JPH0247222Y2 - - Google Patents

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JPH0247222Y2
JPH0247222Y2 JP1986135332U JP13533286U JPH0247222Y2 JP H0247222 Y2 JPH0247222 Y2 JP H0247222Y2 JP 1986135332 U JP1986135332 U JP 1986135332U JP 13533286 U JP13533286 U JP 13533286U JP H0247222 Y2 JPH0247222 Y2 JP H0247222Y2
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JP
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radiator fan
air conditioner
operating
temperature
engine
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JP1986135332U
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、車両用電装品制御装置に関し、特
に、運転状態に応じてON−OFF作動をするラジ
エータフアンの作動制御に関する。
(従来の技術) 従来、車両においては、エアコンを装備する場
合、ラジエータによるエンジン冷却性能を高める
ために、エンジン駆動時に常時作動するラジエー
タフアンの他に、運転状態に応じてON−OFF作
動をする第2のラジエータフアンを備えることが
ある(実開昭55−94215号公報等参照)。そして、
この第2のラジエータフアンは、通常、エンジン
冷却水の水温が高いとき、あるいはエアコンの作
動時に作動するようになつている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記の2つのラジエータフアンが同
時に作動した場合には、該各ラジエータフアンの
作動により惹起される振動が互いに共鳴し合うこ
となどのためにかなり大きな騒音が発生するとい
う問題がある。
一方、冷却性能の観点からは第2のラジエータ
フアンは、エンジン冷却水の水温が高くかつエア
コンの作動時にのみ作動すれば足り、冷却水の水
温が高くてもエアコンの非作動時およびエアコン
の作動時でも冷却水の水温が低いときには、従来
の如く第2のラジエータフアンを必ずしも作動さ
せる必要はなかつた。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、上述の第2のラジ
エータフアンを、エンジン冷却水の水温が高くか
つエアコンの作動時にのみ作動するよう制御する
ことにより、冷却性能の向上と騒音の低減化とを
共に図ることにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案の解決手段
は、エンジン駆動時に常時作動する第1のラジエ
ータフアンと、運転状態に応じてON−OFF作動
をする第2のラジエータフアンとを備えた車両に
おいて、エンジン冷却水の水温を検出する水温検
出手段と、エアコンの作動状態を検出する作動状
態検出手段と、上記水温検出手段および作動状態
検出手段からの信号を受け、エンジン冷却水の水
温が高くかつエアコンの作動時にのみ上記第2の
ラジエータフアンを作動させる制御手段とを備え
る構成にしたものである。
(作用) 上記の構成により、本考案では、水温検出手段
および作動状態検出手段からの信号を受ける制御
手段によつて第2のラジエータフアンの作動が制
御され、エンジン冷却水の水温が高くかつエアコ
ンの作動時には、第2のラジエータフアンが第1
のラジエータフアンと共に作動し、これにより、
ラジエータでの熱交換が促進されて冷却性能が高
められる。
一方、上述の如き水温が高くかつエアコンの作
動時以外でラジエータの冷却性能を高める必要が
ないときには、第2のラジエータフアンは作動せ
ず、この第2のラジエータフアンと第1のラジエ
ータフアンとの同時作動に起因する大きな騒音が
発生することはない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図面は本考案の一実施例に係る車両用電装品制
御装置の電気回路を示す。この制御装置は、エン
ジン駆動時に常時作動する第1のラジエータフア
ンとは別に車両に装備される電装品としての第2
のラジエータフアンの作動を制御するものであ
る。尚、第1および第2のラジエータフアンの構
造および車両に対する組付構造等は従来公知であ
るので、それらについての図面に基づく説明は省
