JPS6324499Y2 - - Google Patents

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JPS6324499Y2
JPS6324499Y2 JP1983039073U JP3907383U JPS6324499Y2 JP S6324499 Y2 JPS6324499 Y2 JP S6324499Y2 JP 1983039073 U JP1983039073 U JP 1983039073U JP 3907383 U JP3907383 U JP 3907383U JP S6324499 Y2 JPS6324499 Y2 JP S6324499Y2
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JP
Japan
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keyboard
sliding surface
display device
angle
locking portion
Prior art date
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JP1983039073U
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JPS59147223U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はパーソナルコンピユータにおけるキ
ーボードやデイスプレイ装置の取付構造に関す
る。
〔従来の技術〕 この種のキーボードを操作するオペレータには
その体型等によつて操作位置つまりキーボードに
対する目の高さや手の位置等の操作姿勢に個人差
があるのが一般である。ところが従来のキーボー
ドは、このような個人差と無関係にパソコン本体
の操作面に一定の傾斜角度に固定されて装着され
るものであつた。
〔解決しようとする問題点〕
従つて、その操作にあたつてはオペレータ側で
その傾斜角度に合わせた操作姿勢をとらなければ
ならなかつた。そのため、オペレータによつては
操作姿勢に無理が生じ操作が困難であるととも
に、これを長時間にわたつて操作した場合には疲
労度が激しく極端な場合には長時間の操作作業に
よつてオペレータの身体に悪影響を及ぼすといつ
た問題点があつた。このような問題点はデイスプ
レイ装置においても同様であり、誤読や誤判が少
なくなかつた。
そこで、実開昭57−140444号公報に記載のもの
のように、ウオームギア手段を設けてデイスプレ
イ装置を本体側に対して回動可能とする構成のも
のが提案されている。
ところが、このような構成のものにあつては、
機構が大掛りかつ高精度になり、操作が面倒でし
かもコスト高等を招いている。
そこで、この考案は、従来の前記問題点に着目
してなされたもので、その目的とするところは、
簡易な構成によつて簡単に操作し、オペレータの
体型等に応じた最適な操作角度や視覚角度を任意
に選択設定できるようにした角度可変キーボード
デイスプレイ装置付きパーソナルコンピユータを
低コスト提供することにある。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図ないし第7
図に基づいて詳細に説明する。
第1図において符号1はパーソナルコンピユー
タで、これをパソコン本体2と、キーボード3
と、デイスプレイ装置4とに分割し、キーボード
3およびデイスプレイ装置4をパソコン本体2に
前後方向回動自在に取り付けることにより、キー
ボード3の操作角度およびデイスプレイ装置4の
視覚角度を自在に調整できるように構成したもの
である。キーボード3の角度調整装置30とデイ
スプレイ装置4の角度調整装置30Aとはその構
造が全く同一であるので、この実施例ではキーボ
ード3の角度調整装置30についてのみ説明す
る。
すなわちキーボード3における角度調整装置3
0は第2図ないし第7図に示すように、パソコン
本体2のキーボード取付部5に形成された側方方
向断面湾曲状の摺動面6と、キーボード3の底部
7に前記摺動面6上を滑動係合可能に形成された
側方方向断面湾曲状の被摺動面8と、前記摺動面
6と被摺動面8との間に介在して取り付けられた
位置決め調整装置9とからなり、パソコン本体2
にキーボード3を前記摺動面6と被摺動面8との
滑動係合を介して前後方向に調整自在に回動傾斜
可能に取り付けたものである。さらに詳細に説明
すれば、パソコン本体2のキーボード取付部5に
おいては第2図に示すように両側壁6Aおよび6
A間に所定の曲率半径を有する円筒内壁の一部を
なして側方方向断面湾曲状の摺動面6が形成され
ている。一方、これに対応するキーボード3にお
いては、第3図に示すようにその底部7は下方に
膨出し、前述のパソコン本体2側の場合と同一の
曲率半径を有する円筒外壁の一部をなして両側壁
8Aおよび8A間に側方方向断面湾曲状の被摺動
面8が形成されている。被摺動面8は前記摺動面
6上を前後方向に滑動係合するようになつてい
