JPS638537Y2 - - Google Patents

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JPS638537Y2
JPS638537Y2 JP12745181U JP12745181U JPS638537Y2 JP S638537 Y2 JPS638537 Y2 JP S638537Y2 JP 12745181 U JP12745181 U JP 12745181U JP 12745181 U JP12745181 U JP 12745181U JP S638537 Y2 JPS638537 Y2 JP S638537Y2
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JP
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power supply
voltage
air conditioning
compressor
vehicle
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JP12745181U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気調和装置として冷房サイクルのコ
ンプレツサと室内フアンを備えた車両の空調制御
装置の改良に関するものである。
第1図は、従来の空気調和装置として冷房サイ
クルのコンプレツサと室内フアンを備えた車両の
空調制御装置の回路構成を示したものである。
図において、1は高圧電源、2はパンタグラ
フ、3は高圧電圧検知器、3aはその接点、4は
回路しや断器、5は電源装置、6は低圧電源、7
は空調制御スイツチ、8は送風指令リレー、9は
冷房指令リレー、10は自動指令リレー、11は
回路開閉器、12は電圧検知器、13は室内フア
ン用接触器、13aはその接点、14はエバポレ
ータ用接触器、14aはその同接点、15はコン
デンサフアン用接触器、15aはその接点、16
は温調器、17は起動用タイマー、17aはその
接点、18はコンプレツサ用接触器、18aはそ
の接点、19は室内フアン回路開閉器、20は空
調機回路開閉器、21は室内フアン、22はエバ
ポレータフアン、23はコンデンサフアン、24
はコンプレツサ、25は空調機を夫々示し、図示
の如く構成している。
かかる空調制御装置では、運転台または任意の
場所に設置された空調制御スイツチ7のポジシヨ
ンを乗務員が選択し、各車にある制御リレー8〜
10を動作させて車内の空調を行なうようにして
いる。例えば夏季の運転において、仮りに冷房が
必要であると乗務員が判断した場合について説明
すると、この場合まず空調制御スイツチ7の冷房
ポジシヨンが操作され、送風リレー8、冷房リレ
ー9を動作させる。これらが動作すると、制御回
路の接点8aが閉路することで、室内フアン用接
触器13、エバポレータフアン用接触器14、コ
ンデンサフアン用接触器15を夫々動作させる。
また、接点9aの閉路により起動用タイマー17
を駆動させて、一定時間経過後にコンプレツサ用
接触器18を動作させる。そして、これらが動作
することで室内フアン21、空調機(冷房機)2
5の運転を行なう。
一方、これらを運転するための電源は、高圧を
低圧に変換して常にほぼ一定の電圧および周波数
を供給しているが、車両の高圧電源1は、定格電
圧に対する変動が大きいため、出力負荷が一定と
すると高圧電源1電圧が低下することにより、入
力電流が増加し、電源としての運転を維持出来な
くなることがある。これを直流電動発電機の場合
について説明すると、一般に入力電流は、 (VI:入力電力、I2R:直列抵抗および回路の
ロス、P:出力電力) となり、これを図示すると、第2図の実録で示す
如くなる。
そのため、これらの対策として電源装置自体に
高圧電圧検知器を設け、電源装置の運転を停止さ
せて高圧電源1の回復を待つよう考慮されてい
る。しかしながら、かかるような方法では車両と
してのサービスを低下させるばかりでなく、車両
の性能まで低下させてしまうことになるという問
題がある。
本考案は上記のような事情に鑑みて成されたも
ので、その目的は負荷自体に高圧電圧検知機能を
持たせることにより、電源装置の運転を停止させ
ることなく、車両の空調機能を確実に維持させる
ことができる車両用空調制御装置を提供すること
にある。
以下、本考案の一実施例について図面を参照し
て説明する。第3図は、本発明による車両用空調
制御装置の構成例を示すもので、第1図と同一部
分には同一符号を付してその説明を省略し、ここ
では異なる部分についてのみ述べる。つまり、第
3図は第1図に示す回路に高圧電圧検知器
(LVR)26を設け、コンプレツサ用接触器18
の回路に接続したものである。すなわち、この高
圧検知器26は、高圧電圧の低下(設定電圧以
下)を検知し、空調機25にあるコンプレツサ2
4のみを開放して、その他は運転を維持するよう
に構成したものである。一方無電圧検知器27を
設け、高圧電源1の電圧が零となつたことを検出
して、電源装置5の運転を停止するように構成し
たものである。
一般に、空調装置を備えた車両用電源は車両全
ての負荷を運転可能としていることは言うまでも
ないが、この負荷内容の中で、最も大きな比率を
占めているものは、空調機25にあるコンプレツ
サ24である。よつて、このコンプレツサ24を
