JP2537419B2 - 壁体の構造およびその壁体と躯体の接合方法 - Google Patents
壁体の構造およびその壁体と躯体の接合方法Info
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- JP2537419B2 JP2537419B2 JP2007538A JP753890A JP2537419B2 JP 2537419 B2 JP2537419 B2 JP 2537419B2 JP 2007538 A JP2007538 A JP 2007538A JP 753890 A JP753890 A JP 753890A JP 2537419 B2 JP2537419 B2 JP 2537419B2
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、現場打ちコンクリートからなる躯体に接合
されて構造物の壁部を構成する壁体の構造およびその壁
体と躯体の接合方法に関する。
されて構造物の壁部を構成する壁体の構造およびその壁
体と躯体の接合方法に関する。
「従来の技術」 施工の合理化、省力化を目的としたPC複合化工法は、
現在盛んに用いられ、大いに効果を発揮している。PC化
は、床版としてはかなりのものが用いられている。この
ような床版として用いられているPC化としては、梁とPC
床版との接合面に凹凸面(コッター)を設けておき、こ
のPC床版を躯体の所定位置に配置してこれらPC床版と躯
体との接合部に現場打ちコンクリートを打設することに
よって接合を行うものであった。
現在盛んに用いられ、大いに効果を発揮している。PC化
は、床版としてはかなりのものが用いられている。この
ような床版として用いられているPC化としては、梁とPC
床版との接合面に凹凸面(コッター)を設けておき、こ
のPC床版を躯体の所定位置に配置してこれらPC床版と躯
体との接合部に現場打ちコンクリートを打設することに
よって接合を行うものであった。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、前記従来のPC化を適用した工法では、
床版と梁との接合を行うものであって、構造物の耐震壁
を目的としたものではハーフPC壁工法がある程度であっ
て、完全PC耐震壁は、在来PC構造体との接合上の問題か
らまだ完全実用の域には達していない。
床版と梁との接合を行うものであって、構造物の耐震壁
を目的としたものではハーフPC壁工法がある程度であっ
て、完全PC耐震壁は、在来PC構造体との接合上の問題か
らまだ完全実用の域には達していない。
そして、壁部の大部分を完全PC化して接合部のみハー
フPC化したいわゆるセミ完全PC壁は、型枠工事の大幅な
簡略化を実現することができるという点において、ハー
フPC壁よりも優れている。
フPC化したいわゆるセミ完全PC壁は、型枠工事の大幅な
簡略化を実現することができるという点において、ハー
フPC壁よりも優れている。
一方、PC耐震壁の考え方は、後打ちコンクリート打設
後は、壁部の躯体との一体打ち耐震壁と剛性、耐力の点
でほぼ同様と見なせることが設計上重要である。これ
は、従来工法による壁体と混用可能か否かの判断をする
うえで、是非とも確保したい条件である。
後は、壁部の躯体との一体打ち耐震壁と剛性、耐力の点
でほぼ同様と見なせることが設計上重要である。これ
は、従来工法による壁体と混用可能か否かの判断をする
うえで、是非とも確保したい条件である。
ところで、前記セミ完全PC壁工法では、壁配筋を通常
のダブル配筋とすれば片側はハーフPC壁に入り、もう一
方は完全PC小口面より突出し、後打ちコンクリートと一
体化されることになる。
のダブル配筋とすれば片側はハーフPC壁に入り、もう一
方は完全PC小口面より突出し、後打ちコンクリートと一
体化されることになる。
ここで問題となるのは完全PC小口面と後打ちコンクリ
ートとの接合面では、ダブル配筋の一方のみでの接続に
なるので、単なる鉄筋のダボ剪断耐力だけではコンクリ
ートの剪断応力を伝達しきれないことなどがある。
ートとの接合面では、ダブル配筋の一方のみでの接続に
なるので、単なる鉄筋のダボ剪断耐力だけではコンクリ
ートの剪断応力を伝達しきれないことなどがある。
もちろん、第12図および第13図に示すように、躯体1
と壁体2との接合面3に補強差し筋4を増すことも可能
だが、PC板の製作(型枠脱型)や、現場での後打ちコン
クリート打設時のコンクリートの充填性の問題が残る。
と壁体2との接合面3に補強差し筋4を増すことも可能
だが、PC板の製作(型枠脱型)や、現場での後打ちコン
クリート打設時のコンクリートの充填性の問題が残る。
また、ダボ筋のみでは、コンクリート打継面の潜在ク
ラックが最初からあるため、第14図に示すように、小さ
な応力レベルから滑り挙動を示すことになり、好ましい
ものではない。
ラックが最初からあるため、第14図に示すように、小さ
な応力レベルから滑り挙動を示すことになり、好ましい
ものではない。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであって、
