JPS627161Y2 - - Google Patents

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JPS627161Y2
JPS627161Y2 JP11134182U JP11134182U JPS627161Y2 JP S627161 Y2 JPS627161 Y2 JP S627161Y2 JP 11134182 U JP11134182 U JP 11134182U JP 11134182 U JP11134182 U JP 11134182U JP S627161 Y2 JPS627161 Y2 JP S627161Y2
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JP
Japan
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threaded
threaded rod
rotating shaft
fixed
feed piece
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JP11134182U
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JPS5915355U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、着座者の腰部中腰椎の最適個所を押
圧するために、バツクシートに内蔵されたランバ
ーサポート装置に関するものである。
従来のこの種ランバーサポート装置としては、
種々の構造のものが開発され、例えば、バツクシ
ート(背もたれ部)の表皮部材の内部に凹所を形
成し、この凹所にサポート部材を収納し、このサ
ポート部材に隣接する回転軸をバツクシートの左
右方向に挿通し、この回転軸にカム板を偏心させ
て取付け、回転軸を回転させるとカム板によつて
サポート部材がバツクシート表面から突出するよ
うにしたもの等が知られている。このようなラン
バーサポート装置やその他各種従来装置では、バ
ツクシート表面からの突出量、換言するとサポー
ト部材の前進量の調節はできても、上下方向の調
節は不可能であつた。すなわち、バツクシートの
表面中サポート部材が突出してくる位置は不変で
あり、そのため体型の異なる着座者の場合サポー
ト部材の突出位置が変化しないと、或る人にとつ
ては腰椎の最適個所が押圧されるが、他の人にと
つては不適当な個所が押圧されるという不都合が
あつた。
本考案は、上記事情に鑑みて考案されたもので
あり、サポート部材の突出位置の高さを変化させ
ることにより、着座者の体型が異なり、腰椎の位
置を異なつても、腰椎の最適個所をサポート部材
で押圧することのできるランバーサポート装置を
提供することを目的とするものである。
以下に本考案の好適な実施例につき図面を参照
しながら説明する。
第1図において、バツクシート(背もたれ部)
の骨格を構成する矩形状のフレーム1の略中央に
上下方向に亘つて第1・第2ねじ棒2・3が回転
可能に取付けられている。この第1ねじ棒2のね
じ部21に第1送り駒4が螺合されるとともに、
第2ねじ棒3のねじ部31に第2送り駒5が螺合
されている。これら第1・第2送り駒4・5は、
第1・第2ねじ棒2・3の回転によりそれぞれ第
1・第2ねじ棒2・3の軸線方向に沿つて昇降す
る。また、第1送り駒4は、サポート部材6の下
方に固着され、第2送り駒5は、サポート部材6
の上方に固着されている。このサポート部材6
は、可撓性を有する本体部61と、本体部61の
上下端縁を折り曲げた取付部62・62とから構
成され、全体が合成樹脂材料から成形されてい
る。サポート部材6の取付部62・62に前記第
1・第2送り駒4・5が固着され、第1・第2送
り駒4・5が互いに近づく方向に移動すると本体
部61の中央部が前方へ突出する。なお、サポー
ト部材6としては、合成樹脂材料から成るプレー
ト状のものに限定されるものではなく、例えば2
本の棒を平行に配置し、これらの間に複数本のS
バネを取付けたものをサポート部材6とし、Sバ
ネをたわませてバツクシート表面を突出させるよ
うにすることもできる。
前記第1・第2ねじ棒2・3を回転させる手段
として、フレーム1に回転操作機構7が設けられ
ている。第1図及び第2図に示す回転操作機構7
は一例であり、最も簡易な手段としては、第1・
第2ねじ棒2・3の第1図中の上端にノブ(図示
せず)をそれぞれ固着するだけであつても良い。
この実施例に示す回転操作機構7は、第1・第2
ねじ棒2・3の一端に固着された第1・第2被駆
動部材8・9と、バツクシートのフレーム1の左
右方向に回転可能に取付けられた第1・第2回転
軸10・11と、第1回転軸10に固着され第1
被駆動部材8に係合し第1ねじ棒2を回転させる
第1駆動部材12と、第2回転軸11に固着され
第2被駆動部材9に係合し第2ねじ棒3を回転さ
せる第2駆動部材13とから構成されている。第
1(第2)被駆動部材8,9と第1(第2)駆動
部材12,13とは、この実施例ではかさ歯車の
組合わせとしたが、ウオームとウオームホイール
の組合わせ、ラツクとピニオンの組合わせ等各種
公知手段の採用が可能であることは言うまでもな
い。
また、この実施例における第1・第2回転軸1
0・11は、一方がパイプ状に形成され、他方が
このパイプ内に挿入され、両軸が同軸的に配設さ
れている。そして、フレーム1の側面から突出す
る第1・第2回転軸10・11の各一端にノブ1
4,15が固着されている。
なお、第1・第2ねじ棒2・3の各ねじ部2
1・23は、互いに逆方向となるように刻設され
ている。したがつて、第1ねじ棒2を矢印A方向
へ回転せると第1送り駒4は下降し、矢印B方向
へ回転させると第1送り駒4は上昇する。第2ね
じ棒3を矢印C方向へ回転させると第2送り駒5
は上昇し、矢印D方向へ回転させると第2送り駒
5は下降する。第1・第2ねじ棒2・3を矢印
B・D方向へ回転させると第1・第2送り駒4・
5は、互いに近づく方向に移動してサポート部材
6の本体部61をたわませその中心部を前進さ
せ、バツクシートの表皮を突出させる。
次いで、本考案実施例の作動を第3図aないし
dを参照しながら説明する。
第3図aは、所謂ニユートラルの位置にサポー
ト部材6があり、この位置から第1・第2ねじ棒
2・3を同一回転数回転させ(ねじ部21・31
のピツチは同一とする)、第1・第2送り駒4・
5を同一距離移動させ(互いに近づく方向)る
と、第3図bに示すようにサポート部材6がたわ
んで前進し、その結果バツクシートの表皮16の
所定個所が突出する。或る人にとつては、この第
3図bに示す表皮16の突出個所が丁度腰椎にぶ
つかり、最適位置となる。ところが、他の人にと
つては第3図bの突出個所では低いか高い場合が
