JPH0263267B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0263267B2 JPH0263267B2 JP57101769A JP10176982A JPH0263267B2 JP H0263267 B2 JPH0263267 B2 JP H0263267B2 JP 57101769 A JP57101769 A JP 57101769A JP 10176982 A JP10176982 A JP 10176982A JP H0263267 B2 JPH0263267 B2 JP H0263267B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape guide
- tape
- spiral groove
- circumferential surface
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 6
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
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- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/60—Guiding record carrier
Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、テープカセツト、ビデオデツキ等に
用いられるテープガイドに関する。
用いられるテープガイドに関する。
従来のこの種のテープガイドとしては、プラス
チツク製の中空円筒状のものが知られている。一
般にテープガイドを合成樹脂を素材に射出成形す
る場合、第5図に示すように内側にアンダーカツ
トAを設けてテープガイドが上型Uにくいつかな
いようにしている。しかるにこの成形法によるテ
ープガイドは成形時に収縮が発生するが、第6図
に示すようにアンダーカツトAを設けた部分とそ
うでない部分との収縮量が相違することから歪み
が生じて、円筒面としての面精度が低下するとい
う欠点がある。又、テープとテープガイド外周面
との接触面積が大きいとテープの走行に各種の悪
影響を及ぼすことが知られている。このため、従
来テープガイドの外周面を凹凸にしてテープの走
行を良好ならしめるようにするすることが提案さ
れている(例えば実開昭56−115788号公報及び実
開昭53−140415号公報等参照)が、これらを金型
を用いて射出成形する場合、外周面を均一な凹凸
面に形成することが難しいばかりか、上記凹凸を
所望の形状に成形して取り出したとしても、その
後の収縮差により凹凸部は変形し、結果的には所
望の凹凸面が得られないという問題があつた。
チツク製の中空円筒状のものが知られている。一
般にテープガイドを合成樹脂を素材に射出成形す
る場合、第5図に示すように内側にアンダーカツ
トAを設けてテープガイドが上型Uにくいつかな
いようにしている。しかるにこの成形法によるテ
ープガイドは成形時に収縮が発生するが、第6図
に示すようにアンダーカツトAを設けた部分とそ
うでない部分との収縮量が相違することから歪み
が生じて、円筒面としての面精度が低下するとい
う欠点がある。又、テープとテープガイド外周面
との接触面積が大きいとテープの走行に各種の悪
影響を及ぼすことが知られている。このため、従
来テープガイドの外周面を凹凸にしてテープの走
行を良好ならしめるようにするすることが提案さ
れている(例えば実開昭56−115788号公報及び実
開昭53−140415号公報等参照)が、これらを金型
を用いて射出成形する場合、外周面を均一な凹凸
面に形成することが難しいばかりか、上記凹凸を
所望の形状に成形して取り出したとしても、その
後の収縮差により凹凸部は変形し、結果的には所
望の凹凸面が得られないという問題があつた。
本発明は、上記問題点に鑑み、プラスチツク成
形に不可避的な前記収縮差の特徴を効果的に利用
して、外周面の面精度を向上させると共に外周面
の凹凸が均一且つ滑らかに現われるようにしたテ
ープガイドを提供せんとするものである。
形に不可避的な前記収縮差の特徴を効果的に利用
して、外周面の面精度を向上させると共に外周面
の凹凸が均一且つ滑らかに現われるようにしたテ
ープガイドを提供せんとするものである。
以下、第1図及び第3図に基づき本発明の第一
実施例を説明する。図中、1はプラスチツク製の
中空円筒状のテープガイド本体で、外周面2と内
周面3とを有し、内周面3全体には一条の螺状溝
3aが形成されている。
実施例を説明する。図中、1はプラスチツク製の
中空円筒状のテープガイド本体で、外周面2と内
周面3とを有し、内周面3全体には一条の螺状溝
3aが形成されている。
第一実施例は上記の如く構成されているから、
螺状溝3aにより円筒壁には肉厚部と肉薄部とに
交互に且つ規則正しい収縮差が生じて歪みが外周
面2全体に分散される。又脱型の際にはネジ抜き
が行われるので、無理抜きの場合に比べて成形品
に無理な力が加えられることなく、その結果残留
応力が低減する。従つて、外周面2には第3図に
明示した如く上記収縮差により螺状溝3aに正確
に対応した比較的滑らかな凹凸条2a,2bが生
じ、且つ外周面全体をマクロ的に見た場合円筒面
としての面精度が向上する。
螺状溝3aにより円筒壁には肉厚部と肉薄部とに
交互に且つ規則正しい収縮差が生じて歪みが外周
面2全体に分散される。又脱型の際にはネジ抜き
が行われるので、無理抜きの場合に比べて成形品
に無理な力が加えられることなく、その結果残留
応力が低減する。従つて、外周面2には第3図に
明示した如く上記収縮差により螺状溝3aに正確
に対応した比較的滑らかな凹凸条2a,2bが生
じ、且つ外周面全体をマクロ的に見た場合円筒面
としての面精度が向上する。
第2図及び第4図は、本発明の第二実施例を示
しており、図中、11はプラスチツク製の中空円
筒状のテープガイド本体で、外周面12と内周面
13とを有し、内周面13全体には、テープガイ
ド本体11の長さの中間点を通り且つ該本体11
の軸線に直交する平面(以下中心面という)に対
し面対称をなして螺状溝13a,13bが形成さ
れている。
しており、図中、11はプラスチツク製の中空円
筒状のテープガイド本体で、外周面12と内周面
13とを有し、内周面13全体には、テープガイ
ド本体11の長さの中間点を通り且つ該本体11
の軸線に直交する平面(以下中心面という)に対
し面対称をなして螺状溝13a,13bが形成さ
