JPS629027A - スライドスプライン軸構造 - Google Patents

スライドスプライン軸構造

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JPS629027A
JPS629027A JP14859085A JP14859085A JPS629027A JP S629027 A JPS629027 A JP S629027A JP 14859085 A JP14859085 A JP 14859085A JP 14859085 A JP14859085 A JP 14859085A JP S629027 A JPS629027 A JP S629027A
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JP
Japan
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spline
spline member
resin material
synthetic resin
splines
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JP14859085A
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Motohiro Mizuno
基弘 水野
Hideaki Takahashi
秀昭 高橋
Nobuo Kobayashi
信夫 小林
Takeshi Onoki
小野木 猛
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、互いにスプラインを有するアウタスプライン
部材とインナスプライン部材が、いずれか一方に被覆さ
れた合成樹脂材料を介して摺動自在に嵌合してなるスラ
イドスプライン軸構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、例えば、自動車のステアリングにはモノマーキャ
スティングにより樹脂被覆されたスライドスプライン軸
が使用されている。その−例を第7図の断面図に示して
説明する。
第7図において、51は円筒形状に形成されたアウタス
プライン部材であって、このアウタスプライン部材51
の内周面には長手方向に沿って延びる複数条のスプライ
ン52が形成されている。
また、アウタスプライン部材51の内側にはインナスプ
ライン部材53が摺動自在に嵌挿されており、その外周
面には長手方向に沿って延びる複数条のスプライン54
が形成され、アウタスプライン部材51のスプライン5
2に嵌合されるようになっている。そして、アウタスプ
ライン部材51のスプライン52とインナスプライン部
材53のスプライン54との間には合成樹脂材料からな
る1llQ55が形成されており、両スプライン部材5
l、53のいずれか一方に被覆されて摺動自在に構成さ
れている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようなスライドスプライン軸におい
ては、合成樹脂材料からなる薄膜55を介在して形成さ
れたアウタスプライン部材51とインナスプライン部材
53との隙間を極力無くすように成形されているので、
アウタスプライン部材51またはインナスプライン部材
53に合成樹脂材料からなる薄膜55を形成する際、余
剰の合成樹脂材料があふれ出してバリ55aが発生する
このため、合成樹脂材料の成形後においてバリ55aを
取り除かなければならないことはもとより、二次加工の
影響により製品の精度および摺動抵抗が悪くなるという
不具合がある。
従って、この発明は、上記の不具合を解消するためにな
されたもので、アウタスプライン部材またはインナスプ
ライン部材の少なくともいずれか一方に、余剰の合成樹
脂材料を収容する樹脂溜り溝を形成することによって、
成形時におけるバリの発生を防止し、製品の精度および
摺動抵抗の悪化を防止することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、この発明に係るスライドスプライン軸構造に
おいては、円筒状孔の内周面に沿って長手方向に延びる
複数条のスプラインを有するアウタスプライン部材と、
このアウタスプライン部材のスプラインに摺動自在に嵌
合する複数条のスプラインを有するインナスプライン部
材とからなり、前記アウタスプライン部材またはインナ
スプライン部材の少なくともいずれか一方に、該アウタ
スプライン部材とインナスプライン部材との間に充填さ
れ、かついずれか一方に被覆される合成樹脂材料の余剰
分を収容する樹脂溜り溝を形成したものである。
〔作用〕
かかる、スライドスプライン軸構造において、アウタス
プライン部材またはインナスプライン部材のいずれか一
方に合成樹脂材料からなる薄膜を成形する際には、アウ
タスプライン部材またはインナスプライン部材の少なく
ともいずれか一方に樹脂溜り溝が形成されているので、
薄膜の成形時に余剰の合成樹脂材料が樹脂溜り溝に収容
されてバリが発生しない。また、バリの発生がないこと
によって、二次加工を行う必要がなくなり、製品の精度
および摺動抵抗が悪化することがない。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
(第1実施例) 第1図は本発明の第1実施例におけるスライドスプライ
ン軸構造の断面図、第2図は第1図の■−n線に沿った
拡大断面図、第3図は第1図の■−I[[線に沿った拡
大断面図を示すものである。
第1図および第3図において、lはスライドスプライン
軸であって、このスライドスプライン軸′ lはアウタ
スプライン部材2とインナスプライン部材3とからなっ
ており、インナスプライン部材3がアウタスプライン部
材2に摺動自在に嵌挿されている。
そして、アウタスプライン部材2は底部2aを有する円
筒形状に形成されており、その円筒形状の内周面には長
手方向に沿って延びるスプライン4が形成されている。
このスプライン4は断面が矩形状の凹部5と断面が台形
状の凸部6が長手方向中心軸0に対して同円周面上に交
互に、しかも等間隔に形成されている。また、円筒形状
の外側は底部2aから略円錐形状に細くなる棒部材2b
