JPS629495Y2 - - Google Patents

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JPS629495Y2
JPS629495Y2 JP2039481U JP2039481U JPS629495Y2 JP S629495 Y2 JPS629495 Y2 JP S629495Y2 JP 2039481 U JP2039481 U JP 2039481U JP 2039481 U JP2039481 U JP 2039481U JP S629495 Y2 JPS629495 Y2 JP S629495Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両の運転時にこの車両の直流電源を
使用し、駐停車時に外部からの交流電源を用いて
冷凍サイクル系統を運転する車載用冷凍装置に関
する。
一般に車両の走行時はエンジン音や走行音が大
きく、この車両に載置された冷凍装置の運転者は
これに比べて小さいので、走行時における冷凍装
置自体の運転音が問題視されることは殆んどな
い。また、停車時にエンジンのアイドリングを行
なつた場合も同様である。
しかしながら、エンジンを低速回転させる駐車
時に冷凍装置の運転音がエンジン音と同等もしく
はこれを上回ることがあれば冷凍装置の運転音が
無視できるとは限らない。
すなわち、冷凍車に載置された冷凍装置はエン
ジンを稼動させた場合だけでなく、エンジンの停
止時であつても冷凍装置だけを継続して運転しな
ければならぬことが多い。この冷凍装置だけを運
転する場合には一般的に車両外の交流電源を用い
ることになるが、冷凍装置の運転音がエンジン音
と同等若しくはこれを上回わる状態で、人家の近
くでしかも夜間に運転されると、この運転音が騒
音問題になる畏れがあつた。
第1図は冷凍車に載置された冷凍装置の主要部
品の配置を示す図で、車両内の直流電源によつて
駆動されるコンプレツサ2が運転席の下部に設置
される他、車両外の交流電源によつて駆動される
コンプレツサ3がコンテナ1の下部にあるシヤシ
ーに取付けられ、これらのコンプレツサのどちら
かを駆動することによつて、運転席上部の車外に
設けられた外部熱交換ユニツト(コンデンサユニ
ツトとも言う)10と、コンテナ内に設けられた
室内熱交換ユニツト(エバポレータユニツトとも
言う)20との間に冷媒を環流せしめここに冷凍
サイクル系統が形成されている。なお、コンテナ
1の下部には冷凍サイクル系統を制御する制御回
路および交流電源接続用の端子等を納めるボツク
ス30が取付けられている。
また、第2図は冷凍サイクル系統の概略構成図
で、コンプレツサ2または3によつて圧縮された
冷媒はコンデンサユニツト10内のコンデンサ1
1およびリキツドタンク13を通つた後、エバポ
レータユニツト20内の膨張弁21およびエバポ
レータ22を通りコンプレツサ2または3に還流
される。ここで、コンデンサ11はコンデンサフ
アンモータ12によつて駆動されるコンデンサフ
アン12aにより強制的な熱交換が図られ、同様
に、エバポレータ22はエバポレータフアンモー
タ23によつて駆動されるエバポレータフアン2
3aにより強制的な熱交換が図られている。
かかる冷凍サイクル系統を交流電源によつて運
転した場合の騒音源としては主にコンプレツサ3
と、コンデンサフアン12aの風切音とが考えら
れる。これらの騒音源の中、コンプレツサのの騒
音は一般に回転数を下げられ減音するので冷凍能
力が不足しない程度まで回転数を下げれば、それ
なりの減音効果が得られる。特に、交流電源によ
る運転を余儀なくされる夜間には、日中より外気
温度が低く、しかも、コンテナ1の扉の開閉頻度
も少ないために、日中の車両走行時に比べれば冷
凍能力を格段に低くしても良いことになり、この
分だけコンプレツサの回転数を下げ得るので相当
の減音効果がある。
さらに、コンプレツサ騒音は防音壁や吸音材等
を用いて殆んど無視できる程度まで低下させるこ
とができる。
一方、コンデンサフアン12aの風切音を減少
させるには、コンデンサフアンモータ12の印加
電圧を下げて、これもまた、冷凍能力が不足しな
い程度まで回転数を下げることが考えられる。し
かし、冷凍サイクル系統を制御するリレー、電磁
弁等の電気部品は全て車両の直流電源(大型トラ
ツクではDC24V、小型トラツクではDC12V)に
共通接続されるとともに定格電圧も等しく選ばれ
ており、これらの電気部品を車両外の交流電源を
用いて作動させるには整流によつて車両の直流電
と同等の電圧を供給しなければならない。したが
つて、減音という意味でコンデンサフアンモータ
12の印加電圧を下げようとすれば、これらの電
気部品の電圧を一様に下げなければならず、これ
によつて、いくつかの電気部品が正常に動作し得
ない状態も予想され、場合によつては冷凍作用が
全く行なわれなくなる。
すなわち、冷凍サイクル系統の電気部品の電圧
を一様に下げると、コンデンサフアンモータ以外
の他の電気部品の不動作を招くことになるので、
