JPS6268928A - 機械据付用基礎の施工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、工場内に機械を据付ける時において、据付
位置に形成される機械据付用基礎の施工法に関するもの
である。

〔従来技術〕

従来この種の基礎施工法としては、次に述べるように型
枠の使用により、基礎部を形成する牙６図〜オ１０図に
示すものが一般に知られている。

即ちまずスラブ上筋１等のスラブ配筋終了後に１９機械
基礎鉄筋３の組立を行うと共に、アンカーボルト設定用
架台４を利用してアンカーボルト５の設定を行う。（１
６図参照） 次に機械基礎６を形成するための基礎用浮かし型枠７の
建込みを行うと共に、スラブ８と機械基礎Ｇ用のコンク
リート９の打設を行う。（オフ図参照） 次に打設コンクリート９の凝固後に型枠７を外すと共に
、架台４の撤去を行った後、機械基礎６の上部コンクリ
ート（約２５　ｍｍ　）を削り取って据付は面１０を形
成し、この据付は面１ｏの清掃を行う。（牙８図参照） このようにして機械据付用の基礎６が完成する。

そしてこの基礎６に機械１１を据付けるには、まず機械
取付レベルに合せてパッカー１２をモルタルにより据付
は面１０上に取付け、モルタルが凝固した後に機械１１
を搬入してパッカー１２上へ据付ける。（牙９図参照） 次に機械１１の取付げ後、機械１１の下部にグラウト用
型枠（図示せず）を設け、無収縮モルタル２をグラウト
し、凝固後グラウト用型枠を外すことで機械１１の据付
けが完了する。（１’１０図参照） 〔この発明が解決すべき問題点〕 しかし基礎成形用の型枠７を設ける必要があると共に、
この型枠７内にアンカーボルト設定用架台４を設ける必
要がある等の面倒な作業な必要としている。

また機械１１を据付けるに際して、基礎上部を削り据付
は面１０を形成する作業が必要であると共に、機械１１
の据付は位置レベルを調節するパッカー１２をモルタル
により据付は面１０へ設ける作業が必要である。

このように従来の機械据付用基礎の施工法では、基礎を
形成するまでに高精度が要求される作業が必要であり、
機械据付は用の作業が必要である等、機械据付けに至る
までに多大の時間を饗していた。

この発明は前述した事情に鑑みて創案されたもので、そ
の目的は据付は用基礎の形成が容易であると共に、機械
据付げに至るまでの時間を短縮することのできる基礎の
施工法を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明によればスラブ上にプレキャストコンクリート
版を設置し、このプレキャストコンクリート版を機械据
付は用基礎とすることにする。

そしてプレキャストコンクリート版を製作する時に、ア
ンカーボルト、機械受はレベル調節ボルト、エアー抜き
穴、バイブレータ用穴、スラブへの定着用配筋を埋設し
ておく。

この基礎用プレキャストコンクリート版は、スラブ配筋
が終了した時点で、スラブ上面の機械据付位置に設置し
、その後スラブコンクリートの打設を行うものである。

〔実　施　例〕

以下この発明を図示する実施例によって説明する。

据付げ用基礎１３は、スラブ１４の上面１４　ａに設置
したプレキャストコンクリート版１５で形成されている
。

このプレキャストコンクリート版１５は、アンカーボル
ト１６と、機械受はレベル調節ボルト１７と、エアー抜
き穴１８およびバイブレータ用穴１９と、スラブ１４へ
の定着用配筋加とを埋設して製作したものである。

このような構成からなる据付は用基礎１３の施工と、こ
の基礎１３への機械２１の据付げに際しては、まずスラ
ブ上筋ｎ等のスラブ配筋と、受は台ｎとを配設する。そ
してこの受は台乙上に、予め工場等でアンカーボルト１
６１機械受はレベル調節ボルト１７．エアー抜き穴１８
．パイプレーク用穴１９　、定着用配筋加を埋設製作し
たプレキャストコンクリート版１５を設置する。

