JPS627345A - 多層シ−トコイルの製造法 - Google Patents
多層シ−トコイルの製造法Info
- Publication number
- JPS627345A JPS627345A JP14458885A JP14458885A JPS627345A JP S627345 A JPS627345 A JP S627345A JP 14458885 A JP14458885 A JP 14458885A JP 14458885 A JP14458885 A JP 14458885A JP S627345 A JPS627345 A JP S627345A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper foil
- coil
- pattern
- sides
- cross
- Prior art date
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- Pending
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- Windings For Motors And Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明はエツチングを利用した多層シートコイルの製
造法に関するものである。
造法に関するものである。
従来の多層シートコイルは次の手順で製造されていた。
すなわち、第1図のように、まず、2枚の銅箔1,1を
接着剤付絶縁フィルム2の表裏に接着して積層し、つい
で積層した銅箔1.1の外表面に、感光性樹脂をラミネ
ートした後、この感光性樹脂にコイルパターンを焼付け
、しかる後。
接着剤付絶縁フィルム2の表裏に接着して積層し、つい
で積層した銅箔1.1の外表面に、感光性樹脂をラミネ
ートした後、この感光性樹脂にコイルパターンを焼付け
、しかる後。
これを現像処理して第2図のようにコイルパターン焼付
パターン3.3を残し、次いで第3図のように、化学エ
ツチングを行なって、絶縁フィルム2上に銅箔コイル4
,4を形成し、不要なパターン3,3を第4図のように
除去するという手順で製造されていた。
パターン3.3を残し、次いで第3図のように、化学エ
ツチングを行なって、絶縁フィルム2上に銅箔コイル4
,4を形成し、不要なパターン3,3を第4図のように
除去するという手順で製造されていた。
しかし、この製造法においては、絶縁フィルム2を介し
て積層した2枚の銅箔1,1を各外表面側からエツチン
グするので、2枚の銅箔1,1は片側からのみしかエツ
チングされなかった。つまり、第3図のように、焼付パ
ターン3,3の隙間g側から矢符方向へ徐々にエツチン
グがくさび形に進み、これが絶縁フィルム2に至ったと
きには、すでに焼付パターン3,3側が幅広く(銅箔1
.1の厚さtの約繕くらいまで)エツチングされ、得ら
れる銅箔コイル4,4の断面が三角形に近い台形になっ
てしまった。これを定量的にみれば、銅箔コイル4.4
の下底側は焼付パターン3.3の幅W相当であるが、上
底側はその約届程度と可成り幅狭くなった。このため、
銅箔コイル4.4の断面積が小さくなり、したがって最
大電流値を一定以上大きくできないので、高効率のモー
タが得られないという問題があった。
て積層した2枚の銅箔1,1を各外表面側からエツチン
グするので、2枚の銅箔1,1は片側からのみしかエツ
チングされなかった。つまり、第3図のように、焼付パ
ターン3,3の隙間g側から矢符方向へ徐々にエツチン
グがくさび形に進み、これが絶縁フィルム2に至ったと
きには、すでに焼付パターン3,3側が幅広く(銅箔1
.1の厚さtの約繕くらいまで)エツチングされ、得ら
れる銅箔コイル4,4の断面が三角形に近い台形になっ
てしまった。これを定量的にみれば、銅箔コイル4.4
の下底側は焼付パターン3.3の幅W相当であるが、上
底側はその約届程度と可成り幅狭くなった。このため、
銅箔コイル4.4の断面積が小さくなり、したがって最
大電流値を一定以上大きくできないので、高効率のモー
タが得られないという問題があった。
この発明は、このような従来の問題点を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、銅箔コイル
の断面積を大きくして、その最大電流値を大きくするこ
とができ、したがって、モータの高効率化を図れる多層
シートコイルの製造法を提供するにある。
なされたもので、その目的とするところは、銅箔コイル