生ずる。そのときは、第1・第2送り駒4・5を
ともに上昇させた後に互いに近づく方向へ移動す
れば第3図cに示す如く高い位置で表皮16が突
出し、あるいは第1・第2送り駒4・5をともに
下降させた後に互いに近づく方向へ移動すれば第
3図dに示す如く低い位置で表皮16が突出する
こととなる。
以上説明したように、本考案によれば、バツク
シートのフレームの上下方向に第1・第2ねじ棒
が回転可能に取付けられ、第1ねじ棒のねじ部に
第1送り駒が螺合されるとともに、第2ねじ棒の
ねじ部に第2送り駒が螺合され、第1・第2送り
駒が可撓性を有するサポート部材の上下にそれぞ
れ固着され、第1・第2ねじ棒を選択的に又は同
時に回転させる回転操作機構が設けられているの
で、第1・第2送り駒の第1・第2ねじ棒上の位
置を自由に変えることができ、その結果サポート
部材の突出する高さを自由に調節することができ
る。したがつて、体型の違いによる腰椎の高さの
違いに応じてバツクシート表皮の突出個所を変
え、着座者の腰部最適個所を押圧することができ
る。
また、第1・第2ねじ棒の一端に固着された第
1・第2被駆動部材と、バツクシートのフレーム
の左右方向に回転可能に取付けられた第1・第2
回転軸と、第1回転軸に固着され第1被駆動部材
に係合し第1ねじ棒を回転させる第1駆動部材
と、第2回転軸に固着され第2被駆動部材に係合
し第2ねじ棒を回転させる第2駆動部材とから回
転操作機構を構成したものにおいては、フレーム
の側面からの回転操作で、かつ軽い力で第1・第
2ねじ棒を簡単に回転させることができるととも
に、フレームにバネを張設する際に邪摩になるこ
ともない。特に、第1・第2回転軸を同軸的に配
設したものにあつては、回転操作機構がコンパク
トにまとまる。さらに、第1・第2ねじ棒のねじ
部を互いに逆方向となるように刻設したものにお
いては、同一方向への回転操作で第1・第2送り
駒を互いに近づけ、あるいは遠ざけることがで
き、回転操作のための2つのノブを密接して設け
ておけば同時に2つのノブを操作することがで
き、操作性に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に好適な実施例を示す斜視図、
第2図は第1図X−X′線断面図、第3図aない
しbは作動状態を示す側断面図である。 1……フレーム、2……第1ねじ棒、3……第
2ねじ棒、4……第1送り駒、5……第2送り
駒、6……サポート部材、7……回転操作機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 バツクシートのフレームの上下方向に第1・
    第2ねじ棒が回転可能に取付けられ、 第1ねじ棒のねじ部に第1送り駒が螺合され
    るとともに、第2ねじ棒のねじ部に第2送り駒
    が螺合され、 第1・第2送り駒が可撓性を有するサポート
    部材の上下にそれぞれ固着され、 第1・第2ねじ棒を選択的に又は同時に回転
    される回転操作機構が設けられたことを特徴と
    するランバーサポート装置。 2 前記回転操作機構は、 (イ) 第1・第2ねじ棒の一端に固着された第
    1・第2被駆動部材と、 (ロ) バツクシートのフレームの左右方向に回転
    可能に取付けられた第1・第2回転軸と、 (ハ) 第1回転軸に固着され第1被駆動部材に係
    合し第1ねじ棒を回転させる第1駆動部材
    と、 (ニ) 第2回転軸に固着され第2被駆動部材に係
    合し第2ねじ棒を回転させる第2駆動部材
    と、 から構成されていることを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載のランバーサポ
    ート装置。 3 前記第1・第2ねじ部の各ねじ部は、互いに
    逆方向となるように刻設されていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
    項に記載のランバーサポート装置。 4 前記第1・第2回転軸の一方がパイプ状に形
    成され、他方がパイプ状の回転軸に挿入され、
    両回転軸が同軸的に配設されていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第2項又は第3
    項に記載のランバーサポート装置。
JP11134182U 1982-07-21 1982-07-21 ランバ−サポ−ト装置 Granted JPS5915355U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11134182U JPS5915355U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 ランバ−サポ−ト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11134182U JPS5915355U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 ランバ−サポ−ト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5915355U JPS5915355U (ja) 1984-01-30
JPS627161Y2 true JPS627161Y2 (ja) 1987-02-19

Family

ID=30258565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11134182U Granted JPS5915355U (ja) 1982-07-21 1982-07-21 ランバ−サポ−ト装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0614618Y2 (ja) * 1990-06-27 1994-04-20 池田物産株式会社 車両用シート
DE102004035647B4 (de) * 2004-07-22 2008-03-20 Bock 1 Gmbh & Co. Kg Sitzmöbel, insbesondere Bürostuhl
JP5489565B2 (ja) * 2009-07-21 2014-05-14 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート

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Publication number Publication date
JPS5915355U (ja) 1984-01-30

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