これらの電気部品全体を定格電圧で運転しなけれ
ばならず、したがつて、コンデンサフアン12a
の風切音を減少させ難かつた。
なお、交流電源を用いて冷凍装置を運転する場
合のコンプレツサ駆動用モータ4(第2図)は必
ずしも整流器を介して運転する必要はなく、むし
ろ、交流電源に直接接続する方が有利であり、主
に夜間に使用することを考慮してこのコンプレツ
サ駆動用モータ4とコンプレツサ3とをVベルト
等の減速機構を介して連結すれば、冷凍サイクル
系統の電気部品とは別にこのコンプレツサ3の回
転数は任意に下げられる。
この結果、コンプレツサ3の運転音に比してコ
ンデンサフアン12aの風切音が格段に大きく、
このコンデンサフアン12aが最大の騒音源とな
つていた。にも拘わらず、従来の車載用冷凍装置
にあつては風切音を低くするような対策がとられ
ず、特に静かな環境にあつては、この風切音が騒
音問題となる欠点があつた。
本考案は上記の欠点を除去するためになされた
もので、車両内の直流電源または車両外の交流電
源を用いて運転する冷凍サイクル系統のコンデン
サフアンの風切音、特に、交流電源を用いて運転
する場合の風切音を減音させるとともに冷凍サイ
クル系統の電気部品を確実に動作させる車載用冷
凍装置の提供を目的とする。
以下、添付図面を参照して本考案の車載用冷凍
装置の一実施例について説明する。
第3図は本考案による車載用冷凍装置の構成を
示す部分回路図で、交流電源を用いて運転する場
合のコンプレツサおよびフアンモータの制御回路
図である。図中、第2図と同一の符号を付したも
のはそれぞれ同一の要素を示し、これら以外の3
1は三相交流電源、32は車両内の直流電源(電
池)、33は発電機、34は車両の直流電源32
または発電機33を用いてフアンモータ12およ
び23を運転するスイツチ、35はマグネツトス
イツチ、36,37,38,39は継電器(以下
リレーと言う)、40は三相交流電源31の線間
電圧を24Vまたは12Vに降下させる変圧器(単
相)、41,42は整流電源回路(以下整流回路
と言う)、43はサーモスタツトをそれぞれ示
す。
上記の如く構成された本考案による車載用冷凍
装置の作用を以下に説明する。
先ず、車両の駐停車時にエンジンが回転してい
る状態でスイツチ34が閉成されており、この時
に外部の交流電源が未だ供給されていないものと
すれば、直流電源32の電圧がスイツチ34→リ
レー37の接点(10,3)→サーモスタツト43
の接点(CO,NC)を通してリレー38の励磁回
路(端子7,8間)に印加され、このリレー38
を動作させる。これにより発電機33の電圧がリ
レー37の接点(6,1および8,2)→リレー
38の接点(1,4)を通してエバポレータフア
ンモータ23に加えられ、同時に、リレー39の
接点(1,5)を通してコンデンサフアンモータ
12にも加えられる。この結果、エバポレータフ
アン23aおよびコンデンサフアン12aが定格
回転数で回転し強制的な熱交換が図られる。
このような状態でコンデンサ1内の温度がサー
モスタツト43の設定温度まで降下すると、その
接点がNO側に切替つてリレー38が復帰し、エ
バポレータフアンモータ23およびコンデンサフ
アンモータ12への通電が断たれ、冷却動作を一
時的に停止する。なお、第3図には示されていな
いけれども、コンプレツサ2は図示しない回路に
よつてエバポレータフアンモータ23およびコン
デンサフアンモータ12と共働し、冷却動作の停
止中はもちろんコンプレツサ2も停止するように
講じられている。
その後、コンテナ1内の温度が上昇するとサー
モスタツト43は再びNC側に切り替り、上述の
冷却動作を開始するとともにその運転、停止を繰
り返してコンテナ1内の温度を設定範囲に保持し
ている。
かくして、車両内の直流電源により冷凍サイク
ル系統が運転されている状態で、外部から三相交
流電圧が供給されると、三相交流電源31には変
圧器40が直結されており、この変圧器40を介
して整流回路41が車両の直流電源32と同等の
直流電圧(定格電圧)を発生させる。この直流電
圧は先ずリレー37の励磁回路(端子4,5間)
に加えられ、このリレー37を動作させる。この
結果、整流回路41の出力電圧がリレー37の接
点(11,3)を通してサーモスタツト43に加え
られ、このサーモスタツト43の接点が閉成して
おれば、リレー38を即時動作させる。また、サ
ーモスタツト43の接点が開放しておれば、その
閉成を待つてリレー38を動作させる。
このようにして、リレー37および38が共に
動作すると、整流回路41の出力電圧がリレー3
7の接点(9,2および7,1)ならびにリレー
38の接点(1,4)を通してエバポレータフア
ンモータ23に印加される。これと同時に、リレ
ー37の接点(9,2および7,1)ならびにリ
レー38の接点(2,6)を通してリレー36の
励磁回路(端子4,5間)にも印加される。そこ
で、リレー36が動作すると、このリレーの接点
(1,3)が閉成され、マグネツトスイツチ35