の断面積を大きくして、その最大電流値を大きくするこ
とができ、したがって、モータの高効率化を図れる多層
シートコイルの製造法を提供するにある。
以下、この発明の実施例を第5〜11図によって説明す
る。第1〜4図と同一ないし相当部分には、同符号が付
しである。
る。第1〜4図と同一ないし相当部分には、同符号が付
しである。
この実施例の製造法は、銅箔lの表裏に感光性樹脂をラ
ミネートし、これにうす巻き状のコイルパターンを焼付
け、このコイルパターンを焼付けた銅箔1を、現像処理
して焼付パターン3,3を残す第1工程と、この銅箔1
を第6図のように、表裏同時に化学エツチングし、しか
る後、前記焼付焼付パターン3.3を除去して、第7図
のように、銅箔コイル4を形成する第2工程と、この銅
箔コイル4を第8図のように、1枚の接着剤付絶縁フィ
ルム2の表裏に1枚ずつ接着して積層する第3工程とを
有するものである。
ミネートし、これにうす巻き状のコイルパターンを焼付
け、このコイルパターンを焼付けた銅箔1を、現像処理
して焼付パターン3,3を残す第1工程と、この銅箔1
を第6図のように、表裏同時に化学エツチングし、しか
る後、前記焼付焼付パターン3.3を除去して、第7図
のように、銅箔コイル4を形成する第2工程と、この銅
箔コイル4を第8図のように、1枚の接着剤付絶縁フィ
ルム2の表裏に1枚ずつ接着して積層する第3工程とを
有するものである。
第1工程における焼付パターン3は、第9図のように、
銅箔lをその表側から透視したとき、表裏とも同一方向
、同一形状のうす巻きとなるように形成する。第10図
は、第3工程において、絶縁フィルム2の表裏にそれぞ
れ接着する銅箔コイル4,4の向きを示したものである
。
銅箔lをその表側から透視したとき、表裏とも同一方向
、同一形状のうす巻きとなるように形成する。第10図
は、第3工程において、絶縁フィルム2の表裏にそれぞ
れ接着する銅箔コイル4,4の向きを示したものである
。
このように、この実施例においては、銅箔1の表裏を同
時に化学エツチングするので、銅箔1は、第6図のよう
に、その両面に形成した焼付パターン3,3の隙間g、
g部分から矢符方向へ同時にくさび形にエツチングされ
る。このため、両方向からのエツチングの出合い部分の
銅箔コイル4.4の隙間g1が焼付パターン3,3の隙
間gと同じになるまでのエッチ量は、従来の片側からエ
ツチングする場合のそれと比べた場合、局で済む、そし
て、得られる銅箔コイル4,4の断面も、その厚さ方向
中間部において焼付パターン3.3と同じ幅Wで、その
コイルパターン3.3側に向けて漸次幅狭くなった亀甲
形になる。
時に化学エツチングするので、銅箔1は、第6図のよう
に、その両面に形成した焼付パターン3,3の隙間g、
g部分から矢符方向へ同時にくさび形にエツチングされ
る。このため、両方向からのエツチングの出合い部分の
銅箔コイル4.4の隙間g1が焼付パターン3,3の隙
間gと同じになるまでのエッチ量は、従来の片側からエ
ツチングする場合のそれと比べた場合、局で済む、そし
て、得られる銅箔コイル4,4の断面も、その厚さ方向
中間部において焼付パターン3.3と同じ幅Wで、その
コイルパターン3.3側に向けて漸次幅狭くなった亀甲
形になる。
第11図は、この銅箔コイル4,4の断面積を従来のそ
れと比較して示したもので、従来の銅箔コイル4の断面
形状は実線で示す実施例のそれとオーバーラツプさせて
破線で示しである。
れと比較して示したもので、従来の銅箔コイル4の断面
形状は実線で示す実施例のそれとオーバーラツプさせて
破線で示しである。
図から明らかなように、ハツチングで示す部分Hだけ、
率にして少なくとも2割は、実施例の銅箔コイル4の断
面積の方が大きくなる。したがって、この実施例によれ
ば、銅箔コイル4の最大電流値を少なくとも2割改善す
ることが可能となる。
率にして少なくとも2割は、実施例の銅箔コイル4の断
面積の方が大きくなる。したがって、この実施例によれ
ば、銅箔コイル4の最大電流値を少なくとも2割改善す
ることが可能となる。
以上説明したように、この発明によれば、銅箔の表裏両
面にコイルパターンを形成したものをエツチングする構
成としたから、銅箔コイルの断面積を大きくして、その
最大電流値を大きくすることができ、したがって、モー
タの高効率化を図れるシートコイルが得ることができる
。
面にコイルパターンを形成したものをエツチングする構
成としたから、銅箔コイルの断面積を大きくして、その
最大電流値を大きくすることができ、したがって、モー
タの高効率化を図れるシートコイルが得ることができる
。
第1〜4図は従来の多層シートコイルの製造法における
