JPS627256A - 送信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、原稿上の情報などを読み取って送信を行う送
信装置に関するものである。

従来の技術 従来の送信装置は１例えば第８図のようになっていた（
例えば、安田端彦「新版ファクシミリの基礎と応用」、
電子通信学会、Ｐ　２９０）。

以下、この従来例について説明する。第８図において、
１１．１２．１３．１４は搬送ローうである。原稿１５
はこれらの搬送ローラ１１．１２と１３．１４によって
挟まれており、これらの搬送ローラが回転することによ
りＥ方向へ副走査送りされる。１６は照明用の蛍光燈で
あり、この蛍光燈Ｉ６からの光は原稿１５の面で反射し
、この原稿１５からの反射光はレンズ１７を通して読み
取りセンサ１８へ導かれている。

読み取りセンサ１８は原稿１５からの反射光の強弱によ
り原稿の白黒の判定を行う。読み取りセンサ１８により
読み取りが行われる度に搬送ローラ１１．１２゜１３、
１４によって原稿１５が所定量副走査送りされる。

このような動作によって読み取りが行われる。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の装置においては、原稿上に記録された
情報のみを読み取って送信するものであり、このため、
送信者の名前や電話番号等の定型のデータを送信させる
際には、いちいち原稿にそれらの情報を書き込んだ上で
この原稿を読み取らせて送信させなければならず、手間
がかかり操作性が良くないものであった。また、近年、
それらの情報をあらかじめ入力部から入力しこれらのデ
ータをメモリに蓄えておき、送信時に自動的にこれらの
データを送信させるような装置もあるが、装置が高価と
なる上に操作性が悪いものであり、また、入力できるデ
ータの量が限られる上に図形などのデータは入力してお
くことができなかった。

そこで、本発明は簡単な方法によりこれらの定型のデー
タを送信時に自動的に送信させる安価で操作性のよい送
信装置を提供することを目的としている。

間層を解決するための手段 本発明は上記の問題点を解決するために、送信時に原稿
を載置する原稿台を設け、この原稿台の上に送信者の名
前や電話番号等の定型データ等の情報をあらかじめ記録
しておき、送信時には原稿を載置する面とは反対の面か
ら原稿に記録された情報と原稿台に記録された情報を重
ねあわせて読み取り、この読み取ったデータを送信させ
るように構成したものである。

また、この原稿台に記録された情報の部分を送信させる
かどうか選択可能なように切り換えができるようにし、
不必要なときには送信させないことも可能に構成したも
のである。

作用 本発明は上記のような構成により、原稿１に記録された
情報と原稿台に記録された情報を一つの読み取りセンサ
によって重ねあわせて読み取ることができる。このため
、定型の情報等を原稿台に記録しておけば、これらの情
報を原稿送信の度に原稿に記入する必要がなく安価で操
作性のよい送信装置を供給できるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。

第１図は本発明の一実施例の装置の主要部の斜視図であ
り、第２図は同装置の主要部の側面図、第３図は同装置
の外観図である。第１図〜第３図において、１は原稿台
であり、この原稿台１の中央部１ａはガラス、アクリル
樹脂等の透明な材料によって構成されており、この透明
な中央部１ａに原稿２が裏向きに載せられる。また、こ
の原稿台１の中央部１ａの少なくとも一部には、予め文
字、図形等の情報が記録されている。この情報は、たと
えば第４図に示すように送信する操作者の住所、電話番
号、名前等や、会社のマーク等のような図形や１便箋等
によく見られるような下地になる模様等や１表の枠等で
あり、原稿を載せる面の反対側から見て正常に読める向
きに記録されている。また、これらの情報が記録されて
いる部分の原稿を載せる側の面には必要に応じて白色等
の光を反射する塗料等が塗られている。また、この原稿
台１の中央部１ａは取り替え可能になっており。