地震時等に構造物にかかる外力に対して十分な耐力を有
する耐震壁をPC化して設けることのできる壁体の構造お
よびその壁体と躯体との接合構造を提供することを目的
としている。
地震時等に構造物にかかる外力に対して十分な耐力を有
する耐震壁をPC化して設けることのできる壁体の構造お
よびその壁体と躯体との接合構造を提供することを目的
としている。
「課題を解決するための手段」 本発明の壁体の構造は、現場打ちコンクリートからな
る躯体に接合されて構造物の壁部を構成するプレキャス
トコンクリート版からなる壁体の構造において、当該壁
体の周縁部にその肉厚を中央部に比して薄くしてなる薄
肉部を設けておき、該薄肉部の表面を前記躯体の表面に
密着させた形態でそれらを一体化せしめて当該壁体と躯
体とを接合するものとし、かつ、前記薄肉部の端面およ
び該薄肉部に面する壁体の端面は、前記躯体を形成する
コンクリートと当該壁体とを一体化せしめるための凹凸
面とされていることを特徴としている。
る躯体に接合されて構造物の壁部を構成するプレキャス
トコンクリート版からなる壁体の構造において、当該壁
体の周縁部にその肉厚を中央部に比して薄くしてなる薄
肉部を設けておき、該薄肉部の表面を前記躯体の表面に
密着させた形態でそれらを一体化せしめて当該壁体と躯
体とを接合するものとし、かつ、前記薄肉部の端面およ
び該薄肉部に面する壁体の端面は、前記躯体を形成する
コンクリートと当該壁体とを一体化せしめるための凹凸
面とされていることを特徴としている。
また、本発明の壁体と躯体の接合方法は、鋼材等から
なる補強材によって構造物の躯体を施工する工程と、こ
の構造物の壁部を構成するとともにこの壁体と前記躯体
との少なくとも1つの接合面における壁体端面に凹凸面
が設けられている壁体を施工する工程と、前記躯体にコ
ンクリートを打設して前記壁体と躯体を一体として接合
する工程からなることを特徴としている。
なる補強材によって構造物の躯体を施工する工程と、こ
の構造物の壁部を構成するとともにこの壁体と前記躯体
との少なくとも1つの接合面における壁体端面に凹凸面
が設けられている壁体を施工する工程と、前記躯体にコ
ンクリートを打設して前記壁体と躯体を一体として接合
する工程からなることを特徴としている。
「作用」 本発明の壁体の構造からなる壁部を有する構造物にあ
っては、壁体の周縁部の薄肉部表面を躯体表面に密着さ
せた形態、つまり薄肉部により躯体表面の一部を覆う状
態で壁体と躯体とを接合することでそれらの接合面積が
確保され、かつ、壁体に形成されている凹凸面に対して
躯体コンクリートが充填されてしまい、したがって壁体
と躯体とが確実かつ強固に一体化したものとなり、この
ため、地震等の外力によって壁部の面方向に沿って応力
が生じても、その応力を壁体の周囲の躯体に直接伝達す
ることができる。そして、壁体の凹凸面に作用する剪断
力は直接剪断力であって、この壁体自身に作用する剪断
力は45°主応力度によるものであるため壁体の耐力上も
壁体の凹凸面破壊前に壁体耐力に達するように設定可能
となる。
っては、壁体の周縁部の薄肉部表面を躯体表面に密着さ
せた形態、つまり薄肉部により躯体表面の一部を覆う状
態で壁体と躯体とを接合することでそれらの接合面積が
確保され、かつ、壁体に形成されている凹凸面に対して
躯体コンクリートが充填されてしまい、したがって壁体
と躯体とが確実かつ強固に一体化したものとなり、この
ため、地震等の外力によって壁部の面方向に沿って応力
が生じても、その応力を壁体の周囲の躯体に直接伝達す
ることができる。そして、壁体の凹凸面に作用する剪断
力は直接剪断力であって、この壁体自身に作用する剪断
力は45°主応力度によるものであるため壁体の耐力上も
壁体の凹凸面破壊前に壁体耐力に達するように設定可能
となる。
「実施例」 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第1図および第2図に示す実施例では、現場打ちコン
クリートからなる躯体10に設けられて構造物の壁部を構
成する壁体13の構造において、この壁体13と前記躯体10
との少なくとも1つの接合面15における壁体端面16に凹
凸面17が設けられている構成となっている。
クリートからなる躯体10に設けられて構造物の壁部を構
成する壁体13の構造において、この壁体13と前記躯体10
との少なくとも1つの接合面15における壁体端面16に凹
凸面17が設けられている構成となっている。
躯体10は、構造物の梁10a、柱10b等からなるものであ
る。これら梁10a、柱10bは、鉄筋等の補強材に現場打ち
コンクリートを打設して構成されたいわゆるRC梁、RC柱
である。
る。これら梁10a、柱10bは、鉄筋等の補強材に現場打ち
コンクリートを打設して構成されたいわゆるRC梁、RC柱
である。
壁体13はその大部分がPC化されたPC壁であって、その
周縁部すなわち前記梁10a及び柱10bとの接合面において
やや肉厚が薄くなるような薄肉部が形成されることによ
り、この壁体13の端面は第2図ないし第5図に示すよう