停止させてやれば、前式で示したPが大幅に小さ
くなる。したがつて、電源装置としての運転を行
なうことが出来ることになる。
この場合、第3図で示したように、本考案では
空調回路自体に高圧電圧検知器26を設けて高圧
電圧の低下を検知し、且つこの高圧電圧検知器2
6はその接点26aによりコンプレツサ用接触器
18を開くように接続しているため、高圧電圧検
知器26の接点26aが電圧低下時に開となるこ
とによりコンプレツサ24は停止し、第2図の点
線で示す如く入力電流は減少する。したがつて、
電源装置5を停止することなく運転を継続させる
ことができる。
一方、空調機25では室内フアン21、エバポ
レータフアン22、コンデンサフアン23の運転
を行うことで、これまでの空調機能を維持し高圧
電源1の回復するまでこの状態が保たれることに
なる。
このように、空気調和装置として冷房サイクル
のコンプレツサ24と室内フアン21を備えた車
両用空調制御装置において、空調機25に電力を
供給する電源装置25の入力電圧を検知する高圧
電圧検知器26を設け、入力電圧が設定電圧以下
となつた時その検知出力により上記コンプレツサ
24を停止して室内フアン2のみの運転を行なう
ように構成したものである。
従つて、次のような効果が得られるものであ
る。
(1) 高圧電源1の電圧低下にもかかわらず、電源
装置5を停止することなく運転を維持すること
が出来る。
(2) 空調機でも車内送風が行ない得るため、車内
の空調サービスをそのまま継続することが出来
る。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、その要旨を変更しない範囲で種々変形して
実施することができるものである。
以上説明したように本考案によれば、負荷自体
に高圧電圧検知機能を持たせるようにしたので、
電源装置の運転を停止させることなく、車両の空
調機能を確実に維持させることができる車両用空
調制御装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用空調制御装置を示す回路
図、第2図は高圧電圧と入力電流の関係を示す
図、第3図は本考案の一実施例を示す回路構成図
である。 1……高圧電源、2……パンタグラフ、3……
高圧電圧検知器、3a……同接点、4……回路し
や断器、4a……同接点、5……電源装置、6…
…低圧電源、7……空調制御スイツチ、8……送
風指令リレー、9……冷房指令リレー、10……
自動指令リレー、11……回路開閉器、12……
電圧検知器、13……室内フアン用接触器、13
a……同接点、14……エバポレータ用接触器、
14a……同接点、15……コンデンサフアン用
接触器、15a……同接点、16……温調器、1
7……起動用タイマー、17a……同接点、18
……コンプレツサ用接触器、18a……同接点、
19……室内フアン回路開閉器、20……空調機
回路開閉器、21……室内フアン、22……エバ
ポレータフアン、23……コンデンサフアン、2
4……コンプレツサ、25……空調機、26……
高圧電圧検知器、27……無電圧検出器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気調和装置として冷房サイクルのコンプレツ
    サと室内フアンを備えた車両用空調制御装置にお
    いて、空調機に電力を供給する電源装置の入力電
    圧を検知する高圧電圧検知器を設け、該高圧電圧
    検知器により電源装置の入力電圧が設備電圧以下
    となつたことを検知した時、その検知出力により
    前記コンプレツサを停止して室内フアンのみの運
    転を行なう如く構成したことを特徴とする車両用
    空調制御装置。
JP12745181U 1981-08-28 1981-08-28 車両用空調制御装置 Granted JPS5832010U (ja)

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JP12745181U JPS5832010U (ja) 1981-08-28 1981-08-28 車両用空調制御装置

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JPS5832010U JPS5832010U (ja) 1983-03-02
JPS638537Y2 true JPS638537Y2 (ja) 1988-03-14

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ID=29921178

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JP12745181U Granted JPS5832010U (ja) 1981-08-28 1981-08-28 車両用空調制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2658428B2 (ja) * 1989-10-04 1997-09-30 松下電器産業株式会社 自動車用空調装置

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JPS5832010U (ja) 1983-03-02

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