JPS627765Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS627765Y2 JPS627765Y2 JP10915081U JP10915081U JPS627765Y2 JP S627765 Y2 JPS627765 Y2 JP S627765Y2 JP 10915081 U JP10915081 U JP 10915081U JP 10915081 U JP10915081 U JP 10915081U JP S627765 Y2 JPS627765 Y2 JP S627765Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- joint
- rod
- anchor screw
- formwork
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000009415 formwork Methods 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000009435 building construction Methods 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ビル建設等におけるコンクリートの
打継作業に使用する打継用目地棒を固定するため
のアンカービスに関する。
打継作業に使用する打継用目地棒を固定するため
のアンカービスに関する。
(従来の技術)
従来から家屋、ビル等の建設工事においては各
階ごとのコンクリート打継部分からの漏水現象を
防止するため、各階のコンクリート打継個所に第
5図に示すような切り欠き部12を形成し、その
最端部コーナー部分で水切りがされるようにし
て、コンクリートの打継個所の内部に雨水等が侵
入しないようにすることが行なわれてきた。そこ
で、コンクリートに該切り欠き部を形成するため
に従来よりコンクリート打継用目地棒が使用され
ていた。
階ごとのコンクリート打継部分からの漏水現象を
防止するため、各階のコンクリート打継個所に第
5図に示すような切り欠き部12を形成し、その
最端部コーナー部分で水切りがされるようにし
て、コンクリートの打継個所の内部に雨水等が侵
入しないようにすることが行なわれてきた。そこ
で、コンクリートに該切り欠き部を形成するため
に従来よりコンクリート打継用目地棒が使用され
ていた。
(本考案が解決しようとする問題点)
しかし、それはコンクリート打ち込み工事の際
はコンクリート型枠に取り付けられ、コンクリー
トが固まつた後は型枠と共に一旦取り除かれ、次
階のコンクリート打ち込み作業を行なうときにそ
れを再度取り除いた部分へセツトし直す必要があ
つた。そのために大幅な時間と労力を要し、また
再度目地棒をセツトする場合には完全に元どおり
の状態には固定されず、却つて打継部分に間隙を
生じ、完全に漏水を防止できなくなる事態を生じ
るおそれがあつた。
はコンクリート型枠に取り付けられ、コンクリー
トが固まつた後は型枠と共に一旦取り除かれ、次
階のコンクリート打ち込み作業を行なうときにそ
れを再度取り除いた部分へセツトし直す必要があ
つた。そのために大幅な時間と労力を要し、また
再度目地棒をセツトする場合には完全に元どおり
の状態には固定されず、却つて打継部分に間隙を
生じ、完全に漏水を防止できなくなる事態を生じ
るおそれがあつた。
そこで本出願人は、コンクリートが固まつた後
はそのコンクリートに固定され、型枠と共に取り
除かれることがなく、打継作業終予後に初めて外
すことができる目地棒を開発したが、本考案はか
かる目地棒に使用されるアンカービスを提供せん
とするものである。
はそのコンクリートに固定され、型枠と共に取り
除かれることがなく、打継作業終予後に初めて外
すことができる目地棒を開発したが、本考案はか
かる目地棒に使用されるアンカービスを提供せん
とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案に係るアンカービスはこの目的を達成す
るために次のような構成としている。即ち、合成
樹脂からなる杆体の外周面に溝を刻設して該杆体
がコンクリート内残存部と切り離し部とに分離で
きるようにし、また前記残存部には凹凸部が形成
されているものである。
るために次のような構成としている。即ち、合成
樹脂からなる杆体の外周面に溝を刻設して該杆体
がコンクリート内残存部と切り離し部とに分離で
きるようにし、また前記残存部には凹凸部が形成
されているものである。
(実施例)
以下、本考案に係るアンカービスにつき、その
実施例を添付図面に基づき説明する。
実施例を添付図面に基づき説明する。
第2図は、本考案に係るアンカービスの側面図
である。図示の如く、頂部5を扁平とした釘状の
杆体1において、その材質をプラスチツクスと
し、該杆体1の中央部にはコンクリート面からこ
のアンカービスにより固定された目地棒8を取り
外す場合に、アンカービスを二分するための溝2
を外周面の一部に刻設している。また、後方のコ
ンクリート内残存部7には、外周面の一部の全周
にわたり凹部3を形成することにより該部は小径
となつている。これは目地棒がコンクリートから
抜け落ちる事態を防止するためのものである。
である。図示の如く、頂部5を扁平とした釘状の
