JPH05231745A - エンジン駆動式冷暖房装置 - Google Patents

エンジン駆動式冷暖房装置

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JPH05231745A
JPH05231745A JP3589192A JP3589192A JPH05231745A JP H05231745 A JPH05231745 A JP H05231745A JP 3589192 A JP3589192 A JP 3589192A JP 3589192 A JP3589192 A JP 3589192A JP H05231745 A JPH05231745 A JP H05231745A
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JP
Japan
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engine
blower
cooling
power
driven
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Pending
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JP3589192A
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English (en)
Inventor
Mikio Mori
美喜男 森
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部から一切の電力供給を受けることなく冷
暖房運転できるエンジン駆動式冷暖房装置を得ることを
目的とする。 【構成】 エンジン1で駆動される発電機2の発電電力
を蓄電池16に蓄え、この蓄電池16から出力された直
流電力を所望の電圧および周波数の交流電力に変換して
制御装置15に供給する。従って、制御装置15は外部
から電力供給を受けなくても、凝縮器用送風機7、蒸発
器用送風機9、ラジエタ用送風機11および冷却水ポン
プ14を駆動制御することができる。 【効果】 電力供給されていない地域、電力供給が停止
した地域での冷暖房運転が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、外部から一切の電力
の供給なしに、冷暖房運転が行なえる、エンジン駆動式
冷暖房装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来のエンジン駆動式冷暖房装置
を示す回路図であり、図においては、1はエンジン、6
は凝縮器、7は凝縮器用送風機、8は蒸発器、9は蒸発
器用送風機、10はラジエタ、11はラジエタ用送風
機、12は凝縮器6と蒸発器8との接続系路に設けた膨
張弁、13は凝縮器6と蒸発器8および圧縮器23との
相互接続系路を切換える四方弁、14はエンジン1とラ
ジエタ10との接続系路に設けた冷却水ポンプ、25は
外部から供給された電力によって送風機7,9,11お
よび冷却水ポンプ14を駆動・制御する制御装置であ
る。
【0003】次に動作について説明する。エンジン1に
よって駆動される圧縮機23により圧縮された冷媒は、
四方弁13を通って凝縮器6に入り、送風機7によって
送られる外気を熱交換して凝縮する。
【0004】この凝縮した冷媒は膨張弁12を通り減圧
されて蒸発器8に入り、送風機9によって送られる空気
と熱交換して蒸発する。この空気は冷媒の蒸発熱で冷却
され冷房に供される。そして、蒸発した冷媒は四方弁1
3を通り再び圧縮機23にもどるサイクルを形成する。
【0005】一方、エンジン1を冷却した冷却水(図示
せず)は、冷却水ポンプ14によってラジエタ10に送
られ、送風機11によって送られる空気で冷却されて再
びエンジン1に戻る。この時、各送風機7,9,11及
び冷却水ポンプ14は、制御装置25によって駆動制御
されるが、この制御装置25は外部より電力供給を受け
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のエンジン駆動式
冷暖房装置は以上のように構成されているので、外部よ
り電力が供給されることが前提であり、その外部からの
電力供給が停止すると、制御装置は送風機、冷却水ポン
プを駆動制御できず、冷暖房運転ができなくなるなどの
問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ことを課題になされたもので、運転に必要な電力を自ら
作り出し、外部から電力供給を受けなくても運転が可能
なエンジン駆動式冷暖房装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第一の本発明に係るエン
ジン駆動式冷暖房装置は、エンジンで駆動される発電機
の発電電力を蓄える蓄電池を設け、この蓄電池から電力
の供給を受けた制御装置で送風機およびポンプを駆動制
御するものである。
【0009】第二の本発明に係るエンジン駆動式冷暖房
装置は、エンジンで駆動される発電機の発電電力を蓄え
る蓄電池を設け、この蓄電池からの出力電力を通常の商
用電源と同じ電圧に昇圧する昇圧装置と該商用電源と同
じ周波数に変更するインバータを設け、このインバータ
からの交流出力の供給を受けた制御装置で送風機および
ポンプを駆動制御するものである。
【0010】
【作用】第一の本発明におけるエンジンは発電機を駆動
して発電させ、この発電電力を蓄電池に蓄え、この蓄電
池からの出力電圧を送風機およびポンプを駆動制御する
制御装置に供給するので、外部から電力の供給を受ける
必要がない。従って、電力供給されない地域、電力供給
が停止した地域においても容易に冷暖房運転することが
できる。
【0011】第二の本発明におけるエンジンは発電機を
駆動して発電させ、この発電電力を蓄電池に蓄え、この
蓄電池からの出力電圧を必要な仕様の電力に変換して、