る。これにより、キーボード3はパソコン本体2
に前後方向に回動自在に取り付けられる。このよ
うなキーボード3の回動を所望の位置で固定して
位置決めを果す位置決め調整装置9がパソコン本
体2側の摺動面6とキーボード3側の被摺動面8
との間に介在して取り付けられている。すなわ
ち、調整装置9はパソコン本体2側の側壁6A,
6Aの一方に形成された収容室10内の上下一対
の第1、2係止部11,12と、これに対応して
キーボード3の側壁8Aに取り付けられた被係止
部13とからなる。第1係止部11はスプリング
プレートを折曲してなり、一端は収容室10の下
面から突出するボス14にビス15を介して取り
付けられ、他端は上向きに指向して被係止部13
と掛合可能になつている。しかして、この被係止
部13はキーボード3側の被摺動面8と略同一の
湾曲形状しており、上面側に歯部18を有し、下
面側に溝部16を有している。この溝部16に第
1係止部11が掛合するが、その弾性変形により
被ロツク状態では掛合位置が自在であるため、被
係止部13の曲率は被摺動面8の曲率に厳密に一
致させる必要がなく、多少粗くても確実に掛合で
きる。また、第2係止部12は押釦方式であつて
ブラケツト19を介して収容室10の上部に取り
付けられ、プツシユボタン20がパソコン本体2
の側縁部上面に突出している。ブラケツト19の
収容室10への取付および第2係止部12のブラ
ケツト19への取付はそれぞれスリツト21とフ
ランジ22との嵌め込みによつてなされる。そし
てこのような第2係止部12は筒体23内に収容
されたプツシユボタン20、コイルスプリング2
4および先端に歯部を設けたロツト25とからな
り、ロツト25は下方に向つて突出し、その先端
歯部が被係止部13の歯部18に噛合するように
なつている。これにより、キーボード3がその回
動により所望の傾斜角度に達したとき、キーボー
ド3側の被係止部13を第1、2係止部11,1
2によつて上下側から掛合し、挾み付けてロツク
状態とすることにより、キーボード3を最適な傾
斜状態で保持することができるように構成されて
いる。
次に作用について説明する。
キーボード3の角度調整に際し、第5図はキー
ボード3がパソコン本体2の操作面と同一の傾斜
角度αをなして取り付けられている標準状態を示
すが、この状態で、キーボード3の角度調整を行
うにあたり、プツシユボタン20を上方に引き上
げると、第2係止部12のロツト25も上方に引
き上げられてその先端が被係止部13の歯部18
から離脱し、その噛合が解除されるとともに、挾
み付けによるロツクも解除される。このロツクの
解除により、キーボード3はパソコン本体2に対
して前後方向に回動可能となる。しかしてオペレ
ータの体型に合つた最適なキーボード3の操作角
度を得るために、回動可能になつたキーボード3
をその前部あるいは後部を手で押すと、キーボー
ド3はその底部に形成した被摺動面8とパソコン
本体2に形成した摺動面6との滑動係合により、
第6図に示すように矢印R方向に回動するととも
に全体的に後方側に移動し、あるいは第7図に示
すように矢印L方向に回動するとともに全体的に
前方側に移動する。その結果、キーボード3の水
平方向に対する傾斜角度が変化し、その上限下限
は被係止部13の有効長さによつて決定される。
つまり、第6図に示すように被係止部13の上下
面に形成した歯部18および溝部16の前端が第
1、2係止部11,12に位置したときに最大の
傾斜角度βが得られ、これに対して第7図に示す
ように前記歯部18および溝部16の後端が第
1、2係止部11,12に位置したときに最小の
傾斜角度γが得られる。従つて、キーボード3
は、 γ≦傾斜角度≦β の範囲内であれば所望の傾斜角度を段階的に選択
し得る。
しかして、所望の傾斜角度位置でキーボード3
を固定保持するためにプツシユボタン20を押す
と、ロツト25が下方に向つて移動し、その先端
が被係止部13の歯部18に噛合するとともに下
側の第1係止部の掛合とにより、被係止部13は
挾み付けられて移動が阻止され、ロツク状態とな
る。このロツク状態により、キーボード3は最適
な角度調整装置に確実に保持される。
〔効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案によ
れば、パソコン本体と、キーボードと、デイスプ
レイ装置とに分割し、かつ各接合面に形成した滑
動係合可能な摺動面と被摺動面との間に設けた調
整装置を介してキーボードおよびデイスプレイ装
置をパソコン本体に前後方向回動自在に取り付け
た簡易な構成としたので、オペレータの体型等に
よるキーボードの操作面やデイスプレイ装置の表
示面に対する目の高さや手の位置、あるいは姿勢
等を簡単な操作によつてオペレータの個人差に応
じた最も適した操作角度や視覚角度に調整するこ
とができ、操作性や視覚性を向上させることがで
きる。また、この考案によれば、従来の一体型の
キーボードやデイスプレイ装置に比べて長時間操
作した場合においても疲労度が少なくて済み、か
つ長期にわたる使用においても従来のようなオペ