杆体1において、その材質をプラスチツクスと
し、該杆体1の中央部にはコンクリート面からこ
のアンカービスにより固定された目地棒8を取り
外す場合に、アンカービスを二分するための溝2
を外周面の一部に刻設している。また、後方のコ
ンクリート内残存部7には、外周面の一部の全周
にわたり凹部3を形成することにより該部は小径
となつている。これは目地棒がコンクリートから
抜け落ちる事態を防止するためのものである。
第3図は、残存部7の側面の一部に凹部4を形
成した実施例の側面図である。
成した実施例の側面図である。
(効果)
このような構成のアンカービスを予めを貫通さ
せた状態の目地棒8をコンクリート型枠9に釘等
により固定し、コンクリート10の打ち込み作業
をすれば、コンクリート10が固まり型枠9を取
り外す際には目地棒8はアンカービスによりコン
クリート10に固着しているから型枠9のみを取
り外すことができ、次階のコンクリート打ち込み
作業が直ちに行なえる。
せた状態の目地棒8をコンクリート型枠9に釘等
により固定し、コンクリート10の打ち込み作業
をすれば、コンクリート10が固まり型枠9を取
り外す際には目地棒8はアンカービスによりコン
クリート10に固着しているから型枠9のみを取
り外すことができ、次階のコンクリート打ち込み
作業が直ちに行なえる。
次に、最終的に次階のコンクリート11が固ま
り目地棒8を取り除く場合には、杆体1の溝2の
部位から切り離し部6をねじちぎるようにすれ
ば、目地棒8は容易にコンクリート10面から取
り外すことができる。また、残存部7は合成樹脂
であるため、後に錆びの発生によりコンクリート
に悪影響をおよぼしめるおそれは全くない。
り目地棒8を取り除く場合には、杆体1の溝2の
部位から切り離し部6をねじちぎるようにすれ
ば、目地棒8は容易にコンクリート10面から取
り外すことができる。また、残存部7は合成樹脂
であるため、後に錆びの発生によりコンクリート
に悪影響をおよぼしめるおそれは全くない。
以上のように本考案に係るアンカービスは、コ
ンクリート打ち込み作業の大幅な簡易化と、施工
ンクリート打ち込み作業の大幅な簡易化と、施工
おいて効率的に固定し、かつ除去することを可能
にし、該目地棒の使用効果をより向上させるもの
である。
ンクリート打ち込み作業の大幅な簡易化と、施工
ンクリート打ち込み作業の大幅な簡易化と、施工
おいて効率的に固定し、かつ除去することを可能
にし、該目地棒の使用効果をより向上させるもの
である。
第1図は、本考案に係るアンカービスの平面
図、第2図はその側面図、第3図は他の実施例の
側面図である。第4図は、第3図の実施例のアン
カービスの使用状態を示す図、第5図は目地棒を
除去し、コンクリート内にアンカービスの残存部
が残つた状態を表わす図である。 2……溝、3,4……凹部、5……頂部、6…
…切り離し部、7……残存部、13……打継部
分。
図、第2図はその側面図、第3図は他の実施例の
側面図である。第4図は、第3図の実施例のアン
カービスの使用状態を示す図、第5図は目地棒を
除去し、コンクリート内にアンカービスの残存部
が残つた状態を表わす図である。 2……溝、3,4……凹部、5……頂部、6…
…切り離し部、7……残存部、13……打継部
分。
Claims (1)
- 合成樹脂からなる杆体1の外周面に溝2を刻設
して該杆体1をコンクリート内残存部7と切り離
し部6とに容易に分離できるようにし、また前記
残存部7には凹凸部を形成したことを特徴とする
打継用目地棒のアンカービス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10915081U JPS5815704U (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | 打継用目地棒のアンカ−ビス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10915081U JPS5815704U (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | 打継用目地棒のアンカ−ビス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5815704U JPS5815704U (ja) | 1983-01-31 |
JPS627765Y2 true JPS627765Y2 (ja) | 1987-02-23 |
Family
ID=29903528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10915081U Granted JPS5815704U (ja) | 1981-07-24 | 1981-07-24 | 打継用目地棒のアンカ−ビス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815704U (ja) |
-
1981
- 1981-07-24 JP JP10915081U patent/JPS5815704U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5815704U (ja) | 1983-01-31 |
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