送風機およびポンプを駆動制御する制御装置に供給する
ので、外部から電力の供給を受ける必要がなく、又、特
別の仕様に基づいたモータなどを使用する必要がない。
従って、電力供給されない地域、電力供給が停止した地
域においても容易に冷暖房運転することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1において、1はエンジン、2は動力伝達部材4
を介してエンジン1で駆動される発電機、3は動力伝達
部材5を介してエンジン1で駆動される冷媒圧縮機、6
は凝縮器、7は凝縮器用送風機、8は蒸発器、9は蒸発
器用送風機、10はラジエタ、11はラジエタ用送風
機、12は凝縮器6と蒸発器8との接続系路に設けた膨
張弁、13は凝縮器6と蒸発器8および圧縮器23との
相互接続系路を切換える四方弁、14はエンジン1とラ
ジエタ10との接続系路に設けた冷却水ポンプ、15は
上記各送風機7,9,11およびポンプ14に電力を供
給して駆動制御する制御装置、16は発電機2の発電電
力を蓄える蓄電池、17は蓄電池16の出力電圧を通常
の商用電源と同じ電圧に昇圧する昇圧装置、18は蓄電
池16の出力電圧を商用電源と同じ周波数に変更するイ
ンバータである。
【0013】以下、上記実施例構成の動作を説明する。
エンジン1によって駆動される冷媒圧縮機3で圧縮され
た冷媒は、四方弁13、凝縮器6等を通り、再び冷媒圧
縮機3にもどる系路と、エンジン1を冷却する冷却水系
路は前記図2に示す従来装置と同等であるから詳細な説
明を省略する。
【0014】そして、前記系路に設けられた凝縮器用送
風機7、蒸発器用送風機9、ラジエタ用送風機11、冷
却水ポンプ14を駆動制御する制御装置15は対する電
力供給動作は次の通りである。
【0015】エンジン1によって駆動される発電機2で
発電された電力は、一旦蓄電池16に蓄えられる(例え
ば自動車用の蓄電池を用いると、その端子電圧が12V
である。)。
【0016】そして、冷暖房運転時、蓄電池16に蓄え
られた電力を取り出し、この電力を昇圧装置17で例え
ば商用電源と同じ電圧(200V)に昇圧する。この昇
圧されて電力をインバータ18によって例えば商用電源
と同じ50Hz又は60Hzの交流電力に変換して制御
装置15に供給し、この制御装置15によって前記各送
風機7,9,11及び冷却水ポンプ14を駆動制御す
る。
【0017】上記のように制御装置15に供給する交流
電力を、昇圧装置17とインバータ18によって商用電
源と同じ(例えばAC200V,50Hz)仕様の電力
に変換するため、送風機7,9,11および冷却水ポン
プ14のモータは商用電源用に製作された仕様の機器が
そのまま使用できる。
【0018】なお、本実施例においては、蓄電池16か
らの直流電流を商用電源と等しい電圧及び周波数に変換
して、通常仕様のモータを使用したが、直流電流をその
まま用いても好適である。すなわち、直流モータを用い
れば昇圧装置17やインバータ18等が不要になり、簡
易な構成の装置が得られる効果がある。
【0019】
【発明の効果】以上のように、第一の本発明によれば、
エンジンによって発電機を駆動し、発電電力を蓄電池に
蓄え、この蓄電池から電力を得るように構成したので、
外部から電力供給を受けることなく冷暖房装置を運転で
きる。この結果、電力供給されない地域、電力供給が停
止した地域においても容易に冷暖房運転することができ
るという効果がある。
【0020】さらに、第二の本発明によれば、エンジン
によって発電機を駆動し、発電電力を蓄電池に蓄え、こ
の蓄電池から取り出した直流電力を変換して冷暖房装置
の運転に必要な交流電力を得るように構成したので、外
部から電力供給を受けることなく冷暖房装置を運転でき
るとともに、一般の交流モータを使用することができ
る。この結果、特別なモータを使用しなくとも容易に装
置を構成することが可能となる。従って第一の本発明と
比べて、安価な装置を提供できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるエンジン駆動式冷暖房装置を示す
回路図である。
【図2】従来のエンジン駆動式冷暖房装置を示す回路図
である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 発電機 7 凝縮器用送風機 9 蒸発器用送風機 11 ラジエタ用送風機 14 冷却水ポンプ 15 制御装置 16 蓄電池 17 昇圧装置 18 インバータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンで駆動される発電機と、前記発
    電機で発電された電力を蓄える蓄電池と、前記蓄電池か
    ら電力の供給を受けて凝縮機用送風機、蒸発器用送風
    機、ラジエタ用送風機および冷却水ポンプを駆動制御す
    る制御装置とを備えたことを特徴とするエンジン駆動式
    冷暖房装置。
  2. 【請求項2】 エンジンで駆動される発電機と、前記発
    電機で発電された電力を蓄える蓄電池と、前記蓄電池か
    らの出力電圧を昇圧する昇圧装置と、前記昇圧装置から
    の直流出力を交流に変換するインバータと、前記インバ
    ータからの交流電力の供給を受けて凝縮器用送風機、蒸
    発器用送風機、ラジエタ用送風機および冷却水ポンプを
    駆動制御する制御装置とを備えたことを特徴とするエン
    ジン駆動式冷暖房装置。
JP3589192A 1992-02-24 1992-02-24 エンジン駆動式冷暖房装置 Pending JPH05231745A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100353766B1 (ko) * 1996-12-30 2002-11-18 기아자동차주식회사 하이브리드 전기자동차의 엔진 냉각수를 이용한 배터리 예열 장치
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