必要に応じて情報を変えることができる。

第１図において、原稿台１は図示しないガイドによって
入方向とＢ方向に移動自在に案内されており、ローラ３
，４にはさまれて図示しないモータによってローラ３が
駆動されることにより副走査駆動される。５はキャリッ
ジであり、ガイドシャフト６．７によってＣ方向とＤ方
向に往復動自在に案内され、図示しないモータによって
駆動される。このキャリッジ５の上部には第２図に示す
ように、照明用のＬＥＤ８．レンズ９．読み取りセンサ
１０が載置されており、これらは原稿台１の原稿を載せ
る側の面と反対側の面に対向するように配置されている
。また、原稿台１をはさんで読み取りセンサ１０が主走
査する部分と対向した所には表面が白い反射板１１が設
けられている。この白い反射板１１は、原稿台１上に黒
色等の光の反射率の小さい色により情報が書き込まれて
いるときに、情報が書かれた部分と書かれていない部分
での光の反射率を異ならせるためである。すなわち、Ｌ
ＥＤ８により光が当てられたときに情報が書き込まれた
ところは光の反射率が小さく、書かれていないところは
光が反射板１１によって反射されるため反射率が大きい
。また、反射板１１の代りに原稿台１の上部に白いカバ
ーを設け、原稿２をこのカバーと原稿台の間にはさんで
送るようにしてもよい。この場合にも、上記と同様にし
て情報が書かれた部分だけ反射率が異なる。

以上のような構成により、原稿台１に載せられた原稿お
よび原稿台１上に記録された情報をＬＥＤ８で照明し、
原稿２の原稿面、原稿台１上に記入された情報により反
射した光をレンズ９により読み取りセンサ１０に導いて
、この反射光の強弱により原稿の白黒が判定される。こ
のとき、原稿面上の情報と原稿台上に記録された情報は
重ねられて読み取られる。この読み取りセンサ１０によ
り読み取った信号は送信部に送られて送信用のデータに
変換されて送信される。

次に、このように構成された送信装置の動作について説
明する。送信時には、原稿台１は第３図に示すように中
央部１ａが装置の外に引き出される。ここで、原稿２は
原稿台１上に原稿面が下向きになるように置かれる。こ
のときに、原稿台１に記録されている情報が上側すなわ
ち操作者側から見て第５図に示すような情報であった場
合、読み取すセンサ１０側から見た情報は第４図に示す
ように上から見たときと左右反対の像になっている。

原稿台１に記録されている情報は読み取りセンサ１０側
から見て正常な像となるようになっている。

原稿２に記録された情報が第６図に示されるような情報
であり、原稿台１に記録されている情報が読み取りセン
サ側から見て第４図に示されるような情報である場合、
読み取りセンサ１０から見た情報は両者が重ねあわされ
た第７図のようになる。

したがって、この重ねあわされた情報が読み取られる。

ただし、このときに原稿台１に記録された部分の上に白
色等の塗料が塗られている場合には、その塗料が塗られ
ている部分は原稿２が重ねあわされたときに原稿２の情
報は読み取りセンサ１０側から見ると見えないものであ
り、その部分に関しては読み取ら′れないものである。

