JPH0344919Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0344919Y2 JPH0344919Y2 JP1868086U JP1868086U JPH0344919Y2 JP H0344919 Y2 JPH0344919 Y2 JP H0344919Y2 JP 1868086 U JP1868086 U JP 1868086U JP 1868086 U JP1868086 U JP 1868086U JP H0344919 Y2 JPH0344919 Y2 JP H0344919Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foundation
- seismic isolation
- isolation device
- building
- slab
- Prior art date
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- Expired
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- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims description 32
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 13
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 13
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Foundations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は上部建物と基礎スラブ間に免震装置
を介在させた免震装置に関するものである。
を介在させた免震装置に関するものである。
上部建物と地盤基礎間に免震装置を介在させた
免震建物が開発されている。このように免震建物
における地盤側基礎には、基礎スラブ上に格子状
に縦横に地中梁が突設されており、その基礎梁上
に免震装置が載置され、さらにその上に上部建物
が載ることになる。
免震建物が開発されている。このように免震建物
における地盤側基礎には、基礎スラブ上に格子状
に縦横に地中梁が突設されており、その基礎梁上
に免震装置が載置され、さらにその上に上部建物
が載ることになる。
このような従来の構造であると、地盤側基礎梁
と免震装置据付けのための空間を合わせた高さが
基礎部分に必要なため、基礎底が深くなり、掘削
工事費および基礎工事費の増大を招いていた。上
部建物の下面に基礎梁がある場合にはさらにその
基礎梁の高さ分基礎底が深くなり、工事費の増大
はなおさらである。
と免震装置据付けのための空間を合わせた高さが
基礎部分に必要なため、基礎底が深くなり、掘削
工事費および基礎工事費の増大を招いていた。上
部建物の下面に基礎梁がある場合にはさらにその
基礎梁の高さ分基礎底が深くなり、工事費の増大
はなおさらである。
また基礎部の中心部に免震装置を運ぶ場合、地
盤側基礎梁を跨がねばならぬため、作業性が悪か
つた。
盤側基礎梁を跨がねばならぬため、作業性が悪か
つた。
この考案にかかる免震建物は、アンボンドPC
鋼線を縦横に配し、プレストレス力を導入した基
礎スラブ上に縦断面が偏平方形状の免震装置載置
用突出部を突設し、免震装置載置用突出部上に免
震装置を設置し、その免震装置によつて上部建物
を支持してあるものである。
鋼線を縦横に配し、プレストレス力を導入した基
礎スラブ上に縦断面が偏平方形状の免震装置載置
用突出部を突設し、免震装置載置用突出部上に免
震装置を設置し、その免震装置によつて上部建物
を支持してあるものである。
したがつて基礎梁を一方向のみにするか、また
はなくしたため、基礎底が浅く、工事費が低減で
きる。
はなくしたため、基礎底が浅く、工事費が低減で
きる。
また縦横に配した基礎梁をなくすか、一方向の
みにし、アンボンドPC鋼線によつて基礎部の変
形を防ぐとともに、PC鋼線にて基礎部に作用す
る曲げ応力を負担するため、従来の基礎構造と同
様に強度の大きな基礎部となる。
みにし、アンボンドPC鋼線によつて基礎部の変
形を防ぐとともに、PC鋼線にて基礎部に作用す
る曲げ応力を負担するため、従来の基礎構造と同
様に強度の大きな基礎部となる。
さらに基礎梁を一方向のみにするか、なくした
ため、免震装置の搬入に基礎梁を跨ぐ必要がな
く、作業が容易である。
ため、免震装置の搬入に基礎梁を跨ぐ必要がな
く、作業が容易である。
以下図に示す一実施例に基づきこの考案を詳細
に説明する。
に説明する。
図において１は基礎スラブであり、地盤を一定
深さ掘つて、構築されている。基礎スラブ１には
懸垂状に一方向にアンポンドPC鋼線２が配設さ
れている。PC鋼線としてはPC鋼線の外PC鋼よ
り線等が使用できる。このPC鋼線が例えばシー
ス内に挿通されたり、周囲にグリース等が塗布さ
れて、基礎スラブ１内にアンボンド状態に配設さ
れている。このアンボンドPC鋼線２を緊張して、
基礎スラブ１にプレストレス力を導入し、基礎ス
ラブ１外周にて端部を定着する。
深さ掘つて、構築されている。基礎スラブ１には
懸垂状に一方向にアンポンドPC鋼線２が配設さ
れている。PC鋼線としてはPC鋼線の外PC鋼よ
り線等が使用できる。このPC鋼線が例えばシー
ス内に挿通されたり、周囲にグリース等が塗布さ
れて、基礎スラブ１内にアンボンド状態に配設さ
れている。このアンボンドPC鋼線２を緊張して、
基礎スラブ１にプレストレス力を導入し、基礎ス
