１図は本発明に係る鋼製煙突の架設方法
を示し、筒身支持用の鉄塔（１１が低層構造物であるの
で大型クレンＮ、　（Ａｌ　ｅ使用して工場製作された
鉄塔ブロック（１α）を現場で結合していって鉄塔（１
）全組立てる。（第６図参照）一方、高さ方向に分ν；
１］された筒身ブロック（６ｏＬ）を鉄塔（１）直下の
内部空間に設置し、（第７図参照）同鉄塔（１）の３個
所以上を上下方向支持点（Ｂ）とし、同各支持点（Ｂ）
より垂下したワイヤ等の吊上げ材ＦＣ１ｋ筒身ブロック
（６，）に取付け、（第８図参照）同吊上げ材（Ｃ）　
’ｒウィンチ＋Ｄ）等で引張って前記筒身ブロック（６
α）を鉄塔（１，１の水平構面をガイドとして上方にせ
シ上げる。（第９図参照） かくして鉄塔（１）内における筒身ブロック（６α）の
下方に生じた空間に次位の筒身ブロック（６ｂ）を設ｔ
ｔ、、同筒身ブロック（６ｂ）の上端と吊上げられた筒
身ブロック（６α）の下端とを溶接等によって結合固着
する。（第１０図参照） 次いで上部の筒身ブロック（６α）に取付けていた吊上
げ材（Ｃ）を取外して同材を下位の筒身ブロック（６ｂ
）に付は替え、（第１１図参照）前記両筒身ブロック（
６αＸ６６）ｆｃウィンチ（ＤＪの操作によって吊上げ
、以下前記同様の操作全反覆して筒身（６）を架設する
ものである。

なお前記架設方法によれば煙突架設のための特別な機器
を設置する必要がなく、また高所での危険な作業が減少
され、施工の経済性と安全性とが向上されるものである
。

以上本発明を実施例について説明したが、本発明は勿論
このような実施例にだけ局限されるものではなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で種種の設計の改変を施し
つるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る鋼製煙突の一実施例を示す正面図
、第２図はその横断平面図、第３図は防振装置の正面図
、第４図はその平面図、第５Ａ図及び第５Ｂ図は夫々従
来の鋼製煙突並に本発明に係る＊製煙突の煙突全長と鉄
塔長との比率を示す説明図、第６図乃至第１１図は本発
明に係る鋼製煙突の架設工程を示す正面図、第１２図は
従来の鋼製煙突の正面図、第１３図はその横断平面図で
ある。 （１）・−・鉄塔、（２）・・・基礎、（６）・・・筒
身、（７）・・・防娠装置復代理人　弁理士　岡　本　
重　文 外２名 第１図 第６図 第８図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 基礎上に立設された低層の支持架構の中央部に筒身を嵌
   挿するとともに、同嵌挿部分を前記支持架構で支持し、
   同支持架構の上方に突出する前記筒身の頂部または頂部
   近傍に防振装置を設置してなることを特徴とする鋼製煙
   突。