レータの身体に対する悪影響をなくすことができ
る。しかも、キーボードの操作面あるいはデイス
プレイ装置の表示面の文字や記号等を最も見やす
い角度位置に極めて容易に調整できるため、誤読
や誤判が少なくこれらの文字や記号の読取りが正
確でかつ容易に行え、前記操作性の向上と相俟つ
て従来に比べて操作効率も一段と向上させること
ができる効果が得られる。
さらに、この考案によれば、第1係止部及び第
2係止部がそれぞれ下方および上方側から被係止
部に弾性的に掛合、噛合しており、被係止部の曲
率粗度が多少粗くともその粗さを弾性的に吸収し
て確実な掛合動作を行うことができるため、高精
度の加工、組付が不要であり、その分コストダウ
ンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る角度可変キ
ーボードデイスプレイ付きパーソナルコンピユー
タを示す斜視図、第2図はパソコン本体のキーボ
ード取付部を示す斜視図、第3図はキーボードの
底部および位置決め調整装置を示す斜視図、第4
図は第2係止部を示す分解斜視図、第5図は第1
図の−線に沿つた断面を示す断面図、第6図
は傾斜角度を最大にしたときのキーボードを示す
作用説明図、そして第7図は傾斜角度を最小にし
たときのキーボードを示す作用説明図である。 2……パソコン本体、3……キーボード、4…
…デイスプレイ装置、5……キーボード取付部、
6……摺動面、8……被摺動面、9……位置決め
調整装置、11……第1係止部、12……第2係
止部、13……被係止部、16……溝部、18…
…歯部、30,30A……角度調整装置。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前記パソコン本体側から分割されたキーボード
    側やデイスプレイ装置側のうち少なくとも一方側
    のパソコン本体側との接合面に形成した側方方向
    断面湾曲状の摺動面と、 前記キーボード側やデイスプレイ装置側のパソ
    コン本体側との接合面のうち前記摺動面と対向す
    る接合面側にその摺動面上を滑動係合可能に形成
    された側方方向断面湾曲状の被摺動面と、 前記摺動面側に設けた弾性力を有する第1係止
    部及び第2係止部と、前記被摺動面側に設け第1
    係止部に係合する溝部及び第2係止部に噛合する
    歯部を有し被摺動面と略同一の湾曲形状をなす被
    係止部とを備えた位置決め調整装置と、 からなる角度調整装置をパソコン本体とキーボー
    ド間に、あるいはパソコン本体とデイスプレイ装
    置間に設けてキーボード、あるいはデイスプレイ
    装置を角度調整自在としたことを特徴とする角度
    可変キーボードデイスプレイ装置付きパーソナル
    コンピユータ。
JP3907383U 1983-03-18 1983-03-18 角度可変キ−ボ−ドデイスプレイ装置付きパ−ソナルコンピユ−タ Granted JPS59147223U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3907383U JPS59147223U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 角度可変キ−ボ−ドデイスプレイ装置付きパ−ソナルコンピユ−タ

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JP3907383U JPS59147223U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 角度可変キ−ボ−ドデイスプレイ装置付きパ−ソナルコンピユ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59147223U JPS59147223U (ja) 1984-10-02
JPS6324499Y2 true JPS6324499Y2 (ja) 1988-07-05

Family

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JP3907383U Granted JPS59147223U (ja) 1983-03-18 1983-03-18 角度可変キ−ボ−ドデイスプレイ装置付きパ−ソナルコンピユ−タ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4740066B2 (ja) 2006-08-23 2011-08-03 富士通株式会社 情報入力装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57140444U (ja) * 1981-02-28 1982-09-02

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JPS59147223U (ja) 1984-10-02

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