工程を模式的に示した図、第5〜8図はこの発明の実施
例における工程を同じく模式的に示した図、第9図は実
施例におけるコイルパターンの作り方を示す平面図、第
10図は銅箔コイルの積層の仕方を示す斜視図、第11
図は実施例における銅箔コイルの断面を従来のシートコ
イルの製造法によって得られる銅箔コイルのそれと模式
的に比較した示した図である。 図中、1は銅箔、2は接着剤付絶縁フィルム、3はコイ
ルパターン、4は銅箔コイル、g、glは隙間である。 第9図
工程を模式的に示した図、第5〜8図はこの発明の実施
例における工程を同じく模式的に示した図、第9図は実
施例におけるコイルパターンの作り方を示す平面図、第
10図は銅箔コイルの積層の仕方を示す斜視図、第11
図は実施例における銅箔コイルの断面を従来のシートコ
イルの製造法によって得られる銅箔コイルのそれと模式
的に比較した示した図である。 図中、1は銅箔、2は接着剤付絶縁フィルム、3はコイ
ルパターン、4は銅箔コイル、g、glは隙間である。 第9図
Claims (1)
- 銅箔の表裏にフォトプロセスを用いて感光性樹脂でコイ
ルパターンを形成する工程と、コイルパターンを形成し
た銅箔をその表裏において同時にエッチングして銅箔コ
イルを形成する工程と、得られた銅箔コイルの複数枚を
絶縁フィルムを介して積層接着する工程とを有する多層
シートコイルの製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14458885A JPS627345A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 多層シ−トコイルの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14458885A JPS627345A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 多層シ−トコイルの製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS627345A true JPS627345A (ja) | 1987-01-14 |
Family
ID=15365581
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14458885A Pending JPS627345A (ja) | 1985-07-03 | 1985-07-03 | 多層シ−トコイルの製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS627345A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1169684A (ja) * | 1997-08-14 | 1999-03-09 | Asahi Chem Ind Co Ltd | アクチュエータ用プリントコイル |
JP5981680B1 (ja) * | 2015-11-13 | 2016-08-31 | 株式会社 五十嵐電機製作所 | シートコイルの製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58151839A (ja) * | 1982-03-04 | 1983-09-09 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 薄型化コイルの製造方法 |
-
1985
- 1985-07-03 JP JP14458885A patent/JPS627345A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58151839A (ja) * | 1982-03-04 | 1983-09-09 | Sankyo Seiki Mfg Co Ltd | 薄型化コイルの製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1169684A (ja) * | 1997-08-14 | 1999-03-09 | Asahi Chem Ind Co Ltd | アクチュエータ用プリントコイル |
JP5981680B1 (ja) * | 2015-11-13 | 2016-08-31 | 株式会社 五十嵐電機製作所 | シートコイルの製造方法 |
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