れている。
この第二実施例の場合も、第一実施例の場合と
同様の作用により、外周面12には第4図に明示
した如く、螺状溝13a,13bに正確に対応し
た滑らかな凹凸条12a,12bが生じる。この
場合、凹凸条12a,12bは上記中心面に対し
面対称に現われるので、外周面12とテープとの
接触面積が少なくなるほかに、テープ走行時のテ
ープの上下方向の揺れが減少せしめられるという
利点もある。
同様の作用により、外周面12には第4図に明示
した如く、螺状溝13a,13bに正確に対応し
た滑らかな凹凸条12a,12bが生じる。この
場合、凹凸条12a,12bは上記中心面に対し
面対称に現われるので、外周面12とテープとの
接触面積が少なくなるほかに、テープ走行時のテ
ープの上下方向の揺れが減少せしめられるという
利点もある。
以上の説明で明らかなように、本発明は、プラ
スチツク製のテープガイドの外周面に螺施状の凹
凸条を形成するのに、内周面全体に螺状溝を設け
てプラスチツク製品に特有の収縮差を利用するよ
うにしたものであるから、素材となるべき中空円
筒の肉厚は0.2〜0.8mm程度が好ましく、材料とし
ては出来るだけ収縮度の大きい結晶性の熱可塑性
樹脂を用いるのが好ましい。又、熱硬化性樹脂を
用いる場合には、中に入れる充填材の種類及び量
を、収縮度が適度に大きくなるように選定するの
が好ましい。
スチツク製のテープガイドの外周面に螺施状の凹
凸条を形成するのに、内周面全体に螺状溝を設け
てプラスチツク製品に特有の収縮差を利用するよ
うにしたものであるから、素材となるべき中空円
筒の肉厚は0.2〜0.8mm程度が好ましく、材料とし
ては出来るだけ収縮度の大きい結晶性の熱可塑性
樹脂を用いるのが好ましい。又、熱硬化性樹脂を
用いる場合には、中に入れる充填材の種類及び量
を、収縮度が適度に大きくなるように選定するの
が好ましい。
上述の如く本発明によれば、テープとの接触面
積を少なくするためにテープガイドの外周面に形
成される螺施状の凹凸条を、外周面全体に均一且
つ極めて滑らかな状態で現出させることができ、
その結果高品質のこの種テープガイドを比較的廉
価に提供することが出来る。
積を少なくするためにテープガイドの外周面に形
成される螺施状の凹凸条を、外周面全体に均一且
つ極めて滑らかな状態で現出させることができ、
その結果高品質のこの種テープガイドを比較的廉
価に提供することが出来る。
尚、螺状溝のピツチを出来るだけ小さくするこ
とにより、テープガイドの外周面に形成される螺
状溝の凹凸条の円周方向に対する角度は小さくな
るので、テープ走行時の上下方向への揺れは減少
せしめられ得る。
とにより、テープガイドの外周面に形成される螺
状溝の凹凸条の円周方向に対する角度は小さくな
るので、テープ走行時の上下方向への揺れは減少
せしめられ得る。
第1図は本発明によるテープガイドの第一実施
例を示す一部破断側面図、第2図は本発明による
テープガイドの第二実施例の一部破断側面図、第
3図は第一実施例の拡大部分断面図、第4図は第
二実施例の拡大部分断面図、第5図は従来のテー
プガイド成形法を示す説明図、第6図は第5図に
示す成形法で成形されたテープガイドの断面図で
ある。 1,11…テープガイド、2,12…外周面、
3,13…内周面、2a,2b,12a,12
b,3a,13a,13b…螺状溝。
例を示す一部破断側面図、第2図は本発明による
テープガイドの第二実施例の一部破断側面図、第
3図は第一実施例の拡大部分断面図、第4図は第
二実施例の拡大部分断面図、第5図は従来のテー
プガイド成形法を示す説明図、第6図は第5図に
示す成形法で成形されたテープガイドの断面図で
ある。 1,11…テープガイド、2,12…外周面、
3,13…内周面、2a,2b,12a,12
b,3a,13a,13b…螺状溝。
Claims (1)
- 1 プラスチツク製の中空円筒状のテープガイド
において、中空円筒の内周面全体に螺状溝が形成
されるように成形して、該螺状溝の成形時に生じ
る収縮差を利用して上記中空円筒の外周面に上記
螺状溝に対応する凹凸条が形成せしめられるよう
にしたことを特徴とするテープガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57101769A JPS58218064A (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | テ−プガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57101769A JPS58218064A (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | テ−プガイド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58218064A JPS58218064A (ja) | 1983-12-19 |
JPH0263267B2 true JPH0263267B2 (ja) | 1990-12-27 |
Family
ID=14309422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57101769A Granted JPS58218064A (ja) | 1982-06-14 | 1982-06-14 | テ−プガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58218064A (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53140415U (ja) * | 1977-04-13 | 1978-11-07 | ||
JPS56103981U (ja) * | 1979-12-29 | 1981-08-14 | ||
JPS56115788U (ja) * | 1980-02-06 | 1981-09-04 | ||
JPS6023832Y2 (ja) * | 1981-03-14 | 1985-07-16 | 日立マクセル株式会社 | 磁気テ−プカ−トリツジ |
-
1982
- 1982-06-14 JP JP57101769A patent/JPS58218064A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58218064A (ja) | 1983-12-19 |
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