略する。
図面において、1はバツテリ、2は該バツテリ
1にイグニツシヨンスイツチ3を介して接続され
た第2のラジエータフアンの電動モータであり、
該電動モータ2の給電回路4には該給電回路4を
開閉するモータリレー5の接点5aが介設されて
いる。上記モータリレー5は、コイル5bの無励
磁時に接点5aが閉じ、コイル5bの励磁時に接
点5aが開くようになつている。
また、6はON−OFF切換機構を内蔵するエア
コンユニツト、7は該エアコンユニツト6に対す
るエンジントルクの伝達を断接するマグネツトク
ラツチであり、該マグネツトクラツチ7の給電回
路8の途中には該給電回路8を開閉するエアコン
リレー9の接点9aが介設されている。上記エア
コンリレー9は、バツテリ1からエアコンユニツ
ト6に通電されるときにコイル9bが励磁されて
接点9aが閉じるようになり、これにより、マグ
ネツトクラツチ7が接続され、エアコンが作動す
るように構成されている。
さらに、10は上記モータリレー5のコイル5
bを介してバツテリ1に接続された水温スイツチ
であつて、該水温スイツチ10は、エンジン冷却
水の水温を検出する水温検出手段として、水温が
所定の温度以下のとき閉作動をし、水温が所定の
温度以上のとき開作動をするようになつている。
上記水温スイツチ10とモータリレー5のコイル
5bとの間と、マグネツトクラツチ7とエアコン
リレー9の接点9aとの間とは水温スイツチ10
からマグネツトクラツチ7側へ向う方向を順方向
とするダイオード11によつて接続されており、
このダイオード11による接続により、上記エア
コンリレー9がエアコンの作動状態を検出する作
動状態検出手段としての機能を発揮するようにな
つている。また、以上の回路よつて、エンジン冷
却水の水温が高くかつエアコンの作動時にのみ第
2のラジエータフアンの電動モータ2に通電せし
めて該ラジエータフアンを作動させる制御手段1
2が構成されている。
次に、上記実施例の作動について、エンジン冷
却水の水温が高いか低いか、またはエアコンの作
動時は非作動時かにより分けられる4つの場合毎
に説明する。
(1) エンジン冷却水の水温が低くかつエアコンの
非作動時の場合 この場合、エアコンユニツト6には通電がなさ
れないとともに、水温スイツチ10が閉作動
(ON作動)をして、モータリレー5はそのコイ
ル5bの励磁により接点5aが開くことにより、
第2のラジエータフアンの電動モータ2への通電
が遮断され、第2のラジエータフアンは非作動と
なる。
(2) エンジン冷却水の水温が低くかつエアコンの
作動時の場合 この場合、エアコンユニツト6に通電されると
ともに、エアコンリレー9はそのコイル9bの励
磁により接点9aが閉じることにより、マグネツ
トクラツチ7に通電されて該マグネツトクラツチ
7が接続され、これにより、エアコンが作動す
る。一方、第2のラジエータフアンの電動モータ
2への通電は、上記(1)の場合と同様に、水温スイ
ツチ10が閉作動をしてモータリレー5の接点5
aが開くことにより遮断され、第2ラジエータフ
アンは作動しない。
(3) エンジン冷却水の水温が高くかつエアコンの
非作動時の場合 この場合、ラジエータフアン6への通電はなさ
れず、エアコンリレー9の接点9aが開くととも
に、水温スイツチ10が開作動(OFF作動)を
することにより、バツテリ1からはモータリレー
5のコイル5bおよびダイオード11を介してマ
グネツトクラツチ7に通電がなされ、これによ
り、上記モータリレー5の接点5aが開いて第2
のラジエータフアンの電動モータ2への通電が遮
断され、第2のラジエータフアンは作動しない。
尚、マグネツトクラツチ7は、そのコイル抵抗が
モータリレー5のコイル5b抵抗に比べてかなり
小さいため、バツテリ1からモータリレー5のコ
イル5bを介して通電されても電圧がほとんどか
からず、接続状態に切換わることはない。
(4) エンジン冷却水の水温が高くかつエアコンの
作動時の場合 この場合、エアコンユニツト6に通電されると
ともに、エアコンリレー9の接点9aが閉じてマ
グネツトクラツチ7への通電により該マグネツト
クラツチ7が接続されることにより、エアコンが
作動する。また、水温スイツチ10は開作動を
し、しかも上記(3)の場合のようにバツテリ1から
モータリレー5のコイル5bおよびダイオード1
1を介してマグネツトクラツチ7に通電がなされ
ることはないので、モータリレー5の接点5aが
閉じて第2のラジエータフアンの電動モータ2に
通電され、該第2のラジエータフアンが作動す
る。
したがつて、このように、運転状態に応じて
ON−OFF作動をする第2のラジエータフアン
は、エンジン冷却水の水温が高くかつエアコンの
作動時というラジエータでの冷却性能を高める必
要がある場合にのみ作動するようになつているの
で、冷却性能の向上を有効に図ることができると