図示しない送信ボタンが押されると図示しないモータの
動力によりローラ３が駆動されて、原稿台１は図示のＡ
方向に移動して装置の内部に引き込まれる。原稿台１が
装置の内部に引き込まれた状態においては原稿台１の中
央部１ａの上端が、読み取りセンサ１０と対向している
。この後、読み取り動作が開始されると、キャリッジ５
は第１図に示すＣ方向に移動して、読み取りセンサ１０
が原稿の右端と対向する位置まで来る。次に、キャリッ
ジ５はＤ方向へ移動を開始する。このとき、ＬＥＤ８に
よって原稿面と原稿台１上に記録されている情報を照明
するとともにこの原稿面からの反射光をレンズ９により
読み取りセンサ１０に導く。読み取りセンサ１０はこの
反射光の強弱によって原稿２および原稿台１上の情報の
白黒に応じた信号を発生する。この信号の発生は、図示
しないキャリッジ駆動用のモータに取り付けられたエン
コーダ等の手段によってキャリッジ５の移動に応じた所
定のタイミングで行われる。このキャリッジ５の移動に
より読み取りセンサ１０の幅で主走査が行われ、読み取
りセンサ１０で発生した信号は送信部で処理された後に
送信される。キャリッジ５が原稿の左端まで来ると、−
回分の主走査が終了し、キャリッジ５は再び原稿の右端
まで移動される。次に、原稿台１とともに原稿２もＢ方
向へ副走査駆動されて次に読むべき原稿の箇所が読み取
りセンサ１０に対向する位置まで移動される。この後、
同様にして原稿の主走査と副走査が繰り返されることに
より読み取りが行われ、原稿台１が所定量移動するまで
送信が行われる。送信動作が終了すると、原稿台１は送
信開始時と同様に装置の外側に大部分が排出され、操作
者は原稿台１上の原稿２を取り去ることができる。この
後、原稿台収納ボタンが押されると原稿台１は装置内部
の所定位置まで移動して収納される。

上記の場合、原稿台１上の情報と原稿上の情報を重ねあ
わせて送信しているが、原稿台上の情報だけを送信する
こともできる。この場合には、原稿を原稿台ｌ上に載せ
ない状態で送信させればよ％Ｎ。

また、情報は原稿台の端に記録しておき、切り換えスイ
ッチによってその原稿台に記録されている部分を読むか
読まないか選択可能なようにすることも可能である。こ
の場合、原稿台に記録されている情報を送信させたくな
いとき、たとえば、原稿台に名前などが記入されており
、それ以外の人が原稿を送信させたいときなどに、切り
換えスイッチを操作すれば原稿の情報だけを送信するこ
とができる。このとき、原稿台に記録されている部分は
とばして副走査させることにより、この部分の情報は読
まずに送信できるものである。

このようにして、原稿台１に記録されている情報と原稿
２に記録されている情報を重ねあわせて送信することが
できるものであり、このため、たとえば送信者の住所、
氏名、電話番号等変化しないような情報を予め原稿台に
記録しておけば、原稿を送信するときにいちいち原稿に
記入しなくてもよい。

発明の効果 以上のように本発明は原稿台に載置した原稿とともに原
稿台の原稿載置面に記入された情報を送信でき、定型の
情報等を予め原稿台に記録しておけば原稿送信時にそれ
らの情報をその都度原稿に記入する必要がなく、操作性
のよい装置を供給できるものである。また、原稿台に記
録された情報は送信しないで原稿の情報のみ送信するよ
うなことも可能であり、一層操作性のよいものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の送信装置の要部斜視図、第
２図は同装置の要部側面図、第３図は同装置の外観図、
第４図は原稿台を裏面から見た図、第５図は原稿台を表
面から見た図、第６図は原稿を示す図、第７図は原稿を
載せた原稿台を裏面から見た図、第８図は従来の送信装
置の側面図である。 １・・・原稿台、２・・・原稿、５・・・キャリッジ、
８・・・ＬＥＤ、９・・・レンズ、１０・・・読み取り
センサ代理人　　　森　　本　　義　　弘 第１図 ／−一一原稿会 ２−・−＃塙 ５−一一人マリリゾ ３・−ＬＥＤ ｆ−、、Ｌ　〉ス゛ ｌり・・−諸み取すｔ；ヅ 第２図 第Ｊ図 第４図 第５図 第６図 第７図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、少なくとも一部に情報が記録されるとともに原稿を
   載置可能な原稿台と、この原稿台の原稿載置面とは反対
   の面から読み取りを行う読み取りセンサとを備え、前記
   読み取りセンサにより原稿面の情報と原稿台に記録され
   た情報を同時に読み取って送信するようにした送信装置
   。 ２、原稿台上に記録された情報の少なくとも一部を送信
   しないように切り換えることが可能なように構成したこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の送信装置
   。