となり、その先端は他の部材(図示せず)に取り付けら
れるようになっている。さらに、アウタスプライン部材
2の内側上部に円周方向に向けて凹状の樹脂溜り溝7が
周設されている。
また、アウタスプライン部材2に対して、インナスプラ
イン部材3は円柱状に形成されており、その基部は他の
部材(図示せず)に取り付けられるように取付は部材8
が設けられている。そして、このインナスプライン部材
3の外周部には長手方向に沿って延びるスプライン9が
形成されている。
このスプライン9は断面が矩形状の凹部10と断面が台
形状の凸部11が長手方向中心軸0に対して同円周面上
に交互に、しかも等間隔に形成されている。
さらに、アウタスプライン部材2のスプライン4および
インナスプライン部材3のスプライン9との間には、イ
ンナスプライン部材3がアウタスプライン部材2に嵌挿
された状態で間隙12が形成されるようになっており、
その間隙には摺動抵抗を減少させるためにナイロン系の
合成樹脂材料が充填され、アウタスプライン部材2のス
プライン4またはインナスプライン部材3のスプライン
9のいずれか一方に被覆されて薄1t!i!13を形成
している。
そして、アウタスプライン部材2のスプライン4または
インナスプライン部材3のスプライン9のいずれか一方
に合成樹脂材料からなる薄膜13を形成する際には、ア
ウタスプライン部材2のスプライン4またはインナスプ
ライン部材3のスプライン9のいずれか一方に離型剤を
塗布する。次に両部材2.3のスプライン4.9によっ
て形成される間隙12にナイロン系の溶融された合成樹
脂材料を充填する。その際、充填された合成樹脂材料は
両部材2.3のスプライン4.9によって形成される間
隙12に万偏なく充填されるとともに、余剰の合成樹脂
材料14はアウタスプライン部材2の内側上部に形成さ
れている樹脂溜り溝7に収容される。
一方、間隙12に充填された合成樹脂材料は、硬化する
際に自然収縮しつつ、インナスプライン部材3のスプラ
イン9またはアウタスプライン部材2のスプライン4の
いずれか一方(離型剤の塗布されていない方)に接着し
て薄膜13が形成される。また、合成樹脂材料の自然収
縮によって、薄膜13とアウタスプライン部材2のスプ
ライン4またはインナスプライン部材3のスプライン9
との間に微小な間隙が形成されて、インナスプライン部
材3がアウタスプライン部材2に対して摺動自在とされ
る。
(第2実施例) 第4図は本発明の第2実施例におけるスライドスプライ
ン軸構造の断面図、第5図は第4図の■−■線に沿った
拡大断面図、第6図は第4図の■−vr線に沿った拡大
断面図を示すものである・この第2実施例は多くの点で
第1実施例と同じであり、同一部品に同一番号を付して
、その説明は省略し、相違点のみを述べる。
第2実施例の異なっている部分は、アウタスプライン部
材またはインナスプライン部材のいずれか一方に被覆さ
れる合成樹脂材料の余剰分を収容する樹脂溜り溝77を
インナスプライン部材の上方に形成した点にある。これ
によって、成形時に被覆される合成樹脂材料の余剰分を
樹脂溜り溝77に収容することができる。
〔発明の構成〕
以上説明したように、本発明に係るスライドスプライン
軸構造においては、アウタスプライン部材またはインナ
スプライン部材の少なくともいずれか一方に、余剰の合
成樹脂材料を収容する樹脂溜り溝を形成したから、成形
時におけるパリの発生を防止することができ、成形後に
おけるパリの取り作業を皆無とすることができる効果が
ある。
また、本発明に係るスライドスプライン軸構造において
は、パリ取り作業等の二次加工をする必要がないので°
、製品の精度および摺動抵抗の悪化を防止することがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例におけるスライドスプライ
ン軸構造の断面図である。 第2図は第1図のn−m線に沿った拡大断面図 ′であ
る。 第3図は第1図のm−m線に沿った拡大断面図である。 第4図は本発明の第2実施例におけるスライドスプライ
ン軸構造の断面図である。 第5図は第4図のV−V線に沿った拡大断面図である。 第6図は第4図のVI−VI線に沿った拡大断面図であ
る。 第7図は従来のスライドスプライン軸構造の断面図であ
る。 l・−・−スライドスプライン軸 2−・−アウタスプライン部材 3−−−一・インナスプライン部材 4.9−−−−−・スプライン 7.77−・−−−一樹脂溜り溝 13−・−・−薄膜 14−−−一余剰の合成樹脂材料 出願人  トヨタ自動車株式会社 a 第1図 第2図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 円筒状孔の内周面に沿って長手方向に延びる複数条のス
    プラインを有するアウタスプライン部材と、このアウタ
    スプライン部材のスプラインに摺動自在に嵌合する複数
    条のスプラインを有するインナスプライン部材とからな
    り、前記アウタスプライン部材またはインナスプライン
    部材の少なくともいずれか一方に、該アウタスプライン
    部材とインナスプライン部材との間に充填され、かつい
    ずれか一方に被覆される合成樹脂材料の余剰分を収容す
    る樹脂溜り溝を形成したことを特徴とするスライドスプ
    ライン軸構造。
JP14859085A 1985-07-05 1985-07-05 スライドスプライン軸構造 Granted JPS629027A (ja)

Priority Applications (1)

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JP14859085A JPS629027A (ja) 1985-07-05 1985-07-05 スライドスプライン軸構造

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JPS629027A true JPS629027A (ja) 1987-01-17
JPH0454093B2 JPH0454093B2 (ja) 1992-08-28

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