とともに、冷却性能を高める必要のないときには
第2のラジエータフアンの作動停止により騒音の
低減化を図ることができる。
しかも、上記第2のラジエータフアンの制御装
置は、実施例の場合、その電気回路においてダイ
オード11を用いることによつて、リレー等その
他の電気機器を用いて制御する場合に比べて構成
が簡単なものになつているため、作動の信頼性を
高めることができるとともに、制御装置のコンパ
クト化を図ることができる。
尚、上記実施例では、第2のラジエータフアン
の制御装置を、ダイオード11を用いた電気回路
によつて構成したが、マイクロコンピユータを用
いて構成してもよい。要は、エンジン冷却水の水
温が高くかつエアコンの作動時にのみ第2のラジ
エータフアンが作動するように構成すればよいの
である。
(考案の効果) 以上の如く、本考案における、エンジン駆動時
に常時作動する第1のラジエータフアンの他に運
転状態に応じてON−OFF作動をする第2のラジ
エータフアンを備えた車両用の電装品制御装置に
よれば、水温検出手段および作動状態検出手段か
らの信号を受ける制御手段の制御の下において、
エンジン冷却水の水温が高くかつエアコンの作動
時にのみ第2のラジエータフアンが作動するよう
になつているので、必要なときにのみラジエータ
の冷却性能の高めることができ、不必要なときに
は第2のラジエータフアンの作動停止により騒音
の低減化を図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す車両用電装品制御
装置の電気回路図である。 2……電動モータ、5……モータリレー、6…
…エアコンユニツト、9……エアコンリレー、1
0……水温スイツチ、11……ダイオード、12
……制御手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン駆動時に常時作動する第1のラジエー
    タフアンと、運転状態に応じてON−OFF作動を
    する第2のラジエータフアンとを備えた車両にお
    いて、エンジン冷却水の水温を検出する水温検出
    手段と、エアコンの作動状態を検出する作動状態
    検出手段と、上記水温検出手段および作動状態検
    出手段からの信号を受け、エンジン冷却水の水温
    が高くかつエアコンの作動時にのみ上記第2のラ
    ジエータフアンを作動させる制御手段とを備えた
    ことを特徴とする車両用電装品制御装置。
JP1986135332U 1986-09-03 1986-09-03 Expired JPH0247222Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986135332U JPH0247222Y2 (ja) 1986-09-03 1986-09-03

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JP1986135332U JPH0247222Y2 (ja) 1986-09-03 1986-09-03

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JPS6340526U JPS6340526U (ja) 1988-03-16
JPH0247222Y2 true JPH0247222Y2 (ja) 1990-12-12

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JP1986135332U Expired JPH0247222Y2 (ja) 1986-09-03 1986-09-03

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5351955U (ja) * 1976-10-06 1978-05-02
JPS60113723A (ja) * 1983-11-24 1985-06-20 Nippon Denso Co Ltd 車両用エンジン冷却システム及び冷房システムのための風冷制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5351955U (ja) * 1976-10-06 1978-05-02
JPS60113723A (ja) * 1983-11-24 1985-06-20 Nippon Denso Co Ltd 車両用エンジン冷却システム及び冷房システムのための風冷制御装置

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JPS6340526U (ja) 1988-03-16

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