に外観L字状に形成されている。そして、第2図および
第5図に示すように、上記の薄肉部が柱10bあるいは梁1
0aの表面を覆って薄肉部の表面が柱10bや梁10aの表面に
密着する状態で、壁体13と躯体10とが接合されるように
なっている。また、薄肉部の先端面と、薄肉部の内面側
に面している壁体13の端面はそれぞれ凹凸面17とされ、
それらの凹凸面17に躯体10を形成しているコンクリート
が充填されて係合することにより、それらが確実かつ強
固に一体化されるものとなっている。さらに、この壁体
13の接合面からは、梁10a、柱10bに向かって突出した形
態で複数本のアンカー筋18…が設けられている。
周縁部すなわち前記梁10a及び柱10bとの接合面において
やや肉厚が薄くなるような薄肉部が形成されることによ
り、この壁体13の端面は第2図ないし第5図に示すよう
に外観L字状に形成されている。そして、第2図および
第5図に示すように、上記の薄肉部が柱10bあるいは梁1
0aの表面を覆って薄肉部の表面が柱10bや梁10aの表面に
密着する状態で、壁体13と躯体10とが接合されるように
なっている。また、薄肉部の先端面と、薄肉部の内面側
に面している壁体13の端面はそれぞれ凹凸面17とされ、
それらの凹凸面17に躯体10を形成しているコンクリート
が充填されて係合することにより、それらが確実かつ強
固に一体化されるものとなっている。さらに、この壁体
13の接合面からは、梁10a、柱10bに向かって突出した形
態で複数本のアンカー筋18…が設けられている。
本実施例の壁体13を用いて構造物の壁部を施工する場
合は、鋼材等からなる補強材によって構造物の躯体10を
施工し、この躯体10の所定位置に前記壁体13を配置した
後、第5図および第6図に示すように、この躯体10にコ
ンクリートを打設して前記躯体13と躯体10を一体として
接合することによって行う。なお、第5図および第6図
において、符号14は、躯体10の柱内に配筋された鉄筋を
示している。
合は、鋼材等からなる補強材によって構造物の躯体10を
施工し、この躯体10の所定位置に前記壁体13を配置した
後、第5図および第6図に示すように、この躯体10にコ
ンクリートを打設して前記躯体13と躯体10を一体として
接合することによって行う。なお、第5図および第6図
において、符号14は、躯体10の柱内に配筋された鉄筋を
示している。
このような構成からなる壁体13および躯体10の接合構
造を有する構造物に地震等の外力が作用した場合、第7
図ないし第9図に示すように伝達される。ここで、壁体
13は、前述のように、柱10bに対してアンカー筋18を介
して接合されているとともに、梁10a、柱10cに対してラ
ップジョイント19を介して連結されている。
造を有する構造物に地震等の外力が作用した場合、第7
図ないし第9図に示すように伝達される。ここで、壁体
13は、前述のように、柱10bに対してアンカー筋18を介
して接合されているとともに、梁10a、柱10cに対してラ
ップジョイント19を介して連結されている。
すなわち、躯体10のうちの梁10a、10aと壁体13との間
での伝達力は符号、で示されるように伝達され、梁
10b、柱10bと壁体13との間での伝達力は符号で示され
るように伝達される。さらに、互いに隣合う壁体13、13
の間では、伝達力は符号、に示すようにして伝達さ
れる。
での伝達力は符号、で示されるように伝達され、梁
10b、柱10bと壁体13との間での伝達力は符号で示され
るように伝達される。さらに、互いに隣合う壁体13、13
の間では、伝達力は符号、に示すようにして伝達さ
れる。
本実施例の壁体13によれば、地震等の外力によって壁
部の面方向に沿って応力が生じても、その応力を壁体13
の周囲の躯体10に直接伝達することができる。すなわ
ち、壁体13と躯体10との接合面における剛性を一体打ち
と同等とすることができる。そして、壁体13の凹凸面17
に作用する剪断力は直接剪断力であって、この壁体13自
身に作用する剪断力は45°主応力度によるものであるた
め壁体13の耐力上も壁体13の凹凸面17の破壊前に壁体耐
力に達するように設定可能となるといった優れた効果を
奏することができる。
部の面方向に沿って応力が生じても、その応力を壁体13
の周囲の躯体10に直接伝達することができる。すなわ
ち、壁体13と躯体10との接合面における剛性を一体打ち
と同等とすることができる。そして、壁体13の凹凸面17
に作用する剪断力は直接剪断力であって、この壁体13自
身に作用する剪断力は45°主応力度によるものであるた
め壁体13の耐力上も壁体13の凹凸面17の破壊前に壁体耐
力に達するように設定可能となるといった優れた効果を
奏することができる。
さらに、セミ完全PC壁を耐震壁として使用することが
できるため、壁部の大部分を完全PC化して接合部のみハ
ーフPC化することが可能となり、型枠工事の大幅な簡略
化を行うことができる。
できるため、壁部の大部分を完全PC化して接合部のみハ
ーフPC化することが可能となり、型枠工事の大幅な簡略
化を行うことができる。
なお、本発明の壁体の構造は、前記実施例のもののみ