次にスラブコンクリート２４を打設する。この時に、プ
レキャストコンクリート版１５の下部にもスラブコンク
リート別が良く回り込むように、プレキャストコンクリ
ート版１５のパイプレーク用穴１９からバイブレータ５
を挿入してしめ固めると共に、エアー抜き穴１８でその
効果を確認する０ その後、スラブコンクリート２４が凝固したら据付は用
基礎１３の施工が完了する。

次にレベル調節ボルト１７を調節して、機械２１の設置
レベルを調節した後、機械２】を搬入して据付ける。

その後、機械２】の下部にグラウト用型枠（図示せず）
を設けて無収縮モルタル２６をグラウトし、モルタル２
６の凝固後に、グラウト用型枠を外すことで機械２】の
据付けが完了する。

〔発明の効果〕

この発明は、以上のような構成からなり、次に述べる効
果を有する。

■　アンカーボルト、レベル調節ボルトが埋設されたプ
レキャストコンクリート版をスラブ上面に設置し−〔機
械据付用基礎としたことにより、基礎形成作業が容易に
行えると共に、機械の据付けも簡単に行える。

即ち従来のように型枠を用いてアンカーボルトを埋設し
ながら基礎を形成した後、上部を削って形成した据付は
面にバッカーを介して機械を据付けるという面倒な作業
な８賛とせず、プレキャストコンクリート版を設置する
だけで据付は面が形成さね、レベル調節ボルトが取付け
られている基礎となるので基礎の形成および機械の据付
けが簡単に行える。

そのため基礎の施工時間および機械の据付作業時間が大
幅に短縮できる。

■　プレキャストコンクリート版には、エアー抜き穴お
よびバイブレータ用穴が設けられている。そのためスラ
ブコンクリートの打設時に、プレキャストコンクリート
版の下部へスラブコンクリートが確実に回り込ませるこ
とができると共に、その効果を容易に確認できる。

【図面の簡単な説明】

オ・１図はこの発明の施工法により製作した機械据付用
基礎を示す断面図、］・２２図〜第５はこの発明の施］
二法による機械据付用基礎の製作工程図、〕・〕６図−
＝ｉ’１０は従来の機械据付用基礎の施工法による製作
工程図である。 Ｊ・・・・・・スラブ」−筋、２・・・・・・無収縮モ
ルタル、３・・・・・・機械基礎鉄筋、４・・・・・・
アンカーボルト設定用架台、５・・・・・・アンカーボ
ルト、６・・・・・・機械基礎、７・・・・・・基礎用
浮か１〜型枠、８・・・・・・スラブ、９・・・・・・
打設コンクリート、１０・・・・・・据付は面、１１・
・・・・・機械、１２・・・・・・バッカー、１３・・
・・・・据付は用基礎、１４・・・・・・スラ・ブ、１
４ａ・・・用上面、１５・・・・・・プレキャストコン
クリート版、１６・・・・・・アンカーボルト、１７・
・・・・・レベル調節ボルト、１８・・・・・・エアー
抜き穴、１９・・・・・・バイブレータ用穴、加・・・
・・・定着用配筋、２１・・・・・・機械、ｎ・・・・
・・スラブ上筋、昂・・・・・・受は台、２４・・・・
・・スラブコンクリート、２５・・・・・・バイブレー
タ、２Ｇ・・・・・・無収縮モルタル。 第２図 第３図 伍

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 スラブ配筋が終了したスラブ上面の機械据付位置に、 予めアンカーボルト、機械受けレベル調節ボルト、エア
   ー抜き穴、バイブレータ用穴、スラブへの定着用配筋を
   埋設して製作した機械据付用基礎のプレキャストコンク
   リート版を設置した後、 スラブコンクリートの打設を行うことを特徴とする機械
   据付用基礎の施工法。