を介してコンプレツサ駆動用モータ4を回転させ
る。
すなわち、車両内の直流電源により冷凍サイク
ル系統が運転されている状態で、外部から三相交
流電圧を供給した場合には、車両内の直流電源に
よると同様な動作をリレー36,37,38エバ
ポレータフアンモータ23にさせることができ、
同時に、リレー37の動作によつて車両内の直流
電源回路を切り離すことができる。
ところで、変圧器40の2次側にはもう一つの
整流回路42が接続されており、この整流回路4
2は前述の整流回路41に比べてより低い電圧を
得るものである。一方、整流回路の出力端にはも
う一つ別のリレー39が設けられており、このリ
レー39は当然のことながら三相交流電圧が供給
されない限り動作し得ないので、三相交流電圧の
供給前は接点(1,5)を通してエバポレータフ
アンモータ23の定格電圧をそのままコンデンサ
フアンモータ12に供給していたが、三相交流電
圧の供給と同時に動作し、コンデンサフアンモー
タ12の給電回路12lを冷凍サイクル系統から独
立させ、これを整流回路42に接続する。
すなわち、三相交流電圧が供給された時点で、
コンデンサフアンモータ12のみを定格電圧より
も低くして運転することができる。
この場合、整流回路42の出力電圧は変圧器4
0の2次側でタツプ切替えをすれば自在に設定し
得るが、通常は定格値の半分程度にすることで、
所要の冷凍能力を維持し乍らコンデンサフアン1
2aの風切音を十分に減音することができる。
このようにして、冷凍サイクル系統が車外の交
流電源によつて運転されるならば、最早、車内の
直流電源は不要となるため、ここで、エンジンを
停止させる。
なお、上記実施例では2個の整流回路を用いた
が、整流回路42を除去するとともに、第4図の
如く、リレー39の端子2,3間に抵抗Rを接続
すれば、リレー39の動作時に整流回路41の定
格電圧がこの抵抗Rを介してコンデンサフアンモ
ータ12に加えられるので、恰かも、整流回路4
2の出力電圧をコンデンサフアンモータ12に直
接印加したと同様な結果が得られる。これによつ
て、コンデンサフアンモータ12を低圧で運転す
る回路がより簡易化される。
以上の説明によつて明らかな如く、本考案の車
載用冷凍装置によれば、車両内の直流電源または
車両外の交流電源を用いて運転される冷凍サイク
ル系統の電気部品を定格電圧で、コンデンサフア
ンモータのみを定格電圧以下で運転し得るので、
所要の冷凍能力を維持する確実な制御と、コンデ
ンサフアンの風切音の減音が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は車載用冷凍装置の主要部品の一般的配
置を示す斜視図、第2図は同装置の冷凍サイクル
系統の概略構成図、第3図は本考案による車載用
冷凍装置の一実施例の構成を示す制御回路図、第
4図は他の実施例の構成を示す部分回路図であ
る。 1……コンテナ、2,3……コンプレツサ、4
……コンプレツサ駆動用モータ、11……コンデ
ンサ、12……コンデンサフアンモータ、22…
…エバポレータ、23……エバポレータフアンモ
ータ、31……三相交流電源、32……直流電
源、33……発電機、34……スイツチ、35…
…マグネツトスイツチ、36,37,38,39
……継電器、40……変圧器、41,42……整
流電源回路、43……サーモスタツト、12l…
…給電回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両外の交流電源を用いて運転し得る車載用冷
    凍装置において、コンデンサフアンモータの給電
    回路を冷凍サイクル用電気回路から独立させる継
    電器と、前記冷凍サイクル用電気回路に供給する
    直流電圧よりも低い直流電圧を前記コンデンサフ
    アンモータに供給するように2種類の異つた電圧
    を発生させる整流電源回路とを具備したことを特
    徴とする車載用冷凍装置。
JP2039481U 1981-02-16 1981-02-16 Expired JPS629495Y2 (ja)

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JP2039481U JPS629495Y2 (ja) 1981-02-16 1981-02-16

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JPS57134574U JPS57134574U (ja) 1982-08-21
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JP5556170B2 (ja) * 2009-12-25 2014-07-23 ダイキン工業株式会社 コンテナ用冷凍装置
JP2013108633A (ja) * 2011-11-17 2013-06-06 Isuzu Shatai Kk 保冷車

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