に限られることはなく、他の変形例も可能である。たと
えば、第10図および第11図に示すように、壁体13と柱1b
との接合面における壁体13の端面をチェッカープレート
やメッシュ等を用いて不連続面20のように形成した構成
としてもよく、この場合においても、前記実施例と同様
の効果を奏することができる。
に限られることはなく、他の変形例も可能である。たと
えば、第10図および第11図に示すように、壁体13と柱1b
との接合面における壁体13の端面をチェッカープレート
やメッシュ等を用いて不連続面20のように形成した構成
としてもよく、この場合においても、前記実施例と同様
の効果を奏することができる。
「発明の効果」 本発明の壁体の構造は、現場打ちコンクリートからな
る躯体に設けられて構造物の壁部を構成するものであっ
て、壁体の周縁部に薄肉部を設けてその薄肉部の表面を
躯体の表面に密着させた形態でそれらを一体化せしめて
当該壁体と躯体とを接合するものとし、かつ、薄肉部の
端面および薄肉部に面する壁体の端面を躯体を形成する
コンクリートと当該壁体とを一体化せしめるための凹凸
面としたので、壁体と躯体が確実かつ強固に一体化さ
れ、その結果、コンクリートに生じる応力を直接コンク
リートへ伝達することを可能にし、剛性、耐力を一体打
ちと同等にすることが可能である。また、凹凸面に作用
する剪断力は直接剪断であり、耐震壁に作用する剪断力
は45°主応力度によるものであるため耐力上も凹凸面破
壊前に壁体耐力に達する設計ができるといった優れた効
果を奏することができる。
る躯体に設けられて構造物の壁部を構成するものであっ
て、壁体の周縁部に薄肉部を設けてその薄肉部の表面を
躯体の表面に密着させた形態でそれらを一体化せしめて
当該壁体と躯体とを接合するものとし、かつ、薄肉部の
端面および薄肉部に面する壁体の端面を躯体を形成する
コンクリートと当該壁体とを一体化せしめるための凹凸
面としたので、壁体と躯体が確実かつ強固に一体化さ
れ、その結果、コンクリートに生じる応力を直接コンク
リートへ伝達することを可能にし、剛性、耐力を一体打
ちと同等にすることが可能である。また、凹凸面に作用
する剪断力は直接剪断であり、耐震壁に作用する剪断力
は45°主応力度によるものであるため耐力上も凹凸面破
壊前に壁体耐力に達する設計ができるといった優れた効
果を奏することができる。
さらに、壁部の大部分を完全PC化して接合部のみハー
フPC化したいわゆるセミ完全PC壁を耐震壁として使用す
ることができるため、型枠工事の大幅な簡略化を行うこ
とができる。
フPC化したいわゆるセミ完全PC壁を耐震壁として使用す
ることができるため、型枠工事の大幅な簡略化を行うこ
とができる。
また、本発明の壁体と躯体の接合方法は、鋼材等から
なる補強材によって構造物の躯体を施工する工程と、こ
の構造物の壁部を構成するとともにこの壁体と前記躯体
との少なくとも1つの接合面における壁体端面に凹凸面
が設けられている壁体を施工する工程と、前記躯体にコ
ンクリートを打設して前記壁体と躯体を一体として接合
する工程からなることとしたので、PC化した壁体と現場
打ちコンクリートによって構成された躯体との接合作業
を容易に行うとともに、壁体と躯体との間で滑りを生じ
ることのない壁体と躯体の接合作業を行うことができる
といった優れた効果を奏することができる。
なる補強材によって構造物の躯体を施工する工程と、こ
の構造物の壁部を構成するとともにこの壁体と前記躯体
との少なくとも1つの接合面における壁体端面に凹凸面
が設けられている壁体を施工する工程と、前記躯体にコ
ンクリートを打設して前記壁体と躯体を一体として接合
する工程からなることとしたので、PC化した壁体と現場
打ちコンクリートによって構成された躯体との接合作業
を容易に行うとともに、壁体と躯体との間で滑りを生じ
ることのない壁体と躯体の接合作業を行うことができる
といった優れた効果を奏することができる。
第1図ないし第9図は本発明の第1の実施例を示す図で
あって、第1図は壁体の正面図、第2図は壁体と柱の断
面平面図、第3図は壁体の接合面の断面平面図、第4図
は壁体の接合面の斜視図、第5図は壁体と躯体の接合状
態を示す断面平面図、第6図は第5図における断面平面
図、第7図ないし第9図は壁体と躯体における外力の伝
達状態を示す状態図、第10図および第11図は本発明の壁
体の第2の実施例を示す図であって、第10図は壁体の接
合面の断面平面図、第11図は壁体の接合面の斜視図、第
12図ないし第14図は壁体と躯体の接合状態の一従来例を
示す図である。 10……躯体、13……壁体、17……凹凸面、20……不連続
面。
あって、第1図は壁体の正面図、第2図は壁体と柱の断
面平面図、第3図は壁体の接合面の断面平面図、第4図
は壁体の接合面の斜視図、第5図は壁体と躯体の接合状
態を示す断面平面図、第6図は第5図における断面平面
図、第7図ないし第9図は壁体と躯体における外力の伝
達状態を示す状態図、第10図および第11図は本発明の壁
体の第2の実施例を示す図であって、第10図は壁体の接
合面の断面平面図、第11図は壁体の接合面の斜視図、第