ラブ１外周にて端部を定着する。
基礎スラブ１上には縦断面が偏平方形状の免震
装置載置用突出部が突出されている。第２図に示
す実施例では免震装置載置用突出部３として偏平
基礎梁が採用されている。この基礎梁は一方向の
みに平行に複数形成されている。
装置載置用突出部が突出されている。第２図に示
す実施例では免震装置載置用突出部３として偏平
基礎梁が採用されている。この基礎梁は一方向の
みに平行に複数形成されている。
基礎スラブ１外周には免震装置搬入口４が開口
されている。
されている。
免震装置載置用突出部３上には免震装置が載置
されている。免震装置は積層ゴム支承５、ダンパ
ー等のエネルギー吸収装置６等よりなつている。
されている。免震装置は積層ゴム支承５、ダンパ
ー等のエネルギー吸収装置６等よりなつている。
この免震装置によつて上部建物７を支持してい
る。上部建物７下面には柱直下に当たる位置に建
物側基礎８が突設されており、免震装置上面が当
接している。
る。上部建物７下面には柱直下に当たる位置に建
物側基礎８が突設されており、免震装置上面が当
接している。
このような免震建物において偏平な基礎梁を一
方向のみにし、その高さを通常の高さよりも低く
したが基礎スラブに作用する曲げ応力を鉄筋によ
つて受け、アンボンドPC鋼線２のプレストレス
力によつて変形を防ぐため従来の基礎と同じく強
固な基礎となる。
方向のみにし、その高さを通常の高さよりも低く
したが基礎スラブに作用する曲げ応力を鉄筋によ
つて受け、アンボンドPC鋼線２のプレストレス
力によつて変形を防ぐため従来の基礎と同じく強
固な基礎となる。
免震装置搬入口４から免震装置を搬入すれば、
基礎梁を跨ぐ必要がなく、作業が容易に行える。
基礎梁を跨ぐ必要がなく、作業が容易に行える。
その他第３図に示すように免震装置載置用突出
部３として縦断面が偏平方形状の基礎台を突設し
てもよい。基礎台上に載置するのは免震装置の一
部でもよく例えば図に示すように積層ゴム支承５
のみを基礎台上に載置して、エネルギー吸収装置
６は基礎スラブ１上に直接載置してもよい。
部３として縦断面が偏平方形状の基礎台を突設し
てもよい。基礎台上に載置するのは免震装置の一
部でもよく例えば図に示すように積層ゴム支承５
のみを基礎台上に載置して、エネルギー吸収装置
６は基礎スラブ１上に直接載置してもよい。
この考案は以上のような構成を有し、縦断面が
偏平方形状の免震装置載置用突出部を設け、基礎
梁をなくすか、一方向のみにしたため、基礎底が
浅く工事費が低減できる。
偏平方形状の免震装置載置用突出部を設け、基礎
梁をなくすか、一方向のみにしたため、基礎底が
浅く工事費が低減できる。
縦横に配した基礎梁をなくすか一方のみにしア
ンボンドPC鋼線によつて変形を防止するととも
に、鉄筋によつて基礎部に作用する曲げ応力を負
担するため、従来の基礎構造と同様に強度の大き
な基礎部となる。
ンボンドPC鋼線によつて変形を防止するととも
に、鉄筋によつて基礎部に作用する曲げ応力を負
担するため、従来の基礎構造と同様に強度の大き
な基礎部となる。
基礎梁をなくすか一方向のみにしたため、免震
装置の搬入に基礎梁を跨ぐ必要がなく、作業が容
易である。
装置の搬入に基礎梁を跨ぐ必要がなく、作業が容
易である。
第１図はこの考案にかかる免震建物の縦断面
図、第２図は基礎スラブの平面図、第３図はその
他の実施例の基礎スラブの平面図である。 １……基礎スラブ、２……アンボンドPC鋼線、
３……免震装置載置用突出部、４……免震装置搬
入口、５……積層ゴム支承、６……エネルギー吸
収装置、７……上部建物。
図、第２図は基礎スラブの平面図、第３図はその
他の実施例の基礎スラブの平面図である。 １……基礎スラブ、２……アンボンドPC鋼線、
３……免震装置載置用突出部、４……免震装置搬
入口、５……積層ゴム支承、６……エネルギー吸
収装置、７……上部建物。
Claims (1)
- アンボンドPC鋼線を縦横に配し、プレストレ
ス力を導入した基礎スラブ上に、縦断面が偏平方
形状の免震装置載置用突出部を突設し、免震装置
載置用突出部上に免震装置を設置し、その免震装
置によつて上部建物を支持してあることを特徴と
する免震建物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1868086U JPH0344919Y2 (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1868086U JPH0344919Y2 (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62131558U JPS62131558U (ja) | 1987-08-19 |
| JPH0344919Y2 true JPH0344919Y2 (ja) | 1991-09-20 |
Family
ID=30812570
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1868086U Expired JPH0344919Y2 (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0344919Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-12 JP JP1868086U patent/JPH0344919Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62131558U (ja) | 1987-08-19 |
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