12図ないし第14図は壁体と躯体の接合状態の一従来例を
示す図である。 10……躯体、13……壁体、17……凹凸面、20……不連続
面。
フロントページの続き (72)発明者 福士 昭治 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 中澤 春生 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 坂口 昇 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 香田 伸次 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 羽切 道雄 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 小関 三郎 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (72)発明者 馬詰 晴比古 東京都中央区京橋2丁目16番1号 清水 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−156647(JP,A) 特開 昭54−121508(JP,A) 実開 昭57−82509(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】現場打ちコンクリートからなる躯体に接合
されて構造物の壁部を構成するプレキャストコンクリー
ト版からなる壁体の構造において、当該壁体の周縁部に
その肉厚を中央部に比して薄くしてなる薄肉部を設けて
おき、該薄肉部の表面を前記躯体の表面に密着させた形
態でそれらを一体化せしめて当該壁体と躯体とを接合す
るものとし、かつ、前記薄肉部の端面および該薄肉部に
面する壁体の端面は、前記躯体を形成するコンクリート
と当該壁体とを一体化せしめるための凹凸面とされてい
ることを特徴とする壁体の構造。 - 【請求項2】鋼材等からなる補強材によって構造物の躯
体を施工する工程と、この構造物の壁部を構成する前記
請求項1記載の壁体を施工する工程と、前記躯体にコン
クリートを打設して前記壁体と躯体を一体として接合す
る工程からなることを特徴とする壁体と躯体の接合方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007538A JP2537419B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 壁体の構造およびその壁体と躯体の接合方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007538A JP2537419B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 壁体の構造およびその壁体と躯体の接合方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03212543A JPH03212543A (ja) | 1991-09-18 |
| JP2537419B2 true JP2537419B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=11668568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007538A Expired - Lifetime JP2537419B2 (ja) | 1990-01-17 | 1990-01-17 | 壁体の構造およびその壁体と躯体の接合方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2537419B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54121508A (en) * | 1978-03-15 | 1979-09-20 | Takenaka Komuten Co | Precast reinforced concrete board for earthquakeeproof wall |
| JPS5782509U (ja) * | 1980-11-10 | 1982-05-21 | ||
| JPS58156647A (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-17 | 大成建設株式会社 | 鉄筋コンクリート建築物の耐震壁構築工法およびこれに使用する凹凸成形用金型 |
-
1990
- 1990-01-17 JP JP2007538A patent/JP2537419B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03212543A (ja